研究者業績

藤川 大祐

フジカワ ダイスケ  (Daisuke Fujikawa)

基本情報

所属
千葉大学 教育学部 教授
学位
教育学修士(1991年3月 東京大学)

研究者番号
50288429
J-GLOBAL ID
200901073152860485
researchmap会員ID
1000212734

外部リンク

千葉大学教育学部教授(教育方法学・授業実践開発)。
メディアリテラシー、ディベート、環境、数学、アーティストとの連携授業、企業との連携授業等、さまざまな分野の新しい授業づくりに取り組む。学級経営やいじめに関しても研究。

論文

 129
  • 小野憲史, 見舘好隆, 渡邉文枝, 藤川大祐
    デジタルゲーム学研究 17(1) 13-22 2024年4月30日  査読有り
  • 藤川大祐
    授業実践開発研究 17 1-10 2024年3月  
    いじめ問題における加害者の被害者への謝罪について、関連する議論を整理し、学校における謝罪指導への示唆を得ることを目指した。いじめ事案において、加害者が謝罪したにもかかわらず、状況が改善せず、いじめが継続したり、被害者が登校できなくなったりすることがある。先行研究では、加害者の反省が不十分である、謝罪をもっていじめ問題が終わったことにされる、形式的にのみ謝罪がなされて被害者が絶望や屈辱感を与えられることがある、加害者の意に反して謝罪がなされることがあるといった問題が指摘されている。謝罪に関する諸研究から、謝罪は被害者との双方向的な交渉の上で被害者の心理的ニーズを満たすためになされるべきものであり、謝罪が回避されることや受容されないこともありえ、特に日本においては謝罪がなされたら受け入れなければならないと考えられがちであるといったことが確認された。これらを踏まえれば、学校においては、謝罪の複雑性・困難性の認識に立ち、教師が謝罪の戦略性を担うとともに加害者の非戦略的な態度が求められ、謝罪が受け入れられない場合にも被害者に新たな苦痛が与えられることのないよう留意することが必要であることが示された。
  • 藤川大祐
    千葉大学教育学部研究紀要 72 83-90 2024年3月  
    本稿では,生成AIが初等中等教育実践においてどのように活用されているかを明らかにするために,インターネット・ページ,新聞記事,書籍,論文から,これまで初等中等教育実践における生成AIの活用に関する情報を網羅的に概観した。2023年10月までの情報を検索し内容を確認したところ,35件の情報が抽出され,2023年4月から7月中旬までの期間に多くの情報が出されていた一方で,それ以降は出された情報が限定的であったことが認められた。初等中等教育実践における生成AIの活用の方法としては,授業に関しては,主に小学校で「壁打ち相手」あるいは「たたき台」を出すものとして扱われることが多く,中学校以上では生徒を個別に支援するものとして扱われることが多いことが確認された。校務に関しては,計画や資料の作成,問題・課題の作成や評価,教材等の作成,仕事の相談相手といった目的での活用が提案されていた。
  • 藤川 大祐, 牧野, 太輝, 渡邉, 文枝, 見舘 好隆, 小野 憲史, 小牧 瞳
    千葉大学人文公共学府研究プロジェクト報告書 386 1-10 2024年2月  筆頭著者
    オタク傾向のある者がオタク力を発揮しやすい教室デザインのあり方について検討を行った。「オタクになる過程」に関する言説から、典型的な「オタクになる過程」は、出会い、没入、生き方への反映の3段階として捉えられることが考えられた。そして、学校において教室や授業が、まずはオタクであることが肯定的に受容されるサンクチュアリ(聖域)である必要があることが確認された。その事例として、中学校の総合的な学習の時間における「アイドルゼミ」の事例を報告した。生徒たちは心理的安全性の中で活動することができており、教室がオタクにとってのサンクチュアリとなっていた。そして、文化変容の観点から、オタク文化が教室の支配的な文化と融合することの可能性について検討した。異なる文化に属する者同士が、互いの文化を活かして非公式に協力し、チームワークを発揮するようになることにより、両文化が融合する可能性があることが確認された。
  • 藤川大祐
    被害者学研究 32 73-81 2023年3月  招待有り

