研究者業績

高橋 応明

タカハシ マサハル  (Masaharu Takahashi)

基本情報

所属
千葉大学 フロンティア医工学センター 准教授
学位
博士(工学)(東京工業大学)
Ph.D.(東京工業大学)

J-GLOBAL ID
200901040108092262
researchmap会員ID
1000169309

外部リンク


論文

 179
  • Daiki NOMURA, Ryota AKINO, Matthew CORKILL, Keizo HIRANO, Akihide KASAI, Seiji KATAKURA, Yusuke KAWAGUCHI, Tatsuya KAWAKAMI, Riri KIMURA, Delphine LANNUZEL, Ryosuke MAKABE, Mirai MATSUURA, Kohei MATSUNO, Klaus MEINERS, Keizo NAGASAKI, Yuichi NOSAKA, Nana SAMORI, Shinnosuke SAKAYA, Eun Yae SON, Ryotaro SUGA, Yumi SUNAKAWA, Keigo D. TAKAHASHI, Masaharu TAKAHASHI, Yuka TAKEDA, Takenobu TOYOTA, Manami TOZAWA, Pat WONGPAN, Hiroshi YOSHIDA, Kazuhiro YOSHIDA, Masaki YOSHIMURA
    Bulletin of Glaciological Research 42 19-37 2024年6月  査読有り
  • Shinnosuke Sakaya, Masaharu Takahashi
    IEICE Communications Express 13(6) 168-171 2024年6月  査読有り最終著者責任著者
  • Ngu War Hlaing, Kamilia Kamardin, Yoshihide Yamada, Takuji Arima, Masaharu Takahashi, Naobumi Michishita
    IEEE Open Journal of Antennas and Propagation 5(2) 340-535 2024年4月  査読有り
    Meander Line Antenna (MLA) is widely employed in compact electronic devices, such as cellular phones and WLAN terminals, owing to its electrically small size. To facilitate practical antenna design, essential equations encompassing self-resonant structure, input resistance, antenna efficiency, and Q factor have been systematically developed. However, the prior self-resonant equations included only inductive reactance (XC), neglecting the capacitive reactance (XD) equation. This manuscript addresses this gap by introducing new design equations, presenting a newly derived XD equation and an improved Q factor expression. The inadequacies of the existing Q factor equation, reliant on the radius of a sphere encompassing the antenna, are addressed by proposing a more fitting expression that incorporates antenna structural parameters using the ratio of reactance to resistance. The overview of existing design equations sets the stage for the introduction of these newly developed equations. To assess the accuracy of electromagnetic (EM) simulation results, a comparative analysis is conducted between simulated and theoretically calculated input resistance values. The derivation of new reactance equations involves the development of XC equations based on electromagnetic theory. The XD equation is established by deriving the stored charge equation from electrical near-field distributions obtained through EM simulations. By applying the relationship between charge and capacitance, a new XD equation is obtained. Subsequently, a new self-resonant equation is derived, and the validity of the newly derived equations is confirmed through EM simulation results, ensuring their accuracy. Two MLA prototypes, with lengths of 0.05 and 0.1 wavelengths at 405 MHz, are fabricated and experimentally validated. Smith chart measurements confirm the self-resonant condition and input resistance. By correlating with the VSWR characteristics, the obtained Q factor of approximately 100 aligns successfully with the results from the reactance equation. The antenna gain is verified at -7.7 dBi and -3.5 dBi for antennas with lengths of 0.05 and 0.1 wavelengths, respectively. These findings establish the practical applicability of the proposed equations for antenna design and elucidate the performance of practical antennas.
  • Tomoki CHIBA, Yusuke ASANO, Masaharu TAKAHASHI
    IEICE Transactions on Communications E107-B(1) 206-213 2024年1月1日  査読有り最終著者責任著者

