研究者業績

高橋 応明

タカハシ マサハル  (Masaharu Takahashi)

基本情報

所属
千葉大学 フロンティア医工学センター 准教授
学位
博士(工学)(東京工業大学)
Ph.D.(東京工業大学)

J-GLOBAL ID
200901040108092262
researchmap会員ID
1000169309

外部リンク


論文

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  • Daiki NOMURA, Ryota AKINO, Matthew CORKILL, Keizo HIRANO, Akihide KASAI, Seiji KATAKURA, Yusuke KAWAGUCHI, Tatsuya KAWAKAMI, Riri KIMURA, Delphine LANNUZEL, Ryosuke MAKABE, Mirai MATSUURA, Kohei MATSUNO, Klaus MEINERS, Keizo NAGASAKI, Yuichi NOSAKA, Nana SAMORI, Shinnosuke SAKAYA, Eun Yae SON, Ryotaro SUGA, Yumi SUNAKAWA, Keigo D. TAKAHASHI, Masaharu TAKAHASHI, Yuka TAKEDA, Takenobu TOYOTA, Manami TOZAWA, Pat WONGPAN, Hiroshi YOSHIDA, Kazuhiro YOSHIDA, Masaki YOSHIMURA
    Bulletin of Glaciological Research 42 19-37 2024年6月  査読有り
  • Shinnosuke Sakaya, Masaharu Takahashi
    IEICE Communications Express 13(6) 168-171 2024年6月  査読有り最終著者責任著者
  • Ngu War Hlaing, Kamilia Kamardin, Yoshihide Yamada, Takuji Arima, Masaharu Takahashi, Naobumi Michishita
    IEEE Open Journal of Antennas and Propagation 5(2) 340-535 2024年4月  査読有り
    Meander Line Antenna (MLA) is widely employed in compact electronic devices, such as cellular phones and WLAN terminals, owing to its electrically small size. To facilitate practical antenna design, essential equations encompassing self-resonant structure, input resistance, antenna efficiency, and Q factor have been systematically developed. However, the prior self-resonant equations included only inductive reactance (XC), neglecting the capacitive reactance (XD) equation. This manuscript addresses this gap by introducing new design equations, presenting a newly derived XD equation and an improved Q factor expression. The inadequacies of the existing Q factor equation, reliant on the radius of a sphere encompassing the antenna, are addressed by proposing a more fitting expression that incorporates antenna structural parameters using the ratio of reactance to resistance. The overview of existing design equations sets the stage for the introduction of these newly developed equations. To assess the accuracy of electromagnetic (EM) simulation results, a comparative analysis is conducted between simulated and theoretically calculated input resistance values. The derivation of new reactance equations involves the development of XC equations based on electromagnetic theory. The XD equation is established by deriving the stored charge equation from electrical near-field distributions obtained through EM simulations. By applying the relationship between charge and capacitance, a new XD equation is obtained. Subsequently, a new self-resonant equation is derived, and the validity of the newly derived equations is confirmed through EM simulation results, ensuring their accuracy. Two MLA prototypes, with lengths of 0.05 and 0.1 wavelengths at 405 MHz, are fabricated and experimentally validated. Smith chart measurements confirm the self-resonant condition and input resistance. By correlating with the VSWR characteristics, the obtained Q factor of approximately 100 aligns successfully with the results from the reactance equation. The antenna gain is verified at -7.7 dBi and -3.5 dBi for antennas with lengths of 0.05 and 0.1 wavelengths, respectively. These findings establish the practical applicability of the proposed equations for antenna design and elucidate the performance of practical antennas.
  • Tomoki CHIBA, Yusuke ASANO, Masaharu TAKAHASHI
    IEICE Transactions on Communications E107-B(1) 206-213 2024年1月1日  査読有り最終著者責任著者