MISC

 338

書籍等出版物

 118

講演・口頭発表等

 84
  • 岡野健人, 藤川大祐
    日本教育工学会 2024年秋季全国大会 2024年9月7日
  • 藤川大祐
    日本教育方法学会第59回大会 2023年10月14日
    学校や教育委員会等のいじめ対応をある種のゲームとして捉え、不適切な対応がいかにして生じるかを検討した。重大事態としての対応に課題が読み取れる事例においては、ゲームIとゲームIIという二つの逆方向のゲームが同時にプレイされている「複ゲーム状況」が生じているものと考えられる。ゲームIIを支える信念を抱いている教員等が一定の権威をもった状態で相当数存在し、他の教員等に対してコミュニケーションを通して影響力を及ぼしていると想像される。
  • 藤川 大祐, 渡邉 文枝, 見舘 好隆, 小野 憲史, 小牧 瞳
    日本教育工学会2023年秋季全国大会 2023年9月17日
    「オタク力」を伸長させる小中学校の授業デザインを検討するために,論文や 書籍,インターネット記事から,「オタクになる過程」を調べた.この結果,典型的な「オタク になる過程」は,出会い,没入,生き方への反映の 3 段階と考えられることが明らかとなった. これを授業デザインに反映すれば,「サンクチュ
  • 阿部 学, 岡野 健人, 根岸 千悠, 藤川 大祐
    日本教育工学会2023年秋季全国大会 2023年9月16日
    学級経営に関する学びが困難なものとなっている現状をふまえ,AI活用による 教師のための学級経営支援ツールを構想・試作した.生成 AI の活用を想定し,学級経営の手 法に関する自作データから回答をするツール(試作版)を作成した.その試用から,自作デー タの量やプロンプトによる調整の重要性などについて示唆を得た.

担当経験のある科目(授業)

 59

Works(作品等)

