基本情報
研究分野
1経歴
5-
2021年4月 - 現在
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2014年11月 - 現在
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2007年4月 - 2021年3月
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2005年4月 - 2007年3月
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2003年4月 - 2005年3月
学歴
3-
- 1999年3月
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- 1996年3月
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- 1994年3月
委員歴
8-
2024年6月 - 現在
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2022年5月 - 現在
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2019年 - 現在
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2020年 - 2023年
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2016年 - 2019年
受賞
2論文
34-
日本食品科学工学会誌 67(10) 360-367 2020年10月 査読有り<p>1.コシヒカリおよびあさひの夢を試料とし,マイタケ抽出液を用いて飯を調製した.官能評価では,水で炊飯した飯に比べてコシヒカリのマイタケ飯は粘りが強く,あさひの夢では軟らかく,つやおよび粘りが強いと評価された.物性測定ではいずれの品種においても粒全体の硬さが低下した.コシヒカリを試料とし,浸漬のみのマイタケ抽出液の利用でも飯の物性向上が見られ,浸漬および加熱の両方でマイタケ抽出液を用いることで冷蔵後の物性も改善した.</p><p>2.米をマイタケ抽出液に50℃で1時間浸漬すると,米からの溶出タンパク質量が増加し,プロテアーゼ阻害剤のぺプスタチン添加により溶出が抑えられた.浸漬液のSDS-PAGE分析では,マイタケの金属プロテアーゼによるグルテリン酸性サブユニットの部分分解が認められた.さらに遊離アミノ酸の分析において疎水性アミノ酸が多く遊離していたことから,エンド型,エキソ型両方の金属プロテアーゼが炊飯時の米のタンパク質を分解し,飯の物性変化に関与していることが示唆された.</p>
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日本調理科学会誌 53(3) 310-318 2020年10月 査読有り<p> 低アミロース巨大胚品種(金のいぶき),低アミロース品種(たきたて),普通種(ひとめぼれ)の3品種の玄米を試料とし,生米および浸漬1時間後に炊飯する白米の常法で調製した玄米飯の成分分析を行い,物性ならびに食味に与える影響を調べた。また比較として24時間浸漬をして炊飯した玄米飯の物性および食味も調べた。通常浸漬炊飯において,金のいぶきはたきたて,ひとめぼれに比べて炊飯過程における吸水率が高く,溶出固形物量が多く,外皮が破裂する米粒の割合も高かった。また遊離糖および遊離アミノ酸量も生米,飯のいずれも金のいぶきが最も多かった。物性測定ならびに官能評価では24時間浸漬をした飯において3品種間の違いが明瞭になり,金のいぶきは物性および食味の評価が向上し,低アミロース米の特徴と巨大胚芽米であることの影響が顕著に示されることが明らかとなった。</p>
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日本調理科学会誌 52(5) 318-328 2019年10月 査読有り筆頭著者
MISC
34書籍等出版物
11講演・口頭発表等
14担当経験のある科目(授業)
8共同研究・競争的資金等の研究課題
7-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月
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東洋水産財団 2021年度 学術奨励金 2021年6月 - 2022年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2015年4月 - 2019年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2009年 - 2010年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2007年 - 2008年