研究者業績

小山 義徳

オヤマ ヨシノリ  (Yoshinori OYAMA)

基本情報

所属
千葉大学 教育学部 教授
学位
博士(教育学)(東京大学)

J-GLOBAL ID
201301018994181880
researchmap会員ID
B000232546

受賞

 1

論文

 63
  • Mitsuo Nagane, Yoshinori Oyama, Fuminobu Tamalu, Naofumi Miwa
    Health Science Reports 6(6) 2023年6月5日  
    Abstract Background and Aims First‐year students encounter substantial stress when they enter university. Their mental health often depends upon how well they cope with the stress of university life. Salivary components are well known to reflect the stress status of the students; however, the relationship between salivary components and coping styles remains unknown. Methods In this study, 54 healthy first‐year students voluntarily completed a questionnaire that addressed three different coping styles: problem‐focused, emotion‐focused, and escape‐focused. We simultaneously collected salivary samples from students in the classroom and measured concentrations of salivary cortisol and α‐amylase by enzyme‐linked immunosorbent assays over 4 months. Results We examined the relationship between coping style and salivary cortisol concentrations and found that the mean salivary cortisol concentrations were significantly lower in students who had a higher Likert‐type score for the problem‐focused coping style than in students who had a lower score. The difference in the mean cortisol concentrations between the two groups increased over time. However, we observed no apparent correlation between α‐amylase concentrations and Likert scores of the three coping styles. Conclusion These results suggest that salivary cortisol concentrations might reflect the stress‐coping status, particularly involving the problem‐focused coping style.
  • 小山義徳, 桐島俊, 道田泰司, 田邊 純
    千葉大学教育学部研究紀要 71 301-309 2023年3月  筆頭著者
  • 小山 義徳, 桐島 俊, 田邊 純, 道田 泰司, 藤川 大祐, 生田 淳一, 高木 啓, 安部 朋世
    日本教育心理学会総会発表論文集 64 161 2022年  
  • 西垣 知佳子, 物井 尚子, 星野 由子, 橋本 修, 安部 朋世, 矢澤 真人, 佐藤 悦子, 石井 恭平, 大木 純一, 神谷 昇, 小山 義徳, 石井 雄隆
    小学校英語教育学会誌 21(01) 176-191 2021年3月20日  
    本研究では,児童が英語のきまりを帰納的に学ぶ際に用いたメタ言語を調査し,その結果から,小学校の外国語科(英語)と国語科の授業を有機的に連携させる方法を探究した。はじめに,児童が使用したメタ言語の分析結果から,国語で得た知識を英語の知識の理解に活用している児童がいること,英語のきまりを一般化して概念で捉えようとしている児童がいること,英語の文構造に関する気付きを引き出す際,英語とその逐語訳的な日本語訳の比較は有効であること等が確認された。続いて,全ての小学校の英語科検定教科書で扱われている活動を抽出した結果,文法に関する活動は,活動全体の1.4%(46 件/3,300 件)であり,また,全ての小学校の国語科検定教科書では,文型,主語・述語・修飾語,品詞に該当する概念が扱われており,これらは英語の学習に活用できる可能性があることが確認された。最後に,英語と国語の授業の連携の方法として,両言語において,文中の語のまとまりに注目させること,また,品詞に関わる概念を捉えるようにすることは有効であることが示唆された。
  • 小山 義徳, 安部 朋世, 高木 啓, 藤川 大祐, 桐島 俊, 道田 泰司
    日本教育心理学会総会発表論文集 63 247 2021年  