 15

共同研究・競争的資金等の研究課題

 11

社会貢献活動

 11

メディア報道

 223
  • 茨城新聞 2024年11月10日 新聞・雑誌
    千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は「不慣れな教育委員会では、第三者委員会の委員選定からしてつまずく」と指摘。委員に学校関係者が含まれて問題がこじれるなど「終了まで年単位の時間がかかることもある」と明かす。 対応が遅れれば、被害を訴えた児童の救済はさらに遅れる。「小さな自治体は広域で常設の第三者委を組織するのも手だ」。藤川教授は力説する。
  • 教育新聞 2024年10月31日 新聞・雑誌
    藤川大祐氏(千葉大学教授・教育学部長)の話 不登校の児童生徒数が過去最多となった背景には、不登校へのマイナスのイメージが薄れ、「無理をして学校に行く必要はない」という認識が社会全体に広がった影響が大きい。加えてコロナ禍では休校措置や感染回避による欠席が相次ぎ、学校以外の学習も保障するようになった。「不登校は問題行動ではない」とする国の姿勢が周知されたところへ、コロナ禍が後押しをしたと見ている。 不登校の要因を分析する上では、調査方法が「学校が把握した事実」に変更されたことは重要だ。今回の調査結果と、3月に発表された子どもの発達科学研究所などによる『不登校の要因分析に関する調査研究報告書』を比べて分かることは多い。例えば研究所の調査で、不登校と絡めて体調不良を訴える児童生徒は約7割いたが、今回の調査では「生活リズムの不調」「不安・抑うつ」は約2割だった。つまり学校側が起立性調節障害を見過ごしている恐れがある。調査項目の文言は研究所による調査内容と統一した方がいい。そうすれば不登校の要因や背景をさらに把握できる。 不登校への対策としては、文科省の『COCOLOプラン』により多様な支援の取り組みが進められる一方で、施設不足の問題が深刻化している。不登校の増加傾向に歯止めをかけなければ、多くの施設でキャパシティーオーバーの状態に陥ってしまう。国は「魅力的な学校づくり」を支援の柱に掲げているが、それには不登校の背景を具体的に分析し、一つ一つ改善していくことが欠かせない。いじめや理不尽な校則といった問題はもちろん、授業時間数等のカリキュラム・オーバーロードの弊害は大きい。教員は余裕がない中で子どもに向き合わざるを得ず、結果として早期対応が困難になり、学校への不信につながっている。トラブルを解決でき、多様な子どもが生きやすい場所であるよう学校を変えていく必要がある。(談)
  • 教育新聞 2024年10月31日 新聞・雑誌
    藤川大祐氏(千葉大学教授・教育学部長)の話 認知件数の増加は織り込み済みで想定内だと思うが、重大事態の激増が問題だ。重大事態にさせない努力が全くできていないのではないか。不登校にも言えることだが、初期対応がうまくいかず、子どもや保護者に不信感を抱かせてしまい、重大事態化させている。 現在行われている重大事態の調査は8割ぐらいが学校によるもので、第三者機関の実施した調査ではない。加えて、いじめを調査できる専門家の数も限られている。そのため調査はしてくれたが不十分、調査不足のため再調査を依頼したが受けてくれないといった保護者の声が多数上がっている。 今回の問題行動調査を見ると、いじめとして認知していなかった37.5%のうち、17.0%が「いじめに該当し得るトラブル等の情報があった」としている。つまり、法律上の定義ではなく、自分たちの感覚でいじめかそうでないかを決めてしまっている。「そんな(法律の定義のような)ことを言っていたら、何でもいじめに該当してしまう」と言う教員はいまだにいる。北海道旭川市の事件で顕著だが、いじめに関しては被害者に非があると思いがちだ。地域差もあるが、いじめをトラブルと捉え、被害者に非があると考え、相談があってもいじめと見なさない組織風土が根強く残っている。 こうした組織風土を変えていくのは大変だ。設置者、教育委員会が相当反省し、頑張らないと変わらない。例えば、大阪府寝屋川市では、市長部局がいじめ対応に関与するようになった。また茨城県取手市でも15年のいじめ自殺をきっかけにやり方を変えた。旭川市はどうなるのかも注視している。 いじめの態様について、実はネットいじめの方が対策しやすいと思っている。証拠が残りやすいからだ。被害に遭ったら必ずスクショを撮り、動かぬ証拠を突き付けて言い逃れさせないことが重要なのに、学校でそう教えていない。 私の造語だが、現在問題になっているのは「ダブルバインド型のいじめ」だと考えている。名指しするのではなく紛らわしいことを書いたり、匂わせたりするような曖昧ないじめだ。被害者は被害を訴えにくい上に、訴えても言い逃れされるという二重の苦しみを受ける。これも非常によくないことで、絶対にいけないと学校で教えなければならない。(談)
  • NHK 2024年10月25日 テレビ・ラジオ番組
    いじめ問題に詳しい千葉大学の藤川大祐教授は、「仮に再調査を行わないのであれば、調査が十分行われたことについて、丁寧に説明するべきだ。市長が説明責任を果たさなければ、被害者側は自治体に強い不信感を抱き、苦痛を増大させてしまう。今からでも対話や説明の場を設けるべきだ」と指摘しています。
  • 読売新聞 2024年10月6日 新聞・雑誌
    いじめ問題に詳しい千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は「自治体任せでは積極的な公表は望めない」とみており、再発防止と被害者保護を両立させるために〈1〉被害者が卒業してから数年後〈2〉対策に関する部分――といった最低限の公表基準を国が一律に定める必要性を訴えている。
