研究者業績

向井 宏樹

ムカイ ヒロキ  (Hiroki Mukai)

基本情報

所属
千葉大学 医学部附属病院 助教
学位
医学博士(2016年3月 千葉大学)

研究者番号
70748748
J-GLOBAL ID
202201005925815007
researchmap会員ID
R000032803

論文

 40
  • Sakie Namba, Hajime Yokota, Hiroki Mukai, Jun Hashiba, Naoki Kogayo, Tatsushi Nakao, Atsuhiko Sugiyama, Etsuko Ogaya, Yuya Aotsuka, Satoshi Kuwabara, Takashi Uno
    Radiology case reports 19(5) 1718-1721 2024年5月  
    We report the case of a woman in her 40s who presented with sensory disturbances in all 4 limbs and left facial palsy. MRI revealed asymmetric enlargement of the dorsal root ganglia, which was enhanced by gadolinium-a chest CT scan identified enlarged supraclavicular, mediastinal, and hilar lymph nodes. A biopsy of a hilar lymph node showed noncaseating epithelioid granulomas, confirming a sarcoidosis diagnosis. Prednisolone treatment led to symptomatic improvements. In sarcoidosis of the peripheral nervous system, there might be observable enlargement of the dorsal root ganglion alongside enhanced gadolinium contrast. Obtaining a biopsy from the dorsal root ganglion poses challenges, and radiologists should be mindful of this specific imaging characteristic.
  • Yuki Muroga, Atsuhiko Sugiyama, Hiroki Mukai, Jun Hashiba, Hajime Yokota, Katsuya Satoh, Tetsuyuki Kitamoto, Jiaqi Wang, Shoichi Ito, Satoshi Kuwabara
    Prion 17(1) 105-110 2023年12月  
    The most common genetic Creutzfeldt-Jakob disease (gCJD) in Japan is caused by a point mutation in which isoleucine replaces valine at codon 180 of the prion protein (PrP) gene (V180I gCJD). Evidence suggests that cerebral cortex swelling, which appears as abnormal hyperintensities on diffusion-weighted imaging (DWI), is a characteristic magnetic resonance imaging (MRI) finding of V180I gCJD. However, no study has directly compared the MRI findings between V180I gCJD and sporadic CJD (sCJD). The current study, therefore, aims to clarify the imaging features of V180I gCJD, which would lead to prompt genetic counselling and analysis of the PrP gene, particularly focusing on cerebral cortex swelling. We included 35 patients with sCJD (n = 23) or V180I gCJD (n = 12). Cerebral cortex swelling on T2-weighted imaging (T2WI) or fluid-attenuated inversion recovery (FLAIR) wherein abnormal cortical hyperintensities were observed on DWI, and the distribution of grey matter hyperintensities on DWI were visually evaluated. V180I gCJD patients had significantly more cerebral cortex swelling (100% vs. 13.0%, p < 0.001), an overall correct classification of 91.4%, and parahippocampal gyrus hyperintensities on DWI (100% vs. 39.1%, q = 0.019) than sCJD patients. Cerebral cortical hyperintensities on DWI with swelling on T2WI or FLAIR are characteristic imaging findings of V180I gCJD and are useful for differentiating it from sCJD.
  • 羽柴 淳, 服部 真也, 向井 宏樹, 横田 元
    日本小児放射線学会雑誌 39(Suppl.) 44-44 2023年5月  
  • 前島 拓馬, 堀越 琢郎, 向井 宏樹, 那須 克宏, 中島 裕史, 松坂 恵介, 池田 純一郎, 宇野 隆
    臨床放射線 68(3) 309-311 2023年3月  

