吉野 智佳子, 有川 真弓, 木之瀬 隆
千葉県立保健医療大学紀要 10(1) 89-96 2019年3月 査読有り
体験用前腕能動仮義手の開発と併せて作成した実習書から,製作や適合判定,実際の義手操作体験を行い,学修の主体者である学生が製作実習でどのような学修が行えたのかを把握するために,質問紙を用いて本校作業療法学専攻所属である体験用仮義手製作の研究に参加した2015年度3年次学生と講義において体験用仮義手製作を行った2016年度3年次学生に対して満足度調査を行った.収集した質問紙について,質問項目別に4件法の回答数をカウントし,記載されたコメントについては自由記述の一覧を作成した.実習の満足度については,「とても満足」「満足」という回答が2015年度の学生では55%,2016年度の学生では80%となり,2016年度の学生で高い満足度が得られていた.これについては講義として時間数が確保されることで操作体験ができる内容が増大したことになり,それによって講義内容に対する満足度が高くなったことが伺われた.(著者抄録)