研究者業績

足立 明彦

アダチ アキヒコ  (Akihiko Adachi)

基本情報

所属
千葉大学大学院医学研究院 脳神経外科 特任助教
(兼任)医学部附属病院 脳神経外科 診療助教
日本赤十字社 成田赤十字病院 脳神経外科 副部長
一ノ瀬病院 脳神経外科
学位
学士(薬学)(2003年3月 東京大学)
学士(医学)(2007年3月 千葉大学)
博士(医学)(2014年3月 千葉大学大学院医学研究院)

連絡先
adachi-cibumin.ac.jp
研究者番号
60758407
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0002-9172-8974
J-GLOBAL ID
201401036406794140
researchmap会員ID
B000243021

外部リンク

脳外科疾患と戦われる全ての患者さんとその御家族に少しでもお役に立てれば幸甚です。

【各種資格管理用メモ】

薬剤師(2004/05/27)

医師(2007/04/19)

博士(医学 2014/03/25 千大院医薬博甲)

日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医(5年更新)
  (109123・7924) 、
  初回 2014/8/9~2020/03、現在の認定期間 2020/04-2025/03、
  次回申請期限 2024/12/31、医療安全講習会受講期限 2024/12/31、第4 group)

同学会認定 脳神経外科指導医(5年更新)
 (初回2017/04〜2022/03、前回FD講習会受講期限 2022/03/31、
  現在2022/04〜2027/03、次回FD講習会受講期限 2027/03/31、次回申請 2027/04)

日本脳神経血管内治療学会認定 脳血管内治療専門医(5年更新)
 (A003087・983)
  初回2015/9/1~2021/3/31 現在の認定期間 2021/4/1~2026/3/31)

日本脳卒中学会認定 脳卒中専門医(5年更新)
 (010632・20160142、初回認定日 2016/7/3)
  現在の認定期間 2021/4/1〜2026/3/31、現取得単位/必要単位 0/50単位)

同学会認定 脳卒中指導医(5年更新、番号 設定なし、現在の認定期間 2019/10/12〜2024/12/31)

脳卒中外科医(あ0261)
 (2020/8/23 第7回 技術認定医・指導医CEP講習会 (STROKE2020オンデマンド配信)参加)

日本神経内視鏡学会 会員(番号 jsne01896)
 (2022年5月12日 大阪 『2021年度第3回日本神経内視鏡学会主催講習会(血腫コース)』参加)

日本神経外傷学会 会員(番号 A05566)

日本抗加齢医学会認定 抗加齢専門医(3年更新)
 (00015940・4110(第14回)、
  初回認定期間 2019年1月1日〜2021年12月31日、現在の認定期間 2022年1月1日〜2024年12月31日)

日本分子生物学会 会員(番号 159437(要変換))

【リンク集】

★脳外科統合TV★
http://plaza.umin.ac.jp/NogekaTogoTV/cgi-bin/index.html(工事中)

★成田赤十字病院 StrokeUnit 勉強会★
講義資料は 左上、資料公開 → 右下、詳細表示
からpdfないしppt形式でダウンロードできます。
質問は g950539あっとyahoo.co.jpまで

★LINE スタンプ★
https://store.line.me/stickershop/search/creators/ja?q=Aki+M.D.+Ph.D.
本HPを下の方までスクロールしてゆくとWorks欄にも、医療従事者向け3種の
スタンプの購入サイトへ飛ぶURLリンクを貼っています。

★JSNET 2018★
TS/SS dAVFのYes/No chartは下記URLより
 ●最新16分類バージョン
   https://researchmap.jp/?action=cv_download_main&upload_id=211589
 ●上記コピペでダウンロード出来ない方は、そのまま下までスクロール】
 『講演・口頭発表など』欄のダウンロードボタンのタップ、
  ないし同部位を新規タブで開く。
 ●もしくは
  左上、資料公開→詳細表示からもアクセスできます。