MISC

 623
  • TAKAHASHI Masaharu, TAKEMURA Nobuyasu, FUKASAWA Toru, MAKINO Shigeru
    電子情報通信学会論文誌. B, 通信 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. B 87(3) 9-10 2004年3月1日  
  • 田中 雄高, 渡辺 聡一, 山中 幸雄, 多氣 昌生, 高橋 應明
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 103(571) 19-24 2004年1月16日  
    本研究では,3次元表面インピーダンス法を活損失大地面に適用することで,大地に直立した人体内誘導電流FDTD解析の効率化を試みた.先ず,低損失大地面に対する3次元表面インピーダンス法に近似を用いることで,簡便なFDTD定式化を行なった.次に,提案する表面インピーダンス法で近似された誘電体壁の反射係数の角度特性を計算し,40〜50度程度の入射角ぐらいまでは厳密解とよく一致することを示した.最後に,大地上の金属ワイヤおよび数値人体モデルに誘導される電流分布への計算に適用し,金属ワイヤの場合には大地層を考慮した場合とよく一致し,人体モデルの場合にも全体的な電流分布の傾向はよく一致することを示した.以上より,本報告で提案した3次元表面インピーダンス法を用いて大地に直立した人体誘導電流のFDTD解析を効率化できる可能性を示した.
  • Takuji Arima, Toru Uno, Masaharu Takahashi
    IEEE Antennas and Propagation Society, AP-S International Symposium (Digest) 1 1022-1025 2004年  
  • 段原 崇, 宇野 亨, 高橋 応明, 有馬 卓司
    電子情報通信学会技術研究報告 103(457) 87-91 2003年11月21日  
    地中レーダを用いた地下埋設物のイメージングとしてこれまでいくつか研究されてきたが、必ずしも様々な環境にも適応出来る性能には達していなのが現状である。その原因の一つはアンテナの高性能化、もう一つは埋設物のイメージング法が確立されていないためであると考えられる。本論文は後者の問題を検討したものであるが、これまでFW-CWレーダに到来方向波推定法の一つであるMUSIC (Multiple Signal Classification)法を適用したものや、埋設物を流れる2次電流をイメージングする手法が提案されている。本論はパルスレーダを想定してMUSIC法を埋設物イメージングに適用するための基礎的検討を行っている。
  • 段原 崇, 宇野 亨, 高橋 応明, 有馬 卓司
    電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム 103(460) 87-91 2003年11月21日  
    地中レーダを用いた地下埋設物のイメージングとしてこれまでいくつか研究されてきたが、必ずしも様々な環境にも適応出来る性能には達していなのが現状である。その原因の一つはアンテナの高性能化、もう一つは埋設物のイメージング法が確立されていないためであると考えられる。本論文は後者の問題を検討したものであるが、これまでFW-CWレーダに到来方向波推定法の一つであるMUSIC (Multiple Signal Classification)法を適用したものや、埋設物を流れる2次電流をイメージングする手法が提案されている。本論はパルスレーダを想定してMUSIC法を埋設物イメージングに適用するための基礎的検討を行っている。
  • 秋元 広幸, 高橋 応明, 宇野 亨, 有馬 卓司
    電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム 103(459) 17-20 2003年11月20日  
    MUSIC法を用いて回路基板上の不要放射部位推定を行った.波源とアンテナ間距離λという条件下において,現在までに推定波源として理想球面波,微小ダイポール.半波長ダイポールなどに対して放射部の推定を行い推定が可能である事を示した.本論文では不要放射モデルとして直角に屈曲する部位を持ったマイクロストリップラインに対して放射部の推定を行った.また現在までの手法では補間MUSIC法適用時に補間誤差を伴い,精度低下を招いたが,本論文では仮想波源を設定し入射信号と比較する事で補間誤差を伴わず,精度良い推定が行える事を示した.
  • 段原 崇, 宇野 亨, 高橋 応明, 有馬 卓司
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 103(457) 87-91 2003年11月14日  
  • 秋元 広幸, 高橋 応明, 宇野 亨, 有馬 卓司
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 103(456) 17-20 2003年11月13日  
    MUSIC法を用いて回路基板上の不要放射部位推定を行った.波源とアンテナ間距離λという条件下において,現在までに推定波源として理想球面波,微小ダイポール.半波長ダイポールなどに対して放射部の推定を行い推定が可能である事を示した.本論文では不要放射モデルとして直角に屈曲する部位を持ったマイクロストリップラインに対して放射部の推定を行った.また現在までの手法では補間MUSIC法適用時に補間誤差を伴い,精度低下を招いたが,本論文では仮想波源を設定し入射信号と比較する事で補間誤差を伴わず,精度良い推定が行える事を示した.
  • 小川 史恵, 高橋 応明, 鈴木 敬久, 多気 昌生
    電子情報通信学会技術研究報告 103(369) 19-24 2003年10月20日  
    2.45GHzのマイクロ波がリポソームの膜透過性に影響するとの報告に対して,微視的なドシメトリーによる解析を行った.リポソームは膜構造が単純なことから,生体膜の模擬モデルとして適している.本報告では,これまで非熱作用の影響によるとされてきた現象を,実験的に検証するために測定法の検討を行う.微視的なドシメトリーとして膜付近の電界分布を求め,膜透過性についての測定およびパルス波曝露実験のための予備測定を行った.
  • 小川 史恵, 鈴木 敬久, 高橋 応明, 多氣 昌生
    電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学 103(369) 19-24 2003年10月13日  
  • 小川 史恵, 鈴木 敬久, 高橋 応明, 多氣 昌生
    電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 103(371) 19-24 2003年10月13日  
    245GHzのマイクロ波がリポソームの膜透過性に影響するとの報告に対して,微視的なドシメトリーによる解析を行った.リポソームは膜構造が単純なことから,生体膜の模擬モデルとして適している.本報告では,これまで非熱作用の影響によるとされてきた現象を,実験的に検証するために測定法の検討を行う.微視的なドシメトリーとして膜付近の電界分布を求め,膜透過性についての測定およびパルス波曝露実験のための予備測定を行った.