  • Mitsuo Nagane, Yoshinori Oyama, Rie Suge, Shu-Ichi Watanabe
    Biological Rhythm Research 51(4) 543-551 2020年5月18日  査読有り
  • 西垣 知佳子, 星野 由子, 安部 朋世, 神谷 昇, 小山 義徳, 石井 雄隆
    小学校英語教育学会誌 20(01) 367-382 2020年3月20日  
    <tt>データに基づいて判断・行動することをデータ駆動と呼び,この手法を英語教育に取り入れた学習方法を</tt>DDL<tt>(</tt>data-driven learning<tt>:データ駆動型学習,以下</tt>DDL<tt>)と呼ぶ。</tt>DDL <tt>では,学習者が多様な言語データ(コーパス)に触れ,英語の規則に気づいてそれを学ぶ。本研究では,国内外で授業実践が広がるなか,初等教育段階での実践が進んでいない</tt>DDL <tt>に着目し,小学生のためのデータ駆動型英語学習支援サイト(以下</tt>DDL <tt>支援サイト)を開発し,公開した。本支援サイトでは,学習する文法項目を</tt>CAN-DO <tt>の形で示しているため,児童は英語を使う実際の場面と英語の文構造を結び付けて学べる。また,主語の種類,動詞の種類,文の種類で検索条件を絞り込んで英文を調べることができる。授業においては,意味伝達を重視する暗示的指導に,</tt>DDL <tt>による明示的指導を組み合わせることで,児童の注意を英語の文構造に向けさせ,気づきを引き出すことができる。公開された</tt>DDL <tt>支援サイトは,小学生が使いやすいユーザーフレンドリーな検索ツールを搭載していること,小学生に適したレベルの語彙と文法項目を扱っていることが確認された。また,本</tt>DDL <tt>支援サイトは,平成 </tt>29 <tt>年告示の『小学校学習指導要領』に対応しており,コンピュータやタブレット型端末でアクセスして,誰でも,自由に,無料で利用できる。</tt>
  • 髙木 啓, 石浜 健吾, 藤田 有紀, 古林 智美, 小山 義徳, 安部 朋世, 藤川 大祐
    千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University 68 117-121 2020年3月1日  
    type:text [要約]真正的学習に関する既存の研究は,学習課題を対象にしたものが多く見られる。パフォーマンス課題や真正的課題といった表現で評価のあり方とともに論じられてきた。筆者らも,本連携研究においてこれまで,学習課題を真正なものに近づける方途について研究を進めてきた。開発した課題を実際に子どもたちに取り組ませたところ,取り組める子どもからは肯定的評価を得られた一方で,どこから手をつければ良いのか見当もつかない子どもも散見された。真正な課題を解くことのできるようにするためには,どのような指導が必要なのか。本論文では,真正な課題を与えるのみならず,真正な課題を用いた授業を開発し,実践を行った。 [SUMMARY]There are a lot of studies about authentic learning, most of which focus on learning tasks. They have discussed evaluation from the perspective of “performance task” and “authentic assessment”. We also have studied how to make learning tasks more authentic in this collaborative study. When children faced the task which we developed, some children gave it positive feedback, but others did not know how to start it. To be able to solve authentic tasks, what kind of guidance is needed? In this paper, we not only prepared authentic tasks, but we also developed the lesson practice using those tasks.
  • 大嶌 竜午, 加藤 徹也, 小山 義徳, 梅田 克樹, 澤邉 正人, 大和 政秀, 辻 耕治
    千葉大学教育学部研究紀要 68 185-196 2020年3月  
  • 西垣 知佳子, 星野 由子, 安部 朋世, 神谷 昇, 小山 義徳, 石井 雄隆
    小学校英語教育学会誌 20(1) 367-382 2020年3月  査読有り
  • 小山 義徳
    教育心理学年報 59 28-42 2020年3月  査読有り招待有り筆頭著者
  • 西垣 知佳子, 中條 清美, 神谷 昇, 小山 義徳, 安部 朋世, 物井 尚子, 横田 梓
    英語学論説資料 第51号(2017年分) 第6分冊(英語教育) 51 156-160 2019年6月30日  査読有り招待有り
  • 西垣 知佳子, 大木 純一, 小山 義徳, 神谷 昇, 石井 雄隆, 安部 朋世, 物井 尚子, ホーン・ベバリー
    英語学論説資料収録論文一覧 第51号(2017年分) (51) 161-166 2019年6月30日  査読有り招待有り
  • 安部 朋世, 藤川 大祐, 髙木 啓, 小山 義徳, 湊 康志, 石井 桃子, 蜂巣 桂
    千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University 67 245-249 2019年3月1日  
