研究者業績

北畑 裕之

キタハタ ヒロユキ  (Hiroyuki Kitahata)

基本情報

所属
千葉大学 大学院理学研究院物理学研究部門 教授
学位
博士(2006年3月 京都大学)

連絡先
kitahatachiba-u.jp
研究者番号
20378532
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0003-3453-9883
J-GLOBAL ID
200901044028408493
Researcher ID
AGZ-4066-2022
researchmap会員ID
5000057163

外部リンク

論文

 180
  • Yuta Tateyama, Hiroaki Ito, Shigeyuki Komura, Hiroyuki Kitahata
    Physical Review E 2024年11月13日  
  • Sayaka Otani, Hiroaki Ito, Tomonori Nomoto, Masanori Fujinami, Jerzy Górecki, Hiroyuki Kitahata
    Physical Review E 110(4) 2024年10月4日  
  • Yosuke Mai, Yasuaki Kobayashi, Hiroyuki Kitahata, Takashi Seo, Takuma Nohara, Sota Itamoto, Shoko Mai, Junichi Kumamoto, Masaharu Nagayama, Wataru Nishie, Hideyuki Ujiie, Ken Natsuga
    Life science alliance 7(9) 2024年9月  
    Epithelia consist of proliferating and differentiating cells that often display patterned arrangements. However, the mechanism regulating these spatial arrangements remains unclear. Here, we show that cell-cell adhesion dictates multicellular patterning in stratified epithelia. When cultured keratinocytes, a type of epithelial cell in the skin, are subjected to starvation, they spontaneously develop a pattern characterized by areas of high and low cell density. Pharmacological and knockout experiments show that adherens junctions are essential for patterning, whereas the mathematical model that only considers local cell-cell adhesion as a source of attractive interactions can form regions with high/low cell density. This phenomenon, called cell-cell adhesion-induced patterning (CAIP), influences cell differentiation and proliferation through Yes-associated protein modulation. Starvation, which induces CAIP, enhances the stratification of the epithelia. These findings highlight the intrinsic self-organizing property of epithelial cells.
  • Motoya Suzaka, Hiroaki Ito, Hiroyuki Kitahata
    Physical Review E 110(2) 2024年8月26日  
  • Kota Ikeda, Hiroyuki Kitahata, Yuki Koyano
    Japan Journal of Industrial and Applied Mathematics 2024年7月2日  
    Abstract The mechanism of self-propelled particle motion has attracted much interest in mathematical and physical understanding of the locomotion of living organisms. In a top-down approach, simple time-evolution equations are suitable for qualitatively analyzing the transition between the different types of solutions and the influence of the intrinsic symmetry of systems despite failing to quantitatively reproduce the phenomena. We aim to rigorously show the existence of the rotational, oscillatory, and quasi-periodic solutions and determine their stabilities regarding a canonical equation proposed by Koyano et al. (J Chem Phys 143(1):014117, 2015) for a self-propelled particle confined by a parabolic potential. In the proof, the original equation is reduced to a lower dimensional dynamical system by applying Fenichel’s theorem on the persistence of normally hyperbolic invariant manifolds and the averaging method. Furthermore, the averaged system is identified with essentially a one-dimensional equation because the original equation is O(2)-symmetric.

