泉澤清枝   中山登志子   舟島なをみ   
看護教育学研究 28(1) 1-16 2019年3月 [査読有り]
研究目的は、学生が看護師による看護学実習指導の良否を決定づける基準を解明し、その特徴を考察して看護師が学生にとってより良い指導を実現するための示唆を得ることである。看護基礎教育課程に在籍する学生864名を対象とし、学生が「良い」、「良くない」と知覚する看護師の指導を問う自由回答式質問を含む質問紙を用いて調査した。質問紙の内容的妥当性は2回のパイロットスタディにより確保した。分析には、Berelson,B.の方法論を参考にした看護教育学における内容分析を用いた。回収できた質問紙531部(回収...