  • 益井 窓爾, 高橋 応明
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 2003(1) 30-30 2003年9月10日  
  • 秋元 広幸, 高橋 応明, 宇野 亨
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 2003(1) 124-124 2003年9月10日  
  • 大前 彩, 高橋 応明, 宇野 亨
    電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信 103(233) 139-142 2003年7月30日  
    高分解能到来方向推定技術であるMUSICアルゴリズムを用い,有限距離において波源位置推定を行うことは,回路基板面からの不要電磁波放射源位置特定に有効であると思われる. MUSICアルゴリズムは本来遠方界においての到来方向推定手法であり,近傍界においては到来波面が球面波状となるため,従来のMUSICアルゴリズムを適用することは困難となる.そこで,本報告においては推定の際にモードベクトルに変更を加え,球面波に対して推定を行う球面波モードベクトルを適用したMUSICアルゴリズムを検討した.さらに,回路基板面を2次元平面として考え,2次元空間の到来位置推定が可能である平面アレーを用いて推定を行った.
  • 大前 彩, 高橋 応明, 宇野 亨
    電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 103(236) 139-142 2003年7月30日  
    高分解能到来方向推定技術であるMUSICアルゴリズムを用い,有限距離において波源位置推定を行うことは,回路基板面からの不要電磁波放射源位置特定に有効であると思われる.MUSICアルゴリズムは本来遠方界においての到来方向推定手法であり,近傍界においては到来波面が球面波状となるため,従来のMUSICアルゴリズムを適用することは困難となる.そこで,本報告においては推定の際にモードベクトルに変更を加え,球面波に対して推定を行う球面波モードベクトルを適用したMUSICアルゴリズムを検討した.さらに,回路基板面を2次元平面として考え,2次元空間の到来位置推定が可能である平面アレーを用いて推定を行った.
  • 大前 彩, 高橋 応明, 宇野 亨
    電子情報通信学会技術研究報告. OPE, 光エレクトロニクス 103(239) 139-142 2003年7月30日  
    高分解能到来方向推定技術であるMUSICアルゴリズムを用い,有限距離において波源位置推定を行うことは,回路基板面からの不要電磁波放射源位置特定に有効であると思われる.MUSICアルゴリズムは本来遠方界においての到来方向推定手法であり,近傍界においては到来波面が球面波状となるため,従来のMUSICアルゴリズムを適用することは困難となる.そこで,本報告においては推定の際にモードベクトルに変更を加え,球面波に対して推定を行う球面波モードベクトルを適用したMUSICアルゴリズムを検討した.さらに,回路基板面を2次元平面として考え,2次元空間の到来位置推定が可能である平面アレーを用いて推定を行った.
  • 大前 彩, 高橋 応明, 宇野 亨
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 103(230) 139-142 2003年7月23日  
    高分解能到来方向推定技術であるMUSICアルゴリズムを用い,有限距離において波源位置推定を行うことは,回路基板面からの不要電磁波放射源位置特定に有効であると思われる.MUSICアルゴリズムは本来遠方界においての到来方向推定手法であり,近傍界においては到来波面が球面波状となるため,従来のMUSICアルゴリズムを適用することは困難となる.そこで,本報告においては推定の際にモードベクトルに変更を加え,球面波に対して推定を行う球面波モードベクトルを適用したMUSICアルゴリズムを検討した.さらに,回路基板面を2次元平面として考え,2次元空間の到来位置推定が可能である平面アレーを用いて推定を行った.
  • 高橋 応明
    電子情報通信学会誌 86(6) 392-392 2003年6月1日  
  • 秋元 広幸, 高橋 応明, 宇野 亨
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 102(580) 7-12 2003年1月17日  
    有限距離において波源推定を行う事は,回路基板からの電磁波の放射の様な不要放射問題に対して有効であると思われる.本論文では優れた波源推定特性を持つMUSIC法を用いて有用距離における推定を行う.一般にMUSIC法は遠方からの平面波を入力するが,推定の際にモードベクトルに変更を加える事で平面波ではなく,球面波に対して推定を行う方法を検討した.またシミュレーションにおいては,点波源,半波長ダイポールアンテナ,ストリップラインの有限距離における放射界について検討を行い,推定を行う事が可能である事を示した.
  • 畠山 和徳, 高橋 応明, 宇野 亨, 黒川 浩助
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 102(580) 53-58 2003年1月17日  
    近年建造物の高層化とともに電波障害であるゴースト現象が増加している.この現象は建造物の側面での電磁波の反射が原因である.この問題を解決するために反射波の方向を変える,もしくは電磁波を吸収させる必要がある.また反射波の方向を変化させる方法としてさまざまな報告がされている.本論文では近年建造物に取り付けられるようになった太陽電池を用いて反射波の方向を制御する方法を提案する.
  • Takuji Arima, Torn Uno, Masaham Takahashi
    ISAPE 2003 - 2003 6th International Symposium on Antennas, Propagation and EM Theory, Proceedings 726-729 2003年  