主要な論文

 33
  • Akihiko Adachi, Yuri Kawashima
    BIO Clinica 39(11) 962-963 2024年10月  査読有り招待有り筆頭著者責任著者
  • Marina Sakata, Yuri Kawashima, Akihiko Adachi, Kosuke Adachi, Yuya Furukawa, Tomoko Yoneyama-Sarnecky, Michio Nakamura
    CMJ 99 51-56 2023年12月  査読有り責任著者
    Displacement of the tip of an implanted tube is a serious complication in medical practice. Herein, we report two cases of unintended advancement of a drainage catheter during external ventricular drainage (EVD). Fortuitously, the patient did not present with any associated symptoms. The similarities between the two patients included the technique used, such that the EVD catheter was inserted through the occipital area, as well as the patient’ s postoperative tendency to be restless and rub the back of his/her head against a pillow. In other words, the same phenomenon occurred in the postoperative period of two surgeries performed at different times over an interval of two years by different surgical teams. Therefore, it is considered appropriate to investigate the constitutive causes from the viewpoint of medical safety. Our detailed material science and mathematical considerations, especially topological considerations, proved that the outer diameter of the catheter decreases with tension and twisting. Therefore, strategies to prevent catheter migration include the following. 1) EVD should be tunneled subcutaneously to an appropriate length, and the EVD exit site should be adequately far from the main incision site. 2) The distal end of the ligature thread on the distal drainage catheter might be sutured to the skin instead of being cut. 3) A purse-string suture at the catheter exit site and modified Roman sandal tie could be created. 4) Frequent rubbing against the pillow or bed at the exit site of the EVD catheter should be avoided.
  • Yuri Kawashima, Akihiko Adachi
    Pediatrics International 65(1) 2023年1月  査読有り最終著者責任著者
  • Akihiko Adachi
    Medical Science Digest 48(9) 444-445 2022年8月  査読有り招待有り筆頭著者最終著者責任著者
  • Yousuke Watanabe, Akihiko Adachi, Yasuo Iwadate
    CMJ 95(3) 53-55 2019年6月  査読有り責任著者
    Endovascular therapy has gained popularity over the years alongside open surgery, radiosurgery, and medical therapy. Various devices are used in endovascular therapy, including the catheter introducer(also called catheter inserter), which is commonly used when catheters(guiding balloon catheters, thrombectomy catheters, or microcatheters)are introduced into hemostasis valves or Y connecters. However, it has not been officially described in any medical article, technical book, or proceedings. There are two kinds of introducers, slit type(pull-out type)and split type(peel-away type); the former is difficult to attach over the middle of the catheter, the latter, meanwhile, cannot be reused. We found that widening the slit of the pull-out type introducer and opening only one side of the split type introducer solve these problems, respectively. Although these processes may seem trivial, they shorten the procedure time and consequently improve treatment results.
  • Akihiko Adachi, Yoshinori Higuchi
    Journal of Neurotrauma 36(7) 1192-1193 2019年3月  査読有り筆頭著者責任著者
    Dear Editor: With great interest, we read the recent article by Toi and colleagues concerning their multi-center prospective randomized clinical trial, which compared the recurrence rates of chronic subdural hematoma (CSDH) following the administration of two irrigation …
  • 阿部有香里, 藤田直子, 足立明彦
    ブレインナーシング 34(12) 62-63 2018年12月  招待有り最終著者
  • 足立明彦, 堀口健太郎, 樋口佳則, 松谷智郎, 原彩佳, 久保田真彰, 菊地浩, 岩立康男, 神戸美千代, 長谷川安都佐, 小藤昌志, 伊原史英, 大熊雄介, 堅田浩司, 花澤豊行, 岡本美孝
    千葉医学雑誌 93(4) 151-156 2017年8月  招待有り筆頭著者責任著者
    【目的・背景】重粒子線治療は本邦が実運用に成功した技術である。我々は重粒子線治療後に誘発された二次性腫瘍の初の臨床 2 症例を経験し一昨年および昨年,国際学会にて発表した。本研究では,その臨床検体を用いた解析から染色体構造の変化を捉え得たので報告する。 【症例報告】症例 1 : 外耳道癌に対する重粒子線照射の 4 年後,片麻痺・失語・てんかん発作で発 症した側頭葉病変で,摘出した腫瘤の病理は原疾患(扁平上皮がん)と全く異なる,海綿状血管腫であった。周囲脳には硝子化など放射線誘発性変化を伴っており,これら複数所見より重粒子線に より発生した腫瘍であることが示された。<br /> 症例 2 : 上顎洞未分化癌への重粒子線照射の13年後,歯痛・頬腫脹・てんかん発作で発症した,眼窩から中頭蓋窩(側頭葉先端)まで拡がる腫瘍で,生検により重粒子線による二次性の骨肉腫と 病理診断された。腫瘍は広範に浸潤しており,耳鼻咽喉科および脳外科による合同手術を行った。 【結果】G-band 染色ならびに腫瘍 CGH+SNP アレイによる分析を行ったところ,欠失・逆位・ 転座を含む複数の染色体構造異常を見出だすことができた。<br /> 【考察・今後の計画】以上より,X 線・ガンマ線照射後に報告のある誘発腫瘍が,重粒子線治療後にも起こりうることを証明した。また,重粒子線誘発腫瘍において geneticな変化が起きている 可能性を示した。但し同一腫瘍検体内に複数の個別の変異が含まれていることからは,構造変化を伴わず現時点で検出できていない共通する遺伝子異常が存在している可能性も示唆され,今後は塩基配列決定などにて,詳細な変異部位,更には腫瘍関連遺伝子の同定を目指す。
  • Akihiko Adachi, Eiichi Kobayashi, Ken Kado, Naokatsu Saeki
    Journal of Neuroendovascular Therapy 10(5) 236-242 2016年11月  査読有り筆頭著者責任著者
    【目的】マイクロカテーテルシェーピングは、プリシェープ先端のマイクロカテーテルでは誘導や保持が困難な際に必要となる。一般に意図した形状の『倍曲げ』の上、添付文書上は『スチーム源から約 25mm 離して約 30 秒間スチームに当て』形作ることになっているが、形成が不充分なことや、鈍化してしまうことも多い。今回、特定のマイクロカテーテルにおいてシェーピングの最適条件を検討した。【方法】マイクロカテーテルとしてはHeadwayを用いた。その上でホットエアガンによるシェーピングの最適な温度設定を検索した。【結果】熱風の実測温は吹出口から25mm離した状態で安定して ( 設 定温- 20) °C を示した。 110°C ~ 140°C 設定(実測温は90 ~ 120°C ) の範囲でシェーピングを行ったところ、Headwayは 130°C 設定(実測 110°C ) 以上で、先端に毛羽立ちや水泡・孔開きがみられた。また 形状保持力につき検証したところ、 120°C 設定(実測 100°C )、 90秒以上が最も優れていることが分かった。【結論】マイクロカテーテルの構造・材質によっては若干最適温が異なる可能性はあるが、Headwayにおいてはホットエアガン 120°C 設定 90 秒間が最も良いパフォーマンスを示し有効であった
  • Adachi Akihiko, Hara Ayaka, Horiguchi Kentaro, Kubota Masaaki, Matsutani Tomoo, Kambe Michiyo, Hasegawa Azusa, Inaniwa Taku, Hanazawa Toyoyuki, Okamoto Yshitaka, Iwadate Yasuo
    International Journal of Molecular Medicine 38 S57 2016年  査読有り筆頭著者責任著者
  • Akihiko Adachi, Yoshinori Higuchi, Atsushi Fujikawa, Toshio Machida, Shigeo Sueyoshi, Kenichi Harigaya, Junichi Ono, Naokatsu Saeki
    9(8) e103703 2014年8月  査読有り筆頭著者責任著者
  • Masayo Adachi-Hayama, Akihiko Adachi, Natsuki Shinozaki, Tomoo Matsutani, Takaki Hiwasa, Masaki Takiguchi, Naokatsu Saeki, Yasuo Iwadate
    BMC Cancer 14 452 2014年6月  査読有り筆頭著者
  • 足立 明彦, 小林 英一, 渡邉 義之, 米山サーネキー 智子, 早坂 典弘, 鈴木 誉, 岡本 美孝, 佐伯 直勝
    脳神経外科ジャーナル 20(8) 597-603 2011年  査読有り筆頭著者責任著者
    CBS(carotid blowout syndrome)は,頭頚部腫瘍に対する放射線治療後に,遅発性に動脈破裂をきたす致死的疾患として知られている.今回,放射線治療後36年および2年を経て大量出血で発症し,血管内治療で良好な結果が得られた2例を報告する.1例目は,瘤内塞栓をしたものの,2週間後に再出血し,母動脈を閉塞した.2例目は,虚血耐性を確認できたため,同様にtrappingにて止血を得た.大量出血で発症するCBSは緊急の止血処置を要する.将来的には膜付きステントに期待が寄せられるが,現時点では閉塞試験が不可能な際にも,救命目的に母動脈閉塞を要する場面は少なくない.その際,照射野を外してのendovascular trappingは永続的止血を得る確実な方法であり,有効と考えられた.
  • Akihiko Adachi, Noriko Shinjyo, Daisuke Fujita, Hideto Miyoshi, Hisako Amino, Yoh-ichi Watanabe, Kiyoshi Kita
    FEBS Letters 543(1-3) 174-178 2003年5月  査読有り筆頭著者

