研究者業績

ヨサファット テトォコ スリ スマンティヨ

ヨサファット テトォコ スリ スマンティヨ  (Josaphat Tetuko SRI SUMANTYO)

基本情報

所属
千葉大学 環境リモートセンシング研究センター 教授
学位
博士(工学)(千葉大学)

J-GLOBAL ID
200901047645026491
researchmap会員ID
5000098513

外部リンク

Josaphat Tetuko Sri Sumantyo (IEEE 上級会員) は、1995 年と 1997 年に金沢大学で電気情報工学の学士(工学) と修士 (工学) をそれぞれ取得しました (地下探査レーダ システム ) および 2002 年に千葉大学大学院自然科学研究科人工システム科学専攻 (電波応用およびレーダシステム)の博士 (工学) を取得しました。1990 年~1999 年にインドネシア政府科学技術応用評価庁(BPPT)の研究員でした。2002 年~ 2005 年に千葉大学電子光情報基盤技術研究センターに講師 (中核的研究機関研究員) として勤務しました。2005 年~ 2013 年に千葉大学環境リモートセンシング研究センター (CEReS) の准教授を務め、 2013 年~現在に至るまで同センターの教授を務めています。 

彼は国内外の雑誌やIEEE等の学術雑誌の査読者であります。 世界中で多くの学生を昇進させ、また多くの大学等で客員講師/教授としても活躍しています。2019年4月~2020年3月31日と2022年4月1日~2023年3月31日に、千葉大学大学院融合理工学府地球環境科学専攻長とリモートセンシングコース長を務めています。

彼の主な関心は、理論電磁波散乱とマイクロ波・レーダリモートセンシングとその応用、特に InSAR、DInSAR、PS-InSAR、偏波SARを含む合成開口レーダ(SAR)と地表探査レーダ(VLF)です。移動体衛星通信用アンテナおよびマイクロ波センサ、無人航空機(UAV、ドローン)、航空機、成層圏プラットフォーム、および小型衛星開発用のさまざまな偏波SARセンサを含むマイクロ波センサーの開発、気象制御システム、雲生成装置などの開発をしています。

2005 年以来、千葉大学環境リモートセンシングセンター (CEReS) のヨサファットマイクロ波リモートセンシング研究室 (JMRSL、https://www.jmrsl.jp) を運営しています。ヨサファット研は、国際的なリモートセンシング科学技術を開発するための教育と研究を推進しています。日本と海外教育研究機関(短期留学プログラム、長期留学プログラム、TWINCLE、ダブルディグリープログラム、JSTサクラサイエンスプログラムなど)と学生および研究員の交換交流を運営しています(インドネシア、マレーシア、韓国、エジプト、カナダ、ドイツ、オーストラリアなど)。ヨサファット教授は佐藤洋国際奨学財団(SISF)および渥美国際奨学財団(AISF)の理事も務めていて、日本と東南アジア・南アジアとの交換留学を促進しています。

ヨサファット教授は、IEEE、電子情報通信学会(IEICE)、JSPRS、および RSSJ の会員です。 彼は自身の研究と研究に関連して多くの賞や研究助成金を受賞しており、雑誌、国内外の学会の発表論文、招待講演、レポートで、17 冊の本と 1,000 以上の論文を発表しています。 アジア諸国におけるマイクロ波リモートセンシングに関するIEEEの活動を促進するために、リモートセンシング用超小型衛星シンポジウム、日本インドネシア合同科学シンポジウム(IJJSS)、合成開口レーダ画像処理ワークショップなどを設立した。ヨサファット教授は、第 7 回IEEEアジア太平洋合成開口レーダ国際会議 (APSAR 2021) および第 8 回 APSAR 2023 のGeneral Chairとして、運営しました。現在に至るまで、ヨサファット教授は合成開口レーダ(SAR)とその応用に関連する 350以上の招待講演や講演を行っています。ヨサファット教授は、IEEE GRSS の計測および将来技術に関する技術委員会 (IFT-TC) の無人航空機用リモート センシング計測および技術に関するワーキング グループのCo-Leaderを務めています。 2021 年 3 月から IEEE Geoscience and Remote Sensing Letters (GRSL) 、2023 年 1 月から IEEE Antennas, Wireless and Propagation Letters (AWPL) 、2024年9月2日からJournal on Miniaturization for Air and Space Systems (MASS)のEditorを務めています。