MISC

 623
  • 平野 誠, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1999(1) 22-22 1999年8月16日  
  • 佐藤 浩, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1999(1) 192-192 1999年8月16日  
  • 根本 雅士, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1999(1) 215-215 1999年8月16日  
  • 平野 誠, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 99(152) 43-48 1999年6月25日  
    フランジ付き方形導波管を金属裏打ちの損失誘電体シートに押し当て,開口面からの反射係数を測定することにより,誘電体の複素誘電率を求めることができれば,非破壊測定法として有効である.本稿ではスペクトル領域法を適用して導出した連立方程式を解くことにより,反射係数から損失誘電体試料の複素誘電率を求めるための等高線図を作成し,その性質について考察した.また,実験によりこれら等高線図の有効性を確認した.等高線図内で誘電率が比較的精度よく定められる領域においては,汎用のネットワークアナライザにより,誘電率を約5%の精度で定められることがわかった.さらに,損失誘電体内の電磁波が,伝搬方向へ減衰する様子を調べ,実際の測定に必要なフランジ及び試料の大きさを求めた.
  • 平野 誠, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. OPE, 光エレクトロニクス 99(154) 43-48 1999年6月25日  
    フランジ付き方形導波管を金属裏打ちの損失誘電体シートに押し当て,開口面からの反射係数を測定することにより,誘電体の複素誘電率を求めることができれば,非破壊測定法として有効である.本稿ではスペクトル領域法を適用して導出した連立方程式を解くことにより,反射係数から損失誘電体試料の複素誘電率を求めるための等高線図を作成し,その性質について考察した.また,実験によりこれら等高線図の有効性を確認した.等高線図内で誘電率が比較的精度よく定められる領域においては,汎用のネットワークアナライザにより,誘電率を約5%の精度で定められることがわかった.さらに,損失誘電体内の電磁波が,伝搬方向へ減衰する様子を調べ,実際の測定に必要なフランジ及び試料の大きさを求めた.
  • 佐藤 浩, 高橋 応明, 安部 實
    シミュレーション・テクノロジー・コンファレンス発表論文集 1999(11) 99-102 1999年6月14日  
  • 平野 誠, 高橋 応明, 阿部 實
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1999(1) 27-27 1999年3月8日  
  • 佐藤 浩, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1999(1) 288-288 1999年3月8日  
  • 小林豊, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会総合大会, 1999 284-284 1999年  
  • 間嶋伸明, 高橋 応明, 安部 實
    信学ソ大, Sep. 1999 199-199 1999年  
  • 小林豊, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会通信ソサイエティ大会, 1999 194-194 1999年  
  • 高橋 美枝, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 98(420) 49-56 1998年11月20日  
    近年の通信機器の小型化に伴い回路が高密度化され, プリント基板回路内ではマイクロストリップ線路(MSL)の曲がり・分岐・線路幅変化などの不連続点が多数存在する.この不連続部により放射される電磁波は無視できない.本稿では, 不連続部の一例としてMSLの曲がり部に着目し, 線路の幅や, 曲がり部の形状による不要電磁波の軽減条件を検討した.その結果, 曲率半径を大きくし, 線路幅を細くすることにより, 不要放射を軽減できることを明らかにした.
  • 中澤 利之, 高橋 応明, 阿部 實
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1998(1) 40-40 1998年9月7日  
  • 岡野 好伸, 長谷 篤志, 伊藤 公一, 渡辺 聡一, 高橋 応明
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1998(1) 570-571 1998年9月7日  
  • 岡野 好伸, 長谷 篤志, 伊藤 公一, 渡辺 聡一, 高橋 応明
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 98(246) 9-16 1998年8月25日  
    電磁界が人体に与える影響を検討するための疑似人体モデルとして, 様々なファントムが提案されている.ここでは, 携帯電話等を使用した場合のマイクロ波近傍界曝露におけるSARを測定する一つの手法であるサーモグラフィ法に着目し, 電磁波照射用の疑似人体モデルとして, 千葉大学で開発された脳等価固体ファントムおよび新たに開発された頭蓋骨等価ファントムによる人体頭部規範モデルにより電気定数が大きく異なる頭蓋骨組織と脳組織の境界層におけるSARの実測値とFDTD法による計算値との比較を行った.また, SAR分布がファントムの外部形状によっても変化することから, リアル頭部モデルを使用した場合のSAR分布についても実測値と計算値の比較を行った.
