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代謝異常治療研究基金研究業績集 41 21-30 2014年1月
血管内皮細胞p53の抑制は食餌性肥満における代謝異常を改善するか検討した。野生型マウスに高脂肪高蔗糖食を投与して食餌性肥満モデルを作製し、大動脈・肺/骨格筋の血管内皮細胞を評価した。これらのマウスを用いて標本切片の染色・蛋白抽出やRNA抽出による分子発現確認を行った。次に血管内皮細胞p53の役割を評価するために血管内皮細胞特異的p53ノックアウトマウスを作製した。高カロリー食負荷によって血管内皮細胞でのGlut1発現がp53活性化に伴って減少し、この変化がp53ノックアウトによって消失する...