研究者業績

古濱 裕樹

コハマ ユウキ  (Yuki KOHAMA)

基本情報

所属
千葉大学 教育学部 准教授
学位
博士(生活環境学)
修士(家政学)

連絡先
c25iigc40721faculty.gs.chiba-u.jp
研究者番号
60449874
J-GLOBAL ID
202401019703776246
researchmap会員ID
R000078714

研究キーワード

 3

論文

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  • 古濱裕樹, 老家初果
    日本家政学会 被服材料学部会 部会報 39 8-17 2025年3月  査読有り筆頭著者責任著者
  • 古濱裕樹
    オレオサイエンス 25(2) 51-57 2025年2月  招待有り筆頭著者責任著者
  • 古濱裕樹, 谷田貝麻美子
    日本家政学会誌 76(1) 1-10 2025年1月  査読有り筆頭著者責任著者
  • 古濱 裕樹
    繊維学会誌 80(6) 180-185 2024年6月  招待有り筆頭著者責任著者
  • 古濱裕樹
    日本家政学会 被服材料学部会 部会報 38 8-17 2024年2月  
    小型ポータブル型の近赤外分光器を使って,繊維の非破壊鑑別の可能性を探った。その結果,未加工,未染色の試料については,ケモメトリックスを使わずともセルロース繊維(天然・化学),絹,毛,アセテート,ポリエステル,ナイロン,アクリル,ビニロン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニルの鑑別が可能であった。生絹と練絹,ジアセテートとトリアセテートも区別できる可能性も示された。
  • 小林, 政司, 谷, 明日香, 伊豆田, 友美, 古濱, 裕樹
    研究紀要 14 214-223 2024年1月31日  
    application/pdf
  • 古濱 裕樹
    武庫川女子大学附属総合ミュージアム紀要・年報 2 31-49 2022年3月16日  査読有り筆頭著者責任著者
    貴重な染織品を非破壊手法で化学分析することで、染織品の適切な保管や修復に貢献することができる。ハンドヘルド型蛍光X線元素分析は短時間で正確な元素分析を行うことができ、絵画や陶磁器などには活用されているが、国内で染織品に使われることは少なかった。筆者はハンドヘルド型蛍光X線分析計を使った非破壊手法で、染織品に含まれる媒染金属の検出を試みた。その結果、一般的な媒染時の金属量よりも少ない、微量濃度で染めた染色試料からも金属の検出に成功した。絹はスズ、鉄、銅、アルミニウム、クロムのいずれも検出が可能であり、毛や綿も金属の種類によっては慎重な分析を要するが検出は可能であった。
  • 谷田貝 麻美子, 古濱 裕樹
    日本衣服学会誌 65(2) 73-80 2022年3月  査読有り
  • 古濱 裕樹, 坂本 ゆか
    生活環境学研究 9 18-23 2021年12月1日  査読有り筆頭著者責任著者
    青色天然染料の色彩を考察する研究である。「藍が地球上になければ,日本の近世以前の繊維の色彩はどのようなものだったか」という問いを客観的に明らかにすることで,藍の染料としての重要性を再認識することができる。 本研究では,多数の染色試料の色彩データ(CIELAB)を用いて,藍で染められる色彩の特徴を示した。絹とセルロース繊維の藍で染まるそれぞれの色の違いを示した。また,藍以外の青色を染めうる天然染料・顔料として,ログウッド,プルシアンブルーなどで染まる色彩を示し,藍の色と比較した。 以下のことが明らかになった。絹とセルロース繊維では藍で染まる色が異なる。ログウッドで染まる青色は鈍く,プルシアンブルーで染まる青色は鮮やか,クサギで染まる青色は淡く,藍染めで染まる多様な青色のうち,一部の青色のみが得られた。冒頭の問いを「武家装束着用之図」を用いて視覚的に表現した。 This study tries to answer the question,“What would the colors of pre-modern Japanese textiles have been like if indigo had not existed?”. The answer reaffirms the importance of indigo as a natural blue dye. In this study, color data (CIELAB) of a large number of dyed samples were used to show the characteristics of colors dyed with indigo. The differences in color between silk and cellulose fibers dyed with indigo were revealed and compared with colors produced by natural dyes and pigments other than indigo, such as logwood and Prussian blue. The findings showed that silk and cellulose fibers dyed with indigo differed from the colors produced by other natural dyes. The blue color from logwood was dull, that from Prussian blue was vivid, and that from Kusagi (harlequin glory-bower) was pale. This indicates that if there had been no indigo, only a limited range of blue could be expressed. To answer our question, we visually present our findings by depicting the color differences of samurai costumes.
  • 古濱 裕樹
    武庫川女子大学附属総合ミュージアム紀要・年報 1 17-27 2021年3月16日  査読有り筆頭著者責任著者
  • 古濱裕樹
    武庫川女子大学資料館紀要 12 15-26 2018年3月  筆頭著者責任著者
    武庫川女子大学附属総合ミュージアムに所蔵されている染織物について,非破壊分析を行った。筆者が構築したデータベースと照合することで,ミュージアム所蔵品の中でも最古のものに近い資料が天然染料のコチニールで染められていることを明らかにした。
  • 古濱 裕樹
    繊維製品消費科学 55(2) 122-131 2014年2月  筆頭著者責任著者
  • 古濱 裕樹
    繊維製品消費科学 54(12) 1075-1082 2013年12月  査読有り筆頭著者責任著者