  • 中澤 利之, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 98(246) 31-36 1998年8月25日  
    現在の方向探知装置は、1アレーで非常に広い帯域をカバーした高精度・高分解能が望まれている。低S/N環境下を考慮し、高利得の広帯域アンテナが必要であるが、アンテナによってはその大きさにより、半波長間隔の素子配列が物理的に不可能となる。半波長以上の等間隔配列したアレーによる方位推定ではアンビギュイティが発生する。このアンビギュイティの解消法として不等間隔アレーが有効であり、不等間隔アレーにはMUSICが適用できる。本稿では、まず半波長以上の間隔に発生するアンビギュイティの仕組みについて述べ、これに基づき不等間隔アレーの配列条件を定める。次にこの不等間隔アレーに対して、特定の位相差となるような方位で複数波が到来したときに発生するアンビギュイティの原因を明らかにし、これの解消方法について提案する。
  • 平野 誠, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 98(198) 107-113 1998年7月24日  
    フランジ付き方形導波管を金属裏打ちの損失誘電体シートに押し当て, 開口面からの反射係数を測定することにより, 誘電体の複素誘電率を求めることができれば, 非破壊測定法として有効である。そのためには誘電率と反射係数の関係を明らかにする必要があり, 開口面における電磁界を正確に求めなければならない。本構造の解析法として既に提案されている方法に基づいて, 損失誘電体内の電界をスペクトル領域法で求め, 開口面における磁界の境界条件より導波管側の電磁波各モードの振幅を定める未知係数の連立方程式を解く方法を用いた。連立方程式を解くために必要な項数について検討し, 遮蔽波長の大きい順に6個のモードを用いれば実験値ともよく一致することを確認した。ついで開口面における反射係数から誘電率を特定できる等高線図の一例を示した。
  • 佐藤 浩, 堂前 洋幸, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1998(1) 286-286 1998年3月6日  
  • 高橋 応明, 安部 實, 中川 幸彦, 菊池 章裕
    映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア 52(2) 168-168 1998年2月20日  
  • 高橋美枝, 高橋 応明, 安部 實
    信学ソ大1998-9 225-225 1998年  
  • 岡野 好伸, 長谷 篤志, 吉村 博幸, 伊藤 公一, 渡辺 聡一, 高橋 応明
    映像情報メディア学会技術報告 22 7-12 1998年  
    携帯電話等を使用した場合のマイクロ波近傍界曝露におけるSARを測定する一つの手法であるサーモグラフィ法に着目し, 電磁波照射用の疑似人体モデルとして, 千葉大学で開発された脳等価固体ファントムおよび新たに開発された頚蓋骨等価ファントムによる人体頚部規範モデルにより頚蓋骨組織と脳組織の境界層におけるSARの実測値とFDTD法による計算値との比較を行った.また, SAR分布がファントムの外部形状によっても変化することから, リアル頚部モデルを使用した場合のSAR分布についても実測値と計算値の比較を行った.
  • Masaharu Takahashi, Yukihiko Nakagawa, Minoru Abe
    Electronics and Communications in Japan, Part I: Communications (English translation of Denshi Tsushin Gakkai Ronbunshi) 80(7) 70-76 1997年7月  
    A radial line slot antenna (RLSA) is a slotted waveguide planar array proposed for DBS subscriber antennas. Its predicted conductor loss is almost negligible. The RLSA has extremely simple structure. It utilizes nonuniform slots which cancel the tapered aperture illumination associated with radial outward traveling wave excitation. An efficiency of more than 80% has been realized in RLSAs released for commercial use in Japan. The high potential of RLSAs in term of electrical and cost performance has stimulated advanced design for various applications, such as linearly polarized RLSAs and dual polarized RLSAs. One challenging topic is the design of low sidelobes for RLSA. This paper presents the basic design and measured performance of low-sidelobe RLSAs. A first sidelobe level of less than -25 dB and an antenna efficiency of 65% are realized.
