研究者業績

高木 啓

タカキ アキラ  (Akira Takaki)

基本情報

所属
千葉大学 教育学部 准教授
学位
修士(教育学)(2000年3月 広島大学大学院)

J-GLOBAL ID
200901050468386432
researchmap会員ID
5000021852

論文

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  • 小山 義徳, 桐島 俊, 田邊 純, 道田 泰司, 藤川 大祐, 生田 淳一, 高木 啓, 安部 朋世
    日本教育心理学会総会発表論文集 64 161 2022年  
  • 小山 義徳, 安部 朋世, 高木 啓, 藤川 大祐, 桐島 俊, 道田 泰司
    日本教育心理学会総会発表論文集 63 247 2021年  
  • 髙木 啓, 石浜 健吾, 藤田 有紀, 古林 智美, 小山 義徳, 安部 朋世, 藤川 大祐
    千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University 68 117-121 2020年3月1日  
    type:text [要約]真正的学習に関する既存の研究は,学習課題を対象にしたものが多く見られる。パフォーマンス課題や真正的課題といった表現で評価のあり方とともに論じられてきた。筆者らも,本連携研究においてこれまで,学習課題を真正なものに近づける方途について研究を進めてきた。開発した課題を実際に子どもたちに取り組ませたところ,取り組める子どもからは肯定的評価を得られた一方で,どこから手をつければ良いのか見当もつかない子どもも散見された。真正な課題を解くことのできるようにするためには,どのような指導が必要なのか。本論文では,真正な課題を与えるのみならず,真正な課題を用いた授業を開発し,実践を行った。 [SUMMARY]There are a lot of studies about authentic learning, most of which focus on learning tasks. They have discussed evaluation from the perspective of “performance task” and “authentic assessment”. We also have studied how to make learning tasks more authentic in this collaborative study. When children faced the task which we developed, some children gave it positive feedback, but others did not know how to start it. To be able to solve authentic tasks, what kind of guidance is needed? In this paper, we not only prepared authentic tasks, but we also developed the lesson practice using those tasks.
  • 安部 朋世, 藤川 大祐, 髙木 啓, 小山 義徳, 湊 康志, 石井 桃子, 蜂巣 桂
    千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University 67 245-249 2019年3月1日  
    type:text [要約] 本研究は,帰国子女を中心とした児童・生徒を対象として,語彙力の実態を把握するための調査を実施し,帰国子女児童・生徒の語彙力の特徴について,以下の2点を明らかにした。[1] 同学年である一般児童より帰国子女児童のほうが,理解度が有意に低い語が見られ,それらの語に「コロケーションの理解が必要な語」等の特徴が見られることを指摘した。[2] 帰国子女児童・生徒が外来語を使わない傾向は,今回の調査では認められなかった。一方で,帰国児童・生徒と一般児童との間に,「同じ理解度の語について,他の語との関係性(類義関係)を捉えているかに違いが見られる」ことを指摘した。 [SUMMARY] This study examined the situation regarding the vocabulary of Japanese schoolchildren who had returned to Japan from overseas (returning students), clarifying the following two characteristics of their vocabulary ability: (1) Regarding differences in the degree of understanding of words between returning students and regular students, returning students showed a significantly lower degree of understanding of some words than that showed by regular students in the same grade. In addition, these words tended to be characterized by their requirement for understanding of collocations. (2) Regarding the tendency for returning students not to use loanwords, no significant differences were observed between the two groups; however, the results suggested the possibility that in the case of words where the degree of understanding was the same, there may be differences in whether students grasp the relationship of these words with other words (synonymity).
  • 芳賀 瑞希, 林 英子, 大和 政秀, 米田 千恵, 野村 純, 藤田 剛志, 加藤 徹也, 山下 修一, 飯塚 正明, 大嶌 竜午, 高木 啓, 辻 耕治
