研究者業績

檜垣 泰彦

ヒガキ ヤスヒコ  (Higaki Yasuhiko)

基本情報

所属
千葉大学 アカデミック・リンク・センター 特任教授
学位
博士(工学)(千葉大学)

研究者番号
30173131
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0002-1175-8277
J-GLOBAL ID
202001018324682204
researchmap会員ID
B000382109

研究キーワード

 1

委員歴

 1

論文

 101
  • 檜垣泰彦, 阿由葉努, 土屋 俊
    電子情報通信学会論文誌 J89-D(3) 457-468 2006年3月  査読有り筆頭著者
    大学では,シラバスや履修登録などの学務情報システムの利用が進んでいるが,本論文ではこのようなデータベースを中心に構成されているシステムで,電子メールを使って連絡・問合せを行うためのサブシステムの設計と運用について述べている.伝えたい人に,確実に,安心して,効率的に情報を伝えることのできるシステムを目指した.教職員と学生の間の連絡・問合せの流れとその性質に応じて,学生連絡用メーリングリスト,授業受講者メーリングリスト,授業担当者問合せ用アドレス,個人連絡用アドレスの機能を設けた.独自開発のメーリングリストマネージャを備えており,データベースとの連携,連絡用に特化したメーリングリスト,メーリングリストの階層的定義,学生・授業担当者の窓口アドレス,Webによるアドレス登録・修正,配送メールのアーカイブ,バウンスメール自動処理,重複メールの配送抑止等の機能を有している.2001年度から2005年度はじめにかけての運用では,設計当時想定されていなかったウイルスメール発生による障害も見られたが,その設計がおおむね妥当であったことが確認できた.
  • 檜垣泰彦
    2006年信学総大, 情報 システム, Mar. 2006年  
  • 檜垣 泰彦, 土屋 俊, 今泉 貴史, 川端 良子, 市川 熹
    電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム 104(714) 31-36 2005年3月4日  
    研究活動の結果として生み出される学術成果に関するデータの保存, 管理は, 研究者自身が研究者自身の計算機環境で行うことが望ましい.大学における評価システムの充実, 研究活動の公開性が求められるなか, 各種調査や学外広報のため, 研究者の教育・研究活動に関するデータを収集・集計する機会が増加してきている.そこで, 学術成果のデータベースを, 研究者が扱いに慣れたクライアントソフトウェアを使用して分散的に管理し, 必要に応じて収集, 加工するシステム構成を提案する.提案する構成では専用のサーバを置かないので, そのための機材, 人員, 保守経費が発生しない.また, データは研究者の手許にあり, その記述にXMLを利用するため, 既存ソフトウェアでの利用可能性が高まる.
  • 檜垣泰彦, 阿由葉努, 土屋 俊
    電子情報通信学会論文誌 J88-D-I(2) 517-526 2005年2月  査読有り筆頭著者
    大学環境においても情報化が進んでいるが,履修登録システムにはルールが非常に複雑で,正確な履修登録判定を行うことが難しいという問題がある.精度の高い判定を行うためには多様な情報を備えたデータベースと,ルールを厳密に記述したプログラムが必要となり,高価なシステムとなる.この解決策として本研究では,履修登録エラーがある状態でも履修登録申請を提出できる仕組みを導入した.これにより,提出された申請の内容を教務担当者が確認できると同時に,システムに存在する各種の問題点を効率的に絞り込み,把握できるスクリーニング機構を実現できた.書類による履修登録のときと同様,担当者が学生の提出してくる問題のある履修登録申請にも目を通すことができる結果,各学生の事情を配慮して個別に指導するなどきめ細かな対応を行うことが可能となった.また,2002年度,2003年度と実際に学生約3,200人に対して運用した際の,学外からの履修登録を可とした場合のアクセス件数,履修登録期間中の提出件数,アクセスが集中する時期のサーバのロードアベレージなどの具体的運用データを示した.
  • 檜垣 泰彦, 阿由葉 努, 土屋 俊
    電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム 103(707) 25-30 2004年3月5日  
    筆者らが開発し千葉大学工学部で運用中の,授業実施を支援するためのシステムの構成と運用について述べる.シラバス・時間割の公開の方法として,目的に応じて(1)PDF版,(2)学生用CGI版,(3)スタッフ用CGI版,(4)静的HTML版,(5)タッチパネル端末用の5種類を設けた.インターネット向けの公開はサーバの負荷を考慮して静的HTMLとした.2002〜2003年度におけるこれらへのアクセスの状況を示した.学期初めに多くのアクセスがある.新旧2年度分に亘る情報を同時に保持でき,授業編成支援機能として,時間割の作成作業,講義室の利用調整作業等が行える.本システムに至るまでのこれまでの変遷についても示した.
  • 檜垣泰彦, 阿由葉 努, 全 へい東, 土屋 俊
    2004信学総大, Mar. 124-124 2004年  
  • 檜垣 泰彦, 土屋 俊, 伊藤 公一, 宮崎 清
    工学・工業教育研究講演会講演論文集 15 609-612 2003年9月4日  
  • 檜垣 泰彦, 阿由葉 努, 土屋 俊
    電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム 103(45) 13-18 2003年5月16日  
    Webベースの履修登録システムを構築した.2002年度の一年間,千葉大学工学部全学生約3,300名が利用した.全学の成績を処理する教務システムとは別のシステムとして構築し,学内外からのwebによる履修登録を実現した.従来の履修登録願からの連続性を重視し,履修登録願の作成,提出,受理,処理,廃棄などの概念を導入した.履修登録エラーがあっても条件付で提出を許す運用を行なった.アクセス記録をもとに提出状況を調査したところ,日中と夜間の2つのピークが確認された.82%の学生が学外から利用した.認証のためのIDとパスワードは本人確認のうえ,窓口で通知書を渡す運用を行なった.通常運用時で再発行申請者は7%程度であった.