  • 中日新聞 2024年7月14日 新聞・雑誌
    脅しのようなこういった方法は、児童にトラウマを生じさせる可能性がある。発達障害など、本人の努力ではどうしようもない条件の児童にとっては追い詰められるだけになり、救われない。できていないことは、課題を確認した上で児童に寄り添い、改善策を考えることが求められる。
  • 西日本新聞 2024年6月21日 新聞・雑誌
    千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は「場合によっては、教育制度の根幹を揺るがすことにつながりかねない。ただ従来の学校側の対応に対する不信感がもたらしたとも言え、致し方ない部分がある。優秀な人材を配置しなければ機能しづらく、全国の自治体が導入するには課題が多い」と述べた。
  • 読売新聞 2024年6月5日 新聞・雑誌
    千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)の話「学校も市教委も教室に入れなくなったり、欠席が続くようになったりした時点か、遅くとも転校をした時点で自ら重大事態として対応すべきだった。被害者に放置されたと感じさせたことは二次被害だ。法の趣旨を無視した対応といえる」
  • 読売新聞 2024年5月30日 新聞・雑誌
    千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は「互いの意思疎通がうまくいかなかったことが尾を引いている印象だ。初期の時点で、調査委はきめ細かな対応をする必要があった」と指摘。
  • 四国新聞 2024年4月11日 新聞・雑誌
  • 朝日新聞 2024年4月7日 新聞・雑誌
    藤川大祐・千葉大教授(教育方法学)の話 いじめが警察の捜査対象になると、特に加害者側は立件されるのを恐れ、実態解明のために設けられた第三者委員会などに対して証言しにくくなる可能性がある。第三者委員会などが行う調査は関係者の任意の協力を前提としているが、警察の捜査が入ったために協力を拒まれたという事例も聞いている。そうすると、深刻なケースなのに、結果的にいじめ防止対策推進法の目的である全容解明や再発防止につながらない恐れがある。 一方で、近年はスマートフォンやSNSの普及で誹謗(ひぼう)中傷や性的な画像・動画が短時間で拡散する恐れがあり、警察による迅速な対処が必要な事例が増えている。 数十年前の学校では暴行、器物破損、窃盗など犯罪行為が頻発し、いちいち警察沙汰にしていられないという事情もあり、学校の問題は校内で対処するという雰囲気ができあがった。そうした意識は今も根強く残っているが、警察と学校の一層の連携が必要な時代に入ったといえるだろう。 対応の遅れで事態が深刻化するのを防ぐためにも、各校の生徒指導主事や警察署の生活安全課員ら実務者同士の情報交換の機会を増やしたり、教育委員会に警察からの職員を配置したりするなど、日頃から垣根を低くしておくことが必要だ。 ただ、いじめ対策は「警察にお任せ」ではいけない。実際には犯罪に当たらないいじめが圧倒的に多いからだ。スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーなど専門職の力も借りて、いじめ自体が生まれないような学校作りをすることが最も重要だ。行政は、学校がもっと余裕を持っていじめ対策に当たれるよう、教職員の仕事を減らしたり人員を増やしたりするような政策に取り組んでほしい。
  • 日本教育新聞 2024年2月19日 新聞・雑誌
  • 北海道新聞 2024年2月9日 新聞・雑誌
    千葉大教育学部の藤川大祐教授(教育方法学)は「市教委や学校では、現場の経験に基づく内部のルールで対応する姿勢が根強い。法に基づいて対処し、リーダーシップを発揮できる人間を市教委と学校の両方に置く必要がある」と指摘している。
  • 読売新聞 2024年1月27日 新聞・雑誌
    教育方法学が専門の藤川大祐・千葉大教授は「部活指導などは教育実習と違い、子どもの役に立つことが最優先だ。教員志望の学生は主体的に教える力を身に付けられ、教員志望でない学生にとっても、専門分野を伝える方法を考える機会になる」と話している。
  • 共同通信 2024年1月21日 新聞・雑誌
    いじめ問題に詳しい千葉大の藤川大祐(ふじかわ・だいすけ)教授(教育学)は、いじめ防止対策推進法で、被害が疑われる時、学校には速やかな事実確認が求められているとして「全く法律にのっとっていない」と対応を批判した。 特に、屋上に行こうとした行為は「自死を考えるほど苦痛が大きかったということであり、(同法が自治体首長への報告を義務付けた)重大事態と認めて調査するべきだった」と指摘した。(略) 藤川教授は、生徒らが相談しやすい環境づくりが重要と訴える。「悩みを過小評価せず、知りたいという態度が必要だ。学校の組織風土を変えないといけない」と強調した。
  • 西日本新聞 2023年12月25日 新聞・雑誌
    千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は「説明は文書でできるはずだ。生徒本人に面会できないことを理由に調査を遅らせてはならない」と話した。
  • 中日新聞 2023年12月23日 新聞・雑誌
    いじめ問題に詳しい千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は「いじめかどうかや、誰が良い悪いとは関係なく、子どもにとって苦痛だと考えられる事案には、ただちに組織的に共有するよう徹底する必要がある。多面的な捉え方がされ、必要な対応がとられる可能性が高くなる」と話している。