    日本科学教育学会年会論文集 42 427-428 2018年  
    千葉大学では平成 24 年度より文部科学省大学世界展開力強化事業「ツインクル」プログラムをASEAN 諸国 12 大学と連係し実施してきた.今回,平成 25 年度平成 28 年度に参加した ASEAN 諸国の留学生の気づきと学びについて,アンケートの記述をテキストマイニングの手法により解析した.この結 果,カテゴリとしてプログラム内容に関する単語とともに culture を中心として科学や,学校に関するさまざまな Japan/Japanese に関する学びがあることを示す結果が得られた.さらに学生が日本での大学院での学びや日本での職業選択への希望が見出された.したがって本プログラム内容が,留学生の親日的 感情を高め,キャリア意識の形成への影響が示唆された.
  • 田辺 新一, 関根 康介, 野村 真一, 三浦 和雅, 大橋 美帆子, 櫻田 忍, 阿部 宏, 矢野 光子, 原 由泰, 三上 忠仁, 板谷 大介, 梶山 昌弘, 渡邉 洋美, 大西 武彦, 粉川 雄一郎, 中村 泰輔, 中島 康彦, 武 倫夫, 町田 洋, 豊田 健司, 弘海 政信, 小林 裕, 藤崎 俊浩, 太田 和広, 村瀬 恵正, 吉田 昭彦, 小芝 一臣, 髙木 啓
    千葉大学教育学部研究紀要 66(1) 199-203 2017年12月  
    [要約] スーパーサイエンスハイスクール事業の抱える課題の一つに評価がある。なぜなら,その特徴の一つに,「学習指導要領の枠に囚われない」ことが挙げられているように,学校間レベルでも,生徒間レベルでも,その学習活動が多種多様であり,一元的な評価を実施することが適切ではないからである。このような課題の下,群馬,茨城,埼玉,千葉のSSH担当者を中心とした我々は,ルーブリック評価に着目し,それぞれの授業に導入し,相互に検討を行ってきた。評価規準が明文化され,さらにその到達目標に至るまでの段階が示されるルーブリックによって,生徒は自身の学習活動の達成に向けて計画的に取り組むことができるというメリットが明らかとなった。また教員にとっても,ルーブリックを作成する段階で,互いの指導観を共有することができるという,学校経営上のメリットも明らかとなった。
  • 野村 純, 吉田 恭子, 山野 芳昭, 山下 修一, 鶴岡 義彦, 藤田 剛志, 小宮山 伴与志, 大嶌 竜午, アシャディアント サプト, 馬場 智子, 飯塚 正明, 板倉 嘉哉, 加藤 徹也, 木下 龍, 下永田 修二, 白川 健, 杉田 克生, 高木 啓, 辻 耕治, 林 英子, ホーン ベヴァリー, 大和 政秀, 米田 千恵
    科学教育研究 41(1) 141-149 2017年6月  査読有り
    <p>The TWINCLE program is a teacher internship program which aims to enhance mutual understanding of foreign cultures and to develop students' ability to succeed in overseas internships. In this study, reports written by students who participated in the program were analyzed by a text mining method to evaluate the changes in their ideas about the development and practice of the teaching materials. The results indicate that the students' attitudes towards science classes changed from 'simple lecture oriented classes' to 'problem-solving learning oriented classes'. Therefore, participating in the TWINCLE program is an effective way to change the students' image of the science class.</p>
  • 高木 啓, 安部 朋世, 小山 義徳, 藤川, 大祐
    千葉大学教育学部研究紀要 65 179-186 2017年3月  
    [要約] 授業研究において,「問い」には大きな役割を果たすものという位置が与えられてきた。問いの質を決定する要因は複数あるが,本研究においては,「真正性」に着目をして,考察を行った。「真正性」とは,教室における学習過程を,日常生活や社会に存在する真正の過程に近づけようとするものである。真正的学習環境論のなかで,代表的教材に挙げられるものに,アメリカで開発された「ジャスパー・ウッドバリーの冒険」がある。我々は,この教材をもとにして日本の中学校で実践を行った。その実践を分析することで,真正性が問いの質を規定するための条件になりうるかを検討した。
  • 小山 義徳, 高木 啓, 安部 朋世, 藤川 大祐
    千葉大学教育学部 研究紀要 64 195-203 2016年3月  
  • 深澤 広明, 中野 和光, 高木 啓
    広島大学大学院教育学研究科紀要 第三部 教育人間科学関連領域 (55) 45-51 2006年  
    This paper aimed to explore a new type lesson plan connecting learning objectives to long-term educational aims. To this aim, we examined the W.H.Peterßen's WPM model which is close to our idea. At first, we introduce the concept and theory of WPM model. Next, we introduce the examples of lesson plan, the examples of Grundschule and Hauptschule in another paper, and Realschule and Gymnasium in this paper. After these examination, we argued the educational meaning of WPM model.