    <tt>天然染料や天然顔料,合成染料を用いて,日本の染色家や染色業者が染めた多数の布,糸,和紙を分光測色計によって測色した.得られた</tt>L*a*b*<tt>値(</tt>CIELAB<tt>)から,天然染料の色彩的特徴を考察した.天然染料では,鮮やかな黄色や赤色が染まり,特にウコン,エンジュ,キハダ,オウレン,タマネギ,ベニバナ,コチニール,ラックの彩度が高かった.一方で,鮮やかな紫色や青緑色,明度の低い鈍い緑色はなかった.群青や緑青などの顔料染色物には天然染料では染まらない色のものがあったが,マイクロスコープによる拡大観察(</tt>200<tt>倍)によって染料との区別が可能であった.これらの得られた色彩データより,合成染料と天然染料の色彩比較を行い,天然染料で染められる色と合成染料でしか染められない色について明示した.江戸時代以前の伝統色の再現染色布の一部には,天然染料や顔料では染められない色が現れていた</tt><tt>. </tt>
  • 古濱裕樹
    武庫川女子大学資料館紀要 7 14-22 2013年3月  
    ㈱矢代仁と鈴鎌毛織工場が所有する明治から昭和にかけての絹織物「御召」の資料,総計900枚以上の分光反射率を計測した。そのCIELAB値から色彩的特徴を考察した。日本の民族衣装のキモノでは天然染料が合成染料にほぼ置き換わった後の時代においても彩度の低い色みが継承されていることをデータからも裏付けることができた。
  • 古濱 裕樹
    繊維製品消費科学 54(1) 34-39 2013年1月  筆頭著者責任著者
  • 古濱 裕樹
    生活科学論叢 42 37-42 2011年3月3日  筆頭著者責任著者
    identifier:60449874
  • 古濱 裕樹
    生活科学論叢 41 19-24 2010年3月3日  筆頭著者責任著者
    identifier:60449874
  • 牛田 智, 古濱 裕樹, 宮内 いく美, 中岡 健一, 熊谷 善敏
    繊維製品消費科学 48(9) 607-612 2007年9月  査読有り
  • 古濱 裕樹, 牛田 智, 谷光 香織
    武庫川女子大学紀要. 自然科学編 53 37-44 2006年3月31日  査読有り筆頭著者
    Various fabrics can be dyed reddish purple shade by using the precipitate from indican which is contained in indigo-bearing plants when the precipitate contains a significant amount of indirubin in addition to indigo. Such precipitate can be obtained from the solution of indican in the presence of citric acid at elevated temperatures. The yield of indirubin changes depending on the hydrolysis conditions. Effective conditions to yield much indirubin were investigated by using indican of commercial origin. These conditions were the effect of additives (hydrochloric acid, sodium chloride, surfactants or ethanol), indican concentration (0.075~2.4g/l) and the kind of acid to hydrolyze indican. The yield of indirubin increased when hydrochloric acid (0.02mol/l) was added to the citric acid solution (1mol/l) of indican and when the concentration of indican was about 0.3~0.6g/l which corresponds to the amount of fresh leaves of Polygonum tinctorium being 25~50g per liter. Citric acid was preferable as an acid to hydrolyze indican to other acids such as tartaric acid, malonic acid, maleic acid, malic acid, monochloroacetic acid, etc.
  • 古濱裕樹
    2006年3月  
    第1章 藍染めに関する基礎知識と本研究の目的,第2章 藍の緑葉のクロロフィルを用いた多色染めの試み,第3章 リュウキュウアイの煮染めでインジルビンが染色される要因,第4章 酸性下での藍の生葉を用いた赤紫色染め,第5章 藍の生葉と酸のみで行うセルロース系繊維の青紫色染め,第6章 インジカンの酸加水分解により生じるインジゴ・インジルビンの量比に影響を及ぼす因子,第7章 総括,より構成される。
  • 古濱 裕樹, 牛田 智, 上野 都志佳, 谷光 香織
    日本家政学会誌 56(12) 879-888 2005年12月  査読有り筆頭著者
  • 牛田 智, 寺田 貴子, 福本 伴子, 古濱 裕樹
    日本家政学会誌 56(12) 899-902 2005年12月  査読有り
  • 古濱 裕樹, 牛田 智, 山越 さとみ
    日本家政学会誌 56(6) 389-397 2005年6月  査読有り筆頭著者
    コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > 電子書籍・電子雑誌 > 学術機関 > 学協会
  • 古濱裕樹
    2003年3月  
    インジルビン生成の様々な条件を探ると共に、インジルビンが染色される現象の原理を明らかにすること,また、その条件を実際の染色に応用することでインジルビンを染色する幅を広げることを目指した研究である。本研究によりインジルビンを染色する幅をさらに広げることができた。
  • 牛田 智, 古濱 裕樹
    武庫川女子大学紀要. 自然科学編 49 55-58 2002年3月31日  査読有り
    Colors ranging from blue to purple can be obtained using fresh leaves of indigo plants such as Polygonum tinctorium Lour, by producing indirubin in addition to indigo. To obtain a variety of color from a single plant, chlorophyll was extracted from the remainder of the fresh leaves of Polygonum which was used for blue or purple dyeing and was subjected to dyeing to silk fabrics. Similar green shade as reported for other plants was obtained. Various colors could be produced by dyeing green chlorophyll to blue or purple silk fabrics.

