基本情報
- 所属
- 千葉大学 教育学部 特別支援 准教授
- 学位
- 博士(心身障害学)(筑波大学)
- researchmap会員ID
- B000301293
研究分野
1論文
13-
Cogent Psychology 11(1) 2354961 2024年6月 査読有り
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Journal of Special Education Research 10(1) 1-10 2021年8月 査読有り筆頭著者
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Journal of Special Education Research 9(2) 49-59 2021年2月 査読有り
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Journal of Special Education Research 8(1) 21-29 2019年8月 査読有り
MISC
11-
千葉大学教育学部研究紀要 68 133-141 2020年3月[要約]本稿では,知的障害特別支援学校における実践教育の展開と今日的な課題を明らかにすることを目的として,千葉大学教育学部附属特別支援学校の事例に基づいて,その意義と役割を論じた。千葉大学教育学部附属特別支援学校における歴史と概要をまとめ,「合わせた指導」を教育課程の中心に据えた実践の変遷を述べた。小・中・高等部の実践研究を俯瞰し,特色ある教育課程の提案,発達段階を考慮した授業づくり,地域の特別支援教育のセンター的機能の充実など各学部の課題が挙げられ,今後の取り組みの方向性が示唆された。また,千葉大学教育学部との連携研究を数多く行っており,実践・実態の分析,事例検討,教材や実施方法の開発など,様々な視点から共同での研究がなされている。附属特別支援学校は保護者のみならず,地域,大学からのニーズにもこたえる学校であることが求められており,三者のニーズをバランスよく追及することが必要である。
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千葉大学教育学部研究紀要 67 97-103 2019年3月[要約] 本稿では,通常学校,特別支援学校そして教員養成系大学という特別支援教育に関わるそれぞれの学校現場で抱える今日的な課題について論じた。通常学級においては,学級全体への支援の在り方に関する効果のさらなる立証が、通級指導教室においては,特別支援学級との機能の明確化,通級指導の対象となる児童の基礎集団となる通常学級の学級経営や集団作りが課題として取り上げられた。また,これら通常学校での課題としては,高等学校まで巻き込んだ情報の共有や連携の必要性が示された。特別支援学校を柱とした移行支援の在り方について,特別支援学校が受け手または送り手となる引継ぎや移行支援の研究は非常に少ないこと,就労移行を除く移行支援の議論は行われていないことが明らかになった。教員養成系大学での授業に関する課題として、精神障害の病理,支援の制度や在り方について学ぶ機会が十分ではないことが指摘できた。
共同研究・競争的資金等の研究課題
3-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2019年4月 - 2024年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 2013年4月 - 2020年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 2007年 - 2009年