研究者業績

西垣 知佳子

ニシガキ チカコ  (Chikako Nishigaki)

基本情報

所属
千葉大学 教育学部 教授
学位
博士(学術)(千葉大学)
教育学修士(千葉大学)
Ph. D.(千葉大学)
M. Ed(千葉大学)

J-GLOBAL ID
200901078234810895
researchmap会員ID
1000167039

外部リンク

論文

 177
  • 西垣知佳子, 中條清美, 神谷昇, 小山義徳, 横田梓
    電子情報通信学会 信学技報 114(465) 47-52 2015年2月  
  • 西垣 知佳子中條清美, 西垣知佳子, 赤瀬川史朗, 内山将夫
    電子情報通信学会 信学技報 114(465) 43-46 2015年2月  
  • 中條清美, アントニ・ローレンス, 西垣知佳子, 横田賢司
    『日本大学生産工学部研究報告B』 63 79-92 2014年6月  査読有り
  • 西垣知佳子, 中條清美, 砂岡和子, キャサリン・オヒガン, 隅田英一郎, 内山将夫
    『日本大学生産工学部研究報告B』 47 25-34 2014年6月  査読有り
  • 中條清美, アントニ・ローレンス, 内山将夫, 西垣知佳子
    『日本大学生産工学部研究報告B』 47 49-63 2014年6月  査読有り
  • 西垣知佳子, 國兼朝子, 吉田壮一, 眞田のり子, 中條清美
    『千葉大学教育学部研究紀要』 62巻 345-353 2014年3月  
    本研究は,近年国内外で注目され,広がりを見せている「データ駆動型学習」(Data-Driven Learning:DDL)を日本の中学校へ導入する試みである。今回のDDL実践では,独自開発した易しいレベルのコーパスを利用して学習者のレベルにあった英文を選定し,日本語を併記する日英パラレルコーパスの形式で,中学生にわかりやすいコンコーダンスラインを紙に印刷して行った。また,生徒の発見を促す発見シートを作成し,言語活動の方法などに配慮した。中学1年生と3年生が実践に参加し,処置群ではDDL指導を取り入れ,対照群では通常の指導を行った。作文テストと質問紙調査を用いて指導効果を検証し,発見シートを回収して,生徒の気づきと発見の実態を調査した。実践の結果,1)DDLが英語指導に効果をあげること,2)中学1年生では,文字を媒介とした文法学習がスタートする入門期からDDLを導入可能なこと,3)3年生では,通常の英語指導方法と比べ,DDLの指導効果が高いこと等を確認した。世界的に普及が期待されるDDLであるが,我が国の中学校現場への導入は緒についたばかりである。今後は,学習者要因とDDL学習の効果の関係,適切な評価方法の開発等を追究すると同時に,年間をとおして使用可能な教材の開発も行っていきたい。
  • 西垣 知佳子
    日本英語教育学会 第43回年次研修集会論文集 61-69 2014年3月  
  • Chikako Nishigaki, Kiyomi Chujo
    Proceedings of The 2014 Hawaii International Conference On Education 12th Annual conference,Hilton Hawaiian Village Waikiki Beach Resort (Hawaii) 1024-1035 2014年1月  査読有り
  • 中條清美, アントニ・ローレンス, 内山将夫, 西垣知佳子
    『日本大学生産工学部研究報告B』 46巻 27-37 2013年6月  査読有り
  • 西垣 知佳子
    日本英語教育学会第 43 回年次研究集会論文集 63-69 2013年3月  
  • 西垣知佳子, 中條清美, 隅田英一郎, 内山将夫
    『千葉大学教育学部研究紀要』 61巻 403-409 2013年1月  
  • Kiyomi Chujo, Kathryn Oghigian, Chikako Nishigaki
    Proceedings of the FEELTA 2012, Far Eastern Federal University (1) 1-5 2012年11月  査読有り
  • 中條清美, 西垣知佳子, 山保太力, 落合太一
    『日本大学生産工学部研究報告B』 45 29-42 2012年6月  査読有り
  • 田辺和子, 中條清美, 伊藤誓子, 西垣知佳子
    『日本大学生産工学部研究報告B』 45 73-82 2012年6月  査読有り
  • 西垣 知佳子
    『小学校英語教育学会誌』JES Journal (小学校英語教育学会) 12 55-72 2012年4月  査読有り招待有り
    ディズニーリゾートで知られる浦安市は,伝統ある元町と埋め立ての新興地域が共存する町で,全国各地,世界各国から転入生がある。そのため,子どもたちのふるさとに対する感情は千差万別で,ふるさと浦安に深い愛情を持つ子どももいれば,浦安をふるさととして受けとめていない子どももある。浦安市では,伝統と文化を尊重するふるさと教育の充実を図るため,「うらやすっ子学習」と称した学びの準備を進めていた。ところが東日本大震災によって,首都圏にありながら浦安市は激甚災害の指定を受け,市の85%が液状化の被害に遭い,ライフラインは寸断され、住宅や学校は傾き、美しく整えられた街並みは一変した。郷土と同様に子どもたちの心が傷つき辛い時こそ,ふるさとに対する愛情と誇りを大切に育くみたいと考え,小学校教員,中学校教員,大学教員,教育委員会が協力して,外国語活動にふるさと教育を取り入れた教材を開発し,それを使って指導するための指導案を作成し,小学校6年生36名に対して試用実践を行った。実践の結果,子どもたちの音声英語の理解力に向上があったこと,子どもたちが教材を使って楽しく活動したこと,英語でふるさとのことを学んで面白いと感していたこと等が確認された。開発教材は学級担任が簡便に使えるように作成されており,市内の小学校で広く活用できる可能性があることも示唆された。
  • 西垣知佳子, 峯岸識子, 中條清美
    千葉大学教育学部研究紀要 60 419-426 2012年3月  
