研究者検索結果一覧 小川 玲子 小川 玲子オガワ レイコ (Reiko Ogawa) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属千葉大学 大学院社会科学研究院 教授早稲田大学 訪問研究員北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 境界研究 共同研究員学位国際学修士(上智大学)MA Cultural Anthropology(ライデン大学)満期退学(東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士後期課程)J-GLOBAL ID200901090369520382researchmap会員ID6000010067 研究キーワード 6 難民の定住化 移民・難民 ケア労働 市民社会 ジェンダー 東アジア・東南アジア 研究分野 1 人文・社会 / 社会学 / 経歴 1 2020年3月 - 現在 千葉大学 社会科学研究院 教授 学歴 3 東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士後期課程満期退学 ライデン大学大学院 文化人類学・開発社会学専攻修士号 上智大学大学院 国際関係論学科博士前期課程修了 委員歴 27 2025年4月 - 現在 千葉県四街道市 多文化共生推進プラン策定委員 2024年4月 - 現在 独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金部 地球環境基金運営委員 2024年4月 - 現在 三菱UFJ信託銀行リテール 公益信託今井記念海外協力基金諮問委員 2023年7月 - 現在 特活)国際協力NGOセンター(JANIC) Think Lobby編集委員(みんなでつくる市民社会シンクタンク) 2021年12月 - 現在 公益財団法人パブリックリソース財団 渡邉利三国際奨学基金 選考委員会委員 もっとみる 論文 57 平和の不在において語る——平和研究のアイデンティティ再考 小川 玲子, 清水 奈名子, 佐藤 史郎 平和研究 61 i-xviii 2024年6月 招待有り 添付ファイル 在住外国人支援のアクターとしての社会福祉協議会と国際協力NGO/NPOー「多文化ソーシャルワーク」の先へ 小川玲子, 田中慎吾, 市川斉, 田中雅子, 吉富志津代 Think Lobby ジャーナル 2 61-77 2024年3月 筆頭著者 添付ファイル 難民になるという経験:アフガニスタン市民の日本への退避と定着 Reiko Ogawa, Ahmad Z. H, Akbari Hourieh Think Lobby ジャーナル 2 89-101 2024年3月 査読有り筆頭著者 添付ファイル アフガニスタン人の退避と定住化の課題―留学生と日本大使館職員から見た日本の受け入れについて 小川玲子 異文化コミュニケーション 26 1-22 2023年6月 招待有り筆頭著者 添付ファイル アフガニスタン人の退避と人種化された国境管理 小川玲子 移民政策研究 15 10-27 2023年5月 査読有り招待有り筆頭著者 もっとみる MISC 35 地域における国際文化と大学ー移民、難民、多文化共生、千葉大学における移民・難民への支援と教育研究 小川玲子 インターカルチュラル 国際文化学会年報 23 8-40 2025年3月 招待有り筆頭著者 藤田早苗 著『武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別』(2022)~権利の主体となるために~ 小川玲子 Think Lobbyジャーナル 3 71-73 2025年3月 招待有り Deregulation of Migration and Care in Japan Reiko Ogawa Symposium on “Immigrant Workers from Global South to Japan, Taiwan and South Korea: Present situations and future challenges” 2024年12月 筆頭著者 特集外国人介護人材その先へ!