デザイン・リサーチ・インスティテュート

渡邉 慎二

ワタナベ シンジ  (SHINJI WATANABE)

基本情報

所属
千葉大学 デザイン・リサーチ・インスティテュート 教授
(兼任)大学院工学研究院 デザイン科学専攻 教授 (副工学研究院長)
学位
工学(1981年3月 千葉大学)
工学修士(1983年3月 千葉大学)
ディプロマ(1993年3月 ロンドン大学大学院 ロンドンビジネススクール)
博士(工学)(2015年3月 千葉大学)

連絡先
shinji.watanabechiba-u.jp
研究者番号
40770095
J-GLOBAL ID
202001019944499260
researchmap会員ID
R000011335

論文

 18
  • 渡辺慎二, 小野健太
    デザイン学研究 62(2) 31-38 2015年7月  査読有り筆頭著者
    本研究は,いかにデザイン開発プロセスの効率化を行うべきかについて論じたものである。まず一般論として,創造的ワークにおける効率化の3つのパターン(①定量品質または定性品質を維持/コストは削減,②定量品質の向上を図る/コストは維持または削減,③定性品質の向上を図る/コストは維持または削減)を導出した。<br>その中で,①定量品質または定性品質を維持/コストは削減のパターンに着目し,企業内デザイン部門で社会インフラストラクチャー分野を対象に実施した,データによる可視化を基本とするデザイン開発プロセスの効率化について説明する。<br>具体的には,1)デザイン開発プロセスのデータによる可視化,2)効率化の方向性と対策すべきワークの特定,3)効率化のための施策決定,4)対策実施と効果測定,の4つのステップよりデザイン開発プロセスの効率化のあり方について示した。
  • 渡邉慎二
    デザイン学研究 62(2) 7-16 2015年7月  査読有り筆頭著者
    デザイン開発における創造性と効率性は,相反するものであるとよく言われるが,必ずしも対立の立場を取るものではない。デザイン開発が経営資源として位置付けられる企業のインハウス部門では,投資対効果を重視し,効率的に創造性を高める活動が求められている。しかし,デザイン開発において,創造性を高めるソリューションの研究や領域・役割の拡大に関係する企業の提言は多くみられるが,効率性または効率的に創造性を高めるためのデザイン開発プロセスは明らかにされていない。<br>本研究では,社会のインフラストラクチャー分野のデザイン開発を対象として,効率的に創造性を高める方法を提案し,その有効性について考察した。<br>結果,プロセス改善に有用な指針を得ると共に,リワークの削減が効率的に創造性を高め顧客満足度の向上に役立つことがわかった。加えて,改善効果が高い具体的なデザイン作業項目を特定した。
  • 渡辺慎二, 渡辺誠
    デザイン学研究 61(6) 27-34 2015年3月  査読有り筆頭著者
  • 渡辺慎二, 渡辺誠, 小野健太
    デザイン学研究 61(6) 35-44 2015年3月  査読有り筆頭著者
  • 渡辺慎二, 池本浩幸
    デザイン学研究 61(6) 19-26 2015年3月  査読有り筆頭著者

書籍等出版物

 1
  • 渡邉慎二 (担当:共著, 範囲:デザイン方法論 ビジネスデザイン)
    丸善出版 2019年10月

主要な講演・口頭発表等

 23

担当経験のある科目(授業)

 10

所属学協会

 2

Works(作品等)

 1
  • 相田将, 赤澤菜津美, 渡邉慎二, 石垣純一, 秋山福生
    2021年1月1日 - 現在 Web Service

共同研究・競争的資金等の研究課題

 18

産業財産権

 15