大学院園芸学研究院

八島 未和

Miwa Yashima Matsushima

基本情報

所属
千葉大学 大学院園芸学研究院園芸環境科学講座 講師
学位
博士(農学)(千葉大学)

研究者番号
60527927
J-GLOBAL ID
202001012409427744
researchmap会員ID
B000382471

外部リンク

論文

 42

MISC

 12
  • 熊澤 喜久雄, 犬伏 和之, 八島 未和
    日本土壌肥料学雑誌 = Japanese journal of soil science and plant nutrition 88(3) 286-288 2017年6月  
  • 須藤 翔, 八島 未和, 永野 博彦, 小坂井 宏輔, 田場 秀卓, 宮入 大宗
    日本土壌肥料学会講演要旨集 (61) 101-101 2015年9月9日  
  • 林健太郎, 長谷川利拡, 臼井靖浩, 常田岳志, Charles P. Chen, 八島未和, 片柳薫子, 堅田元喜, 麓多門, 池田成志, 大久保卓
    日本土壌肥料学雑誌 85(3) 268-273 2014年6月  
    二酸化炭素(CO2)の大気濃度の増加はとまらず2012年には400ppm目前に達した(NOAA,2013)。大気CO2の増加(高CO2)は,光合成を促進して植物生産を増やす一方で,土壌への新鮮有機物の供給を増やして水田のメタン(CH4)発生を増加させる(Tokida et al., 2010)。また,地球の気候は我々が実感する速さで変化しつつある(IPCC,2013)。高CO2と気候変動が稲作および水田生態系に及ぼす複合影響を解明し,必要な対策を施すことが早急に求められている。FACEはfree-air CO2 enrichment(開放系大気CO2増加)の略語である。FACE実験は,実規模の農耕地などにおいて大気CO2を目的濃度に上昇させ,植物生産や生態系の応答を解明するものである。農業環境技術研究所は茨城県つくばみらい市に「つくばみらいFACE実験施設」を設置し,2010年より水田を対象とした研究を開始した(Nakamura et al., 2012; 農環研,2013)。
  • 犬伏和之, 孔 玉華, 坂田ロスナエニ, 八島未和
    食と緑の科学 (68) 1-6 2014年3月  
    本報告では,千葉大学森林環境園芸農場(以下,沼田農場)において,2010年から2011年に実施された土壌調査の結果に基づき,特に土壌断面での土壌炭素および微生物バイオマス炭素の分布結果を報告した。両者とこれまでの報告結果を比較し,土壌炭素の貯留と微生物の活動について議論した。沼田農場内にある果樹園,草地,林地の各1か所において,土壌断面調査および土壌理化学性・微生物性の分析を行った。理化学性および微生物性の分析には果樹園と林地の地表面に最も近い層(第1層位)から約1mまでの各土層を供試した。土壌断面調査では,地表から深さ50から65cmにおける埋没腐植層が認められ,土壌全炭素と微生物バイオマス炭素は,果樹園と林地の下層土を含め,正の相関関係を示した。埋没腐植層中の有機物も土壌微生物の基質として利用されていることが示唆された。

書籍等出版物

 6

講演・口頭発表等

 5

共同研究・競争的資金等の研究課題

 8