書籍等出版物

 5

主要な講演・口頭発表等

 101
  • 足立明彦
    第146回 一般社団法人 日本脳神経外科学会 関東支部学術集会 2021年12月21日 前原健寿(東医歯大 脳経科)
  • 座長 長尾建樹, 演者 足立明彦
    上部消化管疾患診療Webセミナーin千葉 2019年6月13日  招待有り
  • 足立明彦, 小林 英一, 和泉 允基, 吉田 陽一, 原 彩佳, 折本 亮介, 飯島 靖, 牧 聡, 古矢 丈雄, 國府田 正雄, 大鳥 精司, 岩立 康男
    第44回日本脳卒中学会学術集会 2019年3月22日 会長 北川一夫(東京女子医科大学 脳内)、座長 加藤宏之(国際医療福祉大学 脳内)
    【背景】鈍的外傷による椎骨動脈損傷からの遠位塞栓は重篤な脳梗塞を起すことが、特に整形外科での整復手術周術期の合併症として知られている。今回、頸部損傷後の血管造影検査にて椎骨動脈内に典型的な閉塞と特徴的な浮遊血栓を認め、頸椎固定術術前に予防的抗血栓薬内服および血管内治療を行った症例を紹介する。 【症例】74歳女性、脚立から転落し四肢麻痺にて他院搬送。頸椎脱臼および椎間孔骨折を指摘され当院転送となった。入院後、麻痺は改善傾向で、再検画像(造影CT)では脱臼は自然整復されていたものの患側椎骨動脈は途絶していた。DSAにて途絶部近位および遠位からの造影を行ったところ、近位からの造影では明らかな閉塞を示していた一方で、対側椎骨動脈からUnionを超えて導入したバルーンマイクロカテーテルからの遠位側造影では入道雲様に血栓が揺蕩っている状態が観察された。整形外科では不安定性あるため固定術が必要とのことで、周術期の血栓性合併症予防として、病変部上下で親動脈塞栓を行った。後方固定術後、3年間外来フォローしてきたが何らの神経学的症状を後遺することなく経過している。 【考察と結語】頸椎損傷後の椎骨動脈損傷(Denver Grade IV)からの遠位塞栓飛散は医療安全上も問題となる病態であるが、既報はCase report/seriesのみでガイドラインなどもないため、エビデンスレベルに拘泥し治療の機を逸しないことが重要と考える。本病態における血栓性閉塞部は過去の報告では、近位端側からの撮影のみで終了している場合が殆どで、Unionを超えて遠位端側の詳細な描出を図った画像所見は本症例が初めてである。遠位端側では血栓が揺らいでいるものと認識し危機感をもって治療にあたっていただければ幸甚である。
  • 足立明彦, 小林英一, 岩立康男
    第34回NPO法人日本脳神経血管内治療学会学術総会 17:00 〜 18:00 第6会場 (展示棟 会議室2) 2018年11月23日 松本康史
    質問項目は ・Shunt部位 ‐(静脈洞/脳表静脈/MassEffectを示す硬膜(下)静脈貯留) ・Shunt部位が脳表静脈の際、 ‐脊髄逆流の有無 ‐拡張の有無 ・Shunt部位が静脈洞の際、 ‐洞の様態(遠位狭窄/遠位閉塞/両側閉塞) ‐洞の逆流の有無 ‐脳表静脈の逆流の有無 である。
  • 足立明彦, 小林英一, 岩立康男
    第34回NPO法人日本脳神経血管内治療学会学術総会 2018年11月23日 松本康史
    17:00 〜 18:00 第6会場 (展示棟 会議室2) Ts/SS dAVFに適用される分類は、Borden、Cognard、Djindjan、Lalwani、Piton、と複数存在し、微妙に基準が異なっており混乱を招きがちである。各分類が全く別視点で独立であれば3×7×4×3×4=1008通りの組み合わせが考えられるが、実際には重複表現や不可能な組合せなどがあり、各原著の意図する解剖を詳細に検討した結果、理論的に可能な編成は13通りに限られた。我々は最大4回の質問だけで、正しい組合せに到達するYes/No Chartを作成したので紹介する(演者個人HPおよび自施設HPで公開中)。
  • 足立明彦, 小林英一, 折口槙一, 佐々木みなみ, 杉山友啓, 久保田真彰, 渡邉庸介, 宮崎格, 山内利宏, 吉田陽一, 奥山翼, 折本亮介
    第34回NPO法人日本脳神経血管内治療学会学術総会 2018年11月 松本康史
    16:00 〜 17:00 ポスター会場2 (会議棟2F橘) 【背景と目的】頚動脈狭窄症患者の平均年齢にも高齢化の波がみられ、80代での頚動脈ステント留置術(CAS)も珍しいことではなくなってきた。一方で、CREST試験では70歳以上の高齢群におけるCEAの有用性が示され、内科加療の成績も年々進歩している。高齢者のCAS適応に関しSAPPHIRE時代に比し厳しい目が向けられている現状をふまえ、当院における高齢者でのCASの治療成績を検討した。【方法と結果】NCD/JNRデータベースに前向き登録された2015年1月~2018年7月に当院で行われた150例を対象とした。80歳以上は30例(20%)であった。合併症例におけるリスク因子を抽出し問題点を検証した。また80歳以上と80歳未満における合併症率の比較を行った。【結語】年齢によるevent発症率に有意な差はみられず、適切に症例を選択することで高齢者でも安全に加療が証明された。
  • 足立明彦, セッション, グリオーマ, 分子診断
    日本脳神経外科学会 第77回学術総会 2018年10月12日 冨永悌二
    2018J-2268 3F-O091-07 F会場 金 10:00~11:00(6分/2分)
  • 藤田直子, 山崎可奈子, 梅本真史, 豊田早苗, 間所真美, 山本直子, 濱砂祐子, 梅北英夫, 足立明彦, 田宮亜堂, 小林英一
    第43回日本脳卒中学会学術集会 2018年3月
  • 足立明彦
    フレイルと脳卒中 2018年1月12日 協賛: 第一三共  招待有り
    開催目的:老年病と脳卒中領域における最新の知識習得 参加対象者:高齢者の診断・治療に携わっている医療関係者
  • 足立明彦, 小林英一, 折本亮介, 奥山翼, 高躍, 岩立康男
    第33回日本脳血管内治療学会学術総会 2017年11月23日 会長:大石英則
