研究者業績

三森 寧子

ミツモリ ヤスコ  (Yasuko Mitsumori)

基本情報

所属
千葉大学 教育学部 准教授
学位
看護学修士(聖路加看護大学大学院)
教育学修士(千葉大学大学院)

J-GLOBAL ID
201501035676791004
researchmap会員ID
B000243860

外部リンク

地域看護学・公衆衛生看護学
学校保健・養護教諭養成教育

学歴

 3

論文

 38

MISC

 78
  • 廣金 和枝, 三森 寧子
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 10回 124-124 2022年1月  
  • 浦口 真奈美, 三森 寧子
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 10回 176-176 2022年1月  
  • 廣金 和枝, 岡本 玲子, 三森 寧子, 高田 恵美子
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 9回 165-165 2020年12月  
  • 宮崎紀枝, 大森純子, 酒井太一, 田口敦子, 三森寧子, 三笠幸恵, 矢野しのぶ
    日本公衆衛生看護学会誌(Web) 9(3) 2020年  
  • 麻原 きよみ, 佐伯 和子, 大森 純子, 永田 智子, 鵜飼 修, 嶋津 多恵子, 梅田 麻希, 小林 真朝, 三森 寧子, 川崎 千恵, 永井 智子, 米倉 佑貴, 江川 優子, 遠藤 直子, 小西 美香子, 佐川 きよみ
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 8回 129-129 2020年1月  
  • 永井 智子, 米倉 佑貴, 梅田 麻希, 麻原 きよみ, 川崎 千恵, 小林 真朝, 嶋津 多恵子, 遠藤 直子, 大森 純子, 三森 寧子, 江川 優子, 永田 智子, 佐伯 和子, 佐川 きよみ, 小西 美香子
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 8回 130-130 2020年1月  
  • 三森 寧子, 小林 真朝, 嶋津 多恵子, 佐伯 和子, 川崎 千恵, 大森 純子, 永井 智子, 江川 優子, 永田 智子, 麻原 きよみ, 梅田 麻希, 米倉 佑貴, 遠藤 直子, 佐川 きよみ, 小西 美香子
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 8回 130-130 2020年1月  
  • 小林 真朝, 永井 智子, 江川 優子, 三森 寧子, 佐川 きよみ, 小西 美香子, 遠藤 直子, 大森 純子, 嶋津 多恵子, 梅田 麻希, 川崎 千恵, 佐伯 和子, 永田 智子, 米倉 佑貴, 麻原 きよみ
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 8回 131-131 2020年1月  
  • 山本 充, 三森 寧子
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 8回 133-133 2020年1月  
  • 大森 純子, 田口 敦子, 安齋 ひとみ, 三森 寧子, 小野 若菜子, 小林 真朝, 宮崎 紀枝, 今村 晴彦, 酒井 太一, 齋藤 美華, 森田 誠子, 中野 久美子
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 8回 135-135 2020年1月  
  • 今村 晴彦, 酒井 太一, 田口 敦子, 三森 寧子, 小野 若菜子, 小林 真朝, 宮崎 紀枝, 齋藤 美華, 森田 誠子, 中野 久美子, 安齋 ひとみ, 大森 純子
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 8回 135-135 2020年1月  
  • 小野 若菜子, 齋藤 美華, 田口 敦子, 三森 寧子, 今村 晴彦, 酒井 太一, 小林 真朝, 宮崎 紀枝, 森田 誠子, 中野 久美子, 安齋 ひとみ, 大森 純子
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 8回 136-136 2020年1月  
  • 廣金 和枝, 三森 寧子
