東京大学出版会, 藤垣, 裕子, 小林, 傳司, 杉山, 滋郎, 田中, 幹人, 笠, 潤平, 平田, 光司, 小川, 眞里子, 神里, 達博, 三上, 直之, 寿楽, 浩太, 桑田, 学, 廣野, 喜幸, 標葉, 隆馬, 江間, 有沙 (担当:分担執筆, 範囲:リスク論)
東京大学出版会 2020年7月 (ISBN: 9784130643122)
科学技術社会論=STSの教科書として、新たに編まれた三冊の二冊目。現代社会が抱える課題群は、科学技術を抜きに語れないと同時に、それだけでは解決できない社会の諸側面も考慮する必要がある。そのような、さまざまな分野と関連するSTS研究を、個別具体的な課題(メディア、教育、法、ジェンダーなど)ごとに解説し、その広がりを示す。担当部分は、「リスク論」であり、リスク概念と科学技術の関係を、歴史的に概説している。