    新しい学習指導要領では,英語の語彙・文法力強化の傾向が鮮明となっている。本研究では,語彙・文法の新しい指導法として,データ駆動型学習(data-driven learning:DDL)を中学・高校の英語授業に導入する方法を検討する。DDLとは,英文データベースであるコーパスと検索ソフトを組み合わせて,学習者自身が言語データを検索,観察して言葉の規則を帰納的に発見する学習方法で,その教育効果が注目され,近年,実践報告が増えている。しかしながら,国内外を見てもDDLを中学・高校に導入したという例はほとんど見られない。それは,DDLを入門・初級レベル学習者の指導に導入しようとすると,1)英語力が未発達のため言語データの分析が難しい,2)検索される英文の難易度が高く,データ量も多い,3)いつでもコンピュータを利用できるわけではない,4)検索ソフトの操作に慣れる必要がある等の問題があるためである。こうした状況を踏まえて,本研究では,我が国の中学・高校におけるDDLの導入を試みる。はじめに日本人学習者の英語力の現状を捉え,その上でどのようにDDLを日本の中学・高校の授業に組み入れることができるかを検討する。検討結果を踏まえて,具体的なDDL教材を提案し,学校現場で指導実践を行った成果を報告する。文法テストと,質問紙調査から得られた結果から,DDLは語法や文法の知識の深化と定着に活用できる可能性があることが判明した。また,今後の教材開発に向けて有意義な示唆を得ることができた。
  • 加藤徹也, 野村純, 中澤潤, 杉田克生, 西垣知佳子
    『千葉大学教育学部研究紀要』 60 221-230 2012年3月  
    JST 支援事業「未来の科学者養成講座」は千葉大学で平成20年度から行われ成果を上げた。ここで養成する科学者の未来像がグローバル世界で生き残る人物となるよう,我々は英語による学習システムを構築することにした。内容面では「未来の科学者養成講座」で開発された「ラボon the デスク」や個人型実験キット「パーソナルデスクラボ」を用いることとし,言語面での改編に関わる検討を行ったので報告する。まず,二言語主義と先進的な教育改革および理数教育の成功で知られるシンガポールの事例を調査した。次に,ヨーロッパの非英語圏で10年ほど前から盛んになった英語(非母語)と教科の統合学習(CLIL,クリル)の考え方を参照し,適合させることを検討した。A project, called"Fostering next-generation Scientists", started in Chiba University in2008with the support ofJST and achieved respectable results. In order to shape a future vision for the students as actively-working scientistsin a global society, we expanded the research project to develop a learning system through English. For thescientific content, we decided to use the system developed in the previous project,"Laboratory on the Desk"and"Personal Desk Lab". Thus the aspects of changing language we addressed there were reported in this paper.First, we studied the case of Singapore, that is well-known for bilingualism, advanced reformation of education,and accomplishments of mathematics and science education. Secondly, we reviewed the ideas of an approachcalled"Content and Language Integrated Learning", known as CLIL, of which the lessons were delivered in anumber of non-native English countries using English in Europe for ten years, in order to apply them to our presentproject.
  • 長谷川修治, 中條清美, 西垣知佳子
    日本実用英語学会論叢(日本実用英語学会) 17(17) 45-53 2011年9月  査読有り
  • Proceedings of ASIALEX 2011, The 7th International Conference Second Circula 396-405 2011年8月  査読有り
  • 中條清美, 内堀朝子, 西垣知佳子
    『日本大学生産工学部研究報告B』 44 33-46 2011年6月  査読有り
  • 中條清美, 西垣知佳子, 山保太力, 天野孝太郎
    『日本大学生産工学部研究報告B』 444 13-23 2011年6月  査読有り
  • 西垣知佳子, 天野孝太郎, 吉森智大, 中條清美
    『千葉大学教育学部研究紀要』 59 235-240 2011年3月  
    近年,英文データベースであるコーパスと検索ソフトを組み合わせて,学習者自身が言語データを検索・観察して行うデータ駆動型学習 (data-driven learning : DDL) の効果が注目されている。一方でDDLは初級学習者への活用は難しいという指摘がある。その理由は,1)学習者の英語力が未発達で学習者による言語データの分析が難しい,2)検索される英文の難易度が高く,データ量が多い,3)いつでもコンピュータを利用できるわけではなく,検索ソフトの操作にも慣れる必要があるというものである。本研究では,DDLを中・高生学習者の指導に活用するために,独自に作成した日本・中国・韓国・台湾英語教科書コーパスを利用して,学習者の英語力レベルにあったコーパスを用い,さらに中・高生のためのDDLワークシートを開発して,中・高の通常授業でのDDLの導入を試みた。3回の指導実践の結果,中・高の授業にDDLによる語彙・文法指導を導入することが可能であることが確認された。