研究者業績

佐藤 尚子

サトウ ナオコ  (Naoko Sato)

基本情報

所属
千葉大学 大学院国際学術研究院 元教授

J-GLOBAL ID
200901013824527612
researchmap会員ID
1000161256

経歴

 1

論文

 18
  • 田島ますみ, 松下達彦, 佐藤尚子, 橋本美香, 笹尾洋介
    中央学院大学「人間・自然論叢」 (55) 147-160 2023年9月  
  • 田島ますみ, 松下達彦, 佐藤尚子, 橋本美香, 笹尾洋介
    リメディアル教育研究 16(25) 145-159 2022年7月  査読有り
  • 松下達彦, 佐藤尚子, 笹尾洋介, 田島ますみ, 橋本美香
    日本語教育 (178) 139-153 2021年4月  査読有り
  • 松下達彦, 佐藤尚子, 笹尾洋介, 田島ますみ, 橋本美香
    専門日本語教育研究 (22) 25-32 2020年12月  査読有り
  • 佐藤尚子, 松下達彦, 笹尾洋介, 田島ますみ, 橋本美香
    千葉大学国際教養学研究 4(4) 55-65 2020年3月  査読有り
    type:text [要旨] 大学の講義や教科書には、専門用語のほかに、分野に関わらず学術的な文脈で用いられる学術共通語彙が高頻度で現れる。これらの学術共通語彙の理解は、日本の大学で学ぶ留学生には必須である。本稿では、日本語学術共通語彙テストを使用して、韓国で6か月の日本語予備教育を受けた韓国人学習者(日韓共同理工系学部留学生)(以下、日韓生)がどの程度学術共通語彙の知識を獲得し、理解しているかを、国立大学で学ぶ日本人学部生と比較し、報告する。調査の結果、日本人学部生は20,000語レベルまでの学術共通語彙はほぼ問題なく理解している。一方、日韓生は、韓国での予備教育終了時に、上位層は日本人学部生とほぼ同等に理解しているのに対して、下位層は日本人学部生の最低点との差が大きかった。学部入学後に日本人学部生と同様に授業を理解していくためには、日本での6か月の予備教育期間中に学術共通語彙を知り、理解できるように教育を行う必要がある。
  • 佐藤尚子, 松下達彦, 笹尾洋介, 田島ますみ, 橋本美香
    千葉大学国際教養学研究 (3) 37-43 2019年3月  査読有り
  • 田島ますみ, 佐藤尚子, 橋本美香, 松下達彦, 笹尾洋介
    人間・自然論叢 (45) 19-31 2018年2月  
  • 佐藤尚子, 田島ますみ, 橋本美香, 松下達彦, 笹尾洋介
    国際教養学研究 1(1) 15-25 2017年3月  査読有り
    [要旨] 本稿では、日本語母語話者・非母語話者を問わず、多様な日本語使用者の語彙サイズを測定するテストの開発と、そのテストを用いて測定した日本人大学1年次生の語彙サイズの測定結果について述べる。先行して開発された30,000語レベルの語彙サイズテストでは、弁別力に問題があった(田島ほか、2016)ため、50,000語レベルの語彙サイズテストを開発し、実施した。50,000語レベルのテストの結果、30,000語レベルと同様に高得点者が多かった。分析対象になった400名のうち、96.8%の学生は推計既知語数が30,000語レベルより上であり、74.5%が40,001語以上だった。今回の語彙サイズテストの結果からみれば、多くの日本人大学生の大学入学時の語彙サイズは40,000語前後と推計される。一方、一部に極端に語彙サイズが小さい学生がいることがわかった。また、頻度の低い語であっても、大学1年次生にとって日常生活等で接する機会が多い語、あるいは、漢字から意味が類推できる語の正答率が高い傾向が見られた。
  • 田島ますみ, 佐藤尚子, 橋本美香, 松下達彦, 笹尾洋介
    人間・自然論叢 (41) 3-20 2016年1月  
  • 阿部 響子, 吉羽 千裕, 佐藤 尚子
    国際教育 = International education (7) 69-83 2014年3月  
    千葉大学では、協定大学である中国・中央民族大学と共同で2013 年3月9日から16 日まで日本語教育学を専攻する人文社会科学研究科博士前期課程1年生2名を対象とした日本語教育専門家養成プログラムを実施した。教育実習における実習生の担当課は『综合日语Ⅰ』第15課であった。教育実習が行われる1年前より「日本語文法教育論」科目において初級日本語教科書の分析等を行い、準備を行った。教育実習期間は実習の他、日本語学科1年生および2年生の日本語科目の授業見学、実習生の企画による日本文化紹介、そして日本語学科の学生と交流を行った。実習前は、直接法による授業を行う事に対する不安もあったが、実習クラスの学生からは新鮮な教え方で学習項目の理解にも役立ったという肯定的な評価を得た。