MISC

 181
  • 大野 航太, 小林 康明, 後藤田 剛, 上坂 正晃, 安ケ平 祐介, 北畑 裕之, 傳田 光洋, 長山 雅晴
    計算工学講演会論文集 Proceedings of the Conference on Computational Engineering and Science 25 3p 2020年6月  
  • 須坂 元哉, 伊藤 弘明, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 75.1 2902-2902 2020年  
  • 伊藤 弘明, 竹田 なな, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 75.1 2615-2615 2020年  
  • 竹田 なな, 伊藤 弘明, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 75.1 2533-2533 2020年  
  • 沖汐 優大, 伊藤 弘明, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 75.1 2614-2614 2020年  
  • 岡田 理秀, 伊藤 弘明, 住野 豊, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 75.1 2740-2740 2020年  
  • 小谷野 由紀, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 75.1 2748-2748 2020年  
  • 北畑 裕之, 小谷野 由紀, 中田 聡
    日本物理学会講演概要集 75.1 2617-2617 2020年  
  • 阿部 豊, 松本 聡, 西成 活裕, 渡辺 正, 北畑 裕之, 長谷川 浩司, 金子 暁子, 東 顕二郎, 佐々木 裕哉, 駒谷 賢, 須田 捷生, 渡辺 輝光, Abe Yutaka, Matsumoto Satoshi, Nishinari Katsuhiro, Watanabe Tadashi, Kitahata Hiroyuki, Hasegawa Koji, Kaneko Akiko, Higashi Kenjiro, Sasaki Yuya, Komaya Suguru, Suda Toshiki, Watanabe Terumitsu
    宇宙環境利用シンポジウム 第34回: 令和元年度 = Space Utilization Research, Vol. 34 2019: Proceedings of The Thirty-fourth Space Utilization Symposium (34) 2020年1月  
    第34回宇宙環境利用シンポジウム (2020年1月21日-22日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA)(ISAS)), 相模原市, 神奈川県著者人数: 12名資料番号: SA6000145021
  • 小谷野 由紀, 北畑 裕之
    日本物理学会誌 74(9) 627-632 2019年9月5日  
    生体内には様々な機能を担うタンパク質が多数存在する.それらタンパク質はアデノシン三リン酸などの化学エネルギーを消費して活性化し,その形状を変化させることで機能を発現する.近年,タンパク質の活性化によって生体内の拡散が促進されることを示唆する実験結果が報告された.生体内に限らず,人工のマイクロ流路内での酵素・基質反応系においても拡散の促進を示唆する実験結果が得られた.そのため,ミクロな素子の形状変化が,直接的に拡散の促進を引き起こしている可能性が高いことがわかってきた. タンパク質の活性による拡散促進現象を説明するため,タンパク質のような形状が変化する素子と拡散現象を結びつける数理的な枠組みが,MikhailovとKapralによって提案された.彼らは,生体膜や細胞質をそれぞれ2次元・3次元ストークス流体,活性タンパク質の形状変化を流れを引き起こす力の双極子とみなし,流れに乗って動くトレーサー粒子の拡散挙動を記述する数理モデルを構築した.この数理的な枠組みにおいては,活性タンパク質の形状変化に対応する力の双極子の大きさや配向方向を確率的に与えているため,生じる流体場も確率的であり,さらに流体場に従って動くトレーサー粒子の時間発展も確率的である.トレーサー粒子の統計的な振る舞いを調べるために,トレーサー粒子の位置の時間発展についてフォッカー・プランク方程式,すなわち,トレーサー粒子の確率分布の時間発展方程式が導出された.フォッカー・プランク方程式にはトレーサー粒子の拡散挙動を表す項(拡散項)が含まれているため,拡散項の係数(拡散係数)を調べることにより,拡散の促進が起きうるのか議論することが可能となる.実際に,活性タンパク質が一様に分布している場合について拡散係数を調べると,通常の熱拡散に加え,活性タンパク質による実効的な拡散の促進が起きることが確認できた. フォッカー・プランク方程式には拡散項の他に,トレーサー粒子の一方向的な移動を表す移流項が含まれる.この移流項は,活性タンパク質の分布が一様でないときに現れる.生体内には細胞膜上の脂質ラフトといった,タンパク質が空間的に局在する構造の存在が知られている.そのようなタンパク質の局在構造によって引き起こされる移流について,提案されている数理モデルを用いて考察すると,トレーサー粒子はタンパク質の局在した領域に集まりやすい,という非自明な傾向があることもわかってきた.活性タンパク質の形状変化に対応する力の双極子の大きさや配向方向は,長時間平均がゼロ,かつ,時間的な相関を持たないよう確率的に与えているため,一見,流体中の流れに従って動くトレーサー粒子は方向性のある移動をし得ないように思える.今回のモデルで移流現象が見られる理由は,多数の活性タンパク質の協同現象を考えているためである. 最後に,今回紹介したモデルは,拡散の促進現象を表すことができるという点で実験と整合が取れている.しかし,移流によってトレーサー粒子が活性タンパク質の局在した領域に集まる現象は実験的に未確認であり,今後の実験結果が期待される.