MISC

 88
  • 平野成樹, 向井宏樹, 飯森隆志, 仲野義和, 櫻井透, 石川萠乃, 清水啓介, 横田元, 堀越琢郎, 宇野隆, 桑原聡
    核医学(Web) 56(Supplement) 2019年  
  • 横田 元, 向井 宏樹
    画像診断 38(13) 1323-1332 2018年10月  
    <文献概要>末梢神経に対するMRIをルーチンで行っている施設は少ないかもしれないが,末梢神経疾患は決して稀ではなく,時に要望があるのではと思う.診断に最適な末梢神経画像を得るにはいくつかの工夫が必要であり,本稿では放射線科医として知っておくべき知識を概説する.
  • 仲野 義和, 平野 成樹, 小島 一歩, 李 洪亮, 石川 愛, 櫻井 透, たい 虹, 向井 宏樹, 堀越 琢郎, 宇野 隆, 桑原 聡
    パーキンソン病・運動障害疾患コングレスプログラム・抄録集 12回 92-92 2018年7月  
  • 槇野 陽介, 小島 正歳, 堀越 琢郎, 向井 宏樹, 吉田 真衣子, 矢島 大介, 猪口 剛, 木村 あゆみ, 千葉 文子, 鳥光 優, 星岡 佑美, 山口 るつ子, 橋本 茉莉, 宇野 隆, 岩瀬 博太郎
    日本法医学雑誌 71(2) 122-122 2017年12月  
  • 寺川 寛朗, 向井 宏樹
    千葉医学雑誌 93(6) 261-261 2017年12月  
  • 横田 元, 向井 宏樹
    レジデントノート 19(5) 780-785 2017年6月  
    <Point>・MRIは磁力を常に伴っており、磁性体の持ち込みは絶対に避ける・MRIは特に中枢神経系の救急疾患の診断に有効である・MRIの撮像法はさまざまなピットフォールを伴いうる(著者抄録)
  • 槇野 陽介, 本村 あゆみ, 小島 正歳, 吉田 真衣子, 堀越 琢郎, 向井 宏樹, 星岡 佑美, 千葉 文子, 鳥光 優, 岩瀬 博太郎
    日本法医学雑誌 71(1) 72-72 2017年5月  
  • 窪田 吉紘, 雜賀 厚至, 土屋 智史, 西山 晃, 東出 高至, 杉浦 寿彦, 向井 宏樹, 滝嶋 葉月, 堀越 琢郎, 宇野 隆
    IVR: Interventional Radiology 32(Suppl.) 323-323 2017年4月  
  • 横田 元, 向井 宏樹
    臨床放射線 61(11) 1333-1338 2016年11月  
  • 横田 元, 向井 宏樹
    臨床放射線 61(11) 1339-1344 2016年11月  
  • 向井 宏樹, 横田 元, 雑賀 厚至, 藤本 肇
    胆と膵 37(特別号) 937-939 2016年11月  
  • 堀越 琢郎, 向井 宏樹, 滝嶋 葉月, 石原 武, 宇野 隆
    胆と膵 37(特別号) 945-947 2016年11月  
  • 槇野 陽介, 小島 正歳, 堀越 琢郎, 向井 宏樹, 服部 真也, 矢島 大介, 猪口 剛, 本村 あゆみ, 千葉 文子, 鳥光 優, 星岡 佑美, 山口 るつ子, 橋本 茉莉, 宇野 隆, 岩瀬 博太郎
    日本医学放射線学会秋季臨床大会抄録集 52回 S516-S516 2016年8月  
  • 石毛 章代, 堀越 琢郎, 向井 宏樹, 滝嶋 葉月, 雑賀 厚至, 西山 晃, 平野 成樹, 桑原 聡, 宇野 隆
    臨床放射線 61(5) 687-692 2016年5月  
    123I-FP-CIT SPECTにおける視覚評価とSBR/AIの相関について検討した。ダットスキャンを撮影した47例(男性22名、女性25名、21〜86歳)を対象とした。線条体への集積を集積形態に基づいて評価し、正常群、カンマ型の集積低下群、ドット型の集積低下群、線条体全体の集積が高度に低下している群の4群に分けた。視覚評価の正常群とその他集積低下のある各群との間には、SBRに有意差を認めた。視覚評価における正常群とその他集積低下群との間で、ROC based positive testを施行し、両者の間でのSBRのカットオフ値は、4.1程度が適当で、感度と特異度はともに83%前後であった。左右差なし群19例とあり群28例のAIには有意差を認めた。但しAIが10%以上であった24例のうち視覚的に左右差なしと判断された例は1例であったが、AIが10%未満の23例のうち、視覚評価で左右差ありと判断された例は5例存在し、陰性的中率は78%と比較的低かった。
  • 大平健司, 向井宏樹, 横田元, 宇野隆, 石綿司, 巽浩一郎, 田邊信宏, 小林英一