  • 金野 和也, 高橋 応明, 安部 實, 関口 利男
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1997(1) 13-13 1997年3月6日  
    損失誘電体円筒及び楕円筒と線電流による損失電力や放射特性についてこれまで研究・報告してきた。本報告では損失誘電体楕円筒に平面波が入射した場合の誘電体内部の電界分布, および単位長あたりの損失電力(熱損失)を求め, その特性を明らかにした。
  • 中川 幸彦, 安達 義博, 高橋 応明, 安部 實, 菊池 章裕
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 96(483) 9-16 1997年1月23日  
    近年、オフィスや病院等において各種の電気・電子機器が多数存在しているが、そこから発生する電磁波が建物内の壁・床等に反射、又は外部から壁を透過して他の機器に干渉することが問題となっている。そこで、その干渉電磁波を建材(壁)で吸収・遮断することを考える。本報告では、鉄筋が挿入された壁と、新たに提案する凹凸形状のコルゲート形状壁をFD-TD法により解析した。その結果、鉄筋挿入壁では鉄筋間隔を変えることで、平面壁に比べて透過の抑圧が可能であり、コルゲート形状壁では反射と透過を抑圧できることを明らかにした。
  • 金野 和也, 高橋 応明, 安部 實, 関口 利男
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 96(483) 25-32 1997年1月23日  
    本格的な移動体通信システムの実現に伴い, 携帯電話やPHSが急速に普及している. 携帯型無線機を使用する場合, アンテナの放射特性に対する人体の影響や, 人体がアンテナおよび入射波から受ける影響は実際面において重要な研究課題と考えている. 本報告では損失誘電体楕円筒近傍の線電流による放射電力, 誘電体内の損失電力(熱損失)について2次元境界値問題として検討した. その結果, 損失電力は媒質定数, 特に複素比誘電率の損失項ε"に大きく依存し, あるε"で最大値を持つことがわかった. また, 人体を損失誘電体楕円筒とみなした場合, 放射電界や損失電力は線電流の置く角度よりも, 楕円筒面からの距離による変化が大きく, 人体に近いほど電力の損失が大きいことがわかった.
  • 高橋 応明, 中川 幸彦, 安部 實, 菊池 章裕
    映像情報メディア学会技術報告 21 25-30 1997年  
    In recent years, the office, hospital and so on are equipped with various electric and electronic devices. Electromagnetic waves that are radiated from these devices, reflect on the wall of the building or penetrate to the wall from outside, then they interfere to the other device. It's necessary to decrease the reflection and penetration by the concrete wall. In this paper, we analyzed the reflection and transmission characteristics of the corrugated surface wall by the FD-TD method. Its surface has asperity form that newly proposed. As a result, we obtained that the corrugated surface wall consumed a power of electromagnetic wave in the wall more than a plain wall. Then the corrugated surface wall can oppress reflection and transmission.
  • 高橋 応明, 山本 哲也, 安藤 真
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1996(1) 67-67 1996年9月18日  
    近年, 60GHz帯を用いたミリ波構内無線通信システムが検討されている。このシステムでは、天井等に設置される基地局と室内に分散されて設置される端末局を、ミリ波を用いて高速・大容量の無線通信を行うことを目指している。電波の多重反射等の影響を低減するために、狭ビームを用いることや、円偏波を用いることなどが提案されている。本報告では、給電損失が少ない導波管構造のラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)を、60GHz帯無線LANの端末局用アンテナとして使用し、テイラー分布を用いてサイドローブ抑圧を行うものである。
  • 中川 幸彦, 高橋 応明, 安部 實, 菊池 章裕
