研究者業績

小島 隆

コジマ タカシ  (Takashi Kojima)

基本情報

所属
千葉大学 大学院工学研究院(共生応用化学コース) 准教授
学位
博士(工学)(名古屋大学)

ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0001-7721-1031
J-GLOBAL ID
200901057950904267
researchmap会員ID
5000078683

研究キーワード

 3

受賞

 40

論文

 166

MISC

 44
  • 高橋友希, 上川直文, 小島隆, 稲垣順一, 掛川一幸
    無機マテリアル学会学術講演会講演要旨集 123rd 2011年  
  • 小島 隆, 鈴木 里英, 上川 直文, 掛川 一幸
    日本セラミックス協会学術論文誌 : Nippon Seramikkusu Kyokai gakujutsu ronbunshi 115(1338) 160-164 2007年2月1日  
    Porous materials were prepared by stacking needle-like titania particles. The uniform, needle-like titania particles were synthesized by hydrothermal treatment of titanium hydroxide gel containing ethylenediamine. A seeding technique controlled the particle size of them. The obtained particles were dispersed in aqueous solutions with various pH values and vacuum-filtered to form bulk materials. Porous materials with uniform microstructure were obtained when the pH of the suspension was adjusted to the value suitable for generating electrostatic repulsion between dispersed titania particles. Changing the size of component particles also controlled the pore size of the porous titania.
  • 小島 隆, 鈴木 里英, 深井 丈晴, 上川 直文, 掛川 一幸
    日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2006F 387-387 2006年  
    本研究では、水熱法を用いて粒径が均一で、かつ針状に形状異方性を有するチタニアおよびアルミナ系粒子を合成し、得られた粒子を用いての多孔体作製を試みた。この際、様々な粒径の粒子を調製することにより、孔径の制御も試みた。得られた粒子を、それぞれpHを調製した分散媒に分散し、吸引濾過によりバルク状の多孔体としての成形を試みたところ、粒子間に反発力が生じやすいような条件の分散媒を用いた場合に、割れやひびの生じにくい多孔体を作製することが出来た。用いる粒子の粒径を変えた場合も均一な多孔体を成形することが可能であり、得られた多孔体は、粒子の粒径に依存した孔径を有していた。
  • 小島 隆, 鈴木 里英, 上川 直文, 掛川 一幸
    日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2006S 540-540 2006年  
    本研究では、針状に形状異方性を有するチタニア粒子の積層によるセラミックス多孔体の作製を試みた。まず、水酸化チタンをアミン類等の吸着物質存在下で水熱処理することにより、粒径が均一で、かつ針状に形状異方性を有するチタニア粒子を合成した。また、酸性条件下での水熱合成により調製した、非常に微細なチタニアナノ粒子を種結晶として用いることにより、針状チタニア粒子の粒径を変化させてそれぞれ合成した。得られた粒子を水中に分散、吸引濾過を用いて成形することにより、多孔体の作製を行った。均一な粒径を有する異方性粒子を用いたことにより、得られる多孔体は気孔率が大きく均一な細孔径を有していた。
  • 酒井幸紀, 稲垣順一, 稲垣順一, 上川直文, 小島隆, 掛川一幸
    日本セラミックス協会関東支部研究発表会講演要旨集 22th 2006年  