A specialist training program was conducted by Chiba University in collaborationwith Minzu University of China from 9th to 16th March, 2013 for two Chiba Universitymaster's course students who specialize in Japanese language education. During theteaching practice sessions the two teacher trainees were asked to teach Lesson 15 ofSōgō Nihongo I using the direct method to first year students at the Japanese LanguageDepartment at Minzu. Preparation for this program, which was part of master'scoursework in the theory of Japanese grammar education, took one year and includedthe analysis of Japanese language textbooks for beginners. Class observation, interactionwith local students, and introduction of Japanese culture complemented the teachingpractice. Teaching sessions received a positive class evaluation dispelling the trainees'earlier uncertainty about using the direct method.
  • 阿部 響子, 高 暎喜, 鄒 暁依, 孫 美那, ラッタナブリー ナンティヤー, 吉羽 千裕, 高 民定, 佐藤 尚子, 吉野 文
    国際教育 = International education (6) 79-97 2013年3月  
    本研究では、日本人構成員が外国人構成員より少数である理工系研究室を取り上げ、多言語多文化の環境にある研究室において、日本人構成員・外国人構成員が研究室をどう捉えているかその特徴を明らかにすることを目的とする。調査の結果、構成員の理解可能な言語やその言語能力に差はあるが大きな言語問題につながっていないことが明らかとなった。また、構成員の多様な言語的・文化的背景により研究室に多様性が生まれ、開放的な雰囲気を築いていた。
  • 佐藤尚子
    Journal CAJLE (12) 96-115 2011年5月  査読有り
  • 田島ますみ, 佐藤尚子, 深田淳, 玉岡賀津雄
    リメディアル教育研究 6(1) 39-46 2011年3月  査読有り
    The present study compared students' scores on their responses to an essay exam question in a content course with (a) three vocabulary-related objective indices and (b) holistic evaluations of the responses as Japanese compositions by Japanese language instructors. The results showed that the total number of morpheme tokens had the highest correlation with the course instructor's ratings. What this implies is the importance of expository skills to produce an extensive discussion using a large number of words. This, in turn, requires vocabulary skills, although in the context of L1 learning and instruction, vocabulary development has not been given much attention. It is suggested that we rethink the role of vocabulary instruction in Freshman Japanese courses, especially academic vocabulary development.
  • 佐藤 尚子, 吉野 文, 椎名 紀久子
    言語文化論叢 (2) 129-136 2008年3月  
    言語文化論叢 第2号 山岡捷利教授退職記念号
  • 吉野 文, 椎名 紀久子, 佐藤 尚子
    言語文化論叢 (2) 117-127 2008年3月  
    言語文化論叢 第2号 山岡捷利教授退職記念号
  • 至文堂『国文学 解釈と鑑賞』 平成14年1月号p88-94 2002年  
  • 至文堂『国文学解釈と鑑賞』 59(7) 85-92 1994年  
  • 至文堂 704 1990年  

MISC

 17

書籍等出版物

 13

講演・口頭発表等

 29

共同研究・競争的資金等の研究課題

 8