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1996(1) 295-295 1996年9月18日  
    現在、目覚ましいOA化・インテリジェント化に伴い、オフィスや病院等において各種の電気・電子機器が多数存在し、今後も増えていくことが予想される。例として、携帯電話・パソコン・OA機器・無線LAN・建設設備等がある。そして、そこから発生する電磁波が直接又は壁や床等に反射して他の機器に干渉し誤動作を起こしたり、逆に外部から壁を透過して侵入してきた電磁波が建物内の機器に干渉したりすることが問題となってきている。そこで、その干渉を抑えるために、壁や床等からの電磁波を吸収、遮断する建材が必要となっている。
  • 金野 和也, 高橋 応明, 安部 實, 関口 利男
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 96(35) 13-20 1996年5月16日  
    本格的な携帯電話システムの実現に伴い,移動通信の需要は急速に高まっている.携帯電話などの小型無線機用アンテナの放射特性に対する人体の影響,人体がアンテナおよび入射波から受ける影響は実際面において重要な研究課題と考えている.本報告では損失誘電体円筒近傍に線電流を置いたときの放射電力,誘電体内の損失電力(熱損失)について2次元境界値問題として検討した.その結果,損失電力は媒質定数,特に誘電体の損失項ε"に大きく依存し,ε"=1近傍で最大になることがわかった.また,人体および人体頭部を円筒とみなした場合,線電流が人体に近いほど電力の損失が大きいこと,放射電界も大きく変化していることがわかった.
  • 吉家 雅人, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1996(1) 117-117 1996年3月11日  
    円偏波用ラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)は衛星放送受信を目的とした平面アンテナである。現在市販のRLSAはビーム方向が正面であるが,アンテナのビーム方向を傾けることができれば取り付け角度を小さくでき,屋根や建物の壁面に設置できる。本報告では設計したビームチルトRLSAの特性について示す。
  • 高橋 応明, 安部 實, 宇波 義春
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1996(1) 131-131 1996年3月11日  
    周波数拡散(SpreadSpectrum;SS)方式を用いた無線LANシステムでは、遠近問題と言われる受信希望局よりも近い干渉局の影響で復調できないことが起きる。また、同一周波数帯で広帯域な雑音を放射する機器が近傍に存在する場合も同様に問題が生じる。本報告では、室内通信では妨害波源は多く存在しないため、一方向を想定し、妨害波の到来方向にnullを形成する3素子アダプティブアレーアンテナを使用した場合の効果を確認する。
  • 吉家 雅人, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 95(465) 23-30 1996年1月18日  
    ラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)は衛星放送受信を目的とした高効率平面アンテナである。このアンテナはビーム方向が正面であるが,ビームチルトができれば屋根や壁に密着して設置を行うなど種々の用途が考えられる。ビームチル卜設計ではスロットからの反射量を抑圧する必要があり,その設計に膨大な計算時間を必要とするのがこれまでの最大の欠点であった。本報告では設計パラメータを減らし,初期値を適切に設定することでビームチルトの設計を効率良く行った。ー例として,チルト角20度のビームチルトRLSAの設計を行い,スロット間の相互結合の考慮範囲を広げることにより利得32.7dBiを実現し,ほぼ所望の特性を実現した。
  • T Yamamoto, M Ando, N Goto, M Takahashi
    IEEE ANTENNAS AND PROPAGATION SOCIETY INTERNATIONAL SYMPOSIUM - 1996 DIGEST, VOLS 1-3 1 62-65 1996年  査読有り
    In recent years, various types of system in millimeter-wave band have been developed. In the system of millimeter-wave, it is suitable to make use of the antenna without feed loss. A radial line slot antenna (RLSA) is a slotted waveguide planar antenna proposed for direct broadcast from satellite (DBS) subscribers in 12GHz band. Since this antenna utilizes a waveguide as a feed circuit, high efficiency is theoretically expected irrespective of frequency. This paper presents the design of RLSA at 60GHz band and predicts the performances.
