大学院理学研究院

萩原 学

ハギワラ マナブ  (Manabu Hagiwara)

基本情報

所属
千葉大学 大学院理学研究院 教授 (2020/06/01~)
学位
博士(数理科学)(東京大学)

研究者番号
80415728
J-GLOBAL ID
201801014798025618
researchmap会員ID
B000318413

外部リンク

出身:栃木県足利市
趣味:テレビ&映画鑑賞、クラフトビール、世界遺産

関係ないと思われている概念と概念、分野と分野などを結び付ける研究を心がけています。
また、他の人にはできない(他の人には興味が湧かないわけかも知れませんが)手法や視点での研究を心がけています。

論文

 69

MISC

 28
  • 萩原 学
    電子情報通信学会誌 = The journal of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers 94(4) 341-343 2011年4月1日  
  • 笠井 健太, 萩原 学, 今井 秀樹, 坂庭 好一
    電子情報通信学会技術研究報告. IBISML, 情報論的学習理論と機械学習 = IEICE technical report. IBISML, Information-based induction sciences and machine learning 110(265) 135-145 2010年10月28日  
    量子誤り訂正は,量子状態を確実に保存し高信頼度で通信すること,つまり量子計算および量子通信を実現するために必要な技術である.量子LDPC符号は,味なパリティ検査方程式によって定義された,古典LDPC符号に対応する量子誤り訂正符号である.CSS(Calderbank, Shor and Steane)符号は,量子誤り訂正符号の重要な符号クラスである.本研究では,有限体上で定義されたLDPC符号を用いたCSS符号を提案している.この提案符号は,限界距離復号法の性能限界を超えた復号性能を有し,従来知られている最良の量子誤り訂正符号に比べて2倍の誤りを訂正することが可能である.
  • 吉田 雅一, 萩原 学, 宮寺 隆之, 今井 秀樹
    電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論 110(205) 51-56 2010年9月14日  
    量子通信などで重要な役割を果たすのがエンタングルド状態である.通信路に雑音が加わる場合でも,そのエンタングルド状態を二者間で共有する技術がエンタングルメント蒸留プロトコルである.本論文において量子誤り訂正符号の持つ誤り検出符号としての機能を用い高い信頼性を実現するエンタングルメント蒸留プロトコルのシミュレーションによる性能評価を行う.
  • Manabu Hagiwara, Marc P. C. Fossorier, Hideki Imai
    IEEE International Symposium on Information Theory - Proceedings 784-788 2010年  
    In this paper, we introduce the concept of correctable error set for the BSC, which allows to generalize sum-product decoding for this channel. As a result, better error performance or faster convergence can be achieved. Furthermore, the correctable error set allows to evaluate the error performance of generalized sum-product decoding with a given iteration number for the BSC. © 2010 IEEE.
  • 山川 茂紀, 崔 洋, 萩原 学, 古原 和邦, 今井 秀樹
    電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ 108(473) 537-543 2009年3月2日  
    現在広く使われているRSA暗号やElGamal暗号といった公開鍵暗号は,将来的に量子計算機の攻撃に耐えられなくなると考えられている.そのなかで,1978年に提案されたMcEliece暗号方式が量子計算機の攻撃に耐えうる可能性をもつ公開鍵暗号として見直されてきている.2001年にはGoppa符号を用いた現実的なMcEliece(CFS)署名方式がCourtoisらによって提案されたが,この署名方式には公開鍵のサイズが極めて大きくなってしまうという問題があった.この問題を解決するためにLDPC符号を用いることが考えられるが,LDPC符号を用いたMcEliece署名方式の実用性や安全性に関する研究はこれまでに報告されていない.本稿では,署名・検証に要する計算量と既存の攻撃に対する耐性を評価することで,LDPC符号を用いたMcEliece署名方式の実用性と安全性について検討する.

書籍等出版物

 3

講演・口頭発表等

 17

共同研究・競争的資金等の研究課題

 12