  • NHK 2023年12月23日 テレビ・ラジオ番組
    いじめの問題に詳しい千葉大学教育学部の藤川大祐教授は、「いじめ防止対策推進法に従えば学校はいじめを把握したらきちんと事実確認をして、被害者への支援と加害者への指導を組織的に行わなければいけないのに、ほぼ行われていなかったと考えられる。被害を過小評価していたことがうかがわれるが、今回のケースでは小学校から中学校までいじめが続き、苦痛がずっと蓄積されていた。その過程で学校が効果的な対策をまったくしなかったことは大きな問題だ」としています。 その上で、「解決を期待して被害を訴えた子どもにとって、期待が裏切られたときの絶望感は非常に大きく、こうした“二次被害”がいじめ被害を深刻化させる。軽微ないじめに見えても複数の教職員の目で多角的に被害を受け止め、対応する必要がある」と指摘します。 また、いじめをした側への聞き取りなど調査のあり方については「事実認定のためにはいじめをしたとされる子どもからもしっかり話を聞く必要があるが、強制しても本当のことを話してもらえる保証はない。子どもたちが自発的に話したくなるよう、学校がいじめを把握した最初の段階から関係を築き、率直に話を聞ける状況を作っておくことが重要だ」としています。 そして、「いじめを訴えた子どもが頼っていた学校に裏切られ、亡くなったという非常に重い問題であり、人ごとと考えず、それぞれの学校が当事者意識を持って今日からでも改善に取り組んでほしい」と話していました。
  • 北海道新聞 2023年12月21日 新聞・雑誌
    ■学校もっと真剣に 千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)の話 いじめの事実があると思われる際、学校が事実確認を行い、児童生徒に必要な支援を講じることは基本的な対処方法だ。学校として当たり前の対応ができなかったため、いじめに苦しむ生徒の訴えをほごにし、自殺が起きてしまったとみられる。いじめが起きた際、当然の対処が行われない例は少なくない。子どもの苦しみを教員らがキャッチし、組織内で情報共有して解決を図るといった態勢をとれるよう、各学校はいじめ問題にもっと真剣に取り組む必要がある。
  • 読売新聞 2023年12月19日 新聞・雑誌
    藤川大祐・千葉大教育学部長が司会を務め、現職の教諭や元教諭らの質問に3人が答えた。 藤川理事長は、小中学校での生成AIの活用法について調査した結果、小学校では物語のたたき台、中学校以上では生徒の個別支援で使われることが、それぞれ多かったと紹介した。
  • 熊本日日新聞 2023年11月23日 新聞・雑誌
    運動部内でいじめが起きた熊本市の私立高の対応について、千葉大教育学部の藤川大祐教授(教育方法学)に聞いた。(後藤幸樹) -いじめを受けた生徒の欠席日数は40日程度に上っていますが、学校は重大事態と認定していません。 「いじめ防止対策推進法で要件とする『相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている』ことは明らかだ。国の指針が目安として定義する30日に達した時点で学校は重大事態と認識し、保護者と連絡を取り合って対応を検討すべきだった。法令に従っていないと言わざるを得ず、あり得ない対応だ」 -学校は顧問弁護士の助言に従い、重大事態に認定しないまま第三者委員会での調査を準備しています。 「学校が自分たちの都合の良いように解釈して判断したとすれば大きな誤り。法律にのっとっていない第三者委員会で、被害生徒や保護者が納得する調査ができるのか、不透明だ」 「被害生徒や保護者が求めるのであれば、重大事態に認定すべきだ。いじめで苦しみ、学校の対応にも不信感を募らせる『二重の苦しみ』を与えることは決して許されない」
  • 静岡新聞 2023年11月17日 新聞・雑誌
    子どもに関するSNS投稿の際、親が踏まえるべきことは。メディアリテラシーなど新しい分野の授業作りに取り組む千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)に聞いた。 -どんなリスクを認識しておくべきか。 「生成AIの発達もあり写真が加工されて悪用されるリスクは高まっている。悪くすれば性的な交流サイトや児童ポルノなどに転用されかねない。極めて低いとはいえ、複数の個人情報が集まれば、誘拐といった犯罪に巻き込まれる可能性もある」 ―投稿時の注意は。 「個人情報は単体では意味をなさないが、組み合わさることで一気に悪用のリスクは高まる。名前と顔、学校、自宅、自宅の外観や間取り、生活スタイル。そうした情報を一致させてしまうような投稿は意識して避けるべきだ」 ―SNSにはさまざまな種類がある。 「それぞれ特性があり、X(旧ツイッター)やインスタグラムなど、複数アカウントを作ることが可能なサービスは、悪意ある第三者が入り込みやすく、より警戒が必要だ。どういう目的で子どもの情報を発信するのかを明確にし、それに応じて公開範囲や内容を精査するのも大事になる」 -親の基本姿勢は。 「子どもの権利は子どものものという原則を忘れないこと。子どもが幼いうちはある程度親が代行して行使できるが、自分のものだと勘違いすれば、親子関係に亀裂が生じかねない。大事なのは親の想像力。子どもが大きくなってからやめてほしかったと言う可能性も含め、将来にまで責任を持つ意識が必要だ」 ―中傷などのトラブルはどうすれば避けられるか。 「匿名なら受け流されるようなことも、顔出し実名では嫉妬を買ったり、トラブルを招いたりしやすい。また、社会にはかつてない分断があり、子育ての苦労に関する投稿でも、欲しくても子どもができない人や望んでも結婚できない人にとってどうか、と考える冷静さが必要だ」