  • 北畑 裕之
    アンサンブル 20(3) 161-166 2019年7月31日  
    樟脳粒や樟脳粒にプラスチック板をつけた樟脳船を水面に浮かべると水面に樟脳分子が広がり表面張力を下げるため,表面張力の勾配が生成し,自発的に運動することが知られている.このような樟脳粒や樟脳船の運動に関して,水面での樟脳分子の濃の時間変化を表す偏微分方程式と樟脳船や樟脳粒の位置や特徴的角度についての時間発展を表す常微分方程式を用いたモデルを紹介する.樟脳船のように系に内在する非対称性がある場合はその非対称性を反映した運動をし,その場合には弱い非平衡条件であっても運動が見られる.それに対し,樟脳粒のように系が対称である場合には,自発的対称性の破れによって運動がおこるので,非平衡性をパラメータとして見たときに非運動状態から運動状態への分岐が見られる.またこのフレームワークによって,粒子の形状の対称性の影響,境界による影響,粒子間の相互作用などを調べることもできる.
  • 上坂 正晃, 後藤田 剛, 一本嶋 佐理, 北畑 裕之, 小林 康明, 安ヶ平 裕介, 傳田 光洋, 長山 雅晴
    24 5p 2019年5月  
  • 後藤田 剛, 上坂 正晃, 安ケ平 裕介, 小林 康明, 北畑 裕之, 傳田 光洋, 長山 雅晴
    24 5p 2019年5月  
  • 小谷野 由紀, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 74.2 2290-2290 2019年  
  • 伊藤 弘明, 赤井 孝行, 金子 真, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 74.2 2744-2744 2019年  
  • 竹田 なな, 伊藤 弘明, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 74.2 2558-2558 2019年  
  • 岡田 理秀, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 74.1 3145-3145 2019年  
  • 下川 倫子, 北畑 裕之, 坂口 英継
    日本物理学会講演概要集 74.2 2609-2609 2019年  
  • 石川 寛明, 北畑 裕之, 小谷野 由紀, 住野 豊
    日本物理学会講演概要集 74.2 2493-2493 2019年  
  • 北畑 裕之, 小谷野 由紀
    日本物理学会講演概要集 74.2 2289-2289 2019年  
  • 小谷野 由紀, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 74.1 2918-2918 2019年  
  • 沖汐 優大, 伊藤 弘明, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 74.2 2433-2433 2019年  
  • 北畑 裕之, 小谷野 由紀
    日本物理学会講演概要集 74.1 2942-2942 2019年  
  • 阿部 豊, 松本 聡, 西成 活裕, 渡辺 正, 北畑 裕之, 長谷川 浩司, 金子 暁子, 東 顕二郎, 渡邉 歩, 小林 研仁, 伊藤 拓海, 佐々木 裕哉, 駒谷 賢, Abe Yutaka, Matsumoto Satoshi, Nishinari Katsuhiro, Watanabe Tadashi, Kitahata Hiroyuki, Hasegawa Koji, Kaneko Akiko, Higashi Kenjirou, Watanabe Ayumu, Kobayashi Kenji, Ito Takumi, Sasaki Yuya, Komaya Suguru
    宇宙環境利用シンポジウム 第33回: 平成30年度 = Space Utilization Research, Vol. 33 2018: Proceedings of The Thirty-third Space Utilization Symposium (33) 2019年1月  
    第33回宇宙環境利用シンポジウム (2019年1月24日-25日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA)(ISAS)), 相模原市, 神奈川県著者人数: 13名資料番号: SA6000132017レポート番号: G-16
  • 後藤田 剛, 上坂 正晃, 安ケ平 裕介, 小林 康明, 北畑 裕之, 傳田 光洋, 長山 雅晴
    23 5p 2018年6月  
  • 下川 倫子, 小宮 利規, 利光 聖央, 北畑 裕之, 坂口 英継
    日本物理学会講演概要集 73.1 2978-2978 2018年  
  • 高畠 芙弥, 北畑 裕之, 義永 那津人, 市川 正敏
    日本物理学会講演概要集 73.1 2892-2892 2018年  
  • 廣瀬 勇平, 小谷野 由紀, 北畑 裕之, 住野 豊
    日本物理学会講演概要集 73.2 2339-2339 2018年  
  • 久世 雅和, 北畑 裕之, 中田 聡
    日本物理学会講演概要集 73.1 2653-2653 2018年  
  • 安川 晃, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 73.1 3113-3113 2018年  
