小林 江梨子   根本 由美子   櫻田 大也   佐藤 信範   
医薬品相互作用研究 42(2) 103-109 2018年6月 [査読有り]
小学校6年生児童114名(男子54名、女子60名)を対象として、薬物及び薬物乱用に関する知識、薬物による健康影響、薬物を勧められた状況でどのように断るかのケーススタディ等からなる40分間の講義を実施した。80%以上の児童が「知っている」と回答した薬物は、「覚せい剤」、「大麻」、「麻薬」、「危険ドラッグ等」及び「合法ハーブ等」であった。「LSD」及び「MDMA」は、認知度が低く、20%前後であった。「気持ちよくなれる気がする」、「やせるのに効果がある」、「眠気覚ましに効果がある」といった肯定...