教育学部

野村 純

ノムラ ジュン  (Jun Nomura)

基本情報

所属
千葉大学 教育学部 教授 (副学部長)
教育学部アジア・アセアン教育研究センター センター長
学位
博士(医学)(佐賀医科大学)

J-GLOBAL ID
201801008551290670
researchmap会員ID
B000322383

外部リンク

経歴

 6

学歴

 2

論文

 61
  • Uci Cahlia, Rika Indri Astuti, Jun Nomura, Aris Tri Wahyudi
    HAYATI Journal of Biosciences 30(5) 874-884 2023年7月1日  査読有り
    Sponge-associated bacteria can produce bioactive compounds similar to the host. Here, the investigation of antioxidant properties of the yellow-red pigment produced by sponge-associated bacterium AGS112 was conducted using in vitro and in vivo analysis. The 16S rRNA gene sequence showed the sponge-associated bacterium AGS112 has the closest similarity with Bacillus haikouensis C-89 (99%). The crude pigment extract produced by Bacillus haikouensis AGS112 contained both phenolic and flavonoid. The peaks occurred at 412 nm and 664 nm, which indicated as the presence of carotenoids and flavonoids, respectively. The active fraction extract obtained through bio-autography TLC, and had more potent antioxidant activity against DPPH (2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl) compared to the crude pigment extract with an IC50 value of 68.62±0.59 µg/ml and 198.88±1.66 µg/ml, respectively. Moreover, the active fraction extract at the concentration of 35 µg/ml could better enhance the viability of Schizosaccharomyces pombe and achieve the highest expression of sod1 and ctt1 genes. Metabolite profiling using LC-MS analysis confirmed the active fraction extract contains eudesmin and artelastin that might be contributed as antioxidants. These results suggest that the active fraction extract of the yellow-red pigment produced by B. haikouensis AGS112 had potency to be used as candidate for natural antioxidants.
  • 森重 比奈, 野村 純, 土田 雄一, 加藤 徹也
    千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University 71 155-162 2023年3月1日  
    type:text [要約] 中学校の理科の授業では年間1,000件以上の負傷・疾病が報告されており,理科の観察・実験活動の安全な実施には危機管理の観点は必要不可欠なものである。万一,ケガを伴う事故が理科の授業中に起きた場合,当該生徒と理科担当教員だけでなく,養護教諭,管理職,保護者との連携が必要となる。この連携の第一歩となるのが,理科教員と養護教諭の連携である。ところが,両者の養成カリキュラムには教職を意識した学習・交流の機会は皆無であり,このため,事故発生時の対応・連携について何の知識もないまま,教員になっているのが現状である。そこで,この問題の解決を目指して理科教員と養護教諭の志望学生が共に学ぶ合同のロールプレイ演習教材を開発した。本報告ではロールプレイ演習教材開発の経緯について述べる。
  • 森重 比奈, 野村 純, 土田 雄一, 加藤 徹也
    千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University 71 163-170 2023年3月1日  
    type:text [要約] 学校における危機管理には,「事前」,「事故等発生時」,「事後」の3つの段階があり,学校危機管理においては,事故の未然防止だけではなく,事故発生を想定したクライシスマネジメントも重要である。事故対応をシミュレートすることは,いざ事故が起きたときの冷静な対応につながる。学校事故に関する様々な事態の想定は教員として不可欠なものである。そして,新任として教職に就き,ひとたび事故が発生すれば当事者としての対応が求められる。そこで,理科教員と養護教諭の志望学生が共に学ぶ合同のロールプレイ演習教材を開発した。本報告では開発したロールプレイ演習教材を用いた授業実践について報告する。授業実践に参加した学生の学びについて質問紙により調査したところ,開発した教材を用いた授業は,お互いの職と連携を意識することのできる良い機会をつくり出すことが出来ていた。さらに,参加学生が事故発生時の対応の流れを多様な視点から確認できたことや,理科および養護教諭の教員志望学生双方の連携意識が強まったことも推察された。
  • 森重 比奈, 野村 純, 加藤 徹也
    日本科学教育学会年会論文集 47 639-640 2023年  
    理科の実験に活動おいて安全な活動は最も重要なものであり, 事故や負傷の未然防止は欠かせない. 多くの場合, 授業は教員の裁量で進行するものであり, 安全に関する指導や配慮についても教員の知識や経験に委ねられている. そこで本研究では, 授業中の事故やケガ防止のための安全意識について理科教員に調査した. 調査対象は公立中学校に勤務する理科担当教員とし, 例として挙げる実験の題材は中学校1年生で行われることの多い「白い粉の実験」とした. 調査では, 白い粉の実験における安全配慮事項について自由記述形式で回答を得た. その回答から「火傷, 換気, 保護眼鏡, 食べる, アレルギー, 粉じん爆発」の各項目についての内容があったものを計上した. その結果, 8割を超える教員が火傷については意識的に注意していることがわかった.
  • 野村 純, 森重 比奈
    日本科学教育学会年会論文集 47 461-464 2023年  
    主体的で創造的な力の養成のため2022年度より理数探究基礎, 理数探究の授業が開始された. しかし, 探究指導において課題設定の指導に教員は困難を感じている.本報告では一斉指導によりシステマティックに探究課題設定が可能となる授業法の開発を試みた. 今回, 探究課題設定で用いるブレインストーミングとその結果の整理方法として文殊カード法とマンダラチャートを組み合わせた指導法を試行した. さらにChatGPTが課題検討時のブレインストーミングの支援手段として活用可能かについて検討した. この結果, 文殊カード法によるブレインストーミングとその成果を, マンダラチャートを用いて整理する方法は取り組みやすいことが示唆された. また, ChatGPTが生成する課題は, 受講生にとっても興味があるものであり, ブレインストーミングにより抽出されたものと同等に扱えることが示唆された.

MISC

 87

書籍等出版物

 5

講演・口頭発表等

 78

担当経験のある科目(授業)

 9

所属学協会

 1

共同研究・競争的資金等の研究課題

 33

社会貢献活動

 3