研究者業績

佐藤 奈保

Naho Sato

基本情報

所属
千葉大学 大学院看護学研究院 先端実践看護学部門 高度実践看護学講座
学位
博士(看護学)(2007年3月 千葉大学)

J-GLOBAL ID
201701008419570356
researchmap会員ID
B000283969

委員歴

 1

論文

 52
  • 吉沢 豊予子, 佐藤 奈保, 竹内 幸江, 内田 雅代, 南信子どもの虐待防止研究会
    母性衛生 39(3) 127-127 1998年9月  
  • 内田 雅代, 篠原 玲子, 佐藤 奈保, 竹内 幸江, 早川 香, 兼松 百合子, 武田 淳子, 丸 光恵, 猪下 光, 蒲原 みどり, 八島 栄子, 田村 道子, 若菜 幸子, 木元 祐子
    千葉大学看護学部紀要 19 35-44 1997年3月  
    小児の骨髄移植の臨床に携わる看護婦302名を対象に,患児の日常ケアをどのようにとらえているかについて,自由記述による回答と提示した30項目の回答を求める質問紙調査を行った。自由記述の回答では,看護婦が最も困難を感じている内容は,患児の苦痛が大きい時に内服,処置,ケアを促すことであった。その対処として,医療者間の話し合い,遊びによる気分転換,何度も説得する,内服方法の工夫,変更が多くなされているが,患児のペースにあわせるは少なかった。また,看護婦は,さまざまな家族の不安に対し,話しを聞くことを中心に対処していた。ハイリスクの移植を家族が希望した場合,看護婦は葛藤し,自分の気持ちを変えることで対処しようとしていた。多くの子ども達が,病名を知らされないまま,このきびしい治療に臨んでいる現状の中で,子どもの代弁者としての看護婦の役割も求められている。日常ケアに関する認識を問う30項目の回答と看護婦の背景との関係では,患児や家族へのケアに関して,2室以上無菌室のある病棟の看護婦の方が,ケアの迷いやケア苦痛に感じることが少なく,ケアした患児数の多い看護婦の方が看護のやりがいや楽しさを感じていた。看護婦の経験や熟練が充実したケアの実現に貢献していると思われた。

MISC

 54

講演・口頭発表等

 17

共同研究・競争的資金等の研究課題

 26