    In recent. years, research and development of small and flat antennas are widely performed, especially, antennas on dielectric substrate as patch antennas or printed antennas. Various methods have been presented for antennas on dielectric numerical simulation. The finite difference time domain(FDTD) method[l] has become a powerful tool for analyzing the elec-tromagnetic problems with complex geometries. The strength of the method is it is simple and efficient to model the electromagnetic field within a practical level of the accuracy. However, much smaller cells are required to obtain an extremely accurate result for impedance characteristics of the antennas on dielectric substrates. One reason can considered as follows. The electromagnetic field indicates a singularity at the edge of the conductor. Furthermore, the antenna conductor is attached just on the dielectric surface. Therefore, the electromagnetic field changes very rapidly near the edge of antenna conductor on the interface. In order to overcome this difficulties, two techniques has been proposed. One of which is a subgridding method[2] in which the fine cell is locally used for the region that the field distribution is expected to change seriously. Other technique is a so-called local cell technique in which the field behavior which has to be theoretically expected in advance[3], is incorporated to the FDTD local cell by using integral form of the Faraday's or Ampere's law. The purpose of this paper is to analyze the impedance characteristics of the printed antennas accurately by using the FDTD method. It has been reported that the resonance frequency of the printed antenna does not converge to the carefully measured reso-nance frequency even if the extremely fine cell is used. In this calculation the cell size was shrunk to some hundred per wavelength. Therefore, other useful method should be investigated. In this paper the so-called local cell method is tested. In this method, how physically correct field distribution introduced to the FDTD cell is essential, A quasi-static field distribution is utilized because this field is dominant in the region near the conductor edge. This paper consists of two parts. First half describes the Quasi-static approximation. In the second half, the FDTD formulation incorporating with the Quasi-static approximation is introduced. The validity and effectiveness of the method are confirmed numerically and experimentally.
  • Takuji Arima, Toru Uno, Masaharu Takahashi
    IEEE Antennas and Propagation Society, AP-S International Symposium (Digest) 3 784-787 2003年  
    This paper proposes a technique for improving the accuracy of the finite difference time domain (FDTD) method for analyzing the planar structures printed on a dielectric substrate. The improvement is achieved by incorporating a quasi-static field behavior to the FDTD update equations. The modified FDTD algorithm is applied to the printed antennas. The validity of the method is confirmed numerically and experimentally.
  • Yutaka Tanaka, Soichi Watanabe, Yukio Yamanaka, Masao Taki, Masaharu Takahashi
    2003 IEEE Topical Conference on Wireless Communication Technology 198-199 2003年  査読有り
