研究者業績

彦坂 晶子

Shoko Hikosaka

基本情報

所属
千葉大学 大学院園芸学研究院先端園芸工学講座 准教授
学位
博士(農学)(2000年3月 千葉大学)

J-GLOBAL ID
202001014381632668
researchmap会員ID
B000382615

主要な委員歴

 4

論文

 79

MISC

 193
  • 高砂裕之, 権藤尚, 工藤善, 加藤正宏, 武政祐一, 後藤英司, 彦坂晶子, 田林紀子, 青木隆, 松村健, 安野理恵
    バイオテクノロジーシンポジウム予稿集 27th 73-74 2009年11月5日  
  • 高砂裕之, 工藤善, 権藤尚, 田林紀子, 青木隆, 彦坂晶子, 後藤英司
    日本生物環境工学会大会講演要旨 2009 76-77 2009年9月6日  
  • 高砂裕之, 権藤尚, 加藤正宏, 武政祐一, 工藤善, 田林紀子, 青木隆, 彦坂晶子
    日本生物環境工学会大会講演要旨 2009 290-291 2009年9月6日  
  • 工藤善, 高砂裕之, 青木隆, 彦坂晶子, 後藤英司
    日本生物環境工学会大会講演要旨 2009 78-79 2009年9月6日  
  • 高砂裕之, 権藤尚, 武政祐一, 彦坂晶子, 田林紀子
    Bio Industry 26(1) 58-65 2009年  
  • 高砂裕之, 権藤尚, 工藤善, 加藤正宏, 武政祐一, 高山晴夫, 後藤英司, 彦坂晶子, 田林紀子, 青木隆, 松村健, 安野理恵
    バイオテクノロジーシンポジウム予稿集 26th 83-84 2008年11月6日  
  • 西村英朗, 彦坂晶子, 後藤英司, 高砂裕之, 工藤善
    日本生物環境工学会大会講演要旨 2008 126-127 2008年9月7日  
  • 工藤善, 高砂裕之, 後藤英司, 彦坂晶子, 青木隆
    日本生物環境工学会大会講演要旨 2008 150-151 2008年9月7日  
  • 彦坂 晶子, 西村 英朗, 後藤 英司
    日本農業気象学会大会講演要旨 8 28-28 2008年3月20日  
  • 大野覚, 彦坂晶子, 後藤英司, 高砂裕之, 工藤善
    日本生物環境工学会大会講演要旨 2008 22-23 2008年  
  • 高砂裕之, 権藤尚, 工藤善, 加藤正宏, 武政祐一, 相馬一郎, 高山晴夫, 後藤英司, 彦坂晶子, 田林紀子, 青木隆, 松村健, 安野理恵
    バイオテクノロジーシンポジウム予稿集 25th 99-100 2007年11月6日  
  • BOONKORKAEW P, 彦坂 晶子, 杉山 信男
    園芸学研究. 別冊, 園芸学会大会研究発表要旨 6(2) 167-167 2007年9月29日  
  • 西村英朗, 彦坂晶子, 後藤英司
    日本生物環境工学会大会講演要旨 2007 134-135 2007年6月25日  
  • 彦坂晶子, 鈴木克俊, 大野覚, 後藤英司, 松村健, 安野理恵, 田林紀子, 青木隆
    日本生物環境工学会大会講演要旨 2007 152-153 2007年6月25日  
  • 劉賽男, 彦坂晶子, 後藤英司, 青木隆
    日本生物環境工学会大会講演要旨 2007 136-137 2007年6月25日  
  • 横井真悟, 石神靖弘, 彦坂晶子, 後藤英司
    農業環境工学関連学会合同大会講演要旨集(CD-ROM) 2007 G33 2007年  
  • 彦坂晶子, BOONKORKAEW Patchareeya, 杉山信男
    園芸学会雑誌 別冊 75(2) 226-226 2006年9月23日  
  • 彦坂 晶子, BOONKORKAEW Patchareeya, 杉山 信男
    園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 75(2) 226-226 2006年9月23日  
  • 西村英朗, 常川悠子, 彦坂晶子, 後藤英司
    農業環境工学関連学会合同大会講演要旨集(CD-ROM) 2006 KOGISHITSU(2),14NICHI,DAI1SESSHON,4 2006年  