  • 小谷野 由紀, 住野 豊, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 73.1 2889-2889 2018年  
  • 岡田 理秀, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 73.1 3108-3108 2018年  
  • 北畑 裕之, 小谷野 由紀
    日本物理学会講演概要集 73.2 2442-2442 2018年  
  • 小谷野 由紀, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 73.2 2439-2439 2018年  
  • 岡田 理秀, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 73.2 2550-2550 2018年  
  • 阿部 豊, 松本 聡, 西成 活裕, 渡辺 正, 北畑 裕之, 長谷川 浩司, 金子 暁子, 東 顕二郎, 丹羽 基能, 渡邉 歩, 小林 研仁, 伊藤 拓海, 佐々木 裕哉, Abe Yutaka, Matsumoto Satoshi, Nishinari Katsuhiro, Watanabe Tadashi, Kitahata Hiroyuki, Hasegawa Koji, Kaneko Akiko, Higashi Kenjirou, Niwa Motonori, Watanabe Ayumu, Kobayashi Kenji, Ito Takumi, Sasaki Yuya
    宇宙環境利用シンポジウム 第32回: 平成29年度 = Space Utilization Research, Vol. 32 2017: Proceedings of The Thirty-second Space Utilization Symposium (32) 2018年1月  
    第32回宇宙環境利用シンポジウム (2018年1月15日-16日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA)(ISAS)), 相模原市, 神奈川県著者人数: 13名資料番号: SA6000117002レポート番号: M-01
  • 長山 雅晴, 小林 康明, 安ヶ平 裕介, 熊本 淳一, 傳田 光洋, 北畑 裕之, 中田 聡
    計算工学講演会論文集 Proceedings of the Conference on Computational Engineering and Science 22 4p 2017年5月  
  • 阿部 豊, 松本 聡, 西成 活裕, 渡辺 正, 北畑 裕之, 長谷川 浩司, 金子 暁子, 丹羽 基能, 渡邉 歩, 小林 研仁
    (31) 2017年1月  
    第31回宇宙環境利用シンポジウム (2017年1月16日-17日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA)(ISAS)), 相模原市, 神奈川県資料番号: SA6000061012レポート番号: SUS31-M05
  • 廣瀬 勇平, 住野 豊, 北畑 裕之, 小谷野 由紀
    日本物理学会講演概要集 72.2 2843-2843 2017年  
  • 斉藤 敦, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 72.2 2835-2835 2017年  
  • 小谷野 由紀, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 72.2 2645-2645 2017年  
  • 小谷野 由紀, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 72.1 3156-3156 2017年  
    生体細胞内には様々な機能を担う活性タンパク質が多数存在し、それらの周期的な形態変化は細胞内の拡散現象に大きく寄与する。本研究では、細胞質をストークス流体、活性タンパク質を流れを引き起こす力の双極子と見なし構築された数理モデルを元に、複数の活性タンパク質が協同的に引き起こす細胞内の流れを考察した。特に、活性タンパク質(すなわち力の双極子)の配向の影響を議論する。
  • 北畑 裕之, 小谷野 由紀, 住野 豊
    日本物理学会講演概要集 72.1 3316-3316 2017年  
    界面活性剤を周囲に拡散させ、自発的に界面張力勾配を作って運動する自己駆動粒子を二つつなぎその軸の中心を固定した系を考える。この系は回転の自由度を持つがカイラルな対称性があるため、静止した解からパラメータの変化により回転運動に分岐することが予想される。発表では、樟脳粒を用いた実験で見られた回転運動を紹介し、数値計算や解析計算を用いてメカニズムを議論する。
  • 斉藤 敦, 櫻井 建成, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 72.1 3305-3305 2017年  
    液晶を基板に封入した液晶セルは液晶の電場に対する応答を簡単に確認することができるため、広く応用されている。その中でもテレビのディスプレイなどに利用されているTN配向セルは上下の基板との界面での配向を90°回転させたもので、液晶分子のねじれによって特徴的な偏光や欠陥を作り出す。この例として液晶分子の向きが界面を挟んで逆方向にねじれる「ねじれ転傾」という欠陥を持つが、液晶電気対流が起こっている時、このねじれ転傾の界面が変形して波打つ様子が確認できた。今回の発表ではこの変形が発生、消滅するダイナミクスについて議論する。
  • 岡田 理秀, 北畑 裕之
    日本物理学会講演概要集 72.2 2833-2833 2017年  
  • 北畑 裕之, 田中 正信
    生物物理 57(4) 191-195 2017年  