MISC

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書籍等出版物

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  • 梅崎由起子編, 尾形充彦, 河上 繁樹, 石塚広, 小山弓弦葉, 古濱裕樹 (担当:共著, 範囲:第1部第2章「染色について」(pp.118-160))
    京都芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎 2022年3月 (ISBN: 9784909439475)
  • 久田多恵編, 岸田幸吉, 古濱裕樹 (担当:共著, 範囲:第1部「織機と材料」の第2章「繊維と糸」(pp.16~29))
    京都芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎 2020年11月 (ISBN: 9784909439314)
  • 榎本, 雅穗, 古濱, 裕樹 (担当:共編者(共編著者))
    アイ・ケイコーポレーション 2018年10月 (ISBN: 9784874923511)
  • 間瀬, 清美, 薩本, 弥生, 井上, 真理, 川端, 博子, 古濱, 裕樹, 小原, 奈津子, 雙田, 珠己, 藤田, 雅夫 (担当:共著)
    アイ・ケイコーポレーション 2015年3月 (ISBN: 9784874923290)
  • 横川公子,瀬口和義, 牛田智, 古濱裕樹 (担当:共著, 範囲:第3章 美しさの科学 2.美しい色 pp.92-106)
    光生館 2014年3月 (ISBN: 9784332110125)

講演・口頭発表等

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  • 小林政司, 伊豆田友美, 古濱裕樹
    日本繊維製品消費科学会 2024年度 年次大会 2024年6月
    一旦求められた近似式による計算値と,実験値の差分におけるピーク検出を行い再計算することで,スペクトルのショルダー部分の検出を可能とした。さらに,測定波長間隔が大きい場合には,スプライン補間を行うなど適用範囲の拡大や精度の向上を図った。
  • 古濱裕樹
    日本繊維機械学会 第77回年次大会 2024年5月
    繊維の近赤外分光法による鑑別において,水の湿潤によって980,1150,1450nmの水の吸収ピークが現れた。含水率が大きいほど強く確認でき,含水率の低下とともに検出は弱くなったが,減率乾燥期にあたる低含水率でも1450nmの吸収は確認できた。反応染料で染められた青,緑色の一部に1130nmや1280nmに吸収を持つものが確認された。無機顔料のプルシアンブルーとカーボンブラックは広い波長域に強い吸収がみられたが,弁柄やウルトラマリンは影響が少なかった。
  • 古濱裕樹
    18世紀ヨーロッパの織物染色研究会 2024年2月
    京都服飾文化研究財団(KCI)において2023年12月25日に実施した18世紀および19世紀の染織品の機器分析について,分析結果を報告し,議論した。
  • 古濱裕樹
    2023年 繊維学会 秋季研究発表会 2023年11月  招待有り
    染料の色彩の研究について語った。天然染料と合成染料の色彩の比較,染織色材の非破壊鑑別などを発表した。
  • 古濱裕樹
    18世紀ヨーロッパの織物染色研究会 2023年10月  招待有り
    京都服飾文化研究財団(KCI)にて機器計測した18世紀のテキスタイルについて,使用染料の鑑別を試みた結果を報告した。

共同研究・競争的資金等の研究課題

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