書籍等出版物

 3

講演・口頭発表等

 362
  • 上川直文, 小池智, 小島隆, 掛川一幸
    セラミックス基礎科学討論会講演要旨集 2005年1月20日
  • 石井 俊輔, 上川 直文, 小島 隆, 掛川 一幸
    日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005年
    酸化亜鉛(ZnO)ナノ粒子およびその安定な分散ゾルは、蛍光体や圧電体薄膜作製用原料として非常に重要である。本研究では水酸化亜鉛(Zn(OH)2)ゲルを蒸留水、アルコール、グリコールなどの中性溶液中で35℃から75℃程度の低温にて24時間加熱処理する非常に簡便な方法によりZnOナノ粒子が中性溶液中に安定に分散したゾルを得る事が出来た。溶液としてエチレングリコールを用いた場合、加熱処理温度が35の場合平均粒径10nmのZnOナノ粒子が直径100nmの球状に集合した二次粒子の形成が見られた。また、加熱処理温度が高くなると2次粒子の生成は見られなくなりZnOナノ粒子の粒径が増加することが分かった。
  • 大沢佑介, 上川直文, 小島隆, 掛川一幸
    日本セラミックス協会秋季シンポジウム講演予稿集 2004年9月17日
  • 鈴木ソフィア沙織, 小島隆, 上川直文, 掛川一幸
    日本セラミックス協会秋季シンポジウム講演予稿集 2004年9月17日
    本研究の目的は、準安定非晶質相から成る粉体の放電プラズマ焼結(SPS)による機能性セラミックスの創製である。本報告では、超急冷法を用いて作製した非晶質アルミナ/シリカ(モル比1:1)粉体についてSPSを用いて焼結し、常圧焼結法と比較した。本手法によって新機能性を有する、ユニークな非晶質バルク体の作製が期待できる。SPS温度850degC(100degC/min、0秒保持)までは非晶質相を保ったままバルク化することができたが、相対密度は80%程度と低かった。SPS温度900degCでは著しく緻密化した(95%)が、ムライト相が急激に結晶化したため亀裂が生じた。しかし、常圧焼結法では、900‐1100degCにおいて50%程度しか緻密かしなかったため、非晶質のバルク化とともに難焼結性を改善できることを見出した。
  • 鈴木美季, 上川直文, 小島隆, 掛川一幸
    日本セラミックス協会秋季シンポジウム講演予稿集 2004年9月17日
    酸化チタンの光触媒や紫外線吸収材料などへの応用のためにはその粒子形態や粒径および比表面積を制御することが重要である。本研究では糖アルコールが金属イオンと強く相互作用することに注目し、チタンアルコキシドの加水分解に対する糖アルコール添加の効果について検討した。そしてチタンイソプロポキシドを糖アルコール水溶液中で加熱処理した場合に得られたTiO2粒子のキャラクタリゼーションを行った。糖アルコールとしてD-マンニトールを用いた場合、0.05mol/lの濃度の水溶液中にチタンイソプロポキシドをいれ95℃、24h加水分解反応を行った所比表面積が460m2/gのTiO2粒子を得ることができた。また、D-マンニトール水溶液の濃度が増加すると粒子形態は数10nmのTiO2粒子が強く凝集した構造から平均粒径が150nm程度の球状のTiO2粒子へ変化することが明らかとなった。以上のTiO2粒子について光触媒活性を測定した結果についても報告する予定である。
  • 大沢 佑介, 小島 隆, 上川 直文, 掛川 一幸
    日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004年
    酸化チタン(TiO2)はn型半導体でありまた光触媒活性など多様な物性を有している。そして、TiO2にNb5+イオンをドープすることで原子価制御によりn型半導体性を高めることが出来る。また、可視光で活性を有する光触媒への応用が出来る。本研究では、水溶性で高い安定性を有するペルオキシ化合物水溶液を前駆体として用いる溶液法に着目した。Tiペルオキシ化合物水溶液とNbペルオキシ化合物水溶液を混合し乾燥焼成する方法によりNbドープTiO2を調製しその電気伝導性および光触媒活性について検討した。ペルオキシ化合物を用いた場合1000℃以下の焼成温度でTi3+とTi4+の混合原子価を有するNbドープTiO2を得ることが出来た。
  • 森 保樹, 笹井 亮, 小島 隆, 伊藤 秀章
    日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2003年
    イットリア安定化正方晶ジルコニア多結晶体(Y-TZP)は、熱水中でその機械的性質が大幅に低下することで知られ、水熱処理による破砕が可能である。本研究では、純水および塩酸を用いた水熱処理により得られた回収骨材から焼結体の作製を試みた。水熱処理により生じた単斜晶相は、再焼結によりすべて正方晶に戻り、本処理で得られた処理粉末は焼結原料になりうると考えられる。しかし、再生焼結体はいまだ多くの気孔を含み、緻密な焼結体ではなかった。これは、ボールミルによる粉砕、仮焼条件が十分最適化されていないためと考えられる。
  • 森 保樹, 笹井 亮, 伊藤 秀章, 小島 隆
    日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2002年
    イットリア安定化ジルコニア(Y-TZP)は、熱水中でその機械的性質が大幅に低下することで知られ、水熱処理による破砕が可能である。本研究では、この処理の低温化及び時間の短縮をめざし、処理溶媒として酸性水溶液を用いた場合のY-TZPの崩壊過程に及ぼす影響について検討した。その結果、塩酸及び硝酸での処理では安定化剤の抽出によって相変態を促進し、焼結体は純水の場合よりもより細かく破砕された。
  • 笹井 亮, 神谷 壮宏, 小島 隆, 伊藤 秀章
    廃棄物学会研究発表会講演論文集 = Proceedings of the Annual Conference of the Japan Society of Waste Management Experts 2001年10月1日
  • 三戸 篤史, 小島 隆, 笹井 亮, 伊藤 秀章
    廃棄物学会研究発表会講演論文集 = Proceedings of the Annual Conference of the Japan Society of Waste Management Experts 2000年10月10日
  • 鵜飼 孝治, 小島 隆, 笹井 亮, 伊藤 秀章, 杉山 拓一郎, 中田 邦位, 前田 貴史
    廃棄物学会研究発表会講演論文集 = Proceedings of the Annual Conference of the Japan Society of Waste Management Experts 2000年10月10日
  • 笹井 亮, 小島 隆, 伊藤 秀章
    廃棄物学会研究発表会講演論文集 = Proceedings of the Annual Conference of the Japan Society of Waste Management Experts 2000年10月10日

共同研究・競争的資金等の研究課題

 8

産業財産権

 4

社会貢献活動

 7