  • 檜垣 泰彦
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2003(1) 128-128 2003年3月3日  
  • 檜垣泰彦
    信学技報 2003年  
  • 檜垣泰彦, 板倉 勇, 池田 宏明
    2002信学総大, Mar. 127-127 2002年  
  • 八木敬宏, 塩田 茂雄, 檜垣 泰彦, 池田 宏明
    2001信学ソ大 (通信) 522-522 2001年  
  • 檜垣泰彦, 藤田 隆, 池田 宏明
    2002信学総大, March 130-130 2000年  
  • 檜垣 泰彦, 菱田 誠
    千葉大学工学部研究報告 51(1) 21-28 2000年1月  
  • 檜垣 泰彦, 高原 秀典, 池田 宏明
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1998(1) 178-178 1998年3月6日  
  • 植野 誠史, 檜垣 泰彦, 池田 宏明
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1998(1) 177-177 1998年3月6日  
  • 宮崎 清, 池田 宏明, 檜垣 泰彦, 曽和 具之
    工学・工業教育研究講演会講演論文集 1998 305-306 1998年  
  • 檜垣 泰彦
    工学教育 46(1) 17-20 1998年1月  
  • 池田 宏明, Dickerson Scott, 檜垣 泰彦
    千葉大学工学部研究報告 49(1) 19-36 1997年9月  
  • 鹿野 康彦, 桧垣 泰彦, 池田 宏明
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1997(1) 295-295 1997年3月6日  
    本研究では、遠隔教育用ネットワーク上で音声、動画像等のリアルタイム連続メディアを統合し、マルチキャストを利用した同報型コミュニケーションを実現するシステムを提案、作成した。
  • 檜垣 泰彦, 池田 宏明
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1997(1) 228-228 1997年3月6日  
    WWWにおける日本語での検索・表示は最近では一般化しており、問題はなくなってきているが、日本国内で中国語など他の言語をWWW上で扱う場合、異なる文字セットの混在、切り替えなどで問題が残っている。中国語による書籍のOPACをWWW上に構築したので報告する。
  • 池田 宏明, 檜垣 泰彦
    工学・工業教育研究講演会講演論文集 1997 337-340 1997年  
  • 池田 宏明, 檜垣 泰彦, 古谷 明裕, 高野 博宣
    工学・工業教育研究講演会講演論文集 1997 333-336 1997年  
  • 檜垣 泰彦
    教育システム情報学会誌 14(3) 105-109 1997年1月  
  • 檜垣 泰彦, 有岡 圭子, 池田 宏明
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1996(1) 99-99 1996年3月11日  
    千葉大学附属図書館では、千葉大学附属図書館情報システム(CULIS:Chiba University Library Information System)を1994年4月からサービスしている。実験開始(1993年11月)から1995年10月末までのアクセスの状況について報告する。
  • 檜垣 泰彦
    情報処理学会論文法 37(8) 1626-1629 1996年1月  
  • 程 亜非, 檜垣 泰彦, 池田 宏明
    電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 95(81) 1-7 1995年5月26日  
    圧縮パトリシアトライ索引構造を提案した.従来のパトリシア構造に対して,前方圧縮法を導入し,新たなデータの蓄積案とそれに対応する探索,挿入及び削除アルゴリムを示す.本手法は従来のパトリシアトライ構造と同等な検索手数であるが,記憶量を節約できるという特長を有する.
  • 檜垣 泰彦
    情報処理学会論文誌 36(9) 2175-2182 1995年1月  
  • 檜垣 泰彦
    千葉大学工学部研究報告 47(1) 25-32 1995年1月  
  • 檜垣 泰彦
    千葉大学工学部研究報告 46(2) 19-30 1995年1月  
  • 桧垣 泰彦, 有岡 圭子, 池田 宏明
    ディジタル図書館 2 50-67 1994年11月30日  
  • 池田 宏明, 松村 聡, 檜垣 泰彦
    千葉大学工学部研究報告 45(2) p31-37 1994年3月  
  • 檜垣 泰彦
    JOURNAL OF FACULTY OF ENGINEERING CHIBA UNIVERSITY 45(2) 31-37 1994年1月  
  • 檜垣 泰彦
    医学図書館 41(3) 277-285 1994年1月  
    Recently, modern information access systems such as gopher, wais and WWW (World Wide Web) have become more common in the Internet. However, few university libraries are incorporating these new systems in Japan. This paper describes the design and implementation of Internet information services at Chiba University Library (CULTS). CULIS is designed to provide information by multiple means depending on the user's accessibility. These include anonymous log-in service, OPAC (Online Public