    Maximum permissible exposure levels in terms of incident electromagnetic-field strength corresponding to ankle SAR of 25 W/kg, basic limits for extremities have been applied to a case where a human body has not been isolated from the ground plane. Because these limits were determined by considering worst-case exposure conditions, it can sometimes be too stringent. To relax the limit for non-isolated conditions, additional limits in terms of induced foot current, which is derived from the equation below, are introduced I=A/J/=A σ /E/=Aσ σE2/p=A σSRPwhere I and A are the induced foot current and the effective cross section of ankles (1.J = I/A). σ and p are the conductivity and the density of the medium. In Japanese guidelines [1], effective cross section A is assumed to be 20 cm2. These additional liinits have, however not been validated clearly while previous investigation using coarse human models have been reported [2, 3]. The objective of this study is therefore to clarify the relationship between the ankle SAR and the induced foot-current i.e., the effective cross section.
  • 田中 雄高, 渡辺 聡一, 山中 幸雄, 多氣 昌生, 高橋 應明
    電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 102(407) 19-26 2002年10月17日  
    全身共振条件時の大地上で直立した人体では、足首付近の比吸収率(SAR)が非常に大きくなるため、電波防護指針では接地条件下の電磁界強度を厳しく制限している。しかし、接地条件下における人体SARの特性が十分に解明されていないため、接地条件に対する防護指針の強制規格化が見送られている。そこで、本研究では大地に接地した人体SAR特性について、様々な体型・年齢・姿勢の人体モデルを用いて検討を行なった。その結果、身長や足首断面積の違いが足首SAR値に影響することを明らかにした。また、本研究で得られた足首SARと入射電磁界強度および足首誘導電流との関係より、接地条件に対する防護指針が十分安全側の評価を与えることを明かにした。
  • 田中 雄高, 渡辺 聡一, 山中 幸雄, 多氣 昌生, 高橋 應明
    電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学 102(405) 19-26 2002年10月17日  
    全身共振条件時の大地上で直立した人体では、足首付近の比吸収率(SAR)が非常に大きくなるため、電波防護指針では接地条件下の電磁界強度を厳しく制限している。しかし、接地条件下における人体SARの特性が十分に解明されていないため、接地条件に対する防護指針の強制規格化が見送られている。そこで、本研究では大地に接地した人体SAR特性について、様々な体型・年齢・姿勢の人体モデルを用いて検討を行なった。その結果、身長や足首断面積の違いが足首SAR値に影響することを明らかにした。また、本研究で得られた足首SARと入射電磁界強度および足首誘導電流との関係より、接地条件に対する防護指針が十分安全側の評価を与えることを明かにした。
  • T Yamamoto, M Ono, M Takahashi, M Ando, N Goto, Y Yasaka, N Ishii
    APMC 2001: ASIA-PACIFIC MICROWAVE CONFERENCE, VOLS 1-3, PROCEEDINGS 4 1263-1266 2001年  査読有り
    It is significantly important for achieving large-scaled material processing to product large-area and uniform plasma. In particular, with the progress of memory sizes of micro-processors, the uniformity of plasma parameters over large-area is an essential problem for high speed and high quality process. On the other hand, it is also desirable to be able to control the plasma radial profiles directly only by the antenna parameters as the need arises from the kinds of process. A radial line slot antenna (RLSA) with densely arrayed slots has already been proposed for plasma processing system and the basic characteristics were confirmed. In our previous work, however, illuminations of locally excited plasma were observed and improvement of the uniformity is urgently required. The control of radial profiles in the plasma parameter was also not discussed yet. In this paper, a novel feeding structure using TE11 rotating mode in RLSA for plasma production is proposed. Moreover, novel slot patterns with different slot coupling distribution are fabricated and tested. The plasma measurement is performed at 2.45GHz microwave with power of 1.0-3.0kW through a quartz glass window into the discharge chamber filled with argon at a pressure of 30mTorr. The extremely uniform plasma over large diameter is observed and the possibility of control of the plasma distribution in radial direction by changing different slot coupling is verified.
  • Tetsuya Yamamoto, Mitsuhiro Ono, Masaharu Takahashi, Makoto Ando, Naohisa Goto, Yasuyoshi Yasaka, Nobuo Ishii