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 8回 187-187 2020年1月  
  • 安田 由美, 三森 寧子
    日本公衆衛生看護学会学術集会講演集 8回 202-202 2020年1月  
  • 永井 智子, 米倉 佑貴, 梅田 麻希, 麻原 きよみ, 川崎 千恵, 小林 真朝, 嶋津 多恵子, 遠藤 直子, 大森 純子, 三森 寧子, 江川 優子, 永田 智子, 佐伯 和子, 佐川 きよみ, 小西 美香子
    日本公衆衛生学会総会抄録集 78回 535-535 2019年10月  
  • 三森 寧子
    聖路加国際大学紀要 5 14-21 2019年3月  
    本研究では、看護大学における養護教諭養成教育で得た学びについて明らかにすることを目的とした。研究参加の同意を得られた11名の本学卒業生である現職養護教諭を対象にフォーカスグループインタビューを行った。学びは、形態機能学や看護実習等[看護教育からの学び]、養護教諭の講話や演習等[養護教諭養成教育からの学び]、グループワークによる学習方法等[大学全体を通した学び]に分類できた。一方、学びたかったことは、[教員として必要な知識]、[学校組織のこと]、[養護教諭として働く上で必要な知識と技術]に分類できた。結果より、看護大学は、医療に関する知識や技術、個に寄り添うケアが身につき、学校現場を想定した演習の意義が大きいことと教育職としての知識や態度、養護教諭としての実践的な学びについて不足しているという課題が明らかとなった。看護教育を活かしながら養護教諭養成教育の充実を図る必要性が示唆された。(著者抄録)
  • 三森 寧子
    聖路加国際大学紀要 5 57-62 2019年3月  
    養護教諭養成課程における「養護概説」の授業改善の試みとして、アクティブラーニングの一環であるルーブリックを用いた評価の実際と、ルーブリックによる学生同士のピア評価の学習効果についての報告である。ルーブリックによる評価の実際は、5段階評価の5をつける学生が多く、あらかじめ他者を評価することについて学ぶ必要性が示唆された。ルーブリックを用いたピア評価に対する学生の反応は良好であり、[今後の学習活動の発展]と[自己効力感の高まり]という効果が得られていた。ピア評価についても、【視野が拡がる】、【お互いを高め合える】など、1人だけではなく他者と学び合う姿勢が養われていた。以上より、ルーブリックを用いたピア評価を導入することは、学習者において主体的に学習に取り組むきっかけになる可能性が示された。今後も継続して取り組み、アクティブラーニング型授業の実践の確立に向けて検討していきたい。(著者抄録)
  • 三森 寧子
    聖路加国際大学紀要 5 14-21 2019年3月  
  • 福冨 理佳, 西垣 佳織, 沢口 恵, 三森 寧子, 山本 光映, 小林 京子
    聖路加国際大学紀要 5 111-115 2019年3月  
  • 永井智子, 梅田麻希, 米倉佑貴, 川崎千恵, 嶋津多恵子, 遠藤直子, 三森寧子, 江川優子, 小林真朝, 佐伯和子, 大森純子, 永田智子, 佐川きよみ, 小西美香子, 麻原きよみ
    日本公衆衛生看護学会抄録集 第7回 2019年1月  査読有り
  • 嶋津多恵子, 梅田麻希, 米倉佑貴, 川崎千恵, 遠藤直子, 永井智子, 三森寧子, 江川優子, 小林真朝, 佐伯和子, 大森純子, 永田智子, 佐川きよみ, 小西美香子, 麻原きよみ
    日本公衆衛生看護学会抄録集 第7回 2019年1月  査読有り
  • 永井 智子, 梅田 麻希, 麻原 きよみ, 三森 寧子, 遠藤 直子, 江川 優子, 小林 真朝, 佐伯 和子, 大森 純子, 嶋津 多恵子, 川崎 千恵, 永田 智子, 佐川 きよみ, 小西 美香子
    日本公衆衛生学会総会抄録集 77回 542-542 2018年10月  
  • 三森 寧子, 麻原 きよみ, 小西 恵美子, 川崎 千恵, 梅田 麻希, 小野 若菜子, 小林 真朝, 永井 智子
    日本放射線看護学会学術集会講演集 7回 110-110 2018年8月  
  • 江川 優子, 麻原 きよみ, 小西 恵美子, 川崎 千恵, 三森 寧子, 永井 智子, 梅田 麻希, 小野 若菜子, 小林 真朝
    日本放射線看護学会学術集会講演集 7回 111-111 2018年8月  
  • 三森 寧子
    聖路加国際大学紀要 4 109-112 2018年3月  