Studies have shown that DDL, exploring a corpus or database of language with concordancing software, is effective for language learning. In spite of many potential benefits, however, some researchers urge caution in its application to beginner-level learners because (a) a limited vocabulary and knowledge of grammar is insufficient for recognizing or making sense of language patterns, (b) the authentic target language data in corpora are likely to be overwhelming in both volume and complexity, and (c) the need for computers can be a roadblock in accessibility and/or understanding of usage. To address these concerns and to expand the application of DDL, in this study we developed text analysis learning material for beginner-level junior and senior high school students. First, a corpus was created from English school textbooks used in Japan, Korea, China, and the Republic of China (Taiwan) so that the target language appearing in the concordancing lines would be more appropriate to the learners' language level. Second, we created paper-based learning material to be used in the classroom so that instructors and students would not have the added burden of learning to use the computer and software, and/or for classrooms without computer access. This material was used for junior high school students and senior high school students in Japan, and the effectiveness of the material and instruction was measured. The results gained from pre- and post-tests will be used for the continued development of DDL material for beginner-level learners.
  • Kiyomi Chujo, Kathryn Oghigian, Masao Utiyama, Chikako Nishigaki
    Asian EFL Journa 49 30-59 2011年1月  査読有り
  • 中條清美, 木下謙朗, 田辺和子, 内山将夫, 西垣知佳子
    『日本大学生産工学部研究報告B』 43 53-97 2010年6月  査読有り
  • 西垣知佳子, 中條清美, 長谷川修治
    英語表現研究,日本英語表現学会 (27) 1-13 2010年5月  査読有り
  • 西垣知佳子, 中條清美, 木島綾子
    『千葉大学教育学部研究紀要』 55 279-286 2010年3月  
    近年,外国語学習において英文データを直接的に観察して行うデータ駆動型学習(data-driven learning: DDL)の効果が注目されている。筆者らがこれまでに行ったDDL指導実践では,品詞の区別のような文法の基礎事項の指導が大学英語初級学習者に対して効果をあげることを確認した。本研究は大学院に所属する英語上級学習者に対してDDLを実施し,新聞英語に出現するキーワードを観察して,語彙知識を深める指導を行った。学習者は,新聞の英文テキストに日本語訳が提示される日英パラレルコーパス(内山・井佐原,2003)とBarlow(2002)の検索ソフトを用いてキーワードを検索し,ワークシートに解答しながら,語彙の多義性,コロケーション,複合語,類義語の使い分け等について語彙知識を深めた。指導効果を事前・事後テストおよび質問紙により検証したところ,パラレルコーパスを利用したDDL学習が,英語上級学習者の語彙知識の深化に役立ったことが確認できた。また,質問紙調査の結果から,パラレルコーパスを使ったDDLが学習者の興味を引き出し,学習者自身も語彙力の養成に役立つと感じていたことが確認できた。Since DDL (data-driven learning) has been considered beneficial for language learning, we have attempted to use DDL in English classrooms at graduate school. Our previous studies have found that DDL has been effective for beginner-level Japanese EFL learners to understand grammar basics such as parts of speech. In this study, we used DDL for advanced-level learners to develop their vocabulary knowledge observing keywords in authentic