  • 杉山 信男, SANTOSA Edi, 李 温裕, 彦坂 晶子, 中田 美紀
    熱帯農業 50(4) 215-218 2006年  
  • 彦坂晶子, 川口康平, 山口幸孝, 杉山信男
    園芸学会雑誌 別冊 74(2) 387-387 2005年10月1日  
  • 彦坂 晶子, 川口 康平, 山口 幸孝, 杉山 信男
    園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 74(2) 387-387 2005年10月1日  
  • 彦坂晶子, 神田一, 川口康平, 杉山信男
    園芸学会雑誌 別冊 74(1) 318 2005年4月3日  
  • 彦坂 晶子, 神田 一, 川口 康平, 杉山 信男
    園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 74(1) 318-318 2005年3月20日  
  • Santosa Edi, 杉山 信男, 彦坂 晶子, 高野 哲夫, 久保田 尚浩
    熱帯農業 = Japanese journal of tropical agriculture 49(1) 21-29 2005年3月1日  
    プランテーションにおける間作は農民の所得を向上させ, プランテーション会社と農民との間の軋轢を減少させる.しかし, 西ジャワ州のプランテーションで実施されている間作の実状と問題点についての詳細なデータはない.そこで, 西ジャワ州のプランテーションで行われている間作の特徴を明らかにする目的で, カカオ, ゴム, 2つのチークプランテーションでプランテーションのマネージャーと農民へのインタビューを実施した.その結果, プランテーション会社は植林後3ないし4年間, 農民が樹間で作物を栽培することを許可しており, この期間が過ぎると農民は新たな場所に移って間作を行っていることが明らかになった.農民は現金収入を得るために, プランテーションの間作で収益性の高い商品作物を栽培していた.また, 間作によって所得の57∿72%を得ていることが明らかになった.間作において商品作物を長年, 持続的に生産し続けるためには, 耐陰性の強い商品作物を見出すこと, また樹冠下でのこれらの作物栽培が樹木の成長を妨げないか, どうかを調べる必要があると思われた.
  • SANTOSA Edi, 杉山 信男, 彦坂 晶子, 高野 哲夫, 久保田 尚浩
    熱帯農業 49(1) 21-29 2005年  
    プランテーションにおける間作は農民の所得を向上させ, プランテーション会社と農民との間の軋轢を減少させる.しかし, 西ジャワ州のプランテーションで実施されている間作の実状と問題点についての詳細なデータはない.そこで, 西ジャワ州のプランテーションで行われている間作の特徴を明らかにする目的で, カカオ, ゴム, 2つのチークプランテーションでプランテーションのマネージャーと農民へのインタビューを実施した.その結果, プランテーション会社は植林後3ないし4年間, 農民が樹間で作物を栽培することを許可しており, この期間が過ぎると農民は新たな場所に移って間作を行っていることが明らかになった.農民は現金収入を得るために, プランテーションの間作で収益性の高い商品作物を栽培していた.また, 間作によって所得の57~72%を得ていることが明らかになった.間作において商品作物を長年, 持続的に生産し続けるためには, 耐陰性の強い商品作物を見出すこと, また樹冠下でのこれらの作物栽培が樹木の成長を妨げないか, どうかを調べる必要があると思われた.
  • Santosa Edi, 杉山 信男, 彦坂 晶子, 中田 美紀, BINTORO H. M. H
    熱帯農業 = Japanese journal of tropical agriculture 48(4) 240-245 2004年12月1日  