    日本における養護教諭養成教育を行っている看護系大学78校の開講状況について明らかにすることを目的として,各養成校のホームページを調査した。近年,看護系大学は看護師国家試験受験資格のみ取得できる養成校が多く,資格取得のためにも養護教諭養成教育のニーズは高いと考えられた。しかし,看護学教育がメインのカリキュラムのなかで養成されているために,開講されている養護に関する専門科目が少ないこと,学校現場における実習の機会も医療現場での実習に比べて少ないことがわかった。このことは,学生自身の教育職であるという自覚の低さや養護教諭としての質の担保の難しさに繋がり,看護系大学の養護教諭養成教育全体における課題であると考えられた。(著者抄録)
  • 小林 真朝, 麻原 きよみ, 大森 純子, 宮崎 美砂子, 宮崎 紀枝, 安齋 由貴子, 小野 若菜子, 三森 寧子
    日本公衆衛生雑誌 65(1) 25-33 2018年1月  
    目的 公衆衛生看護の倫理に関するモデルカリキュラム・教育方法・教材開発のために、全国の保健師養成機関における倫理教育に関する実態を把握することを目的とした。方法 全国の保健師養成機関(専修学校(1年課程の保健師養成所、4年課程の保健看護統合カリキュラム校)、短大専攻科、大学)229校に質問紙を送付し、公衆衛生看護教育を担当する教員に回答を求めた。質問紙の内容は、回答者および所属機関の属性や保健師資格教育の形態のほか、公衆衛生看護の倫理の独立・関連科目の有無と導入予定、公衆衛生看護以外の倫理科目、公衆衛生看護の倫理を学ぶことの重要性や望ましい対象など、担当できる教員の有無やその研修の必要性、教育にあたって必要な資源、公衆衛生看護の倫理として扱う内容などを尋ねた。回答は変数ごとの記述統計量を算出するとともに、自由記載の内容分析を行った。結果 全国の保健師養成機関に質問紙を送付し、89校(回収率38.9%)から回答を得た。保健師養成機関の内訳は大学78.7%、短大専攻科4.5%、専修学校9%であった。公衆衛生看護の倫理の独立科目はなく、9割近くは導入予定もなかった。42.7%が科目の一部で公衆衛生看護倫理を扱っていた。公衆衛生看護倫理を学ぶ重要性については「非常に重要・ある程度重要」を合わせて9割であった。58.4%が保健師教育において公衆衛生看護の倫理に関する授業を必須化する必要があると回答したが、倫理教育を担当する教員については4割以上が「いない」と回答した。教員の研修は8割以上が必要と答え、必要な研修形態は「専門職団体や学会などによる学外研修」が8割と最も多かった。必ず行う必要があると思われる公衆衛生看護の倫理教育の内容の上位は「公衆衛生看護実践者としての職業倫理」、「健康と基本的人権」、「個人情報とその保護」、「公衆衛生看護における倫理」、「公衆衛生看護における倫理的自己決定」であった。結論 公衆衛生看護倫理教育はその必要性は高く認識されているものの、実施率は低かった。モデルカリキュラム、教材、教授できる教員が不足していること、教授が必要とされる公衆衛生看護の倫理の教育内容が体系化されていない現状が明らかになった。公衆衛生看護倫理の定義の合意形成と、モデルカリキュラムと教育方法、教材の開発、教員の養成が急務であると考えられた。(著者抄録)
  • 三森 寧子
    聖路加看護学会誌 21(1-2) 12-19 2018年1月  
    目的:本研究の目的は、初任期養護教諭が成長する経験とその要因について明らかにすることである。方法:経験4〜6年目の現職養護教諭6人を対象に、2014年8月〜2015年3月に半構成的インタビューを行った。内容は、初任から現在までを振り返って、自身が養護教諭として成長したと感じた出来事、エピソードについて自由に語ってもらった。結果:6人の養護教諭が語った質的データを分析した結果、初任期養護教諭が成長する経験は7カテゴリーとそれらに基づく5つのコアカテゴリーが生成され、さらに成長する経験に関連する6要因を抽出した。初任期養護教諭は、新人養護教諭として【何をすればよいのかわからない漠然とした不安】を抱いているが、日々の実践において、専門職としての力量形成、児童生徒への適切な理解と対応といった能力的成長とともに、学校組織における関係性構築、仕事に対する理解とやりがい、養護教諭としてのアイデンティティーの獲得という精神的成長につながる経験をしていた。また、その経験をもたらす要因は、【経験を積み重ねること】【内省すること】といった個人要因と【他の養護教諭の存在】【異動などによる役割の変化】【理解がある管理職や教職員の存在】【連携・連絡体制が良好な学校組織】といった環境要因がかかわっていた。考察:養護教諭として成長していくためには、実践を重ねながら内省し、学び続けること、学校という組織の一員として関係性を構築するための努力をするという姿勢が求められる一方で、養護教諭同士のつながりや校内組織における学校保健活動と養護教諭の職務への理解といった組織のあり方の課題も示唆された。(著者抄録)