    type:text [要約] 本研究は,帰国子女を中心とした児童・生徒を対象として,語彙力の実態を把握するための調査を実施し,帰国子女児童・生徒の語彙力の特徴について,以下の2点を明らかにした。[1] 同学年である一般児童より帰国子女児童のほうが,理解度が有意に低い語が見られ,それらの語に「コロケーションの理解が必要な語」等の特徴が見られることを指摘した。[2] 帰国子女児童・生徒が外来語を使わない傾向は,今回の調査では認められなかった。一方で,帰国児童・生徒と一般児童との間に,「同じ理解度の語について,他の語との関係性(類義関係)を捉えているかに違いが見られる」ことを指摘した。 [SUMMARY] This study examined the situation regarding the vocabulary of Japanese schoolchildren who had returned to Japan from overseas (returning students), clarifying the following two characteristics of their vocabulary ability: (1) Regarding differences in the degree of understanding of words between returning students and regular students, returning students showed a significantly lower degree of understanding of some words than that showed by regular students in the same grade. In addition, these words tended to be characterized by their requirement for understanding of collocations. (2) Regarding the tendency for returning students not to use loanwords, no significant differences were observed between the two groups; however, the results suggested the possibility that in the case of words where the degree of understanding was the same, there may be differences in whether students grasp the relationship of these words with other words (synonymity).
  • 西垣知佳子, 安部朋世, 物井尚子, 神谷昇, 小山義徳
    『JES Journal』, 小学校英語教育学会 19(19) 194-209 2019年3月  査読有り
    次期『小学校学習指導要領(平成 29 年度告示)』のもと 2020 年 4 月より,教科としての小学校外国語科が始まり,英語の文字,語彙,表現,文構造,言語の働き等についての知識の理解が求められるようになる(文部科学省,2017a)。このような学習指導の内容の高度化に対応すべく,本研究では,小学 6年生が英語の文法規則を帰納的に学ぶ際に用いるメタ言語を収集し,「文法用語の活用」という視点から,児童がどのようなメタ言語能力を有しているか,その一端を調査した。また,協働学習を とおして児童が言語に対する思考をどのように深めているのか,その様子についても調査した。調査 の結果,児童が小学校の国語科で身につけた知識を英語の学習に活用したり,適合させたりしながら, 言語の規則を学んでいる様子が確認できた。一方,授業での国語と英語の文法用語には使われ方に差 異があり,児童の中には,両者の知識が混在している者も見受けられた。これらの分析結果を踏まえ, 小学校における外国語科と国語科の連携について考察を加える。
  • 西垣知佳子, 横田梓, 神谷昇, 安部朋世, 小山義徳
    日本英語教育学会・日本教育言語学会 2018年度版 59-66 2019年3月  査読有り
  • 小山 義徳
    教育システム情報学会誌 36(1) 17-27 2019年1月  査読有り
  • 神谷昇, 西垣知佳子, 安部朋世, 小山義徳, 物井尚子
    『英語授業研究学会紀要』 27号(27) 3-15 2018年12月  査読有り
  • 安部朋世, 神谷昇, 小山義徳, 西垣知佳子
    千葉大学教育学部研究紀要 66(2) 59-64 2018年3月  
    type:text [要約] 本研究グループでは,英語の語彙・文法指導のひとつの方法として,「データ駆動型学習 (Data-Driven Learning:DDL)」の有効性について,継続して調査・研究を行っている。本稿は,DDL教材・指導法開発のための基礎的データを収集するために,学校英文法と学校国文法が既修である大学生に対して,英語と国語それぞれの品詞に関する理解度調査を行った結果を報告し,学校英文法と国語科文法学習の双方の影響と連携の可能性について検討する。具体的には,大学1年生を対象に調査を行い,その結果から,[ 1 ] 日本語文法と英文法の知識をどの程度正しく身に付けているか,[ 2 ] 日本語と英語の品詞によって理解の程度に差はあるか,[ 3 ] 日本語文法の知識から英語文法の知識に,どのような転移が見られるか,[ 4 ]英語文法の知識から日本語文法の知識に,どのような転移が見られるか,について実態を明らかにする。
  • 小山義徳、中山 晃
    大学教育実践ジャーナル (16) 31-40 2018年3月  
