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研究者検索結果一覧 >> 高橋 佑磨
 

最終更新日時:

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高橋 佑磨

 
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研究者氏名高橋 佑磨
 
タカハシ ユウマ
URLhttp://takahashi.chiba-u.com
所属千葉大学
部署大学院理学研究院
職名准教授
学位博士(理学)(筑波大学)
科研費研究者番号00707622
ORCID ID0000-0003-1490-7837
J-Global ID200901044418263380

プロフィール

生命現象には、遺伝子や細胞、組織、個体、個体群、群集、生態系などさまざまな階層があります。また、それぞれの階層では、個体発生や行動のスケール、生態的スケール、小進化的スケール、大進化的スケールなど、さまざまな時間スケールで生命の質的、量的な変化が観察されます。私は、これらの階層や時間スケールをシームレスに繋ぐような新しくて(できるだけ)スマートで、統合的な生命観やその理論的枠組みを構築することを目指しています。具体的には、遺伝的変異と行動的な個体間相互作用、進化動態、生態的動態、大進化動態を結びつける研究や、遺伝子発現の変異と発生の揺らぎ、表現型可塑性、小進化、大進化を結びつける研究、確率的な進化と適応進化、生態的動態を結びつけるような研究などを進めています。また、都市化や季節変動、生物時計に着目し、生物の急速な適応(新規環境への定着など)やその遺伝基盤やエピジェネティックな基盤を明らかにする研究も行なっています。
 

研究キーワード

 
行動生態学 ,創発特性 ,都市化 ,表現型可塑性 ,発生ゆらぎ ,多様性 ,個性 ,ショウジョウバエ ,進化生物学 ,集団遺伝学 ,昆虫 ,進化生態学

研究分野

 
  • ライフサイエンス / 進化生物学 / 
  • ライフサイエンス / 動物生理化学、生理学、行動学 / 
  • ライフサイエンス / 生態学、環境学 / 

委員歴

 
2023年4月
 - 
現在
日本動物行動学会  英文誌副編集長
 
2019年
 - 
現在
個体群生態学会  理事
 
2021年11月
 - 
2023年10月
個体群生態学会  専務理事
 
2018年
 - 
2019年
日本進化学会  評議員
 

受賞

 
2021年8月
日本進化学会, 日本進化学会研究奨励賞
 
 
日本生態学会奨励賞
高橋 佑磨 
 
 
個体群生態学会奨励賞
高橋 佑磨 
 
 
日本動物行動学会賞
高橋 佑磨 
 
 
日本生態学会宮地賞
高橋 佑磨 
 

論文

 
 
Yuma Takahashi   Ryoya Tanaka   Daisuke Yamamoto   Suzuki Noriyuki   Masakado Kawata   
Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences   285(1871)    2018年1月   [査読有り]
Although genetic diversity within a population is suggested to improve population-level fitness and productivity, the existence of these effects is controversial because empirical evidence for an ecological effect of genetic diversity and the unde...
 
Yuma Takahashi   Kotaro Kagawa   Erik I. Svensson   Masakado Kawata   
NATURE COMMUNICATIONS   5 4468   2014年7月   [査読有り]
The effect of evolutionary changes in traits and phenotypic/genetic diversity on ecological dynamics has received much theoretical attention; however, the mechanisms and ecological consequences are usually unknown. Female-limited colour polymorphi...

MISC

 
 
 
鶴井 香織   高橋 佑磨   森本 元   
生態誌   65(1) 33-37   2015年   
クラインとは、連続した生息地において量的形質や対立遺伝子頻度が示す空間的に滑らかな地理的変化をさし、測定可能な変異の勾配として観察される。クラインは、古くから数多くの生物において報告されてきた身近で関心の高い現象である。生態学や進化学では、注目している形質が示すクラインを利用し、その変異の時空間的変化を調べることで形質の適応進化の因果やプロセスを明らかにしてきた。ベルクマンの法則の発見をはじめとする種間・種内で認められる形質の地理的変異に関する数々の研究成果は、クラインの重要性を象徴してい...
 