    ジャワムカゴコンニャクとゾウコンニャクの栽培において,球茎が深い位置に形成された場合には収穫に多くの労力が必要になる.そこで,植付け深度が子イモの位置,形,生体重に及ぼす影響について検討した.両種とも2002年9月に種イモを異なる深さ(10cm,20cm,30cm)に植付け,2003年7月に収穫した.土壌表面から球茎上部までを植付け深度とした.植付け深度は両種の球茎生体重に有意な影響を及ぼさなかった.子イモは種イモを30cmの深さに植えた場合でも深さ,約10cmの所に形成された.球茎の形状は種イモを10cmの深さに植えた場合は球状またはやや扁平な球状であったが,30cmの深さに植えた場合は両種とも一部は縦方向に伸長し,残りは中央部がくびれて洋ナシ状になった.20cmの深さに植付けた場合,ジャワムカゴコンニャクは縦方向に伸びるか,洋ナシ状になるが,ゾウコンニャクは洋ナシ状になることはなかった.これらの結果は,球茎の形に及ぼす植付け深度の影響はゾウコンニャクよりもジャワムカゴコンニャクで顕著に現れることを示唆している.
  • 彦坂晶子, 杉山信男, 越智靖文
    園芸学会雑誌 別冊 73(2) 354 2004年9月25日  
  • 彦坂 晶子, 杉山 信男, 越智 靖文
    園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 73(2) 354-354 2004年9月25日  
  • 彦坂晶子, 杉山信男
    園芸学会雑誌 別冊 73(1) 254-254 2004年4月3日  
  • 彦坂 晶子, 杉山 信男
    園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 73(1) 254-254 2004年4月3日  
  • Santosa Edi, 杉山 信男, 彦坂 晶子, 高野 哲夫
    熱帯農業 = Japanese journal of tropical agriculture 48(1) 25-34 2004年3月1日  
    インドネシア政府はジャワに自生しているイロガワリコンニャクを食品工業用の原料として利用することを計画しているが,その遺伝的変異については未だ十分調べられていない.本研究の目的は西ジャワの6つの地域から採集したイロガワリコンニャク63系統について形態的な特徴を明らかにすることである.花柄の長さは13.5〜75cmで,肉穂花序の付属体(肉穂花序のうち雄花部と雌花部以外の部分)の長さと直径はそれぞれ5.5〜42.5cmと0.7〜3.2cmであった.雄花部は長さ2.5〜8cmであり,系統によっては花粉嚢に囲まれた部分が雄花部の他の部分とは異なる色を呈するものがあった.仏炎苞の長さは8〜24cmで,通常は緑色であった.花序の10の形態的特徴を基にした主成分分析の結果,変異の69%は上位4成分によって説明できることが明らかとなった.第2,第3成分を基に散布図を描くと,63の系統はAからGまでの7グループに分類することができた.一方,クラスター分析により,63系統は4つのクラスターに分類できた.クラスターIはグループB,C,及びグループAの2系統から構成され,クラスターIIIはグループDとEで構成された.クラスターIIはグループFに対応し,グループAとGに属する系統がクラスターIVを構成した.花序の形態的特徴に基づくイロガワリコンニャクの分類結果は系統の地理的分布とは関係がないようであった.異なるクラスターに属する幾つかの系統が同一地域に共存することはイロガワリコンニャクの遺伝的変異が大きいことを示唆している.
  • SANTOSA Edi, 杉山 信男, 彦坂 晶子, 高野 哲夫
    熱帯農業 48(1) 25-34 2004年  
    インドネシア政府はジャワに自生しているイロガワリコンニャクを食品工業用の原料として利用することを計画しているが, その遺伝的変異については未だ十分調べられていない.本研究の目的は西ジャワの6つの地域から採集したイロガワリコンニャク63系統について形態的な特徴を明らかにすることである.<BR>花柄の長さは13.5~75cmで, 肉穂花序の付属体 (肉穂花序のうち雄花部と雌花部以外の部分) の長さと直径はそれぞれ5.5~42.5cmと0.7~3.2cmであった.雄花部は長さ2.5~8cmであり, 系統によっては花粉嚢に囲まれた部分が雄花部の他の部分とは異なる色を呈するものがあった.仏炎苞の長さは8~24cmで, 通常は緑色であった.花序の10の形態的特徴を基にした主成分分析の結果, 変異の69%は上位4成分によって説明できることが明らかとなった。第2, 第3成分を基に散布図を描くと, 63の系統はAからGまでの7グループに分類することができた。一方, クラスター分析により, 63系統は4つのクラスターに分類できた。クラスターIはグループB, C, 及びグループAの2系統から構成され, クラスターIIIはグループDとEで構成された。クラスターIIはグループFに対応し, グループAとGに属する系統がクラスターIVを構成した。花序の形態的特徴に基づくイロガワリコンニャクの分類結果は系統の地理的分布とは関係がないようであった。異なるクラスターに属する幾つかの系統が同一地域に共存することはイロガワリコンニャクの遺伝的変異が大きいことを示唆している。