  • Yoshinori Oyama, Emmanuel Manalo, Yoshihide Nakatani
    Thinking Skills and Creativity 2018年  査読有り
    This study proposed and examined empirical evidence for the Hemingway effect, which is that motivation to complete a task that a person has previously failed to complete would be higher the closer that person perceives he/she was in finishing that task. In Study 1, 260 undergraduate students were asked to copy newspaper text, but they were interrupted in the process so that the majority failed to complete the task. When their reported motivation to re-engage in the task to complete or continue it was analyzed, the results revealed that those who had fewer remaining text to copy were significantly higher in such motivation compared to those with more text remaining or even those who were able to finish the task – thus, confirming the occurrence of the Hemingway effect. In Study 2, 131 undergraduate students were administered a short writing task that was either structured or unstructured. Again, they were interrupted so that the majority were not able to finish writing. The results revealed that only the participants given the structured task evidenced the Hemingway effect. This finding suggests that a necessary condition for the effect to manifest is being able to adequately gauge what more needs to be done to complete an unfinished task (which the presence of structure facilitated). In sum, the findings of this study indicate that under certain conditions, failure to finish a task can have beneficial effects on motivation to persist and continue the task. Implications for practice – particularly in educational contexts – are discussed.
  • 西垣 知佳子, 大木 純一, 小山 義徳, 神谷 昇, 石井 雄隆, 安部 朋世, 物井 尚子, ホーン・ベバリー, 中條 清美
    千葉大学教育学部研究紀要 66(1) 211-220 2017年12月  
    [要約] 2020年より,小学5・6年生において外国語(英語)は教科となり,授業時間は年間70単位時間(週2コマに相当)となる。今後の小学校の英語授業においては「コミュニケーション能力の育成」に重点をおきつつ,「文法能力の育成」にも目を向けた指導が求められている。本研究グループは,中学校・高校の英語授業に,これまでにない新しい発想の文法指導の方法として,「データ駆動型学習」(Data-Driven Learning:以下,DDL)を提案してきた。DDLは,コミュニケーション能力の育成を中心に据えた英語授業の中でも活用可能な文法の指導手法で,学習者が文法規則を自ら発見し,探求しながら英文法を学ぶことができる学習法である。本稿では,これまでに筆者らが中学生・高校生に実施してきたDDL実践の成果を踏まえ,小学生に英文法の指導を試みたDDL実践の成果を報告する。また,今後のDDL普及に資する,ICT活用型のDDLのための「DDL学習指導支援サイト」の開設準備状況を報告する。
  • 岩田美保, 大芦 治, 樽木 靖夫, 小山 義徳
    千葉大学教育学部研究紀要 66(1) 59-64 2017年12月  
  • 安部 朋世, 神谷 昇, 西垣 千佳子, 小山 義徳
    千葉大学教育学部研究紀要 65 209-214 2017年3月  
  • 高木 啓, 安部 朋世, 小山 義徳, 藤川, 大祐
    千葉大学教育学部研究紀要 65 179-186 2017年3月  