  • 山本哲也, 安藤 真, 後藤 尚久, 高橋 応明
    1996信学春全大, Mar. 104-104 1996年  
    In recent years, various types of system at 60GHz band have been developed. In Japan, the antenna gain of 20-40dBi is required to utilize the millimeter-wave applications at 60 GHz band such as automotive collision avoidance and indoor wireless LAN and so forth. There have been also many types of antennas applied for those systems. In the system to utilize specially high frequency such as millimeter-wave, it is suitable to make use of the antenna without feed loss. A radial line slot antenna (abbreviated to RLSA) is a slotted waveguide planar antenna proposed for direct broadcast from satellite (DBS) subscribers. Since this antenna utilizes a waveguide as a feed circuit, high efficiency is expected theoretically independent of frequency. In the antenna, the efficiency of 84% has been realized as an antenna for DBS to date. This paper proposes to apply the RLSA to 60GHz band and presents the performances by calculations.
  • 山本 哲也, 安藤 真, 後藤 尚久, 石井 信雄, 高橋 応明, 堀池 靖浩
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1995(1) 27-27 1995年9月5日  
    近年、均一・高密度プラズマの大口径化のために、プラズマを用いたエッチング装置に平面アンテナを用いる方法が有力である。これまで、著者らはEC(Electron Cyclotron Resonance)プラズマエッチング用平面アンテナの試作を行い、その特性を確かめてきたが、今回新たに磁界の不要なプラズマの励起法として、表面波(Surface Wave coupled Plasma;SWP)を用いたプラズマエッチング装置について、その検討を行った。
  • 金野 和也, 高橋 応明, 安部 實, 関口 利男
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1995(1) 32-32 1995年3月27日  
    携帯電話を使用する場合、アンテナが人体に近接するためにその放射パターンはアンテナ単体の場合と異なる。ここでは人体を損失誘電体楕円筒、携帯電話用アンテナを線電流に仮定して楕円筒の媒質定数による放射パターンの特徴を調べ人体がほぼ完全導体とみなせる結果を得たことを報告する。
  • 菊地 彰剛, 高橋 応明, 安部 實, 宇波 義春
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1995(1) 65-65 1995年3月27日  
    周波数拡散(SS)方式を用いた既存の無線LANシステムでは、同一周波数帯で広帯域な雑音を放射する機器が近傍に存在する場合SSの効果に疑問がある。妨害波源からの直接波の到来方向にnullを形成するアンテナを使用した場合の効果を確認し、このようなアンテナの無線LANシステムへの応用を目指して4素子アレーアンテナを用いた任意方位角方向にnullを形成する方法について報告する。
  • 中川 幸彦, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1995(1) 78-78 1995年3月27日  
    衛星放送用に開発されたラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)は円形の平面アンテナであり、アンテナ表面に螺旋配列される多数のスロットから円偏波を放射する。他の衛星の干渉を避けるためにサイドローブを抑制する必要がある。今回は、サイドローブレベルが約-25dB、アンテナ効率が60%以上を目標として周波数12GHz、直径40cmのRLSAの設計を行なった。
  • 高橋 宏明, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1995(1) 81-81 1995年3月27日  
    同心円配列ラジアルラインスロットアンテナ(以下CA-RLSA)は給電部に空胴共振器を用いたアンテナ開口分布の軸対称性の良い高能率薄型平面アンテナである。最外周に配置した整合スロットにより導波路終端部の損失が低減され高効率化が実現される。更に高効率化し小口径化するためには、アンテナ開口面密度を向上させる必要がある。本報告は内部誘電体の誘電率を高くし、波長の短縮率を大きくすることによりスロット数を増加させたCA-RLSAの基本的検討を行った。
