林 立也

<p>本研究では、クリーンセンターが隣接する行政中心地域にスマートエネルギーネットワークを形成した事例を対象に、投資を決定するための一般的な評価指標を用いて環境性・経済性・社会性の3つの観点からその社会的価値を算定した。 本報では、対象地域のスマートエネルギーネットワークにおいて光熱費削減による便益のみで約9年で投資回収可能であると示された。また、その他の環境性や社会性の便益を含めると約6年で投資回収可能であると示された。</p>

<p>本報では、大阪にある中小事務所ビルの設備更新によるZEBとWellness両立事例を紹介する。 更新によるZEBとWellnessの両立事例は国内では実績はなく、貴重な事例となると考える。 設計上のZEBのBEI値は0.46となる計画をした。さらにCASBEE-WOの評価は67.2点のAランクとなる予定である。</p>