    [要約] 授業研究において,「問い」には大きな役割を果たすものという位置が与えられてきた。問いの質を決定する要因は複数あるが,本研究においては,「真正性」に着目をして,考察を行った。「真正性」とは,教室における学習過程を,日常生活や社会に存在する真正の過程に近づけようとするものである。真正的学習環境論のなかで,代表的教材に挙げられるものに,アメリカで開発された「ジャスパー・ウッドバリーの冒険」がある。我々は,この教材をもとにして日本の中学校で実践を行った。その実践を分析することで,真正性が問いの質を規定するための条件になりうるかを検討した。
  • 西垣知佳子, 中條 清美, 神谷 昇, 小山 義徳, 安部 朋世, 物井 尚子, 横田 梓
    千葉大学教育学部研究紀要 65 365-373 2017年3月  
  • 神谷 昇, 西垣知佳子, 安部 朋世, 小山 義徳
    千葉大学教育学部研究紀要 65 355-364 2017年3月  
  • 小山義徳, 高橋憲史, 西垣知佳子, 神谷昇, 安部朋世
    日本英語教育学会紀要 2016年度版 11-16 2017年3月  
  • 西垣 知佳子, 中條 清美, 小山義徳, 神谷 昇, 安倍 朋世
    千葉大学教育学部 研究紀要 64 349-355 2016年3月  
  • 神谷 昇, 西垣 知佳子, 小山 義徳
    千葉大学教育学部 研究紀要 64 301-308 2016年3月  
  • 小山 義徳, 高木 啓, 安部 朋世, 藤川 大祐
    千葉大学教育学部 研究紀要 64 195-203 2016年3月  
  • 西垣知佳子, 小山義徳, 神谷昇, 尾崎さおり, 西坂高志, 横田梓
    英語授業研究学会 24 49-63 2015年11月  査読有り
  • 西垣知佳子, 横田 梓, 小山 義徳, 神谷 昇, 中條清美
    千葉大学教育学部研究紀要 63 287-294 2015年3月  
    「データ駆動型学習」(Data-Driven Learning:DDL)は言語データベースと検索用アプリケーションソフトを使って行われる外国語学習法である。学習者の気づきを引き出すDDLは,帰納的に考えさせる特長が認められ,近年注目をされている。本研究では,中学3年生に対して,教材を紙に印刷して行うペーパー版DDLと,タブレットPCを使うタブレット版DDLを行った。タブレット版DDLの検索用ソフトには無料で使えるAntPConcを使い,言語データには学習者の英語力に適した英文を精選して使った。指導実践には処置群(DDL群)20名と対照群(従来型群)21名が参加した。授業では,「インプット⇒インテイク⇒統合化⇒アウトプット」という言語習得のプロセスの中の「インプットからインテイクへの橋渡し」に,DDL群ではDDLを活用し,従来型群では教師が教える演繹的方法を用いて文法指導をした。指導は全12回で,DDL群,従来型群ともに授業時間のおよそ20分を使って文法指導とその後に続く口頭練習を行った。指導の効果は,文構造気づきテストと質問紙調査を使って検証した。気づきテストの結果から,文構造の違いを発見する問題で,DDL群が従来型群に比べてより多くのことに気づいたことから,DDLをとおして学習者に言葉を観察する眼が育っていたことが確認された。また質問紙調査の結果からはタブレット版DDLが好意的に受け入れられていたことが確認された。本研究は,科学研究費補助金基盤C(25370618)および科学研究費補助金奨励研究(26908052)の支援を受けて行われました。
  • 垣知佳子, 小山 義徳, 神谷 昇, 横田 梓, 坂 高志
    KATE Journal 29 113-126 2015年3月  査読有り
  • 垣知佳子, 中條清美, 神谷 昇, 小山 義徳, 横田 梓
    電子情報通信学会技術研究報告. 思考と言語 2015年2月  
  • たなか よしこ, 野崎 浩成, 小山 義徳, 河住 有希子
    日本教育心理学会総会発表論文集 57 62-63 2015年  
  • 小山 義徳
    学習方略研究における理論と実践の新たな展開―学習方略プロジェクトH25 年度の研究成果― 14-18 2014年10月  
  • たなか よしこ, 小山 義徳, 河住 有希子, 山口 幸太, 野崎 浩成
    日本教育心理学会総会発表論文集 56 130-131 2014年  
  • 深谷 達史, 小山 義徳
    読書科学 55(4) 115-126 2013年9月  査読有り
  • 小山 義徳, 宮下 勉, 金指 伸彦, 浅井 照雄, 田中 瑞人, 箕輪 貴, 山内 祐平
    教育メディア研究 19(2) 25-35 2013年3月  査読有り
    小学校英語学習用タブレット型端末教材を製作し,教材の使用が小学校5・6年生の児童の英語の学習と印象に与える影響を検討した.小学生51名を小学校英語に関する放送番組を視聴する群(25名)と,番組の視聴とタブレット型端末を使用する併用群(26名)に分けた.そして,TV 視聴後にタブレット型端末を利用した英語学習を行うことが,英語の学力と印象の変化に影響するのか検討した.その結果,英語の学力を測定した5つの課題のうち,3つの課題において併用群の学力が,放送番組のみで英語を学習した群よりも向上し, タブレット型端末教材の使用と番組の視聴を併用する学習の有効性が示された.また,併用群と,放送番組のみで学習した群の両群において,「英語が好き」などの英語の一般的な印象と,「英語を聞くこと」,「外国の文化の印象」の3つにおいてプレ・ポストテスト間で印象が向上し統計的に有意な差が認められた.
  • たなか よしこ, 馬場 眞知子, 野崎 浩成, 河住 有希子, 小山 義徳
    日本教育心理学会総会発表論文集 55 S140-S141 2013年  
  • 小山 義徳
    「学び方の上手な学習者を育てるために―学習方略プロジェクトH23 年度の研究成果 15-22 2012年8月  
  • 小山 義徳
    認知科学 = Cognitive studies : bulletin of the Japanese Cognitive Science Society 18(4) 559-568 2011年12月  査読有り