  • 西日本新聞 2023年11月16日 新聞・雑誌
    千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は「いじめの被害児童やその家族は強いストレスを受けた状況にある。首長個人が不必要に介入することは避けるべきだし、加害者側との私的関係を脈絡なく伝えるのはおかしい」と指摘する。
  • 毎日新聞 2023年11月11日 新聞・雑誌
    いじめ問題に詳しい千葉大の藤川大祐(だいすけ)教授(教育方法学)は「重大事態の調査では、被害者側の『何があったか』という切実な思いを理解し、調査事項などを説明した上で被害者側にアンケートや聞き取りをする必要がある」と指摘。「公平性、中立性確保の点から委員名を被害者側に伝えるのは当然で、事態解決や再発防止のために指針に沿った適切な調査が必要だ」と話した。
  • 西日本新聞 2023年11月10日 新聞・雑誌
    いじめ調査に詳しい千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)の話 いじめが被害児童に与えた影響の考察は、再発防止策を考える上で重要だ。どのような事項を調査するのか、被害者側の意向を聞くべきだったし、調査に当たった委員が本当に第三者なのかを示すためにも指名を明かす必要がある。
  • 読売新聞 2023年10月5日 新聞・雑誌
    千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は「委員の人選では、第三者の採用を徹底すべきだ。再調査が減らなければ、自治体の部署など、教育委員会から独立した組織が最初から調査できる仕組みを作る必要がある」と指摘している。
  • TBS THE TIME, 2023年10月5日 テレビ・ラジオ番組
  • 中日新聞 2023年10月1日 新聞・雑誌
    千葉大学教育学部の藤川大祐教授(教育方法学)は、罰する権限のない人による「私的制裁」の面があると指摘する。「法治国家にあって私的制裁は許されない」としつつ、「公的な制裁が十分ではないと考えている人が多いと、私的制裁は起きやすい。学校や教委のいじめ対応への不信感が背景にあるのでは」と推察する。
  • 産経新聞 2023年9月27日 新聞・雑誌
    千葉大教育学部教授の藤川大祐(教育方法学)は「感情のぶつけ合いには意味がない」と語り、こう続けた。/「主張のどこが一致し、どこが異なるのか。確認しながら合意形成を図らなければいけない。どんな考えをも尊重して伝え合う。民主的な社会をつくるためには、不可欠となるスキルだ」
  • 読売新聞 2023年9月21日 新聞・雑誌
    第三者委員の経験が豊富な千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は「学校現場では長く、いじめに対処する際に慣習や教員の経験を法律や制度に優先させてきたため、対応に格差が生じていた」とし、「他自治体の先進的な事例を積極的に取り入れていく姿勢が求められる」と指摘する。
  • 西日本新聞 2023年9月21日 新聞・雑誌
    いじめ調査に詳しい千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)の話 私立学校に対する教育行政は公立に比べて手薄だ。それでも、生徒の自死を把握しておきながら、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」への対応が遅れたという事例は聞いたことがない。丁寧に学校側に確認していれば、いじめ被害を訴える遺書の存在を福岡県も当初から知ることができた可能性がある。県の意識は低かったと言わざるをえない。
  • 西日本新聞 2023年9月14日 新聞・雑誌
    複数の重大事態で第三者委員を務めた千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は「遺書が残されており、遺族から調査の申し立てもある今回のケースは誰がどう見ても重大事態だ。女子生徒もいじめが全くなかったのならば遺書には書かないだろう。学校の対応は十分ではないし、いじめ防止対策推進法に反している」と指摘する。
  • 朝日新聞 2023年8月31日 新聞・雑誌
    昨年度まで千葉大教育学部付属中の校長も務めた、同大教授の藤川大祐さんは「終わらない子はまず先生に相談を」と話します。そして先生に対しては「子どもたちの声を聞き入れてほしい」と言います。
  • NHK 愛媛 NEWS WEB 2023年8月30日 テレビ・ラジオ番組
    いじめ問題に詳しい千葉大学教育学部の藤川大祐教授は、「法律に照らして明らかに重大事態に該当する事実で、なぜ認定しなかったのか理解に苦しむ。先月、別のケースでもいじめ対応の問題が発覚したが教育委員会や学校の組織風土として問題があるのではないか。当時の対応に誤りがあったと被害者に謝罪したうえで、今からでも調査すべきだ」と話しています。
  • Yahoo!ニュース オリジナル Voice Voic 2023年8月29日 インターネットメディア