MISC

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  • 髙木 啓, 吉田 茂孝, 樋口 裕介, 北川 剛司, 熊井 将太, 山岸 知幸
    教育学研究紀要 66(1) 263-273 2020年  
  • 村井 恵美子, 野村 純, 工藤 一浩, 飯塚 正明, 伊藤 葉子, 加藤 徹也, 小宮山 伴与志, 白川 健, 杉田 克生, 髙木 啓, 辻 耕治, 林 英子, 藤田 剛志, ホーン ベヴァリー, 山下 修一, 大和 政秀, 米田 千恵
    千葉大学教育学部研究紀要 67 179-183 2019年3月  
    [要約] 千葉大学は文部科学省大学教育再生加速プログラムAP の委託を受け「次世代才能スキップアップ」プログラム実施している。このプログラムは理系に強い千葉大学の特長を生かす理系グローバル人材養成力強化の取り組みである。高校生が大学の学びを体感する体系的科学実験「基礎力養成講座」,さらにやる気と能力がある高校生に向けた課題研究支援「G- スキッパー」,グローバル力養成のための国際研究発表会,留学生派遣事業よりなる。本稿では平成29年度の基礎力養成講座4コース( 健康・医療,総合科学,テクノロジー,園芸学) を受講した高校生の学びを分析し,高大接続プログラムとしての本取組みの効果を考察したものである。高校生が各講座受講後に書いたレポートの自由記述をテキストマイニング法により解析し,高校生の学びを検討した。この結果,次世代スキップアッププログラムでの学びは高校生に学問への興味を喚起するものであり,また大学での学びを意識させるものであったことが示唆された。
  • 芳賀 瑞希, 野村 純, 谷 恭子, 山野 芳昭, 大嶌 竜午, サプト アシャディアント, 馬場 智子, 飯塚 正明, 伊藤 葉子, 梅田 克樹, 加藤 徹也, 小宮山 伴与志, 下永田 修二, 白川 健, 杉田 克生, 髙木 啓, 辻 耕治, 土田 雄一, 林 英子, 藤田 剛志, ホーン ベヴァリー, 山下 修一, 大和 政秀, 米田 千恵
    千葉大学教育学部研究紀要 66(2) 133-137 2018年3月  
    [要約] ツインクルプログラムは日本とASEAN諸国での双方向型教員インターンシッププログラムとして平成24年から開始し,発展してきた。本報告では,プログラムの年度ごとの改変によりASEAN諸国の留学生の学びがどのように変化したかを,学生のレポートの記述をもとにテキストマイニングにより解析し,検討した。この結果,各年度とも「TWINCLE program」,「laboratory course work」,「culture」など,プログラムおよび活動内容を示す言葉がカテゴリとして抽出されるとともに,カテゴリ間の関係は年度を追ってシンプルになっていくことが示唆された。したがって,年度を追って活動内容が洗練されていったことが考えられた。一方で「laboratory course work」の実施方法などの課題も示され,今後の取組みに反映したい。
  • 芳賀 瑞希, 板倉 嘉哉, 加藤 徹也, 小宮山 伴与志, 下永田 修二, 白川 健, 杉田 克生, 高木 啓, 辻 耕治, 林 英子, ベヴァリー ホーン, 野村 純, 山下 修一, 大和 政秀, 米田 千恵, 藤田 剛志, 山野 芳昭, 伊藤 葉子, 大嶌 竜午, サプト アシャディアント, 馬場 智子, 飯塚 正明
    日本科学教育学会年会論文集 41 429-430 2017年  
    &lt;p&gt;平成26 年度に科学教育を主体とする交換留学プログラムツインクルに参加したASEAN 諸国の留学生の気づきと学びについて、アンケートの記述をテキストマイニングの手法により解析した。この結果、カテゴリとしてプログラム内容に関する単語とともにgood, learn という感想を示す単語、さらに culture, Japanese も同様に抽出され、学びと日本とに対する良い感情が表現されていた。また今後の進 路への影響に関する回答からは学生が日本と関連付けて、仕事を得ようとする姿勢が見られた。したがって本プログラム内容が、留学生にとって前向きに将来を考えるものとして機能している可能性が示唆された。&lt;/p&gt;
  • 吉田 恭子, 野村 純, 山野 芳昭, 大嶌 竜午, アシャディアント サプト, 馬場 智子, 山田 響子, 飯塚 正明, 板倉 嘉哉, 加藤 徹也, 木下 龍, 小宮山 伴与志, 下永田 修二, 白川 健, 杉田 克生, 髙木 啓, 辻 耕治, 鶴岡 義彦, 中澤 潤, 林 英子, 藤田 剛志, ホーン ベヴァリー, 山下 修一, 大和 政秀, 米田 千恵
    千葉大学教育学部研究紀要 64 97-102 2016年3月  

共同研究・競争的資金等の研究課題

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