  • 齋藤 千景, 齊藤 理砂子, 鹿野 裕美, 中下 富子, 西岡 かおり, 三森 寧子, 矢野 潔子, 竹鼻 ゆかり, 朝倉 隆司, 池添 志乃, 岡田 加奈子, 鎌塚 優子, 上村 弘子, 河田 史宝, 小林 央美
    学校保健研究 60(4) 233-241 2018年  
    <p>Background: Although practical training for Yogo teacher is necessary for the curriculum at Yogo teacher training universities in Japan, the contents of the practical training for Yogo teacher vary considerably among universities. It is not clear whether the students are sufficiently learned, whether they are satisfied with practical training and what factors affecting goal achievement level and student satisfaction level.</p><p>Objectives: This study was designed to assess factors affecting student's goal achievement level and satisfaction level of practical training.</p><p>Methods: A questionnaire survey was administered to 316 students who had experienced practical training for student Yogo teacher from April to December in 2014. The questionnaire asked about the frequency of practice and activity of the practical training, learning at practice, goal achievement level, and satisfaction level with practice. Analysis objects were 285 (95.6%) students.</p><p>Using exploratory factor analysis, we constructed summative scales to assess activity of the practical training, their learning of practice and goal achievement level. Generalized linear models were produced using a score for goal achievement level and a score for satisfaction level with practice as an objective variable, with the type of training course, training method, frequency of practice, a score for practice situations that concern students, and a score for learning of the practice as explanatory variables.