    IEEE Antennas and Propagation Society, AP-S International Symposium (Digest) 3 712-715 2001年  査読有り
    Large-area and uniform plasma production is of crucial importance for achieving large-scaled material processing. In particular, with the progress of memory sizes of micro-processors, the uniformity of plasma parameters over large-area Is a serious problem for completing sub-micrometer ultra-large-scaled integration (ULSI) circuits. On the other hand, It is desirable to control the plasma profiles directly only by the microwave antenna parameters according to the kinds of the process. A radial line slot antenna (RLSA) with densely arrayed slots bas already been proposed for plasma processing system and the basic characteristics was confirmed. In our previous work, however, illuminations of locally excited plasma were observed and Improvement of the uniformity is urgently required. The control of radial profiles in the plasma parameter was also not discussed yet. In this paper, a novel feeding structure using TE11 rotating mode in RLSA for plasma production is proposed. Moreover, novel slot patterns with different slot coupling distribution are fabricated and tested, The plasma measurement is performed at 2.45GHz microwave with power of 1.0-3.0kW through a quartz glass window Into the discharge chamber filled with argon at a pressure of 30mTorr. The extremely uniform plasma over large diameter is observed and the possibility of control of the plasma distribution in radial direction by changing different slot coupling is verified.
  • 阿部 賢太郎, 高橋 応明, 安部 實
    映像情報メディア学会技術報告 25 15-18 2001年  
    OFDM方式では多重波によるシンボル間干渉を回避するためにガードインターバル(GI)が設けられている.しかし多重波の遅延時間がGI長以内であっても, 同一シンボル間の干渉により, 周波数領域において振幅および位相歪みが生じるため, 伝送効率が低下する.本研究は, 屋内無線通信におけるアンテナパターンと受信位相歪みの関係を調べた.レイトレース法より求めた多重波の受信信号について位相歪みを求めた.その結果ビーム幅を部屋の大きさに対して最適に設計することにより位相歪みの小さい領域を広くできることを確認した.
  • 片岡 啓, 高橋 応明, 安部 實
    映像情報メディア学会技術報告 25 51-54 2001年  
    近年, ネット接続方法としてモバイルアクセスが普及してきており, オフィス等, 屋内での電磁障害が問題となっている.屋内での使用が想定される無線通信としては携帯電話, PHS, IMT-2000, 中速無線LAN, Bluetoothなどが挙げられ, いずれも準マイクロ波帯(1GHz〜3GHz)を使用していることからこの周波数帯域における内装用に適した薄型の電波吸収体が必要になってきている.そこで本研究では燒結フェライトを用いた電波吸収体としてウェッジ型フェライト電波吸収体をFDTD法により解析し, 準マイクロ波帯において反射波を-20dB以下に低減できた結果を報告する.
  • 中本 祐也, 渡辺 聡一, 多氣 昌生, 山中 幸雄, 高橋 應明
    電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学 100(510) 55-60 2000年12月8日  
    筆者らが提案している足首誘導電流測定における足首誘導電流計の較正方法は, 5面の電波暗室内に共振長の送信モノポールアンテナと人体身長程度の受信モノポールアンテナを配置し, クランプ型誘導電流計で測定した値とモーメント法により得られた計算値とを比較して較正する方法である.本稿では, 実際に市販の誘導電流計を用いて較正実験を行い, 較正係数を決定した.その結果, 周波数が高くなるにつれて較正係数が増大すること, 受信アンテナにクランプを取り付けて較正を行う場合, 電流分布が節となるような場合での較正誤差が増大することが示された.
  • 加賀谷 修, 渡辺 聡一, 和氣 加奈子, 河井 寛記, 宇野 亨, 高橋 應明, 山中 幸雄, 伊藤 公一
    電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学 100(510) 61-66 2000年12月8日  
    ラットやマウス等の小動物に対する曝露評価には温度測定に基づくSAR推定実験が行なわれている.しかし, 温度測定に基づくSAR推定では様々な誤差要因により高精度な評価が容易ではない.そこで, 本研究では単純な照射モデルに対して, 熱的特性が異なる複数のファントムにおける熱伝達と熱伝導による誤差影響と断熱材の効果について実験的検討を行った.
  • 小林 豊, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会論文誌. B, 通信 83(10) 1446-1452 2000年10月25日  