  • SANTOSA Edi, 杉山 信男, 彦坂 晶子, 中田 美紀, BINTORO H.M.H
    熱帯農業 48(4) 240-245 2004年  
    ジャワムカゴコンニャクとゾウコンニャクの栽培において, 球茎が深い位置に形成された場合には収穫に多くの労力が必要になる.そこで, 植付け深度が子イモの位置, 形, 生体重に及ぼす影響について検討した.両種とも2002年9月に種イモを異なる深さ (10cm, 20cm, 30cm) に植付け, 2003年7月に収穫した.土壌表面から球茎上部までを植付け深度とした.植付け深度は両種の球茎生体重に有意な影響を及ぼさなかった.子イモは種イモを30cmの深さに植えた場合でも深さ, 約10cmの所に形成された.球茎の形状は種イモを10cmの深さに植えた場合は球状またはやや扁平な球状であったが, 30cmの深さに植えた場合は両種とも一部は縦方向に伸長し, 残りは中央部がくびれて洋ナシ状になった.20cmの深さに植付けた場合, ジャワムカゴコンニャクは縦方向に伸びるか, 洋ナシ状になるが, ゾウコンニャクは洋ナシ状になることはなかった.これらの結果は, 球茎の形に及ぼす植付け深度の影響はゾウコンニャクよりもジャワムカゴコンニャクで顕著に現れることを示唆している.
  • Santosa Edi, 杉山 信男, 彦坂 晶子, 河鰭 実之
    熱帯農業 = Japanese journal of tropical agriculture 47(3) 190-197 2003年9月1日  
    東ジャワ州の用材林で栽培されているジャワムカゴコンニャクの栽培方法,並びに農家経済に対する寄与についての情報を得るため,2002年の7月に農民と用材林管理者にインタビューを実施した.1度ムカゴを植え付けると,その後は分散したムカゴが自然に生えてくる.収穫はムカゴ植え付け後3年目から始まり,球茎は植物体が休眠に入ってから収穫される.球茎の大きさは齢によって異なり,1年目の球茎では平均220g,3年以上の球茎では3700gであった.球茎の大きさは葉柄の直径,植物体の栄養生長の程度,ムカゴの数から予測可能であった.太い葉柄を特つ植物体の側に棒を立てて置くことによって大きな球茎だけを収穫することができる.ジャワムカゴコンニャクの栽培は農家経済の改善に寄与しており,ジャワムカゴコンニャクによる所得は農家所得の40〜90%を占めていた.ジャワムカゴコンニャクは除草と収穫を除き,栽培に特別な管理を必要とせず,またジャワムカゴコンニャクの栽培は不法伐採や森林火災を防止する.
  • 彦坂 晶子, 杉山 信男
    園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 72(1) 214-214 2003年4月4日  
  • SANTOSA Edi, 杉山 信男, 彦坂 晶子, 河鰭 実之
    熱帯農業 47(3) 190-197 2003年  
    束ジャワ州の用材林で栽培されているジャワムカゴコンニャクの栽培方法, 並びに農家経済に対する寄与についての情報を得るため, 2002年の7月に農民と用材林管理者にインタビューを実施した.1度ムカゴを植え付けると, その後は分散したムカゴが自然に生えてくる.収穫はムカゴ植え付け後3年目から始まり, 球茎は植物体が休眠に入ってから収穫される.球茎の大きさは齢によって異なり, 1年目の球茎では平均220g, 3年以上の球茎では3700gであった.球茎の大きさは葉柄の直径, 植物体の栄養生長の程度, ムカゴの数から予測可能であった.太い葉柄を持つ植物体の側に棒を立てて置くことによって人きな球茎だけを収穫することができる.ジャワムカゴコンニャクの栽培は農家経済の改善に寄与しており, ジャワムカゴコンニャクによる所得は農家所得の40~90%を占めていた.ジャワムカゴコンニャクは除草と収穫を除き, 栽培に特別な管理を必要とせず, またジャワムカゴコンニャクの栽培は不法伐採や森林火災を防止する.
