大学院人文科学研究院

小林 洋介

コバヤシ ヨウスケ  (YOSUKE KOBAYASHI)

基本情報

所属
千葉大学 大学院人文科学研究院 准教授
学位
博士(文学)(2011年9月 上智大学)
修士(文学)(2004年3月 上智大学)

研究者番号
00757297
J-GLOBAL ID
201201077099770585
researchmap会員ID
B000219988

博士(文学)(上智大学)/ 日本近代文学
1977年埼玉県生まれ。現在、千葉市在住。
千葉大学大学院人文科学研究院准教授(日本・ユーラシア文化研究部門 日本言語文化論講座)

専門分野:

日本近代文学、特に横光利一、川端康成など戦間期の文学とモダニズム文化の様態、およびその背景としての思想・学術・メディア・社会的情況。他に、戦間期から戦時下の流行歌歌詞を文学テクストとして分析することを試みている。

現在の研究課題:

1.科研費(基盤C)(代表)文学テクストとしての近代日本語歌詞に関する総合的研究、2021-2023年度(2024年度まで延長)
2.科研費(基盤C)(分担)(研究代表者:梅澤亜由美)〈私小説性〉の計量的分析と国際比較による〈自己語り〉文学の発展的研究、2020-2023年度(2024年度まで延長)

主な著書:

1.(単著)小林洋介『〈狂気〉と〈無意識〉のモダニズム―戦間期文学の一断面』(笠間書院、2013年2月)

2.(単著)小林洋介『デキる大人の文章力教室』(日本文芸社、2013年6月)

3.(分担執筆)松本和也編『テクスト分析入門 小説を分析的に読むための実践ガイド』(ひつじ書房、2016年10月)第10章「偽装された"現在" 川端康成「伊豆の踊子」Ⅱ」、第11章「通過儀礼としての旅の時空 川端康成「伊豆の踊子」Ⅲ」

4.(共編著)井原あや・梅澤亜由美・大木志門・大原祐治・尾形大・小林洋介編『「私」から考える文学史―私小説という視座』(勉誠出版、2018年10月)


論文

 16

MISC

 6

書籍等出版物

 8
  • (編集代表)安藤宏、大原祐治、十重田裕一、(分担執筆)小林洋介 ほか (担当:分担執筆, 範囲:「現実主義者」(p.196)、「大島敬司」(pp.548-549)、「菱山修三」(p.698)「フロイト」(pp.712-713))
    勉誠出版 2022年6月15日 (ISBN: 9784585200796)
  • 井原, あや, 梅澤, 亜由美, 大木, 志門, 大原, 祐治, 尾形, 大, 小澤, 純, 河野, 龍也, 小林, 洋介 (担当:編者(編著者), 範囲:【論文】第9章 1920年代後半の横光利一テクストにおける〈私小説性〉の諸要素―〈「私」性〉と〈事実性〉による享受のシステム(pp.266-286)、【コラム】関東大震災後のルポルタージュと小説(pp.246-247))
    勉誠出版 2018年10月31日 (ISBN: 9784585291701)
  • 松本和也, 小谷瑛輔, 小林洋介, 斎藤理生 (担当:分担執筆, 範囲:横光利一「蠅」のテクスト分析 ―蠅の〈眼〉と物語のパースペクティブ―(pp.18-27))
    神奈川大学外国語学部松本研究室 2018年6月30日
  • 松本和也編, 八木君人, 友田義行, 水川敬章, 乾英治郎, 小谷瑛輔, 平浩一, 小林洋介, 井原あや, 斎藤理生 (担当:分担執筆, 範囲:第10章「偽装された“現在” 川端康成「伊豆の踊子」Ⅱ」(pp.133-142)、 第11章「通過儀礼としての旅の時空 川端康成「伊豆の踊子」Ⅲ」(pp.143-153))
    ひつじ書房 2016年10月14日 (ISBN: 9784894768369)
    ジェラール・ジュネットの理論を紹介すると共に、その理論を駆使して実際に近代のテクストを分析した、大学生・大学院生向けの入門書。
  • 小林洋介
    日本文芸社 2013年6月30日 (ISBN: 9784537211184)
    主として社会人を対象とした文章表現の実用書だが、大学の文章表現の講義でも使用できるよう、全体を15のLessonで構成した。本書の第1の特徴は、第1章「単語」、第2章「文法」、第3章「構成」(段落など)、第4章「実践」(参考文献の調査法、引用のルールなど)というように、基本的に文章の小さな単位から大きな単位へと順を追って学べるよう工夫した点である。第2の特徴は、「NG」例文と「OK」例文を図示し、文法的解説を施した点である。

講演・口頭発表等

 13

担当経験のある科目(授業)

 19

共同研究・競争的資金等の研究課題

 4