研究者業績

坂本 洋右

サカモト ヨウスケ  (yousuke sakamoto)

基本情報

所属
千葉大学 医学部附属病院
学位
医学博士(2005年3月 千葉大学)

研究者番号
50451745
J-GLOBAL ID
202101020120091004
researchmap会員ID
R000028616

論文

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MISC

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  • 馬場 隆緒, 坂本 洋右, 鵜澤 一弘, 丹沢 秀樹
    千葉医学雑誌 90(6) 239-239 2014年12月  
  • 笠間 洋樹, 坂本 洋右, 鵜澤 一弘, 丹沢 秀樹
    千葉医学雑誌 90(6) 240-240 2014年12月  
  • 戸枝 百合子, 肥後 盛洋, 坂本 洋右, 小河原 克訓, 椎葉 正史, 鵜澤 一弘, 丹沢 秀樹
    日本口腔科学会雑誌 63(4) 449-449 2014年9月  
  • 喜田 晶洋, 小池 博文, 肥後 盛洋, 神津 由直, 笠松 厚, 坂本 洋右, 小河原 克訓, 椎葉 正史, 鵜澤 一弘, 丹沢 秀樹
    日本口腔科学会雑誌 63(2) 237-237 2014年3月  
  • 笠松 厚志, 小山 知芳, 小池 博文, 坂本 洋右, 鵜澤 一弘, 丹沢 秀樹
    日本口腔外科学会雑誌 59(9) 583-587 2013年9月  
    症例は59歳女性で、嚥下時の違和感を主訴に受診し、疼痛もないため、経過観察されたが改善がみられず、紹介受診となった。栄養状態は良好で、顔貌左右対称、特記すべき異常所見はなかった。右側下顎枝前内方に桜実大で弾性硬、可動性の腫瘤が認められた。右側上下第三大臼歯は20年以上前に抜歯され、抜歯窩相当部は正常粘膜に覆われていた。パノラマX線では歯および骨に異常所見を認めなかった。CTでは右側下顎枝前内方部に一部造影効果を伴う腫瘤が認められた。MRIでは右側下顎枝前内方部にT1強調像で筋肉と同程度の信号、STIRおよびT2強調像で高信号の内部不均一な分葉構造を示す腫瘤が認められた。良性唾液腺腫瘍と診断し、全身麻酔下に全切除生検を行った。腫瘍は下顎枝内斜線と翼突下顎縫線の間で粘膜直下に存在していた。周囲の正常脂肪組織を含め腫瘍を一塊として切除し、術中の骨および舌神経の露出は認めなかった。摘出標本は弾性硬であった。創部の治癒経過は良好で、術後2年6ヵ月のCT所見で再発はなく、術後3年9ヵ月現在異常所見は認められない。病理組織学的診断は叢状型周辺性エナメル上皮腫であった。
  • 山野 由紀男, 鵜澤 一弘, 小池 博文, 笠松 厚志, 坂本 洋右, 丹沢 秀樹, 伊藤 博
    日赤医学 64(2) 439-442 2013年9月  
    症例は14歳女児で、右側顎下部の腫脹の増大で近歯科より紹介受診した。右側顎下部に弾性軟で無痛性腫脹を認め、口腔内所見では口底部に腫脹は認めなかった。造影MRIで右側顎下腺前方と顎舌骨筋外側にT1強調で低信号、T2強調で高信号を呈する内部均一で境界明瞭な46×35×24mm大の病変が認められた。Plunging ranula疑いで全身麻酔下に右側舌下腺摘出術を行った。摘出後に顎下部を圧迫すると顎舌骨筋裂隙より血性で粘張度の高い唾液様液体が排出され、十分に吸引後洗浄して創面を一時閉鎖した。術後は口腔外から圧迫ガーゼで顎下部を圧迫し、経過良好で術後7日目に退院し、術後6ヵ月経過で再発は認めていない。病理所見では、摘出舌下腺は辺縁部に嚢胞状に拡張した導管様構造を認め、同部に粘液が充満し、上皮の裏装を欠いていた。周囲には中等度の炎症性細胞浸潤を伴い、小葉は局所的に萎縮しており、舌下腺由来のガマ腫と考えられた。
  • 鵜澤 一弘, 笠松 厚志, 馬場 隆緒, 肥後 盛洋, 坂本 洋右, 小河原 克訓, 椎葉 正史, 丹沢 秀樹
    日本口腔腫瘍学会誌 25(3) 98-107 2013年9月  
    過去数十年の研究成果によって、がん患者の循環血液中にみられる腫瘍由来細胞(circulating tumor-derived cells:CTCs)あるいは末梢循環腫瘍由来核酸(circulating tumor-derived nucleic acids:ctNAs)が微小転移の兆候であり、それゆえ重要な予後因子であることが広く受け入れられてきた。これらは免疫細胞化学的あるいは分子生物学的分析法によって検出でき、さらに実際の患者においてもシステミックでリアルタイムなCTCs/ctNAsのモニタリングが可能となりつつある。本稿では、口腔がんにおける基礎から臨床応用へのCTCs/ctNAs研究の変遷について、われわれの最近の研究成果と併せて解説する。(著者抄録)
