デザイン・リサーチ・インスティテュート

張 益凖

チャン イクジュン  (Ikjoon Chang)

基本情報

所属
千葉大学 デザイン・リサーチ・インスティテュート 准教授
学位
博士(工学)(千葉大学)

J-GLOBAL ID
202101017560724687
researchmap会員ID
R000029026

外部リンク

論文

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  • KIM Bosub, CHANG Ikjoon
    Journal of the Science of Design 6(1) 1_77-1_84 2022年5月31日  査読有り
    We successively think through conceptual changes in the sketching process and this forms the foundation of the creative thinking process. Sketching is a visualization tool of recognizing and reinterpreting to find the resolution to a design problem, and most of the studies have been regarded in the results or the apparent meanings of sketches. However, we aim to observe conceptual changes in the sketching process and report the aspects of these changes using the intrinsic attributes of the concepts. This study is original in that it reveals that attribute changes can induce overall categorical changes in concepts in the goal problem. This investigation consists of observations of college students’ sketching and interviews with them. The research data was analyzed using protocol analysis and Linkography. During the sketching process, attributes of sketches enable categorical changes, which qualitatively transform the existing forms of cognition into those with completely different concepts.
  • 張 益準, 范 熙文, 桐谷 佳惠
    Japanese Society for the Science of Design 68(3) 19-24 2022年  査読有り筆頭著者
  • Hsiwen FAN, Ikjoon CHANG, Yoshie KIRITANI
    Journal of Design Science 24(2) 111-135 2021年  査読有り
  • Hsiwen FAN, Ikjoon CHANG, Yoshie KIRITANI
    International Journal of Digital Media Design 13(2) 1-12 2021年  査読有り
  • KIRITANI Yoshie, TONG Xinlu, CHANG Ikjoon
    Journal of the Science of Design 5(1) 1_97-1_104 2021年  査読有り
    <p>As a method of makeup, Japanese women prefer similar colors to their skin. This study aims to clarify this statement, using the perceptual illusion of makeup, and to establish whether the statement is biased by women's exposure to the method. A preliminary survey showed that only the Japanese female participants were aware of the similar-color method, and preferred similar colors to their complexions. The primary experiment tested the evaluation, by Japanese and Chinese in their 20s, male and female participants, of a yellowish face, with various shades of lipstick, as "beautiful," "natural," a "ruddy complexion" or "acceptable." All participant groups agreed that orange to red-pink lipsticks, result in a ruddy complexion. These colors were appreciated, by Japanese and Chinese men and Chinese women, as beautiful, natural and acceptable. However, Japanese women rated orangish lipstick the highest, in these three measures. Therefore, the judgement of makeup is a behavior that is determined and learned, based on past experience.</p>

MISC

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  • 鈴木 智咲, 張 益準, 桐谷 佳惠
    日本デザイン学会研究発表大会概要集 68 50 2021年  
    日本では共働きの家庭が増えるなか,夫婦の家事分担は進んでいない.原因は夫が「名もなき家事」を知らないためではないかと指摘されている.名もなき家事とは,名前のある家事に含まれている,小さなつなぎの家事のことであり,快適な生活をおくるために必要な,大切な仕事である.本研究では,名もなき家事を知らない人に理解してもらうため,事典を制作し,情報の表現手法を検討した.調査から,理解を深めるためには,家事自体の存在を伝えること,そして,理解に重要な情報を伝えることが必要であると考えた.また,家事は文の表現よりイラスト表現の方が興味を引きやすいと考えた.最終的には,行動,場所,目的,タイミング,の4項目で分類し,イラストで表現した家事100事例を掲載し,検索,解説,連続家事一覧の3部門で構成した事典「名もなき家事大全」を制作した.
  • 桐谷 佳惠, 范 熙文, 張 益準
    日本心理学会大会発表論文集 85 PH-003-PH-003 2021年  
  • 佐藤 拓海, 張 益準, 桐谷 佳惠
    日本デザイン学会研究発表大会概要集 67 122-122 2020年  
    <p>SNSの普及により,ネット上では個人の感情を多くの人たちと共感・共有しあえる環境が広がっているが,それにより多くの不満や嫌味などが目にみえるかたちで広がり,結果として世の中に暗い雰囲気を漂わせてしまっているように感じられる.そういった現状に対し,私は不満や嫌味を楽しい気持ちで共有していけるようなものをつくりたいと思い,そのためには癒しを与えるものとしてもイメージを伝える媒体としても優れているキャラクターデザインが有効なのではないかと考える.よって本研究では,不満を感じるような行為に対し楽しい解釈をあたえ共有できるようなキャラクターデザインとその表現方法を試作・検討し得られた知見をまとめることを目的とする.今回の研究では不満を感じる代表的な例として,日常における「迷惑行為」をテーマとした.先行事例をふまえキャラクター設定を「人に取り憑き,迷惑行為をさせて楽しんでいるいたずらっ子」としてそれが楽しい解釈として伝わることを目標に,試作と他者評価を繰り返しおこなった.最終的に黒猫をモチーフとしたキャラクターと最も効果的な表現方法であったアニメーションを最終制作とした.</p>
  • 范 熙文, 張 益準, 桐谷 佳惠
    日本デザイン学会研究発表大会概要集 67 444-444 2020年  
    <p>携帯機器の急速な技術発達により,人々は,手軽かつ簡単に,インスタントメッセージを用いて,互いにコンタクトを取り合うようになった。この研究の目的は,顔文字,絵文字,スタンプの使用意図,および,コンピュータを介したコミュニケーション(CMC)について明らかにし,さらに,Tang & Hew (2019)に基づく,技術受容モデル(TAM)の計測方法を開発することである。これまで,顔文字,絵文字,スタンプの使用意図に関する調査の,予備実験で用いるための,受容モデルを作成した。</p>
  • 佐藤 謙治, 張 益準, 桐谷 佳惠
    日本デザイン学会研究発表大会概要集 65 528-529 2018年  
    本研究では,書店において興味を持てる文庫小説の発見を助ける新しいサービスの提案を目的とし,その手法を検証した.<br>既存の陳列状況の問題点として,文庫小説に興味を持つきっかけがない,興味を持てる文庫小説を見つけにくい,探す過程が単調である,という三つの仮説を立て,それらの解決をサービスの目標とした.<br>試作や既存の調査の考察,調査の実施を通し,選書の分類基準を「趣味嗜好」に,分類項目を「料理」「旅行」などの12項目に決定した. <br>最終的に,他コーナーから文庫コーナーへの誘導,文庫コーナーで趣味嗜好に合わせた文庫小説を紹介,購入後の読書のサポート,という三つの機能をもつ,文鳥型のしおりを考案した.これには「文鳥が利用者の趣味嗜好に合わせたおすすめの文庫小説を紹介」というストーリー要素を持たせ,巣箱と概要ポスターを併用するようにした.<br>本サービスを書店で検証した結果,仮説の解決がみられた一方,売上の増加などの具体的な効果は得られなかった.分類基準・項目の再検討やサービスシステムの簡略化など,課題点は多く残るが,独自性や娯楽性のあるサービスシステムが有効である可能性がある,という結論を得た.

担当経験のある科目(授業)

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