  • 彦坂晶子, 杉山信男
    園芸学会雑誌 別冊 71(2) 321-321 2002年10月13日  
  • 彦坂 晶子, 杉山 信男
    園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 71(2) 321-321 2002年10月13日  
  • Santosa Edi, 杉山 信男, Lontoh Adolf Pieter, SUTORO, 彦坂 晶子, 河鰭 実之
    熱帯農業 = Japanese journal of tropical agriculture 46(2) 94-99 2002年6月1日  
    ゾウコンニャクは低照度に対して耐性があるため, ホームガーデンの最下層で栽培される.しかし, ゾウコンニャクの栽培, 利用に関する研究は少ない.そこで, 西ジャワ, 中部ジャワ, 東ジャワおよびジョグジャカルタ州でホームガーデンを調査し, 農民へのインタビューを実施した.ゾウコンニャクを栽培するホームガーデンの数は西ジャワよりも中部ジャワで多かった.球茎を主食, 葉を野菜として利用するほか, 飼料としても利用されていた.コメの生産量が不足する場合にのみ, 収穫を行う農民も見られた.現在, 食用作物としてゾウコンニャクは重要な役割を果たしていないが, プランテーションの林床下での栽培が可能なことから, 将来, 工業用の原料を供給する作物として有望と思われる.
  • SANTOSA Edi, 杉山 信男, LONTOH Adolf Pieter, SUTORO, 彦坂 晶子, 河鰭 実之
    熱帯農業 46(2) 94-99 2002年  
    ゾウコンニャクは低照度に対して耐性があるため, ホームガーデンの最下層で栽培される.しかし, ゾウコンニャクの栽培, 利用に関する研究は少ない.そこで, 西ジャワ, 中部ジャワ, 東ジャワおよびジョグジャカルタ州でホームガーデンを調査し, 農民へのインタビューを実施した.ゾウコンニャクを栽培するホームガーデンの数は西ジャワよりも中部ジャワで多かった.球茎を主食, 葉を野菜として利用するほか, 飼料としても利用されていた.コメの生産量が不足する場合にのみ, 収穫を行う農民も見られた.現在, 食用作物としてゾウコンニャクは重要な役割を果たしていないが, プランテーションの林床下での栽培が可能なことから, 将来, 工業用の原料を供給する作物として有望と思われる.
  • SANTOSA Edi, 杉山 信男, CHOZIN Muhamad Achmad, LONTOH Adolef Pieter, SUDIATSO Sugeng, 河鰭 実之, 彦坂 晶子, SUTORO, HIDAYAT Ahmad
    熱帯農業 46(4) 265-271 2002年  
    ジャワ島の異なる地域からゾウコンニャクを採集し, 形態的変異と栄養成分の系統間変異を明らかにしようとした.9つの形態的特性に基づく主成分分析の結果, 変異の74%は上位4主成分によって説明できることが明らかになった.第1主成分と第2主成分によって32の系統は5つのグループ (A~E) に分類された.これら系統の生育地を比較したところ, グループA, B, Eは低地から採集された系統で, グループCは水利条件の悪い土地から採集された系統であった.グループDについては生育地との関連は明確ではなかった.クラスター分析によって32の系統は3つのクラスターに分類された.クラスター1にはグループB, D, EとグループCの2系統が含まれた.一方, クラスターIIはグループA, クラスターIIIはグループCの残り7系統と一致した.デンプン含量は生体重1gあたり36~114mg, スクロース含量は0~2.3mgであった.炭水化物濃度と形態的特徴に基づく分類との間にはっきりした関連を見いだせなかった.

書籍等出版物

 7

共同研究・競争的資金等の研究課題

 12

産業財産権

 8