    頭頚部腫瘍に対する塞栓術は術中出血率の減少に有用であるが、重篤な合併症に繋がる落とし穴が複数存在する。過去8年の経験から、実際の合併症症例も提示しつつ、これらを避けるために注意すべき点につき血管別に検討した。2009年8月以降当院で栄養血管塞栓術を行った40例を対象に解析した。内訳としては髄膜腫30例、 血管芽腫5例、傍神経節腫2例、HPC/SFT 1例、嗅神経芽腫1例、甲状腺癌転移1例であった。塞栓術を行った血管はMMA31例、OA5例、APA3例、SPA3例、STA2例、SCA2例、ほかMDTA、AFR、AICA、PICA、CBAから各1例ずつ施行した。粒子状塞栓物質としては最近の15例ではエンボスフィアを、認可前の19例ではPVAを使用した。液体塞栓物質としては単体ないし併用でNBCAを9例で用いた。またPushable coilは23例で併用している。永続的な合併症としては、頭蓋内外吻合の存在した1例で後方循環に迷入し後頭蓋窩減圧開頭を必要とした他、造影剤圧入時にMMAが破綻した1例で急性硬膜下血腫を呈し当日の減圧開頭腫瘍摘出術を余儀なくされた。一過性のものとしては頭痛・嘔気・発熱を各5・3・1例で呈しており、画像上の副次的所見としては血行動態の変化に伴うと思われる静脈性小出血および無症候性腫瘍内出血を各1例で認めている。これらの合併症に繋がりうる解剖・術中操作などにつき提示し、対策に関し報告する。
  • 足立明彦, 小林英一, 堀口健太郎, 樋口佳則, 奥山翼, 小林繁樹, 山内利宏, 折本亮介, 中野茂樹, 町田利生, 小野純一, 岩立康男
    日本脳神経外科学会第76回学術総会 2017年10月12日 会長:若林俊彦
    12日(木) 12:50 - 13:50 I会場 【はじめに】治療に難渋する後方循環の脳動脈瘤は、血栓化およびvasa vasorumの発達により血管内加療 により完治しえず、そのサイズと深い視野故に到達困難でクリッピングも不可能となることが ある。同病変に対する内視鏡下経鼻アプローチはKassamらにより約10年前に報告されLawtonら により解剖学的にも有用性が示されているが、一般に治療選択肢として知られているとは言い 難い。 我々は拡大内視鏡手術を多く経験しており、そこから考察される本アプローチの要点を、巨 大血栓化椎骨動脈瘤の手術ビデオを用いて報告する。また、本アプローチを用いず治療しえた 他症例(代表4例)の3D-CTA画像及び術中ビデオを簡単に紹介し、経斜台アプローチが必要とな る解剖学的状況につき考察する。 【手術法】 ・確実な血流遮断および穿通枝の血流をリアルタイムに確認するため、ハイブリッド手術室に てハイビジョン内視鏡を使用した。 ・頭部はX線透過の3ピン(DORO)で固定し、管球(ArtisZego)が干渉しないことを確認する。 ・骨削除の高位判断には、適宜、ナビゲーションおよびドップラーを用いた。 ・粘膜弁を作成し、骨性鼻中隔を削除。鋤骨から蝶形骨洞底面をドリリングし、トルコ鞍から 斜台前面を確認。斜台骨削除し硬膜を露出する。 ・硬膜削除にて蛇行・横走するVA-BA・AICA・瘤本体を確認し、確実に閉鎖しうる長さのクリ ップを選択。クリップ後に3D-DSAにて瘤内血流の消失および合併症なきことを確認する。 ・クリップヘッドは硬膜外に出てしまうため、包み込む形で鼻中隔粘膜・大腿筋膜・硬膜を縫 合し多層性再建を行う。 【考察・結語】 提示症例では2回の血管内治療および開頭術による近位クリッピングが行われたが、再開通 をきたし、今回動画紹介の経鼻アプローチによる遠位閉塞、および再開頭での瘤切開/縫縮・ 血栓/コイル塊摘除後に症状改善がみられた。 治療抵抗性の動脈瘤において、このような経斜台アプローチは安全な治療戦略の幅を広げる ことが期待される。
  • 足立明彦
    第5回 千葉未来開拓セミナー 2017年7月21日 主催:千葉大学 医学部(MD-PhD) 4年 河野健太, 座長:大学院医学研究院 細胞治療内科学 木下大輔  招待有り
    - たまたま出会った重粒子線誘発腫瘍から癌遺伝子を発見できるんじゃないかと複数の研究費を得て染色体構造異常は証明してみたものの変異遺伝子の部位はまだ分からない件と、そもそも『100年後の今頃には皆死んじゃってるんだから』と抗老化に夢を見ていた薬学出身者が脳外科医になって考えた上での結論のようなもの -
  • 足立明彦, 松戸市立病院, 神経内科部長, 福島剛志先生
    学術講演会 ~脳疾患と合併症を考える~ 2017年4月21日 松戸市立病院 院長 烏谷博英先生  招待有り
  • 足立明彦, 小林英一, 吉田陽一, 奥山翼, 高躍, 伊東大祐, 菊池浩, 海保亜紀子, 竹本真弓, 岩立康男
    第42回日本脳卒中学会学術集会(STROKE2017プログラムp283) 2017年3月15日 会長:峰松一夫,座長:岩田智則
  • 足立明彦, 小林英一, 奥山翼, 高躍, 伊東大祐, 吉田陽一, 岩立康男
    第32回日本脳神経血管内治療学会学術総会(抄録:脳血管内治療2016:1(S),89) 2016年11月25日 会長:吉村紳一
    キーワード:頚動脈ステント留置術、タイプIII 大動脈弓、経大動脈弁アプローチ 【目的】CASなどの血管内治療においてType III Aorta患者では上腕動脈穿刺を選択したとしても、ガイディングを総頚動脈へ上行させることに難渋する場面がある。Snare(JNET2012)やSY-6カテの利用(BSNET2016)などの選択肢もあるが、ここでは我々の行っている4つのコツ(①術前単純CT評価・②Stiff-Jガイディングシース・③経大動脈弁アプローチ・④短長ステント選択 )につき実際の症例を交えつつ図解にて紹介する。 【方法】Type III Aortaや下肢病変患者では右上腕穿刺を考慮するが、小柄な高齢者では9Fr Optimoは躊躇される。一方で8Fr Optimoでは耐kink性に乏しく、近位バルーンが必須でなくば、我々は5Fr Stiff-J ガイディングシース(メディキット)を用いている。この場合に、Stiff wireなどを使っても直接に総頚動脈に導入することが困難な際は、そのまま大動脈弁を反転するかたちで経由しガイディングを総頚動脈に留置する。 【結果と考察】①術前の大動脈弓評価は、造影剤を用いずとも肺とのコントラスト差にて充分可能であった。 ②鋭角なアプローチルートでは8Fr Optimoは折れてしまう。折れた状態から引きあげる際、先端が遠位に予期せず進んでしまうこともある。従って、より折れづらいStiff J sheathを用いるのが安全であった。 ③ガイディングが落ちてしまう際は大動脈弁を支えとして上げてゆくことが有効であった。 ④ステント長は3cmの方が、Valsalva洞・大動脈弁に対する負担も少なく通過性が良好であった。