座談会①受け入れ政策・支援策の動向と課題 翁川純尚, 天野ゆかり, 伊藤優子, 小川玲子, 二渡努 介護ビジョン 256 24-29 2024年10月 招待有り アフガニスタン女性からのSOSを読み解く 小川玲子 イスラーム・ジェンダー・スタディーズ7『日本に暮らすムスリム』 266-271 2024年2月 招待有り筆頭著者 もっとみる 主要な書籍等出版物 31 Eds. Jieyu Liu and Junko Yamahsita, Routledge Handbook of East Asian Gender Studies 小川玲子 (担当:分担執筆, 範囲:Making Migrant Care Workers in East Asia) 2020年 (ISBN: 9781138959897) Gender, care and migration in East Asia Ogawa Reiko, Chan, Raymond K. H., Oishi, Akiko S., 王, 麗容 (担当:共編者(共編著者)) Palgrave Macmillan 2018年 (ISBN: 9789811070242) Refereed もっとみる 講演・口頭発表等 140 Marketization of Care and Deregulation of Migration Regime in Japan Reiko Ogawa Long-Term Care Policies in East Asia and Europe 2025年3月26日 Taiwan Society for Care Research 招待有り グローバル化するケア労働とこれからの未来 小川玲子 外国人介護人材受け入れセミナー@愛知県 2025年1月27日 招待有り 日本で難民になるということ 小川玲子 東京大学大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻 文化人類学コース 2025年1月24日 招待有り 定住への長い道-在日アフガニスタン人の現状について 小川玲子 アフガニスタン退避者受け入れ報告会~日本、韓国、そして各国での社会統合の比較の視点から~ 2025年1月22日 千葉で暮らす移民と難民~アフガンなどの実例から 小川玲子 市民ネットワーク千葉県オンライン講座 2025年1月13日 招待有り もっとみる 所属学協会 6 Association of Asian Studies (AAS) International Political Science Association (IPSA) International Sociological Association (ISA) 日本社会学会 文化人類学会 もっとみる Works(作品等) 2 JICAジェンダー主流化研修講師 2006年 - 2017年 フィリピン、ムスリム女性リーダー訪日研修企画運営 2006年 - 2008年 共同研究・競争的資金等の研究課題 29 移民難民の社会統合に向けた参加型アクションリサーチ:教育と 福祉を中心に 千葉大学国際高等研究基幹 社会価値創造研究支援プログラム 2023年4月 - 2028年8月 佐々木綾子, 小林聡子, 福田友子, 鄭安君, 相良好美, 中西よる 移民身分の多段階的移行の国際比較分析――技能実習から特定技能への転換を焦点に 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2024年4月 - 2028年3月 小井土 彰宏, 飯尾 真貴子, 竹中 歩, 小川 玲子, 定松 文, 園部 裕子, 工藤 晴子, 是川 夕, 惠羅 さとみ, 宮川 陽名, 平野 恵子, 鈴木 江理子, 加藤 丈太郎, 堀井 里子, 小島 祥美, 上野 貴彦 政治的危機下の拡大中東からの移民難民におけるネイション意識と知の生産メカニズム 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2024年4月 - 2028年3月 酒井 啓子, 小川 玲子, 岡崎 弘樹, SHANI Giorgiandrea, KHALILI MOSTAFA, 横田 貴之, 細谷 幸子, 錦田 愛子, 小林 聡子, 松永 泰行, 鈴木 啓之 国際移民の統合に関する実証分析と理論的制度設計に基づく地域社会実装研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2021年7月 - 2027年3月 明石 純一, 松下 奈美子, 人見 泰弘, 佐伯 康考, 戸川 和成, 近藤 敦, 山脇 啓造, 五十嵐 ゆかり, 小川 玲子, 秋山 肇, 森谷 康文, 岡本 富美子, MAYERS THOMAS, 鈴木 江理子, 福住 多一, 鹿毛 理恵, 青尾 謙 境界研究共同研究員(越境とジェンダー) 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 東ユーラシア拠点研究 2023年4月 - 2025年3月 小川玲子 もっとみる 主要な社会貢献活動 9 外国人介護従事者の受け入れガイドブック 助言・指導 東京都社会福祉協議会 2019年3月 - 2020年3月 添付ファイル もっとみる メディア報道 54 おびえるアフガン人に「命のビザ」を 千葉大教授が支援に奔走 朝日新聞 2021年11月30日 新聞・雑誌 イスラム主義勢力タリバンが権力を掌握し、混乱が続くアフガニスタン。