</p><p>Results: Factor analysis of goal achievement level extracted two factors: "understanding of the Yogo teachers' job" and "building the value." Factors influencing "understanding of the Yogo teachers' job" were "a good relationship with the Yogo teacher at the school leading training" (b=0.31, p<0.01), "understanding of the children" (b=0.20, p<0.05) and "understanding of the Yogo teachers' role" (b=0.47, p<0.001). Factors influencing "building the value" were "practice experience" (b=0.12, p<0.01), "highly motivated attitude" (b=0.23, p<0.05), "intention to be Yogo teacher" (b=0.18, p<0.001), "understanding of the Yogo teachers' role" (b=0.31, p<0.001), and students of nursing (b=-0.83, p<0.01). Factors influencing satisfaction level with practice were "a good relationship with the Yogo teacher at the school leading training" (b=0.15, p<0.001), and the "intention to be Yogo teacher"(b=0.08, p<0.01)</p><p>Conclusion: Results show that almost all students were satisfied with their practical training for student Yogo teacher. And understood the Yogo teachers'job. However, "building the value" differed among the type of training course, students of nursing scores were low. Every Yogo teacher training university must recognize a goal achievement and raise"building the value."Further efforts must be undertaken to build a training support system.</p>
  • 高橋 和子, 大森 純子, 田口 敦子, 齋藤 美華, 酒井 太一, 三森 寧子
    日本公衆衛生看護学会誌 7(2) 80-90 2018年  
    <p>目的:今後の保健事業での活用に向けて,向老期世代の"地域への愛着"と健康関連QOLとその他の要因との関連性を明らかにする.</p><p>方法:首都圏近郊のA県B市に在住する50~69歳の住民1,000人を対象に,郵送法による自記式質問紙調査を行った.調査内容は,"地域への愛着"の他,属性や地域との関わり・交流等を把握した.分析方法は,各変数と"地域への愛着"尺度の合計点および4つの下位尺度得点との関連性を検討した.</p><p>結果:"地域への愛着"は,性別,居住形態,居住年数,地域住民との付き合いの程度,地域のサークル等での趣味活動の経験,望ましい地域住民との付き合いの程度,地域の活動への参加意向,ソーシャル・サポート,健康関連QOLとの関連があり,下位尺度では異なる関連性も認められた.</p><p>考察:住民同士の交流を図り,下位尺度に関する地域への愛着を育むことで他の関連要因と相乗的に作用し,向老期の健康維持に寄与する可能性が示唆された.</p>
  • 金澤 良, 三森 寧子, 村田 祐樹
    学校保健研究 59(Suppl.) 204-204 2017年11月  
  • 川崎 千恵, 北宮 千秋, 吉田 浩二, 大森 純子, 小西 恵美子, 菊地 透, 折田 真紀子, 小野 若菜子, 三森 寧子, 小林 真朝, 永井 智子, 遠藤 直子, 江川 優子, 荒木田 美香子, 麻原 きよみ
    日本放射線看護学会学術集会講演集 6回 117-117 2017年8月  
  • 三森 寧子, 竹鼻 ゆかり, 矢野 潔子, 西岡 かおり, 朝倉 隆司, 池添 志乃, 岡田 加奈子, 鎌塚 優子, 上村 弘子, 河田 史宝, 小林 央美, 齋藤 千景, 齊藤 理砂子, 鹿野 裕美, 中下 富子