    日本神経放射線学会プログラム・抄録集 45th 2016年  
  • 武田 朋子, 堀越 琢郎, 向井 宏樹, 滝嶋 葉月, 宇野 隆
    核医学 52(3) 275-275 2015年9月  
  • 堀越 琢郎, 本折 健, 向井 宏樹, 齋藤 武, 吉田 英生, 鈴木 理樹, 太田 聡, 宇野 隆
    臨床放射線 60(8) 1019-1023 2015年8月  
    症例は1歳女児で、不機嫌、腹部膨満にて救急外来を受診し、便秘と診断された。排便はあったが腹部の膨満は強くなったことから、再度、救急外来を受診し、右腹部の腫瘤を触れた。腹部エコーでは右側腹部に径5〜6cmの単房性嚢胞性病変を認め、内部に沈殿物を認めた。造影CTでは右上腹部に径72×52mmの単房性嚢胞性病変を認め、腹壁病変であることを疑った。内部には造影されない軽度高濃度がみられ、出血の存在を疑った。穿刺液にてAMYが異常高値を示していたことから、異所性膵組織を伴った臍腸管嚢胞を疑い手術を施行した。病理組織像では嚢胞内容に凝血とフィブリン様物質を認めた。臍直下の嚢胞の内膜面は腸粘膜もしくは胃型粘膜に被覆され、粘膜下や肉眼的に充実成分を認めた部位には膵組織を認め、出血した臍腸管嚢胞と診断した。索状物には血管神経、脂肪組織、線維組織が存在した。
  • 藤城 健, 当間 雄之, 栃木 透, 成島 一夫, 大平 学, 河野 世章, 宮内 英聡, 松原 久裕, 向井 宏樹, 東出 高至, 橋田 知明, 松村 洋輔, 幸部 吉郎, 織田 成人
    Japanese Journal of Acute Care Surgery 5(1) 68-71 2015年7月  
    症例1:60歳代女。内科入院中に心窩部痛と貧血を認め、CTで後腹膜血腫を指摘され当科紹介となった。造影CTでは腹腔動脈起始部の狭窄、膵頭十二指腸アーケードに仮性動脈瘤を認め、正中弓状靱帯圧迫症候群(MALS)による後腹膜出血と診断した。上腸間膜動脈造影で後下膵十二指腸動脈の紡錘形拡張を認め、出血点と判断しコイル塞栓術を施行した。術後経過は良好で、術後8ヵ月時点で再出血はない。症例2:50歳代男。腹痛にて前医に救急搬送され、出血性ショックとなり輸血で改善なく当院転院となった。造影CTで腹腔動脈起始部の狭窄、膵頭動脈の拡張・蛇行を認め、MALSによる後腹膜出血を疑った。上腸間膜動脈造影で膵頭十二指腸動脈の拡張を認めたが、出血点は特定困難であり塞栓術は断念した。再出血の懸念もあるため入院経過観察を勧めたが、本人希望により第3病日に自主退院し、以後の経過は不明である。
  • 石毛 章代, 堀越 琢郎, 向井 宏樹, 本折 健, 内田 佳孝, 平野 成樹, 桑原 聡, 宇野 隆
    Japanese Journal of Diagnostic Imaging 33(1) 103-103 2015年2月  
  • 向井 宏樹, 雑賀 厚至, 藤本 肇, 江口 正信
    Japanese Journal of Radiology 33(Suppl.) 20-20 2015年2月  
  • 堀越 琢郎, 本折 健, 向井 宏樹, 東出 高至, 大塚 将之, 宮崎 勝, 岸本 充, 宇野 隆
    臨床放射線 59(6) 790-794 2014年6月  
    症例は57歳女性で、近医にて多発肝嚢胞の経過観察中であったが、嚢胞内に壁在結節が出現したため、精査加療目的で当院紹介となった。ダイナミックCTでは多発肝嚢胞を認め、肝右葉には単純CTでやや高濃度の嚢胞性病変が存在した。MRIの脂肪抑制T2強調像で肝右葉の嚢胞性病変は、内部に網目状の構造をもつ多房性嚢胞性病変として観察された。また、T2強調像で軽度高信号、拡散強調像で高信号を示す壁在結節が存在し、脂肪抑制T1強調像で壁在結節表面に高信号が存在し、比較的新しい血腫の存在が示唆された。以上より、出血を伴った肝嚢胞性腫瘍を疑い、右三区域切除術を行い、病理組織学的に海綿状血管腫破裂による出血性肝嚢胞と診断された。
  • 窪田 吉紘, 本折 健, 入江 亮介, 向井 宏樹, 太田 丞二, 桝田 喜正, 落合 秀匡, 齋藤 武, 吉田 英生, 宇野 隆
    日本小児放射線学会雑誌 30(Suppl.) 64-64 2014年6月  
  • 米津 禎宏, 伊藤 彰一, 杉山 淳比古, 向井 宏樹, 横田 元, 桑原 聡
    臨床神経学 53(12) 1564-1564 2013年12月  