現地で危険な状態に置かれたアフガン人を救おうと、千葉大学の教授がビザ取得などの支援を続けている。在日アフガン人も家族の安否を心配しているが、「命のビザ」の取得までの道のりは、とても厳しい。 タリバンが8月15日に首都カブールを制圧してから11日後。千葉大大学院の小川玲子教授(社会学)の携帯電話に、カブールにいる若い女性が泣きながら電話をかけてきた。日本にいる家族の知人を通じて、小川教授の連絡先を知ったという。 女性は少数民族で、タリバンとは異なる宗派であるため、狙われやすいという。女性は母親や姉妹らと生活するが、タリバンが怖くて外に出られない状況が続く。 女性は「タリバン政権であれば、多くの女性は教育や就労が認められない。殺される恐れもある。人生を終わらせたくない。タリバンの奴隷としてではなく、安全で平和で自由な社会で暮らしたい」と訴えた。 将来、大学でMBAを取得し、女性を支援するのが目標だといい、「たとえ危険であっても海外に行きたい」と、1時間ほど熱弁したという。驚いた小川教授は、女性の一家のために支援を始めた。 行政書士やNGOと連携し、対応を相談。カブールの日本大使館でビザの発給ができない状況だと知り、隣国パキスタンの日本大使館でビザを取得し、日本に渡航する計画を立てた。 パキスタンのビザ取得の手続きを行いながら、パキスタンや日本に渡るための旅行業者の手配や、パキスタンでの新型コロナのワクチン接種情報など、来日するための様々な情報も収集し、女性の一家に伝えた。 日本にいる家族と連絡をとり、日本のビザ取得に必要な大量の書類も集め、現地の一家に送った。 最大の壁は、日本の外務省からのビザが認められるかどうかだ。 国は9月時点で、新型コロナの水際対策として「特段の事情」がある場合を除き、アフガンなどからの新規入国を原則認めていなかった。そのため、小川教授らは9月上旬、今回の日本への退避は「特段の事情」にあたるとして、外務省に退避が必要な人のリストを提出し、ビザを要望した。 1カ月以上経ち、外務省からは、日本での勤務先や留学先を決めてからビザ取得の手続きをしてほしいとの返答を受けた。ただ、退避を求める女性の多くは、母国で受けた教育が限られており、留学先や就労先を見つけるのが、非常に困難な状態だという。 パキスタンのビザは10月に取得できたが、日本のビザが取得できない状況が続く。小川教授は「冬が来る前に、早く対応してほしい」と焦りも見せる。 小川教授は他にも、複数の家族の来日支援を行っている。日本政府に対し、「人道的な観点から、安全な退避や定住のための支援をする仕組みを作ってほしい。個人での支援では限界がある」と訴える。 日本にいる、女性の義兄は、タリバンがカブールを制圧してから、眠れない日々が続いたという。タリバンと敵対する過激派組織「イスラム国」の支部組織が犯行声明を出した、モスクの爆破事件が相次ぎ、今もニュースを見る度に気分が悪くなるという。 カブールにいる家族とは連絡を取っているというが、女性宅にもタリバンの集団が訪れたという。「銃はあるか」「若い男はいるか」「前の政権で働いていた人はいるか」と質問されたといい、家族はすごく怖がっていたという。 「たとえ日本にいても、タリバンが怖い。すごく危険な政府になってしまった。将来がどうなるか、いまは待つしかない」。家族の来日を待ち望んでいる。(伊藤繭莉) アフガニスタンからの混沌とした退避は日本の難民庇護の弱点を浮き彫りにする 外国人特派員協会 2021年10月 インターネットメディア アフガニスタン人受け入れに関する要請 TBSラジオ 荻上チキSession 2021年9月10日 テレビ・ラジオ番組 日本に退避したアフガン難民 かなわぬ帰郷 支援拡充求める声も 毎日新聞 毎日新聞 2020年12月15日 新聞・雑誌 千葉大の小川玲子教授(移民研究)は「大使館やJICAの現地職員や元留学生は日本に関わっていたことが理由で命の危険を感じている人たちだ。日本に定着してもらうためには日本語教育や住宅、就労、子供の教育などの支援が必要だが、こうした支援が不十分で、定住に向けたスキーム(構想)はほとんどが民間任せになっている。政府は退避者を日本に定住させるという覚悟がどこまであったのだろうか」と指摘。また、ロシアの侵攻を受け避難してきたウクライナ人に対しては自治体などの支援が進んでいる点に触れ「ウクライナ避難民と同様、アフガン人についてもビザの発給や受け入れ後の支援を明確化して、透明性のある制度を作るべきだ」と話す。 «12