講演・口頭発表等

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  • Haruka Sugiura, Manami Ito, Hiroyuki Kitahata, Yoshihito Mori, Masahiro Takinoue, Masahiro Takinoue
    MicroTAS 2015 - 19th International Conference on Miniaturized Systems for Chemistry and Life Sciences 2015年1月1日
    © 15CBMS-0001. We report a droplet-based microfluidic method that can control chemical fluxes into/out of a microreactor. Our method is inspired by the universal molecular transportation systems in cells based on vesicular fusion and fission, such as endo- and exo-cytotic processes. This method allowed precise control of chemical fluxes, resulting in successful control of chemical oscillation far from equilibrium. We believe that this system brings innovations in chemical and biomedical studies in terms of dynamical control of self-organized phenomena far from equilibrium.
  • Ikkyu Aihara, Hiroyuki Kitahata, Kenichi Yoshikawa, Kazuyuki Aihara, Kazuyuki Aihara
    Proceedings of the 12th International Symposium on Artificial Life and Robotis, AROB 12th'07 2007年12月1日
    This paper theoretically describes calling behaviors of Japanese tree frogs Hyla japonica with a simple model of phase oscillators. Experimental analysis showed that while isolated single frogs called nearly periodically, a pair of interacting frogs called alternately. We model these phenomena as a system of coupled phase oscillators, where each isolated oscillator behaves periodically as a model of the calling of a single frog and two coupled oscillators shows antiphase synchronization, reflecting the alternately calling behavior of two interacting frogs. Then, we extend the model to a system of three oscillators corresponding to three interacting frogs and analyse the dynamics. We also discuss a biological meaning of the calling behaviors and its possible application to Artificial Life and Robotics. ©ISAROB 2007.
  • Ken Nagai, Yutaka Sumino, Hiroyuki Kitahata, Kenichi Yoshikawa
    Progress of Theoretical Physics Supplement 2006年6月28日
    An alcohol (pentanol) droplet exhibits spontaneous motion on an aqueous solution, driven by a solutal Marangoni effect. We found that the mode of such droplet motion changes depending on the temperature of the aqueous phase. When the temperature of the aqueous phase is 20°C, a droplet with a volume of 1 μl exhibits vectorial motion, whereas when the temperature is 25°C, the droplet exhibits irregular motion. We discuss the mode change in relation to the solubility of pentanol in water.

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

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