  • 鵜澤 一弘, 坂本 洋右, 小山 知芳, 神津 由直, 小池 博文, 笠松 厚志, 小河原 克訓, 椎葉 正史, 丹沢 秀樹
    日本口腔内科学会雑誌 18(2) 63-67 2012年12月  
    後天性血友病は、第VIII因子(FVIII)インヒビターに起因したまれな血液疾患である。本報告は69歳女性の抜歯後出血を契機に発見された多因子活性低下を伴った後天性血友病の1例である。血行動態の安定化と免疫抑制剤投与により止血をみた。診断後11年経過した現在でもFVIIIインヒビターの消失には至っていないものの、血液内科専門医管理のもと創部再出血の症状は認めず経過良好である。(著者抄録)
  • 坂本 洋右, 皆川 康之, 神津 由直, 笠松 厚志, 鵜澤 一弘, 丹沢 秀樹
    日本口腔外科学会雑誌 58(4) 242-246 2012年4月  
    症例は56歳女性で、左側顎関節の腫脹・疼痛・開口障害を自覚した。CTで左側下顎枝から下顎切痕部にかけて骨膨隆および破壊像を、3D-CTでは下顎切痕から関節突起内部に溶解性を示す腫瘍病変が認められた。MRIでは同部に約29mm×22mm大の腫瘤を認め、T1・T2強調画像で低信号、中心部はT2強調画像高信号を示し、99Tcシンチグラフィーで集積が認められた。生検病理診断は軟骨芽細胞腫で、腫瘍切除術を施行した。下顎角部で顎骨を切断した後、関節円板と腫瘍を一塊に摘出し、骨欠損は下顎頭付プレートで再建した。術後26ヵ月経過し再発はない。切除標本の病理所見で、多数の破骨細胞様の多核巨細胞と単核細胞が混在し、単核細胞は核に核溝を、細胞質にヘモジデリンを認め、免疫染色でS-100タンパク陽性を示した。また腫瘍内にはHE染色で類骨基質に類似し、alcian blue染色で陽性を示す島状の軟骨基質と考えられる組織が認められた。最終的に軟骨芽細胞腫と病理診断した。
  • 清水 俊宏, 小河原 克訓, 小池 一幸, 薄倉 勝也, 坂本 洋右, 小野 可苗, 椎葉 正史, 武川 寛樹, 横江 秀隆, 鵜澤 一弘, 丹沢 秀樹
    日本口腔科学会雑誌 58(4) 293-293 2009年9月  
  • M. Iyoda, K. Uzawa, K. Sakuma, Y. Yamano, Y. Sakamoto, M. Shiiba
    ORAL ONCOLOGY 213-213 2009年7月  
  • 伏見 一章, 鵜澤 一弘, 石上 享嗣, 大和地 正信, 野村 仁美, 齋藤 謙悟, 坂本 洋右, 小河原 克訓, 椎葉 正史, 武川 寛樹, 横江 秀隆, 丹澤 秀樹
    日本癌学会総会記事 67回 231-231 2008年9月  
  • 伏見 一章, 椎葉 正史, 中津留 誠, 倉澤 良典, 吉田 成秀, 坂本 洋右, 小野 可苗, 小河原 克訓, 武川 寛樹, 横江 秀隆, 鵜澤 一弘, 丹沢 秀樹
    千葉医学雑誌 84(3) 137-141 2008年6月1日  
    口腔多発癌は比較的まれな症例であり予後も悪いとされている。今回の観察は口腔に発生する多発癌の特徴をあきらかにすることを目的としている。1997年から2002年の間に千葉大学附属病院において口腔扁平上皮癌と診断された151症例中に13症例(8.6%)の多発癌症例を経験した。これら多発癌症例と単発癌症例との間で臨床的特徴(性別,年齢,TNM分類)に有意な差異は認めなかったが,多発癌症例群は単発癌症例群と比較してやや進行癌である傾向を示した。多発癌症例における第1癌と第2癌との発生間隔は平均3年7か月であった。多発癌の第1癌が最も多く認められた部位は歯肉であり,一方単発癌は舌,歯肉が好発部位であった。病理組織型では高分化型癌が多く,多発癌症例で61.5%,単発癌症例で78.3%を占めた。5年累積生存率は多発癌症例73.8%,単発癌症例87.0%であった。これらの結果は,臨床的特徴から進行度が低いと考えられたとしても多発癌は治療が困難である可能性を示唆している。今回の観察においては放射線治療を受けたことのある多発癌症例はなく,また喫煙や飲酒といった習慣と多発癌との間に統計的に有意な関連は認められなかった。

共同研究・競争的資金等の研究課題

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