研究者業績
プロフィール 京都大学理学部卒業後、京都大学大学院理学研究科に進学し、宇宙物理学を専攻。1988年京都大学理学博士。同年、千葉大学教養部講師に採用（情報科学）。千葉大学理学部助教授、教授、千葉大学理事（研究担当）を経て2017年より千葉大学大学院理学研究院教授。2023年より千葉大学情報戦略機構特任教授。専門は宇宙電磁流体力学。特に降着円盤の理論シミュレーション研究。
研究キーワード
宇宙電磁流体力学， 降着円盤， 宇宙ジェット， 天体活動現象， ブラックホール， プラズマ宇宙物理， 銀河， 銀河団，活動銀河中心核，磁気不安定性， 数値実験， 並列計算， 可視化
,Magnetohydrodynamics, Accretion disks, Astrophysical Jets, Active Universe, Black holes, Plasma Astrophysics, Galaxy, Cluster of Galaxies, Active Galactic Nuclei, MHD instability, Numerical experiments, Parallel computing, Visualization
経歴
2023年4月
-
現在
千葉大学 情報戦略機構 特任教授
2017年4月
-
2023年3月
千葉大学 大学院理学研究院 教授
2014年4月
-
2017年3月
千葉大学 理事（研究担当）
2007年4月
-
2017年3月
千葉大学 大学院理学研究科 教授
1998年4月
-
2007年3月
千葉大学 理学部 教授
論文
Taichi Igarashi Yoshiaki Kato Hiroyuki R. Takahashi Ken Ohsuga Yosuke Matsumoto Ryoji Matsumoto
The Astrophysical Journal 902(2) 103-103 2020年10月 [査読有り]
Liyi Gu Kazuo Makishima Ryoji Matsumoto Kazuhiro Nakazawa Kazuhiro Shimasaku Naohisa Inada Tadayuki Kodama Haiguang Xu Madoka Kawaharada
Astronomy & Astrophysics 638 A138-A138 2020年6月 [査読有り]
Based mainly on X-ray observations, we study the interactions between the intracluster medium (ICM) in clusters of galaxies and their member galaxies. Through (magneto)hydrodynamic and gravitational channels, moving galaxies are expected to drag t...
Takumi Ohmura Mami Machida Kenji Nakamura Yuki Kudoh Ryoji Matsumoto
Monthly Notices of the Royal Astronomical Society 493(4) 5761-5772 2020年4月 [査読有り]
<title>ABSTRACT</title>
Matsumoto Yosuke Asahina Yuta Kudoh Yuki Kawashima Tomohisa Matsumoto Jin Takahashi Hiroyuki R Minoshima Takashi Zenitani Seiji Miyoshi Takahiro Matsumoto Ryoji
PUBLICATIONS OF THE ASTRONOMICAL SOCIETY OF JAPAN 71(4) 2019年8月 [査読有り]
Nakamura Kenji E Machida Mami Matsumoto Ryoji
GALAXIES 7(1) 2019年1月 [査読有り]
MISC
松元 亮治
パリティ 31(1) 31-33,1 2016年1月
松元 亮治 町田 真美
プラズマ・核融合学会誌 91(11) 721-726 2015年11月 [招待有り]
渦状銀河の磁場は星間ガス雲の形成,宇宙線の閉じ込め,銀河ハローの形成等を通して銀河における星形成,銀河の進化に影響を及ぼす.銀河磁場の増幅・維持機構を扱う「銀河ダイナモ」の理論は星間ガスの運動を仮定して磁場の時間変化を調べる運動学的理論から,磁場が星間ガスの運動に及ぼす影響を考慮した磁気流体ダイナモ理論へと変貌を遂げ,大局的な3次元磁気流体シミュレーションを通して,準周期的な磁場方向の反転と銀河円盤から銀河ハローへの磁束輸送過程等が明らかになりつつある.銀河磁場は高エネルギー電子によるシン...
松元亮治 高橋博之
プラズマ・核融合学会誌 89(12) 864-867 2013年12月 [招待有り]
X線天文衛星やガンマ線望遠鏡等による観測を通して,突発的なX線・ガンマ線増光を示す天体が多数発見されてきた.これらのフレア現象では,太陽フレアに類似した天体表面で発生する磁気エネルギー解放に加えて,中心天体の周りに形成される降着円盤および降着円盤コロナ,中心天体近傍から噴出するジェット・アウトフロー中での磁気エネルギー解放と粒子加速が寄与していると考えられている.ブラックホール近傍から噴出するジェットやパルサー風では電磁エネルギーをいかにして熱エネルギーや運動エネルギーに変換するかが問題と...
小野靖 松元亮治 星野真弘 清水敏文 堀内利得
プラズマ・核融合学会誌 89(12) 880-884 2013年12月
小野靖 松元亮治 星野真弘 清水敏文 堀内利得
プラズマ・核融合学会誌 89(11) 753-758 2013年11月
磁気リコネクション研究はこの10年,従来のMHD領域の解釈を一新し,二流体更に運動論領域の解釈を開拓してきた.室内実験,観測,理論・シミュレーションの分野間連携の急進展が新境地を生み,新分野として磁気回転不安定性(MRI)をはじめとする天文分野のリコネクション研究,さらに応用研究も始まっている.背景には,粒子・階層シミュレーションの開拓,室内実験研究の急拡大,高精細な太陽衛星観測,複数衛星による磁気圏観測の開拓など主要4分野の研究が新段階に入り,さらにそれらの連携が新たな解釈を導き,新しい...
書籍等出版物
柴田 一成, 福江 純, 松元 亮治, 嶺重 慎
裳華房 2006年 （ISBN:9784785328122）
柴田 一成, 福江 純, 松元 亮治, 嶺重 慎
裳華房 1999年 （ISBN:4785328126）
講演・口頭発表等
中村賢仁 金子岳史 町田真美 横山央明 松元亮治
日本天文学会年会講演予稿集 2018年8月20日
大村匠 町田真美 中村賢仁 工藤祐己 朝比奈雄太 酒見はる香 松元亮治
日本天文学会年会講演予稿集 2018年8月20日
榎谷玲依 鳥居和史 朝比奈雄太 松元亮治 井上剛志 犬塚修一郎 立原研悟 山本宏昭 福井康雄
日本天文学会年会講演予稿集 2018年8月20日
三好真 朝木義晴 坪井昌人 上原顕太 加藤成晃 松元亮治 岡朋治 岩田悠平 高橋真聡
日本天文学会年会講演予稿集 2018年8月20日
町田真美 川島朋尚 工藤祐己 大村匠 松本洋介 松元亮治
日本天文学会年会講演予稿集 2018年8月20日
大学院国際学術研究院