contexts. Learners used a Japanese-English parallel corpus (Utiyama & Isahara, 2003) and bilingual concordancer (Barlow,2002), and learned and deepened their vocabulary knowledge by answering the worksheets we created. The emphasis in the work sheets was on expanding learners' knowledge of the varieties of meanings of a target word, collocation of a target word, compound words including a target word, understand the different nuances of similar words, etc. The results of the pretest and posttest show that the learners were able to deepen their knowledge of vocabulary. In addition the learners considered that using DDL with a parallel corpus was an interesting and effective way to deepen their vocabulary knowledge.
  • 中條清美, 西垣知佳子
    英語コーパス学会紀要 17(17) 115-126 2010年3月  査読有り
  • 西垣 知佳子
    植草学園大学研究紀要 2 21-29 2010年3月  査読有り
  • 西垣 知佳子
    『信学技報』,電子情報通信学会,思考と言語研究会 109(297) 35-38 2009年11月  
    iPhoneとiPod touchをインターフェイスとする英語語彙学習用教材の開発を行った。iPhoneとiPod touchは発売以来急速に普及し,大学での英語学習への活用も始まっている。開発した語彙学習教材は,学校英語教科書で取り扱われることが少ないために,日本人英語学習者に不足している生活語彙を補強するための教材である。教材は1)コーパス言語学の手法を使って客観的に選定された生活語彙を学ぶことができる,2)教材に採用された指導法は指導実践を経て,指導効果が高いことが確認されている,3)初級学習者から上級学習者まで,また子どもから成人まで様々なレベルの学習者が活用できるという特徴を持つ。
  • 西垣知佳子, 中條清美, 小松幸子
    『日本大学生産工学部研究報告B』 42 67-78 2009年9月  査読有り
  • 西垣 知佳子
    42 19-31 2009年6月  査読有り
  • 中條清美, 田辺和子, 木下謙朗, 三橋麻子, 西垣知佳子
    『日本大学生産工学部研究報告B』 42(1) 43-52 2009年6月  査読有り
  • 中條清美, 田辺和子, 木下謙朗, 三橋麻子, 西垣知佳子
    42 43-52 2009年6月  査読有り
  • 西垣 知佳子
    千葉大学教育学部研究紀要 57 253-259 2009年3月  
    経済のグローバル化の進展に伴い,社会の多言語化が引き起こされている。日本においても外国人登録者数は10年間で約1.5倍となり,多言語社会が現実のものとなりつつある。そのような状況のもと,文部科学省の施策によって中国語や朝鮮語など英語以外の第二外国語を教える高校の数は増え,外国語教育の多様化が進んでいる。本研究ではこのような社会変化に対応するために多言語運用能力養成を目指したマルチ・ランゲージ語彙学習教材の開発を行った。開発した教材は,日常会話能力養成のための「日常生活語彙」学習用のカルタ教材であった。本カルタは,美しい写真と付加的言語情報のある「絵札」,および多様なヒントを登載した「読札」が特徴である。教材には英語版,中国語版,朝鮮語版,日本語版を作成した。また,楽しく,いつでも,どこでも外国語を学べるように,携帯型ゲーム機の Play Station Portable (PSP)版の学習教材を併せて開発した。With the advancement of ICT and transportation technologies, the world is now experiencing the progress of globalization and multilingualization. As a result, the interest in and the need for multilingual education are increasing. This paper describes the development of multilingual vocabulary learning materials to meet the needs of a global world. The materials were first created in the form of 'karuta', a traditional Japanese card game and later adapted for PSP (Play Station Portable), a handheld gaming device. The target words for this material emphasize daily life vocabulary. They were statistically selected based on corpus linguistics techniques. Karuta is made up of photo cards and reading cards. The reading cards include an extensive variety of hints about the target word such as its size, color, shape, history, usage, habitat, etc. It was produced first in English and was translated into Japanese, Chinese and Korean. The Japanese version is targeted to foreign students who live in Japan; the Chinese and Korean versions will be useful in increasing foreign language courses at senior high school in Japan. PSP learning material was also developed to meet the needs of mobile society. Learners can study foreign languages anywhere and anytime in enjoyable way with PSP.