    This study examined relation between English listening, working memory capacity and serial information processing skill. English passages were presented word by word to Japanese university students (N=22) to measure serial information processing skill, and to examine its role in English listening comprehension in relation to working memory capacity. The result of this study showed that even learners with high capacity of working memory perform poorly on listening comprehension test, if they have low serial information processing skill. Working memory capacity measured by the reading span test is not a good predictor of L2 listening comprehension, and found that the participants' serial information processing skill is a possible variable that influences L2 listening comprehension. This study showed the need for continued investigation on L2 listening comprehension from the perspective of serial information processing.
  • 小山 義徳
    心理学研究 82(2) 150-157 2011年3月  査読有り
    The present study examined Japanese university students' processing time for English subject and object relative clauses in relation to their English listening proficiency. In Analysis 1, the relation between English listening proficiency and reading span test scores was analyzed. The results showed that the high and low listening comprehension groups' reading span test scores do not differ. Analysis 2 investigated English listening proficiency and processing time for sentences with subject and object relative clauses. The results showed that reading the relative clause ending and the main verb section of a sentence with an object relative clause (such as "attacked" and "admitted" in the sentence "The reporter that the senator attacked admitted the error") takes less time for learners with high English listening scores than for learners with low English listening scores. In Analysis 3, English listening proficiency and comprehension accuracy for sentences with subject and object relative clauses were examined. The results showed no significant difference in comprehension accuracy between the high and low listening-comprehension groups. These results indicate that processing time for English relative clauses is related to the cognitive processes involved in listening comprehension, which requires immediate processing of syntactically complex audio information.
  • 野崎 浩成, 田中 佳子, 多鹿 秀継, 小山 義徳
    日本教育心理学会総会発表論文集 53 342-342 2011年  

MISC

 8

書籍等出版物

 7

講演・口頭発表等

 41

共同研究・競争的資金等の研究課題

 11

社会貢献活動

 15

メディア報道

 9