基本情報
受賞
1論文
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日本科学教育学会論文集43 43 393-394 2019年8月 査読有り<p>千葉大学では平成26年度より文部科学省大学教育改革加速プログラム(AP)タイプIII(高大接続)「次世代才能スキップアップ」プログラムを千葉県内及び近隣都県高等学校と連係し実施してきた.この中で高校生を対象とした国際研究発表会を実施してきた.これは高校生が研究発表を海外の研究者・留学生に対して英語で行うものである.今回,平成28年度から平成30年度に参加した高校生の気づきと学びについて,アンケートの記述をテキストマイニング法により解析した.この結果,生徒は英語での会話に関して難しさを感じるとともに,研究発表は成功したと感じていることが示された.本プログラムは生徒に英語コミュニケーションの重要性に気付かせ,英語発表の自信につながると考えられる.</p>
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Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan : セッコウ・石灰・セメント・地球環境の科学 26(399) 54-64 2019年3月 査読有り
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41(3) 221-231 2018年12月 査読有り
MISC
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千葉大学教育学部研究紀要 67 179-183 2019年3月[要約] 千葉大学は文部科学省大学教育再生加速プログラムAP の委託を受け「次世代才能スキップアップ」プログラム実施している。このプログラムは理系に強い千葉大学の特長を生かす理系グローバル人材養成力強化の取り組みである。高校生が大学の学びを体感する体系的科学実験「基礎力養成講座」,さらにやる気と能力がある高校生に向けた課題研究支援「G- スキッパー」,グローバル力養成のための国際研究発表会,留学生派遣事業よりなる。本稿では平成29年度の基礎力養成講座4コース( 健康・医療,総合科学,テクノロジー,園芸学) を受講した高校生の学びを分析し,高大接続プログラムとしての本取組みの効果を考察したものである。高校生が各講座受講後に書いたレポートの自由記述をテキストマイニング法により解析し,高校生の学びを検討した。この結果,次世代スキップアッププログラムでの学びは高校生に学問への興味を喚起するものであり,また大学での学びを意識させるものであったことが示唆された。
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千葉大学教育学部研究紀要 66(2) 133-137 2018年3月[要約] ツインクルプログラムは日本とASEAN諸国での双方向型教員インターンシッププログラムとして平成24年から開始し,発展してきた。本報告では,プログラムの年度ごとの改変によりASEAN諸国の留学生の学びがどのように変化したかを,学生のレポートの記述をもとにテキストマイニングにより解析し,検討した。この結果,各年度とも「TWINCLE program」,「laboratory course work」,「culture」など,プログラムおよび活動内容を示す言葉がカテゴリとして抽出されるとともに,カテゴリ間の関係は年度を追ってシンプルになっていくことが示唆された。したがって,年度を追って活動内容が洗練されていったことが考えられた。一方で「laboratory course work」の実施方法などの課題も示され,今後の取組みに反映したい。
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日本科学教育学会年会論文集 42 427-428 2018年千葉大学では平成 24 年度より文部科学省大学世界展開力強化事業「ツインクル」プログラムをASEAN 諸国 12 大学と連係し実施してきた.今回,平成 25 年度平成 28 年度に参加した ASEAN 諸国の留学生の気づきと学びについて,アンケートの記述をテキストマイニングの手法により解析した.この結 果,カテゴリとしてプログラム内容に関する単語とともに culture を中心として科学や,学校に関するさまざまな Japan/Japanese に関する学びがあることを示す結果が得られた.さらに学生が日本での大学院での学びや日本での職業選択への希望が見出された.したがって本プログラム内容が,留学生の親日的 感情を高め,キャリア意識の形成への影響が示唆された.
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科学教育研究 = Journal of science education in Japan 41(2) 95-106 2017年7月
講演・口頭発表等
39共同研究・競争的資金等の研究課題
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2022年4月 - 2025年3月
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科学研究費補助金(基盤研究(A)) 2015年 - 2018年
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科学研究費補助金(基盤研究(B)) 2015年 - 2018年
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科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究) 2012年 - 2015年
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千葉大学 科学研究費補助金(基盤研究(B)) 2010年 - 2012年