主要な論文

 237

MISC

 11
  • Akira Hirose, Ryo Natsuaki, Takuya Sakamoto, Motoyuki Sato, Ryoichi Sato, Fang Shang, Josaphat T.S. Sumantyo, Junichi Susaki, Kei Suwa, Takeo Tadono, Kazunori Takahashi, Motofumi Arii, Kuniaki Uto, Manabu Watanabe, Hiroyoshi Yamada, Aya Yamamoto, Naoto Yokoya, Chinatsu Yonezawa, Irena Hajnsek, Akira Iwasaki, Shouhei Kidera, Tsunekazu Kimura, Hiroaki Kuze, Shoichiro Kojima, Yu Okada
    IEEE Geoscience and Remote Sensing Magazine 7(4) 37-48 2019年12月  査読有り
    We, the LOC members, experienced happy days indeed. We were absorbed in various tasks every day before and during the symposium, and, even now, we are still busy with various postconference processes. We wish to help future IGARSS committees with their planning and preparation. Please contact us at any time. Finally, we express our deepest gratitude to all of the participants.
  • ヨハンドリ, フィルマンシャー イマン, リズキ・アクバル フリランド, スリ・スマンティヨ ヨサファット・テトォコ, 久世 宏明
    電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス 110(173) 11-16 2010年8月18日  
    ファラデー回転が電離層におけるマイクロ波の伝搬伝搬に影響を与える。特に、人工衛星に搭載する直線偏波のシステムに大きく影響を与える。このファラデー回転の影響を軽減させるために、千葉大学環境リモートセンシング研究センターヨサファット研で新型円偏波合成開口レーダ(CP-SAR)を開発している。このCP-SARセンサは小型衛星に搭載し、2014年度に打上げする予定である。このセンサは土地被覆マッピング、災害監視、雪氷観測、海洋監視などのために、応用する予定である。このLバンド(1.27 GHz)センサの性能を調査するために、ヨサファット研地上実証実験用無人航空機(JX-1)に搭載する予定である。本論文では、CP-SAR搭載無人航空機(UAV)のハードウェアの設計開発をはじめ、CP-SARのパラメータ設計、円偏波パッチアレーアンテナの開発などを紹介する。特に、このCP-SARシステム用のアンテナの性能はアンテナの寸法より軸比特性で決定する。ただし、目標のビーム幅は軸比AR≤3dBという条件で決定する。
  • バハルッディン メルナ, スリ・スマンティヨ ヨサファット・テトォコ, 久世 宏明
    電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 108(429) 79-84 2009年2月5日  
    本論文では、簡単な形状の円偏波合成開口レーダのアンテナについて、3つのモデルを提示し、議論する。これらのアンテナは、Lバンド(1.27GHz)の円偏波合成開口レーダ用として製作する予定である。航空機搭載用の円偏波合成開口レーダ用の条件を満足させることを、設計と製作の目標とする。本論文で提示する3つのモデルは、正三角形パッチアンテナ、楕円パッチアンテナおよび、環状の楕円パッチアンテナである。すべてのモデルとも、アンテナへの給電には電磁結合方式を用いる。また、正三角形パッチアンテナには二(周波数)給電方式、他の2つのモデルには単一(周波数)給電方式を用いる。本論文では、これら3つのモデルについて、シミュレーションと実験の結果を示す。
  • 建石 隆太郎, Sri Sumantyo Josaphat Tetuko, Al-Bilbisi Hussam, Mohamed Aboel Ghar, Xiao Jie Ying
    千葉大学環境リモートセンシング研究センター年報 11 2-2 2006年6月  
    プロジェクト1:衛星データによる地球表層環境変動の実態把握とその要因解析 1-3
  • バサリ, スリ スマンティヨ ヨサファット テトオコ, 高橋 応明, 伊藤 公一
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2006(1) 107-107 2006年3月8日  

主要な書籍等出版物

 15
  • Jay Guo, Richard Ziolklinski Editors (担当:共著, 範囲:Chapter 3 Low-cost Beam-Reconfigurable Directional Antennas for Advanced Communications Qi Luo, Steven Gao, Xue-xia Yang, Josaphat Tetuko Sri Sumantyo)
    IEEE Press;John Wiley;Sons 2021年8月 (ISBN: 9781119813880)  Refereed
  • Prashant Srivastava, Dileep Kumar Gupta, Tanvir Islam, Dawei Han, Rajendra Prasad Editors (担当:共著, 範囲:Josaphat;Tetuko Sri Sumantyo;Ayaka Takahashi;Steven Gao; Chapter 15. Advanced Method for Radar Remote Sensing: Circularly Polarized Synthetic Aperture Radar)
    Elsevier 2020年3月 (ISBN: 9780128234570)  Refereed
  • Editors: Kyohei Fujimoto and Koichi Ito (担当:共著, 範囲:Chapter 10. Unmanned Aerial Vehicles, Josaphat Tetuko Sri Sumantyo, pp.169-182)
    Artech House - IEEE 2018年6月 (ISBN: 9781630810955)  Refereed
  • 著者名, 藤本京平, 伊藤公一 (担当:共著, 範囲:第9章 UAV用小型アンテナ ヨサファット テトォコ;スリ スマンティヨ)
    共立出版 2017年5月20日 (ISBN: 9784320086470)  Refereed
    今日の無線システムは携帯電話,WLANやWiFi(相互接続承認)のデータ伝送,スイカなどのRFID(電波による個体識別)やNFC(至近距離通信),人体装着機器,ドローン等,小形アンテナの利用が多種多様となり,それぞれのニーズに合ったアンテナの設計が要求される。本書は,小形アンテナの基礎的事項から,アンテナの小形化・高機能化の手法,電磁シミュレーション,特性評価法,最新の各種アンテナ設計技術まで,図例を多く用いて解説したハンドッブック。
  • Josaphat Tetuko, Sri Sumantyo, Koichi Ito, Eko Tjipto Rahardjo, Kazuyuki Saito (担当:共著, 範囲:全書)
    バンドン工科大学出版局 (ISBN 9793501284) 2004年9月  Refereed
  • Josaphat Tetuko, Sri Sumantyo, Koichi Ito (担当:共著, 範囲:全書)
    バンドン工科大学出版局 2004年5月 (ISBN: 9793507233)  Refereed

講演・口頭発表等

 872

担当経験のある科目(授業)

 20

所属学協会

 5

Works(作品等)

 5

共同研究・競争的資金等の研究課題

 61

産業財産権

 25

学術貢献活動

 32

社会貢献活動

 36

メディア報道

 131