  • 西垣 知佳子
    『信学技報』,(TL2008-11)電子情報通信学会,思考と言語研究会 108(297) 13-16 2008年11月  
    携帯ゲーム機のユーザーインタファースを活かした英語語彙学習用教材の開発を行った.本教材は,学校英語教科書で不足すると指摘される生活語彙を補強するもので,コーパス言語学の手法を使って客観的に選定された生活語彙を学ぶことができる.教材は教室で活用されているカルタ教材を基盤として,映像・音声情報の提示やモバイル性に優れる携帯ゲーム機版の教材を作成した.具体的にはソニーのPower Station Poltable (PSP)を使った教材を試作した.携帯型ゲーム機は,近年小学生から成人まで幅広く人気を集め,学校現場での活用事例も徐々に増えている,教育利用の拡大が見込まれる学習メディアであり,今後,教材の充実が期待される.
  • 西垣 知佳子
    『日本中国語学会第58回全国大会大会要綱集』 352-356 2008年10月  
  • 西垣知佳子, 中條清美, クリス・カトウ
    日本児童英語教育学会(JASTEC)研究紀要 2008年9月  査読有り
  • 中條清美, 西垣知佳子, 内堀朝子, キャサリン オヒガン
    『日本大学生産工学部研究報告B』 41 15-33 2008年8月  査読有り
  • 西垣 知佳子
    『日本大学生産工学部研究報告B』 41 49-56 2008年6月  査読有り
  • 中條清美, 長谷川修治, 西垣知佳子
    『日本大学生産工学部研究報告B』 41 57-89 2008年6月  査読有り
  • 西垣 知佳子
    Proceedings of The 25th Conference of English Teaching and Learning in ROC 2008 International Conference On Engllish Instruction and Assessment National 1-10 2008年5月  査読有り
  • 西垣知佳子, 中條清美, クリス・カトウ
    『千葉大学教育学部研究紀要』 56 301-316 2008年3月  査読有り
    平成19年度中に改定予定の新・学習指導要領では,小学校英語が必修化される見通しとなっている。本研究グループは,小学校英語の必修化を見据え,小・中・高一貫型の語彙指導シラバスの開発を行ってきた。本研究は一連の開発研究の一部をなすものである。日本の学校英語教科書は,問題点として,日常生活語彙の不足が指摘されてきた。そのような現状に鑑み,我々はこれまでに小学生用の「生活語彙カルタ」を開発した。ここでは,小・中・高一貫型の語彙指導シラバスの構成要素である中・高生用の「生活語彙カルタ」を開発した。指導語彙の選定はコーパス言語学の手法を用いて客観的に選定した。本教材は,多様なヒントが準備された「読札」,美しい写真と付加的言語情報のある「絵札」が特徴である。作成した教材は高校の英語授業で試用した。語彙テストの結果から生活語彙の指導に効果があったこと,質問紙調査から学習者がカルタ活動を楽しんでいたことが確認された。English textbooks used in Japanese junior and senior high schools lack sufficient daily life vocabulary; words such as faucet, thermometer and crosswalk. In this study 'karuta', a traditional Japanese card game, was developed to teach daily life vocabulary to Japanese junior high school and senior high school students. The target words for our karuta were statistically selected based on corpus linguistics techniques. The karuta cards are made up of two types: picture cards (e-fuda) and reading cards (yomi-fuda). Both cards produced in this study are different from ordinary ones. The 'reading cards' include hints about the target word such as its shape, color, size, usage, environment, habitat, etc. Students listen to these hints read one after another by their instructor and quickly choose the corresponding picture card from an array of cards in front of them. Thanks to the large number and extensive variety of hints listed on the reading cards, the karuta can be used with students