  • 足立明彦, 小林英一, 吉田陽一, 奥山翼, 伊東大祐, 高躍, 久保田真彰, 松田達磨, 菊地浩, 布瀬善彦, 渡邉義之, 宮崎格, 能正聖未, 瀧朱音, 田中泉, 岩立康男
    日本脳神経外科学会 第75回学術総会(プログラム:Neurologia medico-chirurgica 2016:56(Extra issue), p.287) 2016年10月30日 座長:酒井秀樹
  • A. Adachi, A. Hara, K. Horiguchi, M. Kubota, T. Matsutani, M. Kambe, A. Hasegawa, T. Inaniwa, T. Hanazawa, Y. Okamoto, Y. Iwadate
    21st World Congress on Advances in Oncology and 19th International Symposium on Molecular Medicine (第21回 世界腫瘍学推進会議 & 第19回 国際分子医学シンポジウム) 2016年10月6日 Spandidos 出版  招待有り
  • 足立明彦
    第7回 Young Neurovascularsurgeon's Club (The 7th YNC) 2016年9月9日 (座長:小林英一)  招待有り
  • Akihiko Adachi, Ayaka Hara, Kentaro Horiguchi, Tomoo Matsutani, Michiyo Kambe, Azusa Hasegawa, Taku Inaniwa, Masaaki Kubota, Hiroshi Kikuchi, Yusuke Okuma, Koji Katada, Toyoyuki Hanazawa, Yoshitaka Okamoto, Kyoko Aoyagi, Yoshinori Higuchi, Yasuo Iwadate
    The 31st Japan Neurosurgery English Forum (JNEF:日本脳神経外科国際学会フォーラム) 2016年7月22日 飯塚病院
  • 足立明彦, 小林英一, 吉田陽一, 伊東大祐, 奥山翼, 高躍, 菊地浩, 松田達磨, 田中泉, 岩立康男
    第13回日本脳神経血管内治療学会関東地方会 (JSNET-K) 2016年7月9日 会長:橋本孝朗
  • 足立明彦, 小林英一, 吉田陽一, 宮崎格, 辛寿全, 久保田真彰, 坂本和則, 安藤浩樹, 梅北英夫, 佐伯直勝
    第41回日本脳卒中学会総会 (STROKE2016プログラムp.106) 2016年4月14日 会長: 寶金清博, 座長: 美原盤
  • 足立明彦
    第2回STROKE研究会 2016年3月9日 座長:師尾郁(美浜神経内科)  招待有り
  • Akihiko Adachi, Ayaka Hara, Kentaro Horiguchi, Masaaki Kubota, Tomoo Matsutani, Michiyo Kambe, Azusa Hasegawa, Taku Inaniwa, Toyoyuki Hanazawa, Yshitaka Okamoto, Yasuo Iwadate
    INTERNATIONAL JOURNAL OF MOLECULAR MEDICINE 2016年 SPANDIDOS PUBL LTD  招待有り
  • 足立明彦, 小林英一, 荷堂謙, 梅北英夫, 佐伯直勝
    第31回日本脳神経血管内治療学会学術総会(抄録:JNET2015:9(6),S444) 2015年11月2日 会長:杉生憲志
  • 足立明彦
    20th World Congress on Advances in Oncology and 18th International Symposium on Molecular Medicine (第20回世界腫瘍学推進会議 & 第18回国際分子医学シンポジウム) 2015年10月10日 Spandidos 出版  招待有り
  • 足立明彦
    The 6th East Asian Conference of Neurointervention 2015年8月22日 EACoN Organizing Committee  招待有り
  • 足立明彦
    第10回 STROKE MANAGEMENT FORUM IN CHIBA(最終回) 2015年2月6日  招待有り
  • Akihiko Adachi, Yasuo Iwadate, Shiro Ikegami, Michiyo Kambe, Azusa Hasegawa, Taku Inaniwa, Naokatsu Saeki
    INTERNATIONAL JOURNAL OF MOLECULAR MEDICINE 2015年 SPANDIDOS PUBL LTD  招待有り
    BACKGROUND: The number of cancer patients requiring radiation therapy is increasing annually. For example, there were 251 thousand (211 thousand new) patients in Japan in 2010, a 1.5-fold increase compared to 5 years ago. Furthermore, ion particle therapy, which is highly effective for treating several types of cancers, is being used more frequently, with 80,131 patients treated globally at the end of 2013. We report the first case of a symptomatic secondary brain tumor patient after heavy ion particle therapy. CASE PRESENTATION: A 33-year-old man, who had undergone heavy-ion radiotherapy