大学院理学研究院

泉 康雄

イズミ ヤスオ  (Yasuo Izumi)

基本情報

所属
千葉大学 大学院理学研究院 教授
学位
修士(理学)(東京大学)
博士(理学)(東京大学)

通称等の別名
やす
研究者番号
50251666
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0001-8366-1864
J-GLOBAL ID
200901023797474612
researchmap会員ID
1000161797

外部リンク

千葉市在住

【趣味】 ジョギング、音楽、持続可能社会への取組み


論文

 125

MISC

 269
  • 泉 康雄
    千葉大学サステナビリティレポート2023 19-19 2023年9月30日  招待有り筆頭著者最終著者責任著者
  • Rento Ishii, Tomoki Oyumi, Yasuo Izumi
    Photon Factory Activity Report 2022 40 2021G546 2023年  最終著者責任著者
  • Tomoki Oyumi, Rento Ishii, Yasuo Izumi
    Photon Factory Activity Report 2022 40 2022G527 2023年  最終著者責任著者
  • 大弓知輝, 山本直弥, 原 慶輔, 泉 康雄
    クリーンエネルギー 32(1) 7-10 2023年1月  最終著者責任著者
  • 泉 康雄
    Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan 29(11) 390-396 2022年11月1日  査読有り招待有り筆頭著者最終著者責任著者
    カーボンニュートラル(carbon neutral)という言葉は,現在では学校や新聞,週刊誌で見聞きする一般用語となっている.カーボンニュートラルに基づくCO2削減目標は,持続可能開発目標(sustainable development goals, SDGs)と言える.このSDGsという略語も流行語となっており,これまた一般用語となりつつある. CO2と材料とは密接に関係するように思うが,本稿では材料の中で光触媒を取りあげる.光触媒には光に応答する錯体や無機半導体を基にするものが知られているが,本稿ではいわゆる材料と関連の深い,無機半導体を中心に述べる. 化石燃料の燃焼で生成したCO2を,再生可能エネルギーを用いて燃料に戻すことができれば,CO2の排出と吸収を等しくするカーボンニュートラルサイクルを実現することができる.光エネルギーは,太陽光発電に代表されるように再生可能エネルギーとして大いに期待されており,筆者の研究室では光触媒を用いてCO2を燃料に戻すことを目指した.

書籍等出版物

 9
  • 泉 康雄 (担当:分担執筆, 範囲:ニッケル光触媒を用いた二酸化炭素のメタンへの還元)
    シーエムシー出版 2023年10月
  • 泉 康雄 (担当:分担執筆, 範囲:ニッケル光触媒を用いた二酸化炭素のメタンへの転換技術)
    技術情報協会 2023年7月
  • 泉 康雄 (担当:共著, 範囲:ニッケル光触媒を用いた二酸化炭素のメタンへの還元)
    エヌ・ティー・エス 2022年5月30日
    持続可能社会へのシフトが、机上の議論から、現実のわれわれの生産や生活の場での課題として真剣に検討されるようになってきた。人類がエネルギーを得るために化石燃料の燃焼することで生じたCO2を、再生可能エネルギーを用いて燃料に戻すことができれば、CO2の排出と吸収を等しくするカーボンニュートラル・サイクルを実現することができる。 再生可能エネルギーとして風力・波力・地熱・バイオマス・太陽光が研究・開発されているが、突出して大きいエネルギー量が得られる見込みの再生可能エネルギー源がある訳ではない。様々なエネルギー源を有効活用して併用することで、2030〜2040年の持続可能社会に臨むべきである。候補の内、1時間当りに地球に届く太陽光エネルギーは、人類が1年間で消費する全エネルギーに相当する膨大なものであるため、光エネルギーは、太陽光発電に代表されるように再生可能エネルギーとして大いに期待されている。しかし、光エネルギーを効率よく利用する方法を見つけることが喫緊の課題になっている。 この「CO2光燃料化」の重要性はすでに広く認識されているものの、CO2は熱力学的に安定な分子であるために、分解して燃料の分子へと変換することは容易ではない。また、持続可能性の観点からは、CO2光燃料化を比較的安価で、余分なエネルギーを要することなく進められる素材を選ぶことが重要である。持続可能・カーボンニュートラルと言えるようになるには、さらにCO2光燃料化反応が失活することなく定常的に進むことが求められる。 このような背景のもと、筆者らは銀ナノ結晶と酸化ジルコニウム(ZrO2)から成る光触媒を用いて、CO2から化学原料となる一酸化炭素(CO)を得ることを報告した。この知見を基に、今回CO2を光エネルギーにより燃料にまで変換できる光触媒を検討した。
  • 泉 康雄 (担当:共著, 範囲:CO2の光燃料化と光燃料電池への応用)
    シーエムシー出版 2020年7月31日
    持続可能なエネルギー源を利用してCO2を燃料に変換できれば、持続可能社会でのカーボン・ニュートラル・サイクルを完成させることができる1,2)。再生可能エネルギーの中で、特に光エネルギーは莫大であり、地球に届く太陽光エネルギー1時間分が地球上で人類が使用するエネルギー1年分に相当する1)ことから、光エネルギー源の活用法が広く研究・開発されている。そうした、いわゆる「光燃料」をCO2から得るには、吸熱が必要で不利な反応を進める必要があるため、そのための光触媒の研究・開発が広く行われている1,2)。本章ではまず、CO2光燃料化のための触媒開拓・その作用機構を調べるための筆者らのアプローチについて述べる。さらに、CO2光燃料化技術を光燃料電池に適用する3)、あるいは光燃料電池4,5)と組み合わせる可能性について考える。
  • 泉 康雄 (担当:分担執筆, 範囲:両極に光触媒を用い水を媒質とする太陽電池技術)
    S&T出版 2016年9月

講演・口頭発表等

 286

担当経験のある科目(授業)

 14

共同研究・競争的資金等の研究課題

 47

産業財産権

 12

その他

 6