研究者業績

古濱 裕樹

コハマ ユウキ  (Yuki KOHAMA)

基本情報

所属
千葉大学 教育学部 准教授
学位
博士(生活環境学)
修士(家政学)

連絡先
c25iigc40721faculty.gs.chiba-u.jp
研究者番号
60449874
J-GLOBAL ID
202401019703776246
researchmap会員ID
R000078714

研究キーワード

 3

論文

 25

MISC

 8

書籍等出版物

 5
  • 梅崎由起子編, 尾形充彦, 河上 繁樹, 石塚広, 小山弓弦葉, 古濱裕樹 (担当:共著, 範囲:第1部第2章「染色について」(pp.118-160))
    京都芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎 2022年3月 (ISBN: 9784909439475)
  • 久田多恵編, 岸田幸吉, 古濱裕樹 (担当:共著, 範囲:第1部「織機と材料」の第2章「繊維と糸」(pp.16~29))
    京都芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎 2020年11月 (ISBN: 9784909439314)
  • 榎本, 雅穗, 古濱, 裕樹 (担当:共編者(共編著者))
    アイ・ケイコーポレーション 2018年10月 (ISBN: 9784874923511)
  • 間瀬, 清美, 薩本, 弥生, 井上, 真理, 川端, 博子, 古濱, 裕樹, 小原, 奈津子, 雙田, 珠己, 藤田, 雅夫 (担当:共著)
    アイ・ケイコーポレーション 2015年3月 (ISBN: 9784874923290)
  • 横川公子,瀬口和義, 牛田智, 古濱裕樹 (担当:共著, 範囲:第3章 美しさの科学 2.美しい色 pp.92-106)
    光生館 2014年3月 (ISBN: 9784332110125)

講演・口頭発表等

 57
  • 牛田智, 古濱裕樹, 宮内いく美
    日本繊維製品消費科学会 2005年年次大会 2005年6月
    衣服が消費者に色褪せたと認識され,廃棄に至る際に,色褪せ以外に綿ニット製品の毛羽立ちによる白化が与える影響について調査を行った。綿Tシャツを,塩素系漂白剤を用いて毛羽立たせないように色褪せさせ,新品と同じように綺麗にたたんで被験者に見せ,好んで買った色のものがそうなったとしても着用するか等の調査を行った。
  • 古濱裕樹, 牛田智
    第26回日本家政学会 関西支部研究発表会 2004年11月
    インジカンの熱水抽出液にクエン酸を加えて80℃程度にし,絹や羊毛,ナイロン等の繊維を入れることで,1時間以内の短時間で鮮やかな赤紫色に染められる方法を確立した。インジカンは酵素以外に酸によっても加水分解されるので,保存性の良いインジカン溶液を用いて再現性に優れるインジルビン染色が可能となった。また,染色残液から沈殿藍を回収することもできた。
  • 古濱裕樹, 牛田智, 上野都志佳
    日本家政学会 第56回大会 2004年8月
    インドキシルを酸性下の様々なpHと温度で酸化させて,インジゴ・インジルビンの生成比率を調べた結果,pH1〜2でも多くのインジルビンが生成することが明らかになった。そこで,塩酸とエタノールを用いて絹に対する赤紫色染めを行った。また,インジカンの熱水抽出液にクエン酸を加えて加熱することで多くのインジルビンを含む沈殿藍が得られた。
  • 牛田智, 古濱裕樹, 山越さとみ
    日本家政学会 第55回大会 2003年5月
    水不溶のインジルビンは,水溶性のインドキシルを繊維内部で酸化させて染色する方法以外に,水中に分散させて熱をかけることでも絹や羊毛,ナイロン,アクリル等の様々な繊維に染色が可能である。試薬から合成したインジルビンを用いて,その染色性についての検討を行うとともに,生葉から作ったインジルビンを豊富に含む沈殿藍を用いて同様の染色を行った。
  • 牛田智, 古濱裕樹
    第24回日本家政学会 関西支部研究発表会 2002年11月
    沖縄地方で多く用いられる藍植物のリュウキュウアイは生葉を水で煮ながら染色することで紫色が染まるが,弱アルカリ性高温によってインドキシルから多くのインジルビンが生成されることによることを解明した。また,タデアイの煮染めでも,染色液に炭酸水素ナトリウム等のごく弱いアルカリを加えて50〜60℃程度で染色することで赤紫色が染まることが分かった。
  • 牛田智, 古濱裕樹
    日本家政学会 第54回大会 2002年6月
    インジカンは藍植物に含まれるインジゴ前駆物質であるが,その試薬からインドキシルを導き,インドキシルを各種pHと温度で酸化させたときに生成するインジゴ・インジルビンをHPLCで定量して,それぞれの生成比率を求めた。これまで知られていたpH11付近に加えて,pH9程度の弱アルカリ性高温でも多くのインジルビンが生成することを見出した。
  • 牛田智, 古濱裕樹
    第23回日本家政学会 関西支部研究発表会 2001年11月
    タデアイの生葉染めで,インジゴによる青色,およびインジルビンによる赤紫色の染色は既に確立されていたが,そこにクロロフィル(アルカリと銅イオンを用いて染色する。)による緑色を重ねあわせ,絹布に多様な色を染める試みである。なお,クロロフィルの染色は私が滋賀県立大学での卒業研究で行っていたものを応用する形で行った。

共同研究・競争的資金等の研究課題

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