for cancer of the outer ear 4 years previously, experienced repeated transient sensory aphasia and generalized seizures. MRI revealed gadolinium-enhanced lesions discontinuous with the auditory canal. T2-weighted sequences showed a popcorn-like pattern with edema. Our preliminary diagnosis was radiation-related injury and original tumor metastasis. His condition deteriorated over the following 2 years, during which he experienced headaches, frequent seizures, and persistent motor aphasia. The large size of the lesion necessitated awake craniotomy. The resected lesion was found to be a vascular tumor (cavernoma) circumscribed by atypical brain parenchyma, with hyaline degeneration. Four months postoperatively, the seizures and aphasia effectively disappeared. CONCLUSION: This is the first case of a secondary tumor after heavy particle irradiation. Although rare, secondary neoplasms that are often reported after conventional radiotherapy can develop after ion particle therapy, a modern radiotherapy. Thus, we emphasize the necessity of long-term follow-up not only for tumor meatastasis, recurrence or radiation-related necrosis but also for secondary tumors, after ion particle therapy.
  • 足立明彦, 小林英一, 中野茂樹, 本島卓幸, 吉田陽一, 中村圭吾, 荒木信之, 杉山淳比古, 島田潤一郎, 鎌倉直美, 梅北英夫, 佐伯直勝
    第30回日本脳神経血管内治療学会学術総会(抄録:JNET2014:8(6),337) 2014年12月5日 会長:松丸祐司
    【背景と目的】不安定粥腫による頚動脈狭窄症は,塞栓性合併症リスクが高く,CAS時,バルーン保護が勧められる。しかしPSGWでの遠位バルーン保護は、一定割合で術中IC遮断時に虚血不耐性を呈する。本報告では、不安定粥腫かつ遮断耐性が無い、というジレンマの中でのdecision makingに関し紹介する。【症例】A to Aの塞栓性脳梗塞による左上肢麻痺で発症した症候性右頚動脈狭窄症の72歳男性。約1ヶ月半の急性期加療後、局麻下CASを行った。術前検査よりCCA~ICAにかけて脆弱粥腫の存在が明らかであったため、OptimoおよびPSGWにてプロテクションを行いステント留置したところ、一連の操作は極めて短時間であったが、直後より左上下肢完全麻痺を呈し約2時間弱継続した。画像検査では塞栓性合併症所見は無く、低灌流によるTIAが起きていたものと考えられた。2時間後には症状は完全回復し、永続的合併症起こす事なく治療終了しえた。【結論】本症例では、術前検査にて不安定粥腫が疑われていたため、虚血不耐を承知で、あえてballoon protectionとしたが、血流遮断中NIRSからは極端な血流低下が疑われ、2時間近く完全麻痺が遷延した。このような例では、理論的 には近位バルーンとフィルターの組み合わせがよいが、大量debrisや液状debrisが発生した際は対処困難で、フィルター閉塞をきたすと塞栓性と血行動態性の両者のリスクが加わる事となる。不安定粥腫で閉塞不耐性という2つの悪条件が重なった際には、慣れたチームでバルーン保護にて可能な限り短時間で手技を行うのが最善の戦略と考えられた(但し今回の時間が限界と考えており、例えば10分以上の遮断では不可逆性となっていた可能性がある)。
  • 足立明彦, 小林英一, 砂岡宏和, 高躍, 吉田陽一, 中野茂樹, 多部田美樹, 鳥光唯, 新崎ちひろ, 大矢根聖奈, 中塚由紀, 梅北英夫
    第30回日本脳神経血管内治療学会学術総会(抄録:JNET2014:8(6),212) 2014年12月4日 会長:松丸祐司
    【背景と目的】CAS後の周術期には、CEA後同様、過灌流が起こりうる事が知られているが、その予測因子や、予後に影響する因子について明らかではない部分も多い。今回我々は,devastatingな結果をもたらす術後過灌流症候群・過灌流状態について調査し,関連する術前・術中因子について検討した。【症例】当院にて、術中・術後にNIRSモニタを行った最近の連続 約40病変を分析対象とした。【結果と考察】40例中、6例が過灌流を呈し,うち1例が無症候性ではあったが薄いSAHを呈していた。術前背景の違いでは、過去文献で指摘されている様に、過灌流症例では全6例が症候性狭窄で、高血圧既往であった。術前の画像検査での狭窄病変部性状との関連では単独で有意なものは無く、それだけで過灌流を予測するのは困難と判断された。NIRS値として術前・Balloon Protection中の最低値、解除直後、解除3分後を抽出し検討したところ、NIRS絶対値自体には有意な傾向は認められなかった。Asynmetry index (患側/健側)、および左右差(患側-健側)の変化に関して検討したところ、ROC曲線上でも充分な感度・特異度を以て過灌流のリスク予測に有用である事がわかった。具体的には左右差>2%の上昇で、留意する必要があり(感度80%)、>5%も上昇するようであれば非常にリスクが高いと考え得た(特異度100%)。また実臨床では、NIRS値が上昇した際の過灌流対策のみならず、逆に上昇が無いようであれば、過灌流は否定的で、例えば容易に乏尿となる高齢者で血圧を下げたくない時などに、基準を緩められ、有用と考えられた。【結語】CAS術中の近赤外光モニタは、術後過灌流予測に有用で、周術期管理の上で重要な指標となると判断された。