    ――ほしのディスコさんのように、先天性の病気がきっかけでいじめを受けた人はどのようにすればいいのでしょうか。いじめ問題に詳しい、千葉大学教育学部教授の藤川大祐先生に聞きました。 藤川先生: ほしのディスコさんの場合はご病気のことでいじめの被害にあわれたので、本来は学校側が気付いて、どのような配慮が必要かを判断すべきですよね。特に年齢が低いと、周りの子どもが興味を持ってしまい、理解不足からいじめてしまう。そういう病気があるんだということを理解できれば問題ないこともあるんですよね。いじめの被害にあったらできるだけ早く信頼できる大人に相談してほしいとは思いますが、本来は学校側が事前に対応すべきことだと思います。 ――偏見の目から心を守るためにはどのようにすれば良いでしょうか? 藤川先生: 同じ病気を抱えている人との交流が大事だと思います。子どもだと特に将来の見通しがたたず不安や孤独な気持ちに悩むと思いますが、少し年上の方たちに病気をどういう風に受け止めてどのように暮らしているのかというのを伝えてもらえると見通しがたって安心できると思います。 ――新学期、学校に行きたくないという時はどのようにすれば良いでしょうか。 藤川先生: 学校に行きたくない気持ちがある時は、少しだけ登校してみるなど、学校と相談して通い方をサポートしてもらうのが良いと思います。今回のケースは、いじめの原因が病気で、理由がはっきりしているので、学校にもノウハウがあるはずです。そして周囲の理解を深めるための行動をとってくれるはずなので、まず学校と相談するのが重要だと思います。
  • Yahoo!ニュース オリジナル Voice 2023年8月28日 インターネットメディア
    ――みりちゃむさんのように、いじめや友達からの無視をされた人はどのようにすればいいのでしょうか。いじめ問題に詳しい、千葉大学教育学部教授の藤川大祐先生に聞きました。 藤川大祐先生: みりちゃむさんの場合、学校での人間関係のケースなので、最終的には先生に相談が届くことが重要です。まずは気持ちを落ちつけてから、保護者でもいいですし、保護者の方と本心で語り合うのが難しい場合は友達と一緒にでもいいので、学校の先生に話してみてほしいです。いずれにせよ、問題が軽いうちに早く信頼できる大人に相談することで、学校も解決を図りやすくなるはずです。 ――いじめがつらいという自分の状況を上手く人に伝えるためには、どのような準備が必要でしょうか? 藤川大祐先生: 可能であれば「いつどこで、誰に何をされたのか」をメモしておくといいですね。普段の状況の中で嫌なことがあったら、忘れたいという気持ちも強くなると思いますが、できるだけ記録しておいた方が、相談を受けた側も対処しやすくなります。 ――新学期、学校に行きたくない、気が重いという方もいると思います。 藤川大祐先生: 本当に行きたくないなら、もちろん行かなくてもいいと思います。しかし「行けない」というのは「行きたくない」とは違いますよね。 嫌なこともあるけど、友達といることや、秋の行事、部活動など、自分にとって楽しみな要素も一部あるかもしれません。なのに、全てを捨てなきゃいけないのはつらいですよね。少しでも行きたい気持ちがあるのであれば、全部を諦める必要はないんです。 少しだけ行ってみよう、と考えるのはどうでしょうか。0か1かで考えて、完璧主義にならなくても大丈夫です。みりちゃむさんのように午後から登校してもいいですし、1時間だけ行ってみるのもいいですね。先生は8月のお盆明けくらいから出勤しているので、心配があれば早めに学校の先生に連絡して、どのように登校していきたいかを相談してみてはいかがでしょう。
  • 読売新聞 2023年8月27日 新聞・雑誌
    メディアリテラシーに詳しい千葉大教授の藤川大祐さんは「今は精巧な偽画像が作れるので、見ただけでは判断できない。誰がアップしたかを調べて総合的に判断することが大切だ」と助言する。外国人がアップしたらしい日本の画像には慎重になるべきだったのだろう。 さらに藤川さんは、「弘前公園 桜 橋」で検索しても、空間の中に橋が写る画像はなかったため、「本当にこんな風景があるのだろうか?」と感じたという。偽画像だと気づく手がかりはあったようだ。
  • テレビユー福島 2023年8月16日 テレビ・ラジオ番組
    いじめ問題に詳しい、千葉大学の藤川大祐教授は、けがの程度が重いことや、保護者の意向などを踏まえれば、重大事態にあたると指摘しています。 藤川大祐教授 千葉大学・藤川大祐教授「ある程度重い被害があって、保護者もそのように考えているのであれば重大事態として対応すべきということになるはずです」
  • 日本経済新聞 2023年8月12日 新聞・雑誌
    いじめ問題に詳しい千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は学校以外が相談を受ける動きについて「素早く対応することには効果がある」と強調。 新たな仕組みを機能させるため「学校や教委と異なる立場の人を起用して第三者性を確保する必要がある。教育現場に詳しい児童福祉分野の人材が加わることも重要だ」と話している。
  • NHK 2023年7月26日 テレビ・ラジオ番組
    いじめの「重大事態」に関して第三者委員会の委員の経験があり、いじめ問題に詳しい千葉大学教育学部長の藤川大祐教授は、いじめの訴えを学校が調査しなかったことについて、「いじめ防止対策推進法ではいじめの可能性がある場合にはまず事実の有無の確認を学校に求めている。確認もせず学校が判断したのは法の趣旨に反しており、対応は不適切というほかない。被害児童は一方的に『いじめの事実はなかった』と決めつけられ、大変な苦しみを与えられた可能性が高い」と指摘しました。 また、公園での暴力をめぐる対応については、「加害者の話の内容だけで、すぐに謝罪を急いだ印象だ。拙速に謝罪の場を設けると被害者側は『もう済んだことにされた』と思い、苦しむ事例が多い。本来は被害者にも話を聞き事実を確認することが基本の手順として必要だった」と指摘します。 そのうえで、「頼れるはずの大人たちが信用できず助けてくれないとなると児童にとって絶望しかなく、いじめ自体の被害に加え、学校などの対応によりさらに傷つく『二次被害』は大変深刻な問題だ。第三者委員会によって学校の対応もしっかり検証されるべきだ」と話しました。 そして、今後に向けては、「学校の人間関係のなかで子どもが苦しむ状況が生まれたという点で、学校はまず、被害者に『申し訳ない』と伝え被害者のことを心配する姿勢が必要だ。少しずつ傷が癒えるよう被害者を支え、寄り添った対応をするべきだ」と話しています。