  • 吉家 雅人, 高橋 応明, 安部 實
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1995(1) 85-85 1995年3月27日  
    円偏波用ラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)は、衛星放送受信を目的とした平面アンテナである。現在市販のRLSAはビーム方向が正面であるが、アンテナのビーム方向を傾けることができれば取り付け角度を小さくでき、屋根や建物の壁面に設置できる。本報告ではスロットペアの解析をチルト方向に垂直な面を仮定することで求め、大幅な計算時間短縮が実現できたことを報告する。またそれらを実際にアンテナ上に配置する手順を示す。
  • 大竹 朗, 高橋 応明, 安部 實, 関口 利男
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 94(396) 23-28 1994年12月15日  
    信号の周波数を逓倍すると信号間の位相差も逓倍される。この原理を受信用アレーアンテナに応用すればアンテナ素子の間隔を縮小でき、短波帯でのアレーアンテナの小形化に有効である。本報告では、周波数逓倍回路にPLL(Phase Locked Loop)を用いた2素子及び4素子アレーアンテナが、それぞれ9.6%、6.4%にまで小形化でき、周波数変動に対してその指向性の変化は少ないことを示す。また、相互結合を考慮した指向性の計算値は、無限導体板上に置かれたモノポールアレーについて起電力法及びモーメント法を用いて行い、測定値とほぼ一致した。
  • 上野 正男, 細野 誠司, 高橋 応明, 広川 二郎, 安藤 真, 後藤 尚久
    電子情報通信学会秋季大会講演論文集 1994(1) 110-110 1994年9月26日  
    ラジアルラインスロットアンテナ(以下RLSA)は衛星放送受信を目的とした高性能平面アンテナである。現在、周波数12GHz、40cmφ〜60cmφで80%を越える高効率のRLSAが実現されているが、より小さな口径では、80%を越える高効率を実現するのは難しい。その理由として、導波路終端郎の損失と開口面電磁界分布の非軸対称性が指摘されている。これらの問題点を解決するために、終端整合素子によって終端電力を放射すると同時にスロットを同心円配列にする同心円素子配列RLSA(CA-RLSA)が提案されている。本報告はCA-RLSAのスロット設計について述べたものである。
  • 山本 哲也, 高橋 応明, 安藤 真, 後藤 尚久
    電子情報通信学会秋季大会講演論文集 1994(1) 112-112 1994年9月26日  
    A radial line slot antenna is a slotted waveguide planar array for DBS reception. The authors proposed a wide-band radial he slot antenna(WB-RLSA) which halves the waveguide length and widens the frequency bandwidth. However, it suffers from blocking without slots above which occupies about 4% on the aperture, associated with the spiral arrangement of the array. For the further enhancement of antenna efficiency, it can be the difficulties. Another application for plasma excitation also requires highest degree of uniformity of aperture field distribution. Elimination of blocking is important in the above respects. This paper presents the WB-RLSA with a concentric array configuration. It is also one of the advantages that matching slots can be applied easily in the antenna.
  • 高橋 応明, 安部 賓, 鈴本 正則, 吉本 尚志, 吉田 八寿彦
    電子情報通信学会秋季大会講演論文集 1994(1) 120-120 1994年9月26日  
    ラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)は、高能率平面アンテナである。すでに右旋円偏波を用いた日本の衛星放送受信用のアンテナは実用化されている。北米での衛星放送受信用アンテナとしては、周波数12.2〜12.7GHz、右旋(RHCP)・左旋(LHCP)の両円偏波が受信でき利得33.5dBiが必要である。既に偏波共用RLSAを提案し、開口径55cmのアンテナで帯域端利得33.5dBi、ピーク効率60%以上を実現している。今回は、開口分布を制御しサイドローブを抑圧する方法を示す。
  • 上野 正男, 細野 誠司, 高橋 応明, 広川 二郎, 安藤 真, 後藤 尚久
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 94(139) 17-22 1994年7月14日  
    ラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)は衛星放送受信用を目的として開発された高能率薄型平面アンテナである。効率をさらに向上するには、終端電力を利用する終端整合素子が必要であり、終端整合素子を有効に動作させるためにはアンテナ開口電磁界分布の軸対称性を改善することが重要である。この2つの問題を解決するために同心円素子配列RLSA(CA-RLSA)が提案されている。本報告は、終端整合素子を含めたCA-RLSAのスロット設計について述べたものである。実際に、開口径24cmのスロット板を試作し、回転電磁界給電回路と組み合わせてアンテナを構成、利得を測定した結果、ピーク利得27.8dBi、効率68%が得られた。
  • 山本 哲也, 高橋 応明, 安藤 真, 後藤 尚久
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 94(10) 29-35 1994年4月21日  
    ラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)は衛星放送受信用に開発された平面アンテナである。給電回路に導波管を用いているため、他の形式の平面アンテナと異なり低損失であり、大口径でも高能率である。現在、開口径60cmの一層構造RLSAは効率87%を実現している。しかしながら、このアンテナは、進行波によりスロットを励振しているため、大口径では長線路効果により帯域が制限されてしまう。本論文では、給電構造に改善を加え、線路長を短くした新しいタイプの広帯域RLSAに関して、その設計法及び特性について述べる。このアンテナによって、帯域が広がることが、実験により確認された。
  • 植木 宣浩, 高橋 応明, 安藤 真, 後藤 尚久
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 94(10) 37-44 1994年4月21日  
    ラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)は衛星放送受信を目的とした高能率平面アンテナである。従来のRLSAは正面方向に電波を放射するアンテナであるが、ビームチルトができれば色々な用途が考えられる。RLSAは多モード導波管を用いた進行波型アンテナであるためビームチルトにあたりスロットからの反射を抑圧する必要がある。本報告ではビームチルト型RLSAの設計法を示すものである。チルト方向へ円偏波を放射し反射を抑圧するようなスロットペアを解析により求め、アンテナの設計手順を示す。チルト角10度の1層構造RLSAを試作し、実験によりその諸特性を確認した。その結果、ピーク利得35.4dBi,開口効率64%を実現できた。
  • T YAMAMOTO, M TAKAHASHI, M ANDO, N GOTO
    IEEE ANTENNAS AND PROPAGATION SOCIETY INTERNATIONAL SYMPOSIUM 1994, VOLS I-III 3 2204-2207 1994年  査読有り
    A Wide Band Radial Line Slot Antenna (WB-RLSA) is proposed, which utilizes a novel feed configuration to enhance frequency bandwidth. The band-edge gain enhancement due to the power divider becomes apparent experimentally. Experiments verify these findings. The antenna gain of about 33.7 dBi is achieved at 800 MHz band and 35.5 dBi at peak frequency for model antenna. The inconsistency of aperture illumination around ρmid because of the hiatus on the slot configuration should be decreased in future investigation.
  • M TAKAHASHI, M ANDO, N GOTO, M KSUZUKI, Y OKAZAKI, T YOSHIMOTO, Y YOSHIDA, Y NUMANO
    IEEE ANTENNAS AND PROPAGATION SOCIETY INTERNATIONAL SYMPOSIUM 1994, VOLS I-III 2 806-809 1994年  
    The feasibility of dual circularly polarized RLSAs proposed for DBS subscriber antennas is demonstrated in this note. An array having a 0.55 m diameter is generated and the antenna gain of more than 35.5 dBi is measured in both polarization at the edge of DBS frequency range. The obtained peak efficiency at the center frequency is 70%.

書籍等出版物

 11

講演・口頭発表等

 113

所属学協会

 2

共同研究・競争的資金等の研究課題

 19