小川 玲子オガワ レイコ (Reiko Ogawa) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属千葉大学 大学院社会科学研究院 教授早稲田大学 訪問研究員北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 境界研究 共同研究員学位国際学修士(上智大学)MA Cultural Anthropology(ライデン大学)満期退学(東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士後期課程)J-GLOBAL ID200901090369520382researchmap会員ID6000010067 研究キーワード 6 難民の定住化 移民・難民 ケア労働 市民社会 ジェンダー 東アジア・東南アジア 研究分野 1 人文・社会 / 社会学 / 経歴 1 2020年3月 - 現在 千葉大学 社会科学研究院 教授 学歴 3 東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士後期課程満期退学 ライデン大学大学院 文化人類学・開発社会学専攻修士号 上智大学大学院 国際関係論学科博士前期課程修了 委員歴 27 2025年4月 - 現在 千葉県四街道市 多文化共生推進プラン策定委員 2024年4月 - 現在 独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金部 地球環境基金運営委員 2024年4月 - 現在 三菱UFJ信託銀行リテール 公益信託今井記念海外協力基金諮問委員 2023年7月 - 現在 特活)国際協力NGOセンター(JANIC) Think Lobby編集委員(みんなでつくる市民社会シンクタンク) 2021年12月 - 現在 公益財団法人パブリックリソース財団 渡邉利三国際奨学基金 選考委員会委員 もっとみる 論文 57 平和の不在において語る——平和研究のアイデンティティ再考 小川 玲子, 清水 奈名子, 佐藤 史郎 平和研究 61 i-xviii 2024年6月 招待有り 添付ファイル 在住外国人支援のアクターとしての社会福祉協議会と国際協力NGO/NPOー「多文化ソーシャルワーク」の先へ 小川玲子, 田中慎吾, 市川斉, 田中雅子, 吉富志津代 Think Lobby ジャーナル 2 61-77 2024年3月 筆頭著者 添付ファイル 難民になるという経験:アフガニスタン市民の日本への退避と定着 Reiko Ogawa, Ahmad Z. H, Akbari Hourieh Think Lobby ジャーナル 2 89-101 2024年3月 査読有り筆頭著者 添付ファイル アフガニスタン人の退避と定住化の課題―留学生と日本大使館職員から見た日本の受け入れについて 小川玲子 異文化コミュニケーション 26 1-22 2023年6月 招待有り筆頭著者 添付ファイル アフガニスタン人の退避と人種化された国境管理 小川玲子 移民政策研究 15 10-27 2023年5月 査読有り招待有り筆頭著者 もっとみる MISC 35 地域における国際文化と大学ー移民、難民、多文化共生、千葉大学における移民・難民への支援と教育研究 小川玲子 インターカルチュラル 国際文化学会年報 23 8-40 2025年3月 招待有り筆頭著者 藤田早苗 著『武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別』(2022)~権利の主体となるために~ 小川玲子 Think Lobbyジャーナル 3 71-73 2025年3月 招待有り Deregulation of Migration and Care in Japan Reiko Ogawa Symposium on “Immigrant Workers from Global South to Japan, Taiwan and South Korea: Present situations and future challenges” 2024年12月 筆頭著者 特集外国人介護人材その先へ!