Access Catalog) menu with highend user interface and gopher client menu. The system also provides entries to other gopher servers throughout the world as well as to the original server functions. OPAC on WWW and the Library User's Guide marked up in HTML (Hyper Text Markup Language) are offered by the WWW server of CULTS. CULTS is implemented on a unix workstation and is expected work 24 hours a day. The workstation is installed separately from the computer for business use in the library.
  • 檜垣 泰彦
    テレビジョン学会誌 47(6) 876-880 1993年1月  
    3種類以上の異なる色光源でスキャン対象を逐次照明し, 対応する光電変換出力の線形結合を出力する種類のカラースキャナの色彩設計を対象にしている.合成されたカラースキャナの分光スキャン特性を等色関数に近似するために, サンプル波長ごとの誤差の2乗和を最小にするという意味で最適化する結合係数の設計法を示す.具体的に入手可能な10種類の色光源を用いて近似した結果, 平均測色誤差ΔE=1.48が得られた.また, 寄与の小さな色光源を使用しないで近似した結果, ΔE=1.89となった.いずれも等級Aの光電色彩計の許容誤差2.5を下回っている.さらに, カラービデオカメラ等の色バランス, 色再現性試験用の各種色票47種を対象に検討した結果, 色票の色とスキャナ出力の色彩情報との色差ΔE^*_<ab>の平均値が前者では1.16,後者では1.00となった.以上から正確な色彩情報を取得可能なカラースキャナを実現できることを明らかにした.
  • 檜垣 泰彦
    IEEE TRANSACTIONS ON INSTRUMENT 40(1) 28-33 1991年1月  
  • 檜垣 泰彦
    テレビジョン学会誌 45(1) 71-76 1991年1月  
    現行のテレビシステムの色彩設計は, CRT発光と標準白色光の色度座標を基準として, カメラの撮像特性を決めることにより行われていた.これに対して, CRTの代わりにLCDやLEDパネルをフルカラーディスプレイとして使用する場合には, これらの発光特性がCRTと異なるために新たな色彩設計が必要になる.しかし, カメラは現行システムに整合していること, CRTとそれ以外のディスプレイが混在することのために, 従来とは逆にカメラの色彩撮像特性に基づいた表示用色彩情報変換が必要になる.この論文では, R, G, B各LEDの分光発光時に依存した形で現行テレビシステムの色彩情報を最適に変換する方法を定式化する.すなわち, 正しく再現したい色の再現誤差に着目して, 誤差の2乗和を最小にするという意味で最適な変換方法を示す.この変換方法によれば, 必要な変換パラメータは9元の連立1次方程式の解として得られる.
  • 檜垣 泰彦
    テレビジョン学会誌 45(11) 1469-1471 1991年1月  
    異なる色彩情報でも同一ベクトルを与える可能性があることを理論的に示した.シミュレーションの結果, 比較的に大きな測定誤差を含む場合があることを示し, 輝度信号レベルの同時測定が重要なことを具体的に述べている.
  • 池田 宏明, 阿部 昌人, 桧垣 泰彦
    テレビジョン学会誌 44(8) 1139-1139 1990年8月20日  
  • 阿部 昌人, 池田 宏明, 桧垣 泰彦, 小林 卓之
    テレビジョン学会誌 44(3) 355-355 1990年3月20日  
  • 池田 宏明, 阿部 昌人, 檜垣 泰彦
    テレビジョン学会技術報告 14(25) 25-29 1990年  
    Composite video signal being digitized, it is always affected by voltage gain and offset of the accompanying analog circuitries. Further, because of non-ideal low pass and band Pass filters., signal coupling exists between luminance and chrominance signals. Therefore, the data obtained from A-to-D converters should be compensated by some means. This paper deals with four incremental models of the digitizing process. They are tested by experiments. The degree of precision is expressed by the three kinds of color differences, including a measure of the just noticeable color difference based on the MacAdam' s ellipses, in order to evaluate the models and to get the most reasonable one.
  • 阿部 昌人, 池田 宏明, 檜垣 泰彦, 村松 祐一郎
    テレビジョン学会技術報告 14(16) 7-12 1990年  
  • 檜垣 泰彦
    テレビジョン学会誌 44(12) 1750-1754 1990年1月  
  • 檜垣 泰彦
    千葉大学工学部研究報告 37(2) 21-33 1986年1月  
  • 檜垣 泰彦, 池田 宏明, 山本 博
    千葉大学工学部研究報告 36(2) p77-82 1985年3月  
  • 檜垣 泰彦
    Trans. of IECE Japan J66-D(12) 1983年1月  