of different English levels and different cognitive abilities. In addition, the picture cards provide beautiful photos taken by professional photographers. The photos clearly indicate the objects and ideas that a target word refers to. It was expected that these cards would help students understand the meaning of the words and motivate them to learn more vocabulary. The karuta developed was used at high school and its efficacy was measured. The result of a word test showed that the students learned a significant amount of daily life vocabulary. The result of a questionnaire revealed that they had enjoyed the activities using karuta cards. Based on these results we concluded that students benefited from the karuta activity that provided an opportunity for exposure to English while lowering their affective filter.
  • 小松幸子, 西垣知佳子
    小学校英語教育学会紀要 8 53-60 2008年3月  査読有り
  • 中條清美, 西垣知佳子, 長谷川修治, 内山将夫
    English Corpus Studies(英語コーパス学会) (15) 57-79 2008年3月  査読有り
  • Hitomi Katsuyama, Chikako Nishigaki, Jinfang Wang
    RELC Journal 39(3) 359-380 2008年  査読有り
    The effectiveness of early English education was investigated in this study to determine if English should be taught formally in Japanese public elementary schools. We administered English tests and questionnaires to 1466 elementary school students in 2004 and 2005. The results showed significant differences between the English-education-experienced and non-experienced students and indicated positive effects of early English education. Although we confirmed the effects, some researchers claim that the effects may diminish at the junior high school level. To examine the above claim, we conducted a proficiency test and gave questionnaires to the seventh-year students of two junior high schools in 2006. As most of the students of the two elementary schools, at which we had conducted our research for the previous two years, entered the two junior high schools, the results of our new research gave us follow-up data on how the English ability of these students changed. The results showed a significant difference between the English-education-experienced at elementary schools and non-experienced and also between the experienced outside of school and non-experienced. It was also found that early English education helps to enhance students' interest toward English and facilitates learning motivation toward English after entering junior high school. © 2008 SAGE Publications.
  • 西垣 知佳子
    日本児童英語教育学会(JASTEC) 研究紀要 26 15-26 2007年10月  査読有り
  • 中條清美, キャサリン・オヒガン, 西垣知佳子, 内山将夫, 中村隆宏
    『日本大学生産工学部研究報告B』 40 1-12 2007年6月  査読有り
  • 中條清美, 西垣知佳子
    『日本大学生産工学部研究報告B』 40 47-53 2007年6月  査読有り
  • 中條清美, 西垣知佳子
    『日本大学生産工学部研究報告B』 40 47-53 2007年6月  査読有り

MISC

 108

書籍等出版物

 21

主要な講演・口頭発表等

 148

共同研究・競争的資金等の研究課題

 19