座談会①受け入れ政策・支援策の動向と課題 翁川純尚, 天野ゆかり, 伊藤優子, 小川玲子, 二渡努 介護ビジョン 256 24-29 2024年10月 招待有り アフガニスタン女性からのSOSを読み解く 小川玲子 イスラーム・ジェンダー・スタディーズ7『日本に暮らすムスリム』 266-271 2024年2月 招待有り筆頭著者 もっとみる 主要な書籍等出版物 31 Eds. Jieyu Liu and Junko Yamahsita, Routledge Handbook of East Asian Gender Studies 小川玲子 (担当:分担執筆, 範囲:Making Migrant Care Workers in East Asia) 2020年 (ISBN: 9781138959897) Gender, care and migration in East Asia Ogawa Reiko, Chan, Raymond K. H., Oishi, Akiko S., 王, 麗容 (担当:共編者(共編著者)) Palgrave Macmillan 2018年 (ISBN: 9789811070242) Refereed もっとみる 講演・口頭発表等 140 Marketization of Care and Deregulation of Migration Regime in Japan Reiko Ogawa Long-Term Care Policies in East Asia and Europe 2025年3月26日 Taiwan Society for Care Research 招待有り グローバル化するケア労働とこれからの未来 小川玲子 外国人介護人材受け入れセミナー@愛知県 2025年1月27日 招待有り 日本で難民になるということ 小川玲子 東京大学大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻 文化人類学コース 2025年1月24日 招待有り 定住への長い道-在日アフガニスタン人の現状について 小川玲子 アフガニスタン退避者受け入れ報告会~日本、韓国、そして各国での社会統合の比較の視点から~ 2025年1月22日 千葉で暮らす移民と難民~アフガンなどの実例から 小川玲子 市民ネットワーク千葉県オンライン講座 2025年1月13日 招待有り もっとみる 所属学協会 6 Association of Asian Studies (AAS) International Political Science Association (IPSA) International Sociological Association (ISA) 日本社会学会 文化人類学会 もっとみる Works(作品等) 2 JICAジェンダー主流化研修講師 2006年 - 2017年 フィリピン、ムスリム女性リーダー訪日研修企画運営 2006年 - 2008年 共同研究・競争的資金等の研究課題 29 移民難民の社会統合に向けた参加型アクションリサーチ:教育と 福祉を中心に 千葉大学国際高等研究基幹 社会価値創造研究支援プログラム 2023年4月 - 2028年8月 佐々木綾子, 小林聡子, 福田友子, 鄭安君, 相良好美, 中西よる 移民身分の多段階的移行の国際比較分析――技能実習から特定技能への転換を焦点に 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2024年4月 - 2028年3月 小井土 彰宏, 飯尾 真貴子, 竹中 歩, 小川 玲子, 定松 文, 園部 裕子, 工藤 晴子, 是川 夕, 惠羅 さとみ, 宮川 陽名, 平野 恵子, 鈴木 江理子, 加藤 丈太郎, 堀井 里子, 小島 祥美, 上野 貴彦 政治的危機下の拡大中東からの移民難民におけるネイション意識と知の生産メカニズム 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2024年4月 - 2028年3月 酒井 啓子, 小川 玲子, 岡崎 弘樹, SHANI Giorgiandrea, KHALILI MOSTAFA, 横田 貴之, 細谷 幸子, 錦田 愛子, 小林 聡子, 松永 泰行, 鈴木 啓之 国際移民の統合に関する実証分析と理論的制度設計に基づく地域社会実装研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2021年7月 - 2027年3月 明石 純一, 松下 奈美子, 人見 泰弘, 佐伯 康考, 戸川 和成, 近藤 敦, 山脇 啓造, 五十嵐 ゆかり, 小川 玲子, 秋山 肇, 森谷 康文, 岡本 富美子, MAYERS THOMAS, 鈴木 江理子, 福住 多一, 鹿毛 理恵, 青尾 謙 境界研究共同研究員(越境とジェンダー) 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 東ユーラシア拠点研究 2023年4月 - 2025年3月 小川玲子 もっとみる 主要な社会貢献活動 9 外国人介護従事者の受け入れガイドブック 助言・指導 東京都社会福祉協議会 2019年3月 - 2020年3月 添付ファイル もっとみる メディア報道 54 おびえるアフガン人に「命のビザ」を 千葉大教授が支援に奔走 朝日新聞 2021年11月30日 新聞・雑誌 イスラム主義勢力タリバンが権力を掌握し、混乱が続くアフガニスタン。