    学校保健研究 = Japanese journal of school health 59(1) 40-47 2017年4月  
  • 永井 智子, 小西 恵美子, 小林 真朝, 梅田 麻希, 小野 若菜子, 三森 寧子, 麻原 きよみ
    日本放射線看護学会誌 5(1) 39-46 2017年3月  
    2011年の福島第一原子力発電所事故で、保健師基礎教育において放射線教育を行うことの重要性を痛感し、2014年度より、学部4年次の公衆衛生看護専門科目の中に「放射線防護」の授業を組み込んでいる。本稿では、2015年度の「放射線防護」の授業概要と、授業終了時に学生が提出したアンケートの回答結果を記述する。また、学生が得た学びを明らかにするとともに、保健師基礎教育において放射線教育を実施するうえでの示唆を得る。63名の学生全員がこの授業を受け、そのうちの58名が、アンケート回答内容の分析を承諾した。自由記載の回答から、学生は、放射線に関する自身の無知に気づき、放射線の性質を理解し、福島第一原子力発電所事故で生じた課題とそれに対する支援のあり方を考察し、放射線への学習意欲を高めていることがわかった。選択式質問では、授業の楽しさ、内容への興味・関心、授業内容の理解、および放射線への学習意欲に関する全項目で、97%以上の学生が「そう思う」または「ややそう思う」と回答した。保健師基礎教育で放射線教育を行うことは、学生の放射線への向き合い方に影響を与え、既存の科目に組み込む方法でも大きな教育効果が得られることが示唆された。(著者抄録)
  • 三森 寧子, 鶴若 麻理, 岩辺 京子
    聖路加国際大学紀要 = Bulletin of St. Luke's International University 3 1-10 2017年3月  
  • 三森 寧子, 岩辺 京子
    聖路加国際大学紀要 3 68-72 2017年3月  
  • 酒井 太一, 大森 純子, 高橋 和子, 三森 寧子, 小林 真朝, 小野 若菜子, 宮崎 紀枝, 安齋 ひとみ, 齋藤 美華
    日本公衆衛生雑誌 64(4) 226-226 2017年  
    &lt;p&gt;第63巻第11号(2016年11月15日発行)668頁の表2の表頭項目名において,一部誤りがありました。 お詫びとともにPDFのとおり訂正いたします。&lt;/p&gt;
  • 大森 純子, 田口 敦子, 三森 寧子, 小林 真朝, 小野 若菜子, 戸田 亜紀子, 矢野 しのぶ, 三笠 幸恵, 地域への愛着研究会
    保健師ジャーナル 73(1) 62-67 2017年1月  
  • 酒井 太一, 大森 純子, 高橋 和子, 三森 寧子, 小林 真朝, 小野 若菜子, 宮崎 紀枝, 安齋 ひとみ, 齋藤 美華
    日本公衆衛生雑誌 63(11) 664-674 2016年11月  
    目的 向老期世代における新たな社会関係の醸成と保健事業での活用を目指し、"地域への愛着"を測定するための尺度を開発することを目的とした。方法 "地域への愛着"の概念を明らかにした先行研究に基づき合計30項目を"地域への愛着"の尺度案とした。対象は東京近郊に位置するA県B市の住民とし住民基本台帳データより、50〜69歳の地域住民から居住エリア・年代・男女比に基づき1,000人を多段階無作為抽出し、無記名自記式質問用紙を郵送にて配布・回収した。収集されたデータを用いて尺度の計量心理学的検討を行った。結果 583人から有効回答が得られた(有効回答率58.3%)。項目分析では項目の削除はなかった。次いで因子分析を行い、因子負荷量が0.40未満の2項目、複数の因子にまたがって0.40以上であった3項目、因子間相関が0.04〜0.16と低くかつ項目数が2項目と少なかった因子に含まれる2項目の計7項目を削除し4因子構造23項目を採用し尺度項目とした。各因子は"生きるための活力の源"、"人とのつながりを大切にする思い"、"自分らしくいられるところ"、"住民であることの誇り"と命名した。"地域への愛着"尺度全体のCronbachのα係数はα=0.95であり内的整合性が確認された。既存のソーシャル・サポートを測定する尺度と相関をみたところ統計学的に有意な相関があり(P<0.001)基準関連妥当性も確認された。また、共分散構造分析による適合度指標も十分な値を示した。結論 開発した尺度は"地域への愛着"を測定する尺度として信頼性・妥当性を有すると考えられた。(著者抄録)
  • 永井 智子, 小西 恵美子, 小林 真朝, 梅田 麻希, 小野 若菜子, 三森 寧子, 麻原 きよみ