  • 弁護士ドットコムニュース 2023年7月7日 インターネットメディア
  • 毎日新聞 2023年6月20日 新聞・雑誌
    いじめ問題に詳しい千葉大の藤川大祐教授(教育方法学)は「議員には改正に向けた議論を進める責任がある。法律のどこに課題があるのかを検証し、法の趣旨が生かされる在り方を検討すべきだ」と指摘している。
  • 中日新聞 2023年5月11日 新聞・雑誌
    教育現場の経験が豊富な藤川大祐・千葉大教授(教育方法学)は「現場に求めることが明確でない」と手厳しい。日本発のウェルビーイングについて「協調の名の下で誰かに犠牲を強いることはなかったか、批判的な視点も持つべきだ」と話した。
  • 毎日新聞 2023年4月7日 新聞・雑誌
    「他校にモデルを示すはずの国立大付属学校が、法の趣旨を理解していないのはあまりにずさんだ」と千葉大教育学部長の藤川大祐教授(教育方法学)は批判する。いじめ防止対策推進法は2011年に大津市の中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題を受けて成立した。いじめの防止や対処などについて、国や自治体、学校の責務を定めている。6月で成立から10年を迎えるが、藤川教授は「現場への浸透は依然として課題だ」と強調した。 茨城大付属小の事案についても「小学校の教員が文部科学省に重大事態を報告する必要性さえ理解せず、教育学部による学校運営への関与も乏しかったのではないか。ガバナンスの問題だ」とみている。藤川教授が今春まで校長を務めた千葉大付属中では、いじめが発生したら学部に相談し、重大事態の可能性が生じた段階で、学長まで情報共有していたという。 同法はいじめを「児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」と定義し、被害者側の心情を重視している。しかし、藤川教授は「現場の教員には『被害者にも悪いところがある』と捉える傾向もあり、被害者と加害者を明確に分ける重大事態の認定には及び腰だ」と指摘する。法の趣旨を理解してもらうための教員研修などを充実させながら、「学校現場に責務を果たしてもらうために、法改正も含めて検討を進めるべきだ」と提言する。
  • 日刊スポーツ 2023年3月31日 新聞・雑誌
    生徒指導に詳しい千葉大の藤川大祐教授の話 状況によっては、カメラを付けるという選択肢もあるのかもしれないが、ずっと撮られていると大人でも落ち着かず、子どものストレスが大きい。実際、この学校では教室に入らず、別室で授業を受けている子もいるという。プライバシーを含めた個人の権利を考えれば、保護者の同意だけでは不十分で、当事者の子どもの意向が尊重されていないのならば、かえって学校への不信感を招き、逆効果になりかねない。
  • 関西テレビ 2023年3月24日 テレビ・ラジオ番組
    教育委員会も学校も自分が関わる子供たちをいじめの加害者にしたくない。いじめとして対応しないケースはかなりある。
  • 熊本日日新聞 2023年3月16日 新聞・雑誌
    いじめ問題に詳しい千葉大教育学部の藤川大祐教授(教育方法学)は「再発防止のため公表を求める被害者がいる一方、個人情報の観点から望まないケースもある。いずれにせよ、被害者には丁寧な説明を尽くすべきだ」と指摘する。
  • 教育新聞 2023年3月7日 新聞・雑誌
  • 千葉日報 2023年3月3日 新聞・雑誌
    千葉大付属中校長で同大教育学部の藤川大祐教授(教育方法学)は「なぜ部外者が侵入できたか検証が必要」と指摘する。一方、生徒にけが人が出なかったことは「最低限の対応ができていた」と評価した。 藤川教授は「池田小の事件を繰り返さないことが学校現場の目標だった」と話した。 「校舎の入り口は通常、生徒が使う昇降口と、職員と来校者用の玄関があるが、どちらを使っても目立つ。どこからどうやって入り、なぜ3階まで行けたのか。検証し対策が必要」と訴えた。 一方、「教員がけがをしたことは残念だが、生徒を守れたことは大きい」と説明。 「危機管理は何か起きたときに被害を最小限に防ぐことが重要。試験を止めても生徒を守るという判断や、教員同士の連携ができていた」。 藤川教授は学校内での安全対策のほかに「より心配なのは無防備になる登下校中」と警鐘を鳴らす。 「近隣で不審な事件があれば新たな被害を警戒することが必要。八街市で起きたような交通事故を防ぐ意味でも、町内会やPTAの声かけや見守りが重要」と述べた。
  • 東京新聞 2023年3月3日 新聞・雑誌
    動画教材「ひな社長の挑戦」は、NPO法人・企業教育研究会(千葉市)が、千葉大などと開発。希望する学校へ無償配布している。 「これからは、雇われて働くための能力だけでなく、社会の課題を解決する力を養うアントレプレナーシップ(起業家精神)教育が必要」。こう話すのは同法人理事長の藤川大祐・千葉大教育学部教授。

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