  • 足立 明彦, 小林 英一, 中野 茂樹, 本島 卓幸, 吉田 陽一, 中村 圭吾, 荒木 信之, 杉山 淳比古, 島田 潤一郎, 鎌倉 直美, 梅北 英夫, 佐伯 直勝
    JNET: Journal of Neuroendovascular Therapy 2014年12月 (NPO)日本脳神経血管内治療学会
  • 足立明彦, 伊東大祐, 奥山翼, 高躍, 本島卓幸, 中野茂樹, 岡原陽二, 小林正芳, 田島洋佑, 小林英一, 佐伯直勝
    第29回日本脳神経血管内治療学会学術総会(抄録:JNET2013:7(6),304) 2013年11月22日 会長:伊藤靖
  • 足立明彦, 小林英一, 本島卓幸, 高躍, 小林正芳, 岡原陽二, 中野茂樹, 佐伯直勝
    第29回日本脳神経血管内治療学会学術総会(抄録:JNET2013:7(6),194) 2013年11月22日 会長:伊藤靖, 座長:風川清/佐藤博明
  • 総合司会_小林英一, 一般講演_足立明彦, 特別講演_吉村紳一_大型動脈瘤に対する挑戦
    第5回 Young Neurovascular surgeon's Club (YNC) 2013年10月23日  招待有り
  • 足立明彦
    第120回 日本脳神経外科学会 関東支部学術集会 2013年4月20日 主幹:東邦大学医療センター大橋病院 脳外
  • 足立明彦
    第8回 STROKE MANAGEMENT FORUM IN CHIBA 2013年2月1日
  • 足立明彦, 小林英一, 木島裕介, 野村亮太, 矢吹麻里子, 小林正芳, 吉田陽一, 佐伯直勝
    第28回日本脳神経血管内治療学会学術総会(抄録:JNET2012:6(5),190) 2012年11月15日 会長:江面正幸, 座長:黒田敏,小林英一,藤中俊之, シンポジアスト:徳永浩司,玉谷真一,足立明彦,上野俊昭,山上宏,山本司郎,上床武史
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jnet/6/5/6_p.0605.05/_pdf
  • 足立明彦, 小林英一, 矢吹麻里子, 吉田陽一, 松浦威一郎, 佐伯直勝
    第28回日本脳神経血管内治療学会学術総会(抄録:JNET2012:6(5),419) 2012年11月15日 会長:江面雅幸
    【背景】脊髄硬膜動静脈瘻(sdAVF)は、下肢脱力・錯感覚・膀胱直腸障害などで発症する静脈高血圧を病態とする疾患であるが、脊髄MRIやCTAを撮影できる施設が限られるため、診断に難渋する事が多い。仙骨部sdAVFは脊髄血管造影を行った場合でも、肋間動脈や腰動脈からは造影されず、更に見逃されやすく、診断・加療に留意が必要である。内腸骨動脈造影にて判明し、NBCAの動態を予測しつつ、充分な長さに渡り注入する事で加療しえた仙骨部sdAVF症例を報告する。 【症例】63歳男性、数年前から緩徐進行性の歩行障害あるも椎間板ヘルニアが有るため、放置されていた。3年前より両足関節の背屈困難、下肢遠位部の痺れ感出現。2012年2月、歩行困難となり、MRIで脊髄T2高信号及び硬膜内血流信号を示したため、血管造影行ったところ左内腸骨動脈造影で、外側仙骨動脈及び腸腰動脈を流入動脈とするsdAVFを認めた。脊髄静脈は流出静脈を介し頸髄の高さまで上行性に描出された。手術では到達に難航することが予想されたため、3月、局所麻酔下に血管内塞栓術を行うこととした。最も尾側からのfeederである左外側仙骨動脈から20%NBCAを注入し、Shunt pointを介して流出静脈までpenetrateさせた。この際、腸腰動脈からのfeederも塞栓された。同時に、対側のfeederも描出されたため、dangerous anastomosisに注意しながら、NBCAの注入を継続し閉塞した。0.24ccの注入でshunt血流は消失し、術後4ヶ月の経過で再開通は診られず、症状は大幅に改善(運動障害は消失、感覚障害も範囲減少)している。 【結語】複数の体節動脈が近接し、吻合も発達している仙骨部のsdAVFの治療戦略について若干の文献的考察を加え報告した。
  • 足立明彦, 藤川厚, 青柳京子, 永野修, 町田利生, 小野純一
    第35回 日本脳神経外傷学会 (抄録:日本脳神経外傷学会プログラム・抄録集 p66) 2012年3月9日 会長:橋本卓雄, 座長:富永悌二,松前光紀
  • 足立明彦, 小林英一, 松浦威一郎, 渡邉義之, 早坂典弘, 鈴木誉, 岡本美孝, 小林繁樹, 佐伯直勝
    第28回日本脳神経血管内治療学会学術総会(抄録:JNET2011:5(4),337) 2011年11月25日 会長:小林繁樹
  • 足立明彦, 藤川厚, 青柳京子, 永野修, 町田利生, 小野純一
    脳神経外科学会 第115回関東支部学術集会 2011年9月3日 佐伯直勝
  • 足立明彦
    第9回 日本頸部脳血管治療学会 (9th JASTNEC: 抄録 p24) 2010年4月23日 会長:根本繁, 司会:根本繁,松丸祐司 コメンテーター:吉村紳一,清水宏明,杉生憲志,松本康史,高山勝年
  • Akihiko Adachi, Motoo Kubota, Tomoo Matsutani, Naokatsu Saeki
    The 21st Japan Neurosurgery English Forum ( JNEF: 日本脳神経外科国際学会フォーラム ) 2006年7月21日 会長: 松村明, 座長: 伊達勲
  • Adachi A, Shinjyo N, Fujita D, Miyoshi H, Amino H, Watanabe Yi, Kita K
    第76回日本生化学会大会 (抄録:「生化学」誌 Vol.75 No.8 臨時増刊号) 2003年10月17日 会頭: 二井將光(阪大産業科学研究所)