  • 藤城 健, 当間 雄之, 栃木 透, 成島 一夫, 大平 学, 河野 世章, 宮内 英聡, 松原 久裕, 向井 宏樹, 東出 高至, 橋田 知明, 松村 洋輔, 幸部 吉郎, 織田 成人
    日本Acute Care Surgery学会学術集会プログラム・抄録 5回 137-137 2013年11月  
  • 向井 宏樹, 本折 健, 井上 幸平, 風間 俊基, 横田 元, 吉野 一郎, 中谷 行雄, 宇野 隆
    臨床放射線 58(8) 1112-1116 2013年8月  
    症例1(53歳女性)。13年前に子宮筋腫手術、12年前に甲状腺癌手術の既往があった。今回、交通外傷にて搬送され、CT上で前縦膈の嚢胞性病変が指摘されたほか、嚢胞性胸腺腫やMALTリンパ腫が疑われ手術の施行となった。その結果、6.2×5.3×2.0cm大の摘出標本の病理組織学的所見からリンパ濾胞過形成を伴う多房性胸腺嚢胞と診断された。症例2(61歳女性)。陳旧性心筋梗塞をはじめ異型狭心症、高脂血症で加療中であった。今回、スクリーニングのCTにて前縦隔に約2.3cm大の結節を認め、内部には複数の嚢胞が認められた。また、MRIを行なったところ、嚢胞はT1強調像で低信号、T2強調像で高信号であり、胸腺腫が疑われた。以後、手術を行なったところ、2.7×2.3×1.0cm大の摘出標本の病理組織学的所見から本症例はリンパ濾胞過形成を伴う多房性胸腺嚢胞と診断された。以上、リンパ濾胞過形成を伴う多房性胸腺嚢胞はMALTリンパ腫など前縦隔の嚢胞性病変との鑑別が困難なため病理学的な確定診断が必要であり、臨床像とも照らし合わせて腫瘍性病変以外の鑑別も考慮する必要があると考えられた。
  • 雑賀 厚至, 向井 宏樹, 藤本 肇, 丸山 哲郎, 木村 正幸, 福長 徹, 小杉 信晴, 江口 正信
    Japanese Journal of Radiology 31(Suppl.I) 21-21 2013年2月  
  • 横田 元, 向井 宏樹, 松本 浩史, 本折 健, 澁谷 和幹, 三澤 園子, 伊藤 彰一, 桑原 聡, 宇野 隆
    日本医学放射線学会学術集会抄録集 72回 S306-S306 2013年2月  
  • 堀越 琢郎, 本折 健, 井上 幸平, 東出 高至, 中玉利 葉月, 横田 元, 向井 宏樹, 内山 勝弘, 吉野 一郎, 宇野 隆
    日本医学放射線学会学術集会抄録集 72回 S362-S362 2013年2月  
  • 向井 宏樹, 本折 健, 横田 元, 武田 朋子, 宇野 隆, 小島 正歳, 佐藤 広崇, 桝田 喜正, 岩立 康男, 佐伯 直勝
    日本医学放射線学会学術集会抄録集 72回 S370-S370 2013年2月  
  • 羽生 政子, 趙 麻未, 京極 朋子, 高村 彰夫, 岩田 真喜子, 村林 督夫, 向井 宏樹, 藤本 肇, 田代 弦
    日本小児科学会雑誌 116(4) 759-759 2012年4月  
  • 雑賀 厚至, 向井 宏樹, 横田 元, 藤本 肇, 中束 和彦, 星野 敢, 木村 正幸, 江口 正信
    Japanese Journal of Radiology 30(Suppl.I) 21-21 2012年2月  
  • 早野 大輔, 大川 滋美, 服部 美千代, 釣田 美奈子, 雑賀 厚至, 向井 宏樹, 藤本 肇
    日本救急医学会関東地方会雑誌 32 110-111 2011年12月  
  • 早野 大輔, 大川 滋美, 服部 美千代, 武藤 頼彦, 雑賀 厚至, 向井 宏樹, 藤本 肇
    日本救急医学会関東地方会雑誌 32 126-127 2011年12月  
  • 横田 元, 向井 宏樹, 下総 良太, 本折 健, 井上 幸平, 藤本 肇
    日本医学放射線学会秋季臨床大会抄録集 47回 S493-S494 2011年9月  
  • 藤本 肇, 向井 宏樹, 雑賀 厚至
    日本医学放射線学会秋季臨床大会抄録集 47回 S536-S536 2011年9月  
  • 向井 宏樹, 藤本 肇, 横田 元, 雑賀 厚至
    胆と膵 31(9) 806-807 2010年9月  
  • 向井 宏樹, 下総 良太, 船橋 伸禎, 本折 健, 上原 雅恵, 東出 高至, 小室 一成, 伊東 久夫, 梁川 範幸
    日本医学放射線学会学術集会抄録集 69回 S341-S342 2010年2月  
  • 向井 宏樹, 杉本 克己, 唐木 洋一, 鈴木 弘文, 林 伸一, 山森 秀夫
    日本内視鏡外科学会雑誌 12(7) 389-389 2007年11月