    近年, 電気・電子機器の発展に伴い, これらはオフィスなどにも急速に普及してきている.それに伴い, それらの機器による電磁干渉, 混信等, 特に無線LANの使用による情報の漏えいなどが問題となっている.ガラスにおける電波吸収体は抵抗皮膜を使った検討などが行われているが, 本論文では窓ガラスに金属線を配置することにより電磁波遮断をし, 安価で施工のしやすい遮断材を構築することを目的とする.まず, 無線LANの周波数2.45GHzのみの遮断を検討する.更に, 今後の無線LANとしてMMAC(Multimedia Mobile Access Communication Systems)が考えられており, その周波数である5.2GHz帯の遮断も行うように円形導線と十字導線を組み合わせることによる2周波遮断方法を提案する.
  • 濱住 一寛, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 2000(1) 268-268 2000年9月7日  
  • 中澤 利之, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 99(571) 39-46 2000年1月21日  
    現在の方向探知装置は精度・分解能が不十分であり, 正確な到来方位や位置の評定を行うためには精度・分解能の向上が望まれる.また, レーダ等の信号を監視する場合, これらの信号は狭帯域信号であるが, 全てを網羅するには, 現状では帯域ごとのアンテナを用いてこの帯域をカバーしているが, 装置規模や費用の面から広帯域のアンテナを用いて一つの装置とすること望まれている.この広帯域なアンテナは, 低S / N環境を考慮すると高利得なものが必要である.このようなアンテナは, 寸法が大きいものがあり, アレーを構成する上で半波長間隔の素子配列が物理的に不可能な場合がある.このとき, アレーは半波長以上の配列間隔となるため, 位相差が360度以上になりアンビギュイティが発生する.このアンビギュイティの解消法として不等間隔アレーが有効である.本稿では, 1波到来の場合での不等間隔アレーの配列条件を定め, 次に複数波が到来した場合の検討を行い, 複数波対応の配列条件を求めている.
  • 間嶋 伸明, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 99(571) 47-54 2000年1月21日  
    車載レーダにおいて, 従来のビームスキャンによる障害物検知ではカーブ時における見落, スキャンに時間がかかると言った問題点が上げられている.また今後のAHS(Automated Highway System)等での自動運転を考慮した場合, より広範囲で, かつ高分解能な検知方式が必要となることが予想される.そういった中でスーパーレゾルーションの一つであるMUSIC法を利用することにより, 広範囲でかつ高分解能な障害物検知が可能になり, 上記の問題点を軽減できる.本稿では時間領域データを用いたMUSIC法を用いることにより複数の障害物の方位-遅延時間を推定する.また道路環境を模擬したモデルを設定し, 地面からの反射波を考慮した場合おいても推定が可能な事をシミュレーションを用いて示した.
  • 中本 祐也, 渡辺 聡一, 山中 幸雄, 高橋 應明
    電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学 99(540) 1-8 2000年1月18日  
    大地上の人体に電磁波が入射した場合に足首に誘導される電流を測定するための専用電流計の較正実験として, 5面電波暗室内に送信モノポールアンテナと人体身長程度の受信モノポールアンテナを配置する較正実験を想定した.モーメント法(NEC-2)による電磁界解析を行い, 較正実験のための照射条件について検討を行った.その結果, 近傍界により誘導される電流分布は遠方界曝露により誘導される電流分布と同様であること, 誘導電流の大きさは送信アンテナからの距離と周波数に大きく依存することが示された.数値解析結果に基づき想定していた較正実験と実際の人体誘導電流測定条件との相違について考察を行った.
  • 中本祐也, 渡辺 聡一, 多氣 昌生, 山中 幸雄, 高橋 應明
    信学総大, 2000 382-382 2000年  
  • 中本祐也, 渡辺 聡一, 多氣 昌生, 山中 幸雄, 高橋 應明
    信学ソ大, 2000 248-248 2000年  
  • 根本 雅士, 高橋 応明, 安部 實
    映像情報メディア学会技術報告 24 7-12 2000年  
    携帯電話などの普及により, 移動体通信の利用は急速に増加している.そこで, 携帯電話などの小型無線機用アンテナの放射特性に対する人体の影響, 人体が電磁波から受ける影響は重要な研究課題と考えられている.本報告では損失誘電体楕円筒を人体と見なして楕円筒近傍の線電流による放射特性, 誘電体内部の損失電力, 誘電体内部のSARについて波源が線電流1本による無指向性の場合と2本で指向性を与えた場合について2次元境界値問題として検討した。その結果, 線電流2本で指向性を与えることにより, 線電流1本の場合に比べて損失電力, SARともに体への電磁波の影響を抑えられることを報告する.
  • 中村 一城, 高橋 應明, 安部 實
    映像情報メディア学会技術報告 24 7-12 2000年  
    The interaction between human body and antenna with spread of cellular is a serious problem. For clearly the problem, we set up the calculation model using lossy dielectric sphere which looks upon as human head and introduce the exact solution using special functions in 3-dimensions for the model. We show the radiation pattern and SAR (Specific Absorption Rate) when a half wavelength dipole antenna is put near the sphere that is layer structure consists of brain and skull. We can conform the calculation method to be effect by measurement.
  • 佐藤 浩, 高橋 応明, 安部 實
    映像情報メディア学会技術報告 24 13-18 2000年  