主要な担当経験のある科目(授業)

 8

主要な所属学協会

 12

主要なWorks(作品等)

 3
  • 足立明彦
    2014年 芸術活動
    ドクターの日常における頻用フレーズを業務からプライベートまで網羅したLINEスタンプ。院内コミュニケーションに最適。病棟内や科内の定型連絡事項など取揃えました。

共同研究・競争的資金等の研究課題

 6

学術貢献活動

 13
  • 審査・評価
    Spandidos Publications社 Medicine International 2022年11月7日 - 2022年11月16日
  • 審査・評価
    中央欧州脳外科 The Journal of Neurological Surgery (JNLS): Part A 2022年7月29日 - 2022年8月2日
  • 中央欧州脳外科 2015年6月3日 - 2015年6月7日
  • 中央欧州脳外科 2015年4月2日 - 2015年4月28日
  • 中央欧州脳外科 2015年2月26日 - 2015年3月3日

社会貢献活動

 1

メディア報道

 2
  • Science Japan by JST (Japan Science and Technology Agency) Latest News 2023年12月 インターネットメディア
    A research group led by Specially Appointed Assistant Professor Akihiko Adachi of the Graduate School of Medicine at Chiba University and Dr. Yuri Kawashima of the Graduate School of Arts and Sciences at the University of Tokyo (currently Specially Appointed Assistant Professor of the Research Institute for Radiation Biology and Medicine at Hiroshima University) recorded a video of a phenomenon called Pseudoleukocoria (false white pupil), in which even the pupil of a healthy child appears white, and explains its mechanism and shows the phenomenon to the public for the first time in the world. The research group demonstrated that when light enters the pupil at a specific angle at the time of imaging, 'pseudoleukocoria' appears as the reflection from the optic disc. When a white pupil (leukocoria) is observed in a child, parents should take the child to a doctor promptly (as it could present as a sign of a serious medical conditions) but without feeling excessive concern (since it may be a false positive phenomenon, as depicted in this report). The findings were published in the medical journal Pediatrics International. Leukocoria' is the symptom of a whitish (yellow or beige) reflection of light from an ophthalmic lesion or fundus structure through the pupil when flash photographs or videos are taken and is a sign of potentially serious conditions including a congenital cataract, retinoblastoma, retinal detachment, persistent hyperplastic primary vitreous, and Coats' disease. In particular, as retinoblastomas are characterized by rapid growth, children showing leukocoria in photographs should visit a specialized medical institution within one week. Due to the widespread use of smartphones, 'leukocoria' may be noticed more and more by families in digital images. However, white pupils may also be observed in images of healthy children. This phenomenon is called pseudoleukocoria. However, previous medical books and articles illustrate 'pseudoleukocoria' using still images, which limits their interpretability. In the current study, the research group described 'pseudoleukocoria' using a video to publicize and promote an increased understanding of the difference between a healthy 'pseudoleukocoria' and a dangerous 'leukocoria.' A video can be downloaded from the journal website (https://doi.org/10.1111/ped.15600). The video capturing 'pseudoleukocoria' consists of 15 frames, with each frame lasting approximately 33ms. 'Leukocoria' caused by retinoblastoma appears as a white reflection from the growing tumor, whereas 'pseudoleukocoria' appears as a white reflection from the optic disc seen in images taken from 15° outward. As 'pseudoleukocoria' is characterized by the reflection of light from the optic disc corresponding to the blind spot, which is a small area, the color of the eye in the video returns to the normal black when the angle of light entering the eye and/or the angle of view is changed slightly. Adachi commented, "Dr. Kawashima is a basic researcher of DNA recombination, and I am a neurosurgeon. We published this article on pediatric ophthalmology by pure happenstance. I would like to continue publishing reports on basic and clinical research according to our findings, even those beyond our area of specialty."
  • 日経新聞 NIKKEI COMPASS 2023年8月24日 新聞・雑誌
    千葉大学大学院医学研究院の足立明彦特任助教と、東京大学大学院総合文化研究科の川島友莉博士(研究当時(注1))らのグループは、世界で初めてPseudoleukocoria(偽性白色瞳孔)の動画により、その機序を説明しました。本研究により、健常児であっても瞳孔が白く見えてしまうケースが明らかとなることで、偽性白色瞳孔だけでなく白色瞳孔に関する理解も進むことが期待されます。 Leukocoria(白色瞳孔(注2))は、先天白内障(注3)・網膜芽細胞腫(注4)・網膜剥離(注5)・第一次硝子体過形成遺残(注6)・コーツ病(注7)などの存在を示唆する症状として知られています。なかでも、網膜芽細胞腫は増殖が速い腫瘍であるため、子供の写真などで瞳孔からの白い反射に気付いた時は1週間以内の専門機関への受診が勧められています。しかし白色瞳孔を示した子供が全て病気とは限りません。過度に怖がらず、速やかに小児眼科医の診察を受けるようにしましょう。 本成果は、令和5年7月28日に小児科分野の国際誌である Pediatrics Internationalに掲載されました。 研究の背景 フラッシュを用いた写真や動画の撮影時に、瞳孔が黒や赤ではなく眼底からの反射によって白っぽく(黄色や肌色に)見える症状は「白色瞳孔」と呼ばれ、最近ではスマートフォンの普及により、デジタル画像で指摘されることが増えています。白色瞳孔では上述の大きな病気の兆候が隠されている可能性が高く、気付いた際は適切な治療に繋げるため、すぐに精査を行う必要があります。一方で、健常であるにも関わらず白色瞳孔を呈することがあり、そのような偽陽性所見はPseudoleukocoriaと呼ばれています。まだ公式の和訳が無い用語ですが、ここでは分かり易さのため「偽性白色瞳孔」と呼びます(図1)。 これまで偽性白色瞳孔を含め白色瞳孔の多くは家庭での写真撮影で指摘されてきました。しかし医学書や論文やWeb上で公開されている全ての症例画像は静止画であり捉えどころに乏しいものでした。 研究の成果 本論文の資料では約0.5秒間15コマに渡って偽性白色瞳孔をビデオでキャプチャーしており、その様態の把握や概念の普及に役立つものと考えられます。(図2:動画はhttps://doi.org/10.1111/ped.15600 からDL閲覧可能。) 網膜芽細胞腫における白色瞳孔では増大した腫瘍からの反射をみているのに対して、健常児における偽性白色瞳孔では外側(耳側)約15°から撮影した際に生じる視神経乳頭からの反射を見ていることになります。(図1) 今後の展望 白色瞳孔を呈する代表的な疾患である網膜芽細胞腫は致命的かつ視力を脅かす病気であるが故に、患児や両親が精査を怖がり逆に受診が遅れるケースも想定されます。 本報告により偽性白色瞳孔の存在や概念が理解され、白色瞳孔が偽陽性である可能性も広く知られることで逆説的に、患児の迅速な受診に繋がることが期待されます。 用語解説 注1)現在は広島大学原爆放射線医科学研究所特任助教 注2)白色瞳孔:通常は黒く(稀に赤く)見えるはずの瞳が白っぽく(ないし黄色~肌色っぽく)見える症状。 注3)先天白内障:生まれつき水晶体が白く混濁している病気で、先天素因、胎内感染、全身疾患など様々な原因によって起こる。混濁の強い高度の先天白内障では視覚刺激が遮断されるため重度の弱視(生涯にわたる視力障害)や眼振や斜視をきたす。 注4)網膜芽細胞腫:眼底の網膜にできる悪性腫瘍。初発症状の頻度は、白色瞳孔60%、斜視13%、結膜充血5%、視力低下2%、眼瞼腫脹1%、眼球突出0.5%である。腫瘍が成長して眼球外へ浸潤したり転移を生じたりすると生命の危険を伴うため、早期診断および早期治療が重要で、白色瞳孔に気付いた時は1週間以内に専門医療機関(小児眼科)で評価を受けるべきである。国内では毎年約70人が発症している。第13番染色体に存在するがん抑制遺伝子の1つであるRB1遺伝子の異常により生じる。 注5)網膜剥離:眼底の最も内側に張り付いている薄い膜状の神経組織である網膜が本来の位置から剥がれてしまった状態で、その機序から①裂孔原性網膜剥離、②滲出性網膜剥離(コーツ病など)、③牽引性網膜剥離(未熟児網膜症など)に分類される。 注6)第一次硝子体過形成遺残:硝子体と、そこに含まれる胎児特有の血管である硝子体血管が発達の途中で消えずに残ってしまうことで重篤な視力障害を引き起こす疾患。 注7)コーツ病:特殊な網膜剥離をおこして視力が低下する男児に多い病気。網膜血管の異常拡張とそれに伴う網膜の滲出性病変を特徴とする原因不明の小児疾患である。

その他

 1
  • ① Anywhere Door (Yamcha 2006) ② Ship of Theseus (Plutarchus ca.45–120) ③ Swampman (Donald Herbert Davidson 1987) ④ Brain in a Vat (Hilary Whitehall Putnam 1982) ⑤ Smooth Red Bean Bread Man (MACCHIRO 2013) ⑥ The 500 million year button (Souta Sugawara 2001) ⑦ Five-minute hypothesis (Bertrand Arthur William Russell 1971)