MISC

 3
  • 檜垣 泰彦, 武藤 哲也
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2008(1) 146-146 2008年3月5日  
  • 風戸 嘉幸, 檜垣 泰彦, 池田 宏明
    電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム 107(348) 43-48 2007年11月15日  
    ウェブアクセシビリティを確保する有効な手法の一つに,表示スタイルを文書構造と分離し,外部スタイルシートでレイアウトを制御する方法がある.読みやすさという言葉には,視覚的・理解的の2種類の意味が含まれているが,行間余白はこのうち前者に対して大きな影響を及ぼす.本研究では,外部スタイルシートから行の高さが制御されているHTML文書の読みやすさについて主観評価基礎実験を行うとともに,一定の観測条件のもとでの行間余白と日本語文章の読みやすさ評価値について試算を行い,行間余白と読みやすさの関連性について考察を加えた.
  • 檜垣 泰彦, 土屋 俊
    電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム 106(464) 31-36 2007年1月12日  
    比較的開発に成功したといえる"授業支援システム"の開発におけるシステム開発手法について検討した.(1)実験的試みが許される,(2)契約を重視しなくても良いという特徴を持つ大学における環境において,(1)特性が良く解明されていない,(2)環境の変化が激しい分野である授業支援システムの開発を行った.検討の結果,このシステム開発では(1)プロトタイピングの利用,(2)進化型モデルの利用,(3)実運用を伴う評価,(4)具体的データに基づく評価,(5)利用者参加型開発,(6)抜け道付入力妥当性検査の併用などが有効に機能したと考えられる.プロジェクト管理重視ではなく,要求中心型の開発が行われた.

書籍等出版物

 1

主要な講演・口頭発表等

 55

担当経験のある科目(授業)

 7

Works(作品等)

 19

共同研究・競争的資金等の研究課題

 4

産業財産権

 3

社会貢献活動

 2