現地で危険な状態に置かれたアフガン人を救おうと、千葉大学の教授がビザ取得などの支援を続けている。在日アフガン人も家族の安否を心配しているが、「命のビザ」の取得までの道のりは、とても厳しい。 タリバンが8月15日に首都カブールを制圧してから11日後。千葉大大学院の小川玲子教授(社会学)の携帯電話に、カブールにいる若い女性が泣きながら電話をかけてきた。日本にいる家族の知人を通じて、小川教授の連絡先を知ったという。 女性は少数民族で、タリバンとは異なる宗派であるため、狙われやすいという。女性は母親や姉妹らと生活するが、タリバンが怖くて外に出られない状況が続く。 女性は「タリバン政権であれば、多くの女性は教育や就労が認められない。殺される恐れもある。人生を終わらせたくない。タリバンの奴隷としてではなく、安全で平和で自由な社会で暮らしたい」と訴えた。 将来、大学でMBAを取得し、女性を支援するのが目標だといい、「たとえ危険であっても海外に行きたい」と、1時間ほど熱弁したという。驚いた小川教授は、女性の一家のために支援を始めた。 行政書士やNGOと連携し、対応を相談。カブールの日本大使館でビザの発給ができない状況だと知り、隣国パキスタンの日本大使館でビザを取得し、日本に渡航する計画を立てた。 パキスタンのビザ取得の手続きを行いながら、パキスタンや日本に渡るための旅行業者の手配や、パキスタンでの新型コロナのワクチン接種情報など、来日するための様々な情報も収集し、女性の一家に伝えた。 日本にいる家族と連絡をとり、日本のビザ取得に必要な大量の書類も集め、現地の一家に送った。 最大の壁は、日本の外務省からのビザが認められるかどうかだ。 国は9月時点で、新型コロナの水際対策として「特段の事情」がある場合を除き、アフガンなどからの新規入国を原則認めていなかった。そのため、小川教授らは9月上旬、今回の日本への退避は「特段の事情」にあたるとして、外務省に退避が必要な人のリストを提出し、ビザを要望した。 1カ月以上経ち、外務省からは、日本での勤務先や留学先を決めてからビザ取得の手続きをしてほしいとの返答を受けた。ただ、退避を求める女性の多くは、母国で受けた教育が限られており、留学先や就労先を見つけるのが、非常に困難な状態だという。 パキスタンのビザは10月に取得できたが、日本のビザが取得できない状況が続く。小川教授は「冬が来る前に、早く対応してほしい」と焦りも見せる。 小川教授は他にも、複数の家族の来日支援を行っている。日本政府に対し、「人道的な観点から、安全な退避や定住のための支援をする仕組みを作ってほしい。個人での支援では限界がある」と訴える。 日本にいる、女性の義兄は、タリバンがカブールを制圧してから、眠れない日々が続いたという。タリバンと敵対する過激派組織「イスラム国」の支部組織が犯行声明を出した、モスクの爆破事件が相次ぎ、今もニュースを見る度に気分が悪くなるという。 カブールにいる家族とは連絡を取っているというが、女性宅にもタリバンの集団が訪れたという。「銃はあるか」「若い男はいるか」「前の政権で働いていた人はいるか」と質問されたといい、家族はすごく怖がっていたという。 「たとえ日本にいても、タリバンが怖い。すごく危険な政府になってしまった。将来がどうなるか、いまは待つしかない」。家族の来日を待ち望んでいる。(伊藤繭莉) アフガニスタンからの混沌とした退避は日本の難民庇護の弱点を浮き彫りにする 外国人特派員協会 2021年10月 インターネットメディア アフガニスタン人受け入れに関する要請 TBSラジオ 荻上チキSession 2021年9月10日 テレビ・ラジオ番組 日本に退避したアフガン難民 かなわぬ帰郷 支援拡充求める声も 毎日新聞 毎日新聞 2020年12月15日 新聞・雑誌 千葉大の小川玲子教授(移民研究)は「大使館やJICAの現地職員や元留学生は日本に関わっていたことが理由で命の危険を感じている人たちだ。日本に定着してもらうためには日本語教育や住宅、就労、子供の教育などの支援が必要だが、こうした支援が不十分で、定住に向けたスキーム(構想)はほとんどが民間任せになっている。政府は退避者を日本に定住させるという覚悟がどこまであったのだろうか」と指摘。また、ロシアの侵攻を受け避難してきたウクライナ人に対しては自治体などの支援が進んでいる点に触れ「ウクライナ避難民と同様、アフガン人についてもビザの発給や受け入れ後の支援を明確化して、透明性のある制度を作るべきだ」と話す。 «12