森本 元   高橋 佑磨   鶴井 香織   
生態誌   65(1) 39-46   2015年   
クラインは、生物の形質の進化や適応のメカニズムを検討可能な興味深い現象である。この現象には古くから多くの進化学者・生態学者が魅了され、さまざまな経験的一般則が発見されてきた。量的形質である体サイズや体重のクラインを扱ったベルクマンの法則は、その代表例である。ただし、これらの法則は、優れた視点を有すると同時に、その定義に曖昧な部分も多い。クラインとは空間的なパターンのことであるが、それを生み出すメカニズムは一つではない。それゆえ、観察された現象へ与えられる名称と、その現象を説明するメカニズム...
 
高橋 佑磨   鶴井 香織   森本 元   
生態誌   65(1) 47-60   2015年   
クラインは量的形質の形質値の空間変異として現れるばかりではなく、質的形質における多型の出現比(型比)の空間変異として観察されることもある。型比のクラインの多くは環境勾配に沿って現れるため、その成立機構は比較的簡単に想像できるよう感じる。すなわち、量的形質の地理的勾配と同様、環境が徐々に変化するために各型の有利さが徐々に変化し、形質の「比率」もなだらかなに変化すると解釈されることが少なくない。しかし、量的形質の地理勾配が生じるメカニズムをそのまま質的形質のケースに適用することには大きな理論的...
 
高橋 佑磨   
生態誌   64(3) 167-175   2014年   
種内の遺伝的多型は、種分化の初期過程の例、あるいは遺伝的多様性のもっとも単純な例であることから、古くから理論的にも実証的にも研究が盛んに行なわれてきた。結果として、遺伝的多型に関する研究は、種分化や多様性の維持機構というような進化学や生態学において中核をなす重要なプロセスの理解に大きく貢献している。しかしながら、遺伝的多型の維持機構は実証的には検証が充分であるとはいいがたい。その理由の一つには、生態学者の中で多型の維持機構について正しい共通見解がないことが挙げられる。もう一つの大きな理由は...

書籍等出版物

 
 
高橋, 佑磨, 片山, なつ
技術評論社   2021年4月   (ISBN:9784297119850)
 
Schwabish, Jonathan A., 小川, 浩一, 高橋, 佑磨, 片山, なつ(担当:)
講談社   2020年3月   (ISBN:9784065187241)
 
高橋, 佑磨, 片山, なつ(担当:監修)
宝島社   2019年8月   (ISBN:9784800296139)
 
門脇, 浩明, 立木, 佑弥(担当:共著)
京都大学学術出版会   2019年2月   (ISBN:9784814001903)
 
高橋, 佑磨, 片山, なつ(担当:共著)
技術評論社   2016年9月   (ISBN:9784774183213)   

所属学協会

 
 
   
 
日本植物分類学会
 
   
 
種生物学会
 
   
 
日本動物行動学会
 
   
 
個体群生態学会
 
   
 
日本進化学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
ゲノムデータ駆動型アプローチによる生態学的動態の高次遺伝基盤の解明
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
高橋 佑磨 
研究期間: 2023年4月 - 2026年3月
 
コントラリアン生物学の創生:逆張り戦略がもたらす新しい社会均衡のしくみ
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
宮本 健太郎 高橋 佑磨 横井 佐織 石井 宏憲 
研究期間: 2023年4月 - 2026年3月
 
天邪鬼行動が集団に及ぼす社会的・生態学的影響とその遺伝基盤
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
高橋 佑磨 佐藤 大気 
研究期間: 2023年4月 - 2026年3月
 
研究期間: 2022年6月 - 2024年3月
 
遺伝子流動を伴う環境下における平行的な適応進化と適応阻害
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
高橋 佑磨 
研究期間: 2020年4月 - 2023年3月