専門は民俗資料論です。民俗学に関わること、地域振興に関わること、日常の食文化・郷土食に関わること、そして教養教育では、留学生と日本人学生が共に学ぶアクティブラーニング形式の授業も担当しています。
現在千葉大学では以下の担当科目を持っています。
(1)教養教育(千葉大では普遍教育といいます)
伊豆諸島の文化と自然を題材にした研究者によるオムニバス授業「伊豆諸島の文化と自然」
短期留学生の母国語で作る国立歴史民俗博物館のワークシート「特別研究C・D」
地域づくりを対象とした研究フィールドを持つ研究者のオムニバス授業「地域づくりと地方の再生」
(2)国際教養学部
1年生に人文科学系の入口に触れてもらうオムニバス俯瞰科目「人文社会科学基礎」
さまざまな分野における質的調査の事例を概説する「質的調査法Ⅰ」
現代社会で見かけるさまざまな生活習俗の変化について考える「現代社会と民俗」
太平洋戦争以後に大きく変わった日本人の食生活の変遷から現在の食文化を考える「日本の食文化」
千葉県のフィールドを題材に農山漁村の生産や文化財をとおして地域振興を考える「千葉の地域資源と活用」
千葉県鴨川市に通年通いながら地域の問題を発見し関わっていく野外実習「持続的地域貢献活動実習」
卒論に関わるメジャー科目「クロスメジャープロジェクトⅡ」「メジャープロジェクトⅠ,Ⅱ」
(3)文学部
1930年代に行われた戦時体制か直前の生活改善に関わる官製指導と民俗について考える「民俗文化論a」
現代につながる俗信・禁忌が持つ時代背景について考える「民俗文化論b」
(4)大学院(人文公共学府、総合国際学位プログラム)
「民俗学」「民俗学演習」「民俗資料論」(以上人文公共学府博士前期・後期課程)
「質的分析」(総合国際学位プログラム修士課程)