    日本放射線看護学会学術集会講演集 5回 85-85 2016年7月  
  • 齋藤 千景, 竹鼻 ゆかり, 朝倉 隆司, 池添 志乃, 岡田 加奈子, 鎌塚 優子, 上村 弘子, 河田 史宝, 小林 央美, 齊藤 理砂子, 鹿野 裕美, 中下 富子, 西岡 かおり, 三森 寧子, 矢野 潔子
    学校保健研究 58(2) 75-83 2016年6月  
  • 池口 佳子, 佐居 由美, 長松 康子, 千吉良 綾子, 小林 京子, 飯田 真理子, 大橋 明子, 永井 智子, 高橋 奈津子, 三森 寧子, 三浦 友理子, 吉田 千文, 松谷 美和子, 聖路加国際大学カリキュラム2015実習レベル目標検討WGメンバー
    聖路加国際大学紀要 2 47-52 2016年3月  
  • 松谷 美和子, 大久保 暢子, 飯田 眞理子, 五十嵐 ゆかり, 井上 麻未, 宇都宮 明美, 大橋 久美子, 小野 若菜子, 梶井 文子, 加藤木 真史, 木戸 芳史, 倉岡 有美子, 佐居 由美, 千吉良 綾子, 鶴若 麻理, 長松 康子, 眞鍋 裕紀子, 三森 寧子, 山田 雅子, 高橋 昌子, 聖路加国際大学看護学部カリキュラム2015委員会
    聖路加国際大学紀要 2 88-93 2016年3月  
  • 麻原 きよみ, 三森 寧子, 八尋 道子, 小西 恵美子, 百瀬 由美子, 小野 美喜, 安藤 広子
    日本看護科学会誌 = Journal of Japan Academy of Nursing Science 36 80-84 2016年  
    目的:アメリカ合衆国の看護研究の特徴と研究倫理審査体制に関する情報より,わが国の看護研究の倫理審査体制のあり方を考察する.方法:アメリカ合衆国の看護研究の特徴に関する文献検討と看護学部のある総合大学の研究者からの研究倫理審査体制に関する情報収集.結果:(1)看護研究は,研究と質向上,根拠に基づく実践,プログラム評価に分類.(2)審査は,審査免除,迅速審査,通常審査の3種類.(3)通常審査はIRBで審査し,迅速審査は小規模な審査委員会で審査することや,審査の振り分けや研究者が相談できる人材の設置等,整備された研究倫理審査体制.(4)質向上,根拠に基づく実践,プログラム評価という看護研究の多くは,迅速審査の対象.考察:看護研究の特徴を踏まえて,看護研究の方法,対象及び内容に応じて審査を分類し行うことの必要性とスムーズな審査のための組織的な審査体制の整備と人材育成の重要性が示唆された.(著者抄録)
  • 麻原 きよみ, 三森 寧子, 八尋 道子, 小西 恵美子, 百瀬 由美子, 小野 美喜, 安藤 広子
    日本看護科学会誌 36 80-84 2016年  
    &lt;p&gt;&lt;b&gt;目的:&lt;/b&gt;アメリカ合衆国の看護研究の特徴と研究倫理審査体制に関する情報より,わが国の看護研究の倫理審査体制のあり方を考察する.&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;方法:&lt;/b&gt;アメリカ合衆国の看護研究の特徴に関する文献検討と看護学部のある総合大学の研究者からの研究倫理審査体制に関する情報収集.&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;結果:&lt;/b&gt;①看護研究は,研究と質向上,根拠に基づく実践,プログラム評価に分類.②審査は,審査免除,迅速審査,通常審査の3種類.③通常審査はIRBで審査し,迅速審査は小規模な審査委員会で審査することや,審査の振り分けや研究者が相談できる人材の設置等,整備された研究倫理審査体制.④質向上,根拠に基づく実践,プログラム評価という看護研究の多くは,迅速審査の対象.&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;考察:&lt;/b&gt;看護研究の特徴を踏まえて,看護研究の方法,対象及び内容に応じて審査を分類し行うことの必要性とスムーズな審査のための組織的な審査体制の整備と人材育成の重要性が示唆された.&lt;/p&gt;
  • 三森 寧子
    聖路加看護学会学術大会講演集 20回 45-45 2015年9月  
  • 小西 恵美子, 永井 智子, 小林 真朝, 三森 寧子, 小野 若菜子, 麻原 きよみ
    日本放射線看護学会学術集会講演集 4回 64-64 2015年8月  

書籍等出版物

 1

担当経験のある科目(授業)

 38

共同研究・競争的資金等の研究課題

 14