    In recent years, the office, home and so on are equipped with various electric and electronic devices. The electromagnetic waves that are radiated from these devices are reflected by the wall of room or penetrate the wall from outside, then they interfere to the other device. It's necessary to decrease the reflection and transmission by the concrete wall. In this paper, we analyzed the reflection and transmission characteristics of dome shape surface wall by the FD-TD method. Its surface has asperity form that newly proposed. As a result, we obtained that the dome shape surface wall consumed a power of electromagnetic wave in the wall more than a plain wall. Then the dome shape surface wall can oppress reflection and transmission.
  • 根本 雅士, 高橋 応明, 安部 實
    電気学会研究会資料. : The Papers of Technical Meeting on Electromagnetic Theory, IEE Japan. EMT, 電磁界理論研究会 1999(71) 25-30 1999年11月9日  
  • 小林 豊, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学 99(369) 41-47 1999年10月22日  
    近年,電気・電子機器の発展に伴いこれらはオフィスなどにも急速に普及してきている.それに伴いそれらの機器による電磁干渉,混信等,特に無線LANの使用による情報の漏洩などが問題となっている.本報告では窓ガラスに金属線を配置することにより電磁波遮断を行なうことを目的とする.まず無線LANの周波数2.45GHzのみの遮断を行なう.ついで,今後の無線LANとしてMMAC (Multimedia Mobile Access Communication Systems)が考えられており,その周波数である5GHz帯の遮断も行なうように円形導線と十字導線を組み合わせることによる二周波遮断方法を提案する.
  • 佐藤 浩, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学 99(369) 49-56 1999年10月22日  
    近年のインテリジェント化に伴い,オフィス,一般家庭等での各種機器の使用が頻繁となっている.特にPHS・無線LAN・MMACなどの室内での使用が予想される通信システムでは,壁・床・天井等での多重反射や,外部からの透過波による通信品質の劣化,内部から壁等を透過していく電磁波による情報漏洩が懸念されている.室内での反射を抑え,かつ室内外双方向の電磁波の透過を軽減するため,壁などの建材で電磁波を遮蔽・吸収することが必要とされている。この対策として,本研究では,コンクリート壁の表面形状を変形させ,平面コンクリート壁に直交するドーム状の突起を配列したドーム突起壁を提案し,その特性についてFD-TD法を用いて検討を行った.その結果,ドーム突起壁は,2編波に対応し,反射および透過を抑制できることが明らかとなった.
  • 小林 豊, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 99(371) 41-47 1999年10月22日  
    近年,電気・電子機器の発展に伴いこれらはオフィスなどにも急速に普及してきている.それに伴いそれらの機器による電磁干渉,混信等,特に無線LANの使用による情報の漏洩などが問題となっている.本報告では窓ガラスに金属線を配置することにより電磁波遮断を行なうことを目的とする.まず無線LANの周波数2.45GHzのみの遮断を行なう.ついで,今後の無線LANとしてMMAC (Multimedia Mobile Access Communication Systems)が考えられており,その周波数である5GHz帯の遮断も行なうように円形導線と十字導線を組み合わせることによる二周波遮断方法を提案する.
  • 佐藤 浩, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 99(371) 49-56 1999年10月22日  
    近年のインテリジェント化に伴い,オフィス,一般家庭等での各種機器の使用が頻繁となっている.特にPHS・無線LAN・MMACなどの室内での使用が予想される通信システムでは,壁・床・天井等での多重反射や,外部からの透過波による通信品質の劣化,内部から壁等を透過していく電磁波による情報漏洩が懸念されている.室内での反射を抑え,かつ室内外双方向の電磁波の透過を軽減するため,壁などの建材で電磁波を遮蔽・吸収することが必要とされている。この対策として,本研究では,コンクリート壁の表面形状を変形させ,平面コンクリート壁に直交するドーム状の突起を配列したドーム突起壁を提案し,その特性についてFD-TD法を用いて検討を行った.その結果,ドーム突起壁は,2編波に対応し,反射および透過を抑制できることが明らかとなった.
  • 根本 雅士, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 99(354) 21-28 1999年10月14日  
    現在,携帯電話などの普及により,移動体通信の利用は急速に増加している.そこで,携帯電話などの小型無線機用アンテナの放射特性に対する人体の影響,人体が電磁波から受ける影響は重要な研究課題と考えられている.本報告では損失誘電体楕円筒を人体と見なして楕円筒近傍の線電流による放射特性,誘電体内部の損失電力,誘電体内部のSARについて線電流1本の場合と2本で指向性を与えた場合について2次元境界値問題として検討した.その結果,線電流2本で指向性を与えることにより,線電流1本に比べて損失電力,SARともに体への電磁波の影響を抑えられることがわかった.
  • 根本 雅士, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム 99(356) 21-28 1999年10月14日  
    現在,携帯電話などの普及により,移動体通信の利用は急速に増加している.そこで,携帯電話などの小型無線機用アンテナの放射特性に対する人体の影響,人体が電磁波から受ける影響は重要な研究課題と考えられている.本報告では損失誘電体楕円筒を人体と見なして楕円筒近傍の線電流による放射特性,誘電体内部の損失電力,誘電体内部のSARについて線電流1本の場合と2本で指向性を与えた場合について2次元境界値問題として検討した.その結果,線電流2本で指向性を与えることにより,線電流1本に比べて損失電力,SARともに体への電磁波の影響を抑えられることがわかった.
  • 根本 雅士, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告 99(354) 21-28 1999年10月14日  
  • 根本 雅士, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告 99(356) 21-28 1999年10月14日  

書籍等出版物

 11

講演・口頭発